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第15話
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「それでは、諸君らの無事を祈る」
パルドさんがカルムの町の門で、そう優人達に言った
「じゃあ、出発するか」
今回の特別ダンジョン攻略隊でリーダーをすることになったメラードさんがそう言って先頭を歩き始めた。
メンバーは、メラード、クーロ、レカル、ウラムさん達の冒険者チームとゴーレンさん、そして優人の全員で6人のチームとなった。
優人がゴブリンキングと遭遇した場所を通り過ぎて、さらに森の深奥に向けて歩いて行った。
道中も、ゴブリンと遭遇したがメラードさん達が一撃で屠っていった。優人は死んだゴブリンを《アイテムボックス》に収納して行った。
「そんなにゴブリンを《アイテムボックス》に入れて容量は大丈夫か」
「はい、全然大丈夫です。まだ1割も入ってないような感じです」
正確には分からないが、ダンジョン攻略の支給品や食料品などが大量に《アイテムボックス》に入っているが、全然容量が逼迫された様子がない。
「ならいいが、ダンジョンに入れば今以上にモンスターと遭遇するからな」
「着いたぞ」
メラードさんが立ち止まり、声をかけた。
優人が前を見ると、周りの森とは全く違う異質な金属でできた門がポツンと存在した。
「あのこの門って、モンスターが作ったんですか?いや門しかないですけどどうなってるんですか?」
「いや、この門はモンスターがダンジョンマスターになったら突然現れるんだ。学者先生は色々と言っているがよく分かっていない。それにダンジョンは異世界にあるんだからな。門の此処を見てみろ、Lv3って書いてあるだろ」
「本当だ。門の隅にLv3って彫り込んである」
「さて小休憩を終えたら、早速ダンジョン攻略をするぞ」
優人は《アイテムボックス》の中の食料品を全員に配り、自分も軽く食べて体を休めた。
「じゃあ、ダンジョンの中での役割を伝える」
「一列で進み、先頭は斥候のウラム、2番目は俺で敵との盾役を務める。3番目はクーロ魔法で攻撃しろ、4番目はユートでクーロの補助として魔法で攻撃しろ、5番目はゴーレンさん全体を見て補助してください。最後はレカルだ後ろも確認してくれ」
「さあダンジョンに入るぞ」
そうして門の扉を開けて、ダンジョンの中に入ると。中は大人が2人並んで歩ける幅で床から天井まで3m以上はあった。そしてダンジョンの道自体が薄く鈍く光っているが、奥まではよく見えない。
「トーチ」
斥候のウラムさんが火の魔法で道を明るくする。
「さてこのダンジョンはどの種類のモンスターかな」
道の奥から、オークがいきなり走ってきた。
「オークか、だからゴブリンキングはギリギリ生きてダンジョンを出てきたんだな。クーロ頼む」
そしてクーロさんに指示し、クーロさんの魔法でオークは一撃で死んだ。
「Lv3でも出来たばかりで、あまりオークの上位種は少なそうだな。これならユートでも倒せるかもな、やるか?」
優人は経験値を稼ぐために、メラードの問いに頷いた
「ウインドボール」
「ウインドカッター」
「ウインドランス」
「ウインドブレード」
「ウインドハンマー」
優人は、簡易風魔法全集で覚えたばかりの魔法を使ってオークをドンドン倒していった。
「プギュワーッ」
ーオークー
レベル:10
生命力:320
魔力:33
攻撃力:50
防御力:58
速力:24
魔法適応力:4
と《詳細鑑定》で見てみるとゴブリンよりも強いが、ゴブリンキング達を一度見てみるとしょぼすぎる。
しかし、ゴブリンよりも経験値が多く、優人はドンドンレベルが上がっていった。
そして一行はダンジョンの奥にドンドン進んでいって、地下に降りる階段を降りてまた進みとハイペースで進み、地下5階にまで来て少し大きな空間があったので、一度休憩を取ることにした。
「いやー、ユートの魔法は凄いな」
「確かに、まだ魔力の使い方や、魔法の使い方に雑な部分などがあるがそれでも十分に凄い。普通はそんなに魔法を使っていれば魔力切れになるのにな」
