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フェアリー姉妹 またも逆転勝利
そして、ギャンディスは意外な行動に出た。女戦士の戒めを解いて解放したのだ。
「えっ!」
レッドは困惑したが、女王は更に驚くべき行動に出た。
なんとギャンディスは、フェアリーレッドの身体をいきなり抱きしめると唇を重ねてきたのだった。不意を突かれた女戦士は唇を許してしまう。
「ううっ!」
とても甘美な味だった。先ほどの少年たちのレイプまがいのキスとは全く違ったのだ。 女王の舌が口の中に侵入してくる。さしたる抵抗もなしに許してしまった。
(ああ……い、いいわ……)
おのれの舌と、ギャンディスの舌が絡み合った。そして、そのまま身を委ねそうになった刹那、ハッと自分を取り戻す。
(ダ、ダメよ!)
「い、いやっ!」
女王の身体を突き放した。
「フッ」
ギャンディスはニヤリとした。
「フェアリーレッド、お前のことが気に入ったよ。わたしの組織に来い。私の副司令官として処遇してやる」
予想もしない女王の申し出だった。
「デビルクライムに入るなんて御免です。お断りするわ」
レッドはすぐ拒絶した。
「そうか残念だな。それなら死んでもらうしかないな」
二人は対峙した。 だが、新たな来客が二人の間に飛び込んできたのだ。
「正義の美少女フェアリーホワイト参上! フェアリーレッド、助けにきたわよ!」
レッドの真知子の妹・さやかが変身する若い女戦士フェアリーホワイトだった。
「女王ギャンディス、わたしが相手よ!」
自信たっぷりにギャンディスに挑戦状を叩きつけた。だが女王は若手のフェアリーホワイトなど眼中にはない。
「フッ、邪魔が入ったな。また合おう!」
マントを翻すと、女王はスーッと姿を消したのだった。
「逃げるなんて、卑怯よ!」
さやかは、姉の方を振り向いた。
「お姉様、大丈夫? 帰りが遅いものだから心配になって」
だが、勝気なフェアリーレッドは
「あなたの助けなんかまだ要りませんよ。わたくしだけで、ギャンディスを倒してたのに」
少年たちから辱めを受けていたこと、今ノーパン状態にされていることは、妹には秘密である。
「もう~、せっかく助けに来たのに~」
見せ場を作れなかったホワイトはふくれっ面だ。
「でも、ありがとう」
姉は、妹に礼を述べた。
「そうだ、この子達は?」
ホワイトは倒れている少年たちに注意を向けた。
「首の機械を外してあげて」
レッドは、俊太たちの操縦装置を外した。四人は目を覚ます。
「う、うーん、ここは? あっ!フェアリーレッドだ! 僕たちはなんでこんなところに?」
どうやら、操られていた間の記憶はなくなっている様である。フェアリーレッドは心の底からホッとした。
「あなたたち、デビルクライムにさらわれたのよ」
と誤魔化しておく。
(あれ、変ね、どうしてお姉様とさらわれた子供たちが一緒にいるの?)
とホワイトは訝ったが、姉は彼女の疑念が膨らまないうちに
「さあ、子供たちを連れて帰りましょう」
と促した。
「わーい、フェアリーレッドとフェアリーホワイトに連れて行ってもらえるんだ」
と喜ぶ少年たち。 その明るい笑顔が真知子には救いだった。
(絶対、負けられないわ)
こんな少年たちをも利用する卑劣なデビルクライムへの闘志を改めて燃やしたのだった。
「えっ!」
レッドは困惑したが、女王は更に驚くべき行動に出た。
なんとギャンディスは、フェアリーレッドの身体をいきなり抱きしめると唇を重ねてきたのだった。不意を突かれた女戦士は唇を許してしまう。
「ううっ!」
とても甘美な味だった。先ほどの少年たちのレイプまがいのキスとは全く違ったのだ。 女王の舌が口の中に侵入してくる。さしたる抵抗もなしに許してしまった。
(ああ……い、いいわ……)
おのれの舌と、ギャンディスの舌が絡み合った。そして、そのまま身を委ねそうになった刹那、ハッと自分を取り戻す。
(ダ、ダメよ!)
「い、いやっ!」
女王の身体を突き放した。
「フッ」
ギャンディスはニヤリとした。
「フェアリーレッド、お前のことが気に入ったよ。わたしの組織に来い。私の副司令官として処遇してやる」
予想もしない女王の申し出だった。
「デビルクライムに入るなんて御免です。お断りするわ」
レッドはすぐ拒絶した。
「そうか残念だな。それなら死んでもらうしかないな」
二人は対峙した。 だが、新たな来客が二人の間に飛び込んできたのだ。
「正義の美少女フェアリーホワイト参上! フェアリーレッド、助けにきたわよ!」
レッドの真知子の妹・さやかが変身する若い女戦士フェアリーホワイトだった。
「女王ギャンディス、わたしが相手よ!」
自信たっぷりにギャンディスに挑戦状を叩きつけた。だが女王は若手のフェアリーホワイトなど眼中にはない。
「フッ、邪魔が入ったな。また合おう!」
マントを翻すと、女王はスーッと姿を消したのだった。
「逃げるなんて、卑怯よ!」
さやかは、姉