メラードさんとクーロさんが優人を褒めてくれる。
「いやー、この杖のおかげですよ。それに皆さんが周りにいるので安心して魔法を使えるんですよ」
休憩を終えてまたダンジョンを進み始めると、オークの上位種が少しずつ現れ始めて、また遭遇する割合も増えていった。
オークソルジャー、オークナイト、オークウィッチ、オークソーサラー、オークモンク、オークファイター
オークアーチャー、オークスナイパーなどなど
普通のオークが武器を持って使いこなして上位種になっていくようだった。
「けど遭遇数が少ないかなって思うんですけど」
優人は、森でのゴブリンの遭遇よりもダンジョンでのオークとの遭遇は多いと思ったが、想像よりも少ないように感じた。
「いや、こんなもんだダンジョンでの遭遇数はな」
そんなことを言いながら、ダンジョンを進み優人はLv3のダンジョンってこんなものかと思っていたが、地下9階に降りる階段を歩いていると
「どうやら、此処から先がダンジョンマスターの支配圏らしい」
ウラムさんがそう言って立ち止まった。
「よし気を引き締めろ、ユートは一旦休憩だ」
「はい」
そう言って、地下9階に着くと、目の前にオークが4体待ち構えていた。
「プギュルルリュ」
一体のオークが大剣を抜き放ち突進してきた。
「来たぞ」
そう言って、メラードさんが前に出ながら剣を抜き放ち、オークと剣をぶつけ合った。
ガキィーンと剣と剣がぶつかり、一瞬膠着しメラードさんが剣を振り抜くとオークの体は真っ二つになった
しかしメラードさんに魔法や矢が飛んできたが、クーロさんが魔法をぶつけて、弾いた。
先ほどと動きが違うオーク達に優人は驚いた。
優人は殺されたオークに《詳細鑑定》をかけると
ーオークヘビーナイトー
Lv:36
死亡
先ほどまでいた地下8階でも見たLvの最大は21だったのに、一気に15も上がった。
「やっぱり、強さが跳ね上がったな」
まだ若干の余裕を見せながらメラードさんがそう言った。
「ダンジョンマスターは近い、さっさと攻略するぞ」
パルドさんがカルムの町の門で、そう優人達に言った
「じゃあ、出発するか」
今回の特別ダンジョン攻略隊でリーダーをすることになったメラードさんがそう言って先頭を歩き始めた。
メンバーは、メラード、クーロ、レカル、ウラムさん達の冒険者チームとゴーレンさん、そして優人の全員で6人のチームとなった。
優人がゴブリンキングと遭遇した場所を通り過ぎて、さらに森の深奥に向けて歩いて行った。
道中も、ゴブリンと遭遇したがメラードさん達が一撃で屠っていった。優人は死んだゴブリンを《アイテムボックス》に収納して行った。
「そんなにゴブリンを《アイテムボックス》に入れて容量は大丈夫か」
「はい、全然大丈夫です。まだ1割も入ってないような感じです」
正確には分からないが、ダンジョン攻略の支給品や食料品などが大量に《アイテムボックス》に入っているが、全然容量が逼迫された様子がない。
「ならいいが、ダンジョンに入れば今以上にモンスターと遭遇するからな」
「着いたぞ」
メラードさんが立ち止まり、声をかけた。
優人が前を見ると、周りの森とは全く違う異質な金属でできた門がポツンと存在した。
「あのこの門って、モンスターが作ったんですか?いや門しかないですけどどうなってるんですか?」
「いや、この門はモンスターがダンジョンマスターになったら突然現れるんだ。学者先生は色々と言っているがよく分かっていない。それにダンジョンは異世界にあるんだからな。門の此処を見てみろ、Lv3って書いてあるだろ」
「本当だ。門の隅にLv3って彫り込んである」
「さて小休憩を終えたら、早速ダンジョン攻略をするぞ」
優人は《アイテムボックス》の中の食料品を全員に配り、自分も軽く食べて体を休めた。
「じゃあ、ダンジョンの中での役割を伝える」
「一列で進み、先頭は斥候のウラム、2番目は俺で敵との盾役を務める。3番目はクーロ魔法で攻撃しろ、4番目はユートでクーロの補助として魔法で攻撃しろ、5番目はゴーレンさん全体を見て補助してください。最後はレカルだ後ろも確認してくれ」
「さあダンジョンに入るぞ」
そうして門の扉を開けて、ダンジョンの中に入ると。中は大人が2人並んで歩ける幅で床から天井まで3m以上はあった。そしてダンジョンの道自体が薄く鈍く光っているが、奥まではよく見えない。
「トーチ」
斥候のウラムさんが火の魔法で道を明るくする。
「さてこのダンジョンはどの種類のモンスターかな」
道の奥から、オークがいきなり走ってきた。
「オークか、だからゴブリンキングはギリギリ生きてダンジョンを出てきたんだな。クーロ頼む」
そしてクーロさんに指示し、クーロさんの魔法でオークは一撃で死んだ。
「Lv3でも出来たばかりで、あまりオークの上位種は少なそうだな。これならユートでも倒せるかもな、やるか?」
優人は経験値を稼ぐために、メラードの問いに頷いた
「ウインドボール」
「ウインドカッター」
「ウインドランス」
「ウインドブレード」
「ウインドハンマー」
優人は、簡易風魔法全集で覚えたばかりの魔法を使ってオークをドンドン倒していった。
「プギュワーッ」
ーオークー
レベル:10
生命力:320
魔力:33
攻撃力:50
防御力:58
速力:24
魔法適応力:4
と《詳細鑑定》で見てみるとゴブリンよりも強いが、ゴブリンキング達を一度見てみるとしょぼすぎる。
しかし、ゴブリンよりも経験値が多く、優人はドンドンレベルが上がっていった。
そして一行はダンジョンの奥にドンドン進んでいって、地下に降りる階段を降りてまた進みとハイペースで進み、地下5階にまで来て少し大きな空間があったので、一度休憩を取ることにした。
「いやー、ユートの魔法は凄いな」
「確かに、まだ魔力の使い方や、魔法の使い方に雑な部分などがあるがそれでも十分に凄い。普通はそんなに魔法を使っていれば魔力切れになるのにな」
メラードさんとクーロさんが優人を褒めてくれる。
「いやー、この杖のおかげですよ。それに皆さんが周りにいるので安心して魔法を使えるんですよ」
休憩を終えてまたダンジョンを進み始めると、オークの上位種が少しずつ現れ始めて、また遭遇する割合も増えていった。
オークソルジャー、オークナイト、オークウィッチ、オークソーサラー、オークモンク、オークファイター
オークアーチャー、オークスナイパーなどなど
普通のオークが武器を持って使いこなして上位種になっていくようだった。
「けど遭遇数が少ないかなって思うんですけど」
優人は、森でのゴブリンの遭遇よりもダンジョンでのオークとの遭遇は多いと思ったが、想像よりも少ないように感じた。
「いや、こんなもんだダンジョンでの遭遇数はな」
そんなことを言いながら、ダンジョンを進み優人はLv3のダンジョンってこんなものかと思っていたが、地下9階に降りる階段を歩いていると
「どうやら、此処から先がダンジョンマスターの支配圏らしい」
ウラムさんがそう言って立ち止まった。
「よし気を引き締めろ、ユートは一旦休憩だ」
「はい」
そう言って、地下9階に着くと、目の前にオークが4体待ち構えていた。
「プギュルルリュ」
一体のオークが大剣を抜き放ち突進してきた。
「来たぞ」
そう言って、メラードさんが前に出ながら剣を抜き放ち、オークと剣をぶつけ合った。
ガキィーンと剣と剣がぶつかり、一瞬膠着しメラードさんが剣を振り抜くとオークの体は真っ二つになった
しかしメラードさんに魔法や矢が飛んできたが、クーロさんが魔法をぶつけて、弾いた。
先ほどと動きが違うオーク達に優人は驚いた。
優人は殺されたオークに《詳細鑑定》をかけると
ーオークヘビーナイトー
Lv:36
死亡
先ほどまでいた地下8階でも見たLvの最大は21だったのに、一気に15も上がった。
「やっぱり、強さが跳ね上がったな」
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「ダンジョンマスターは近い、さっさと攻略するぞ」
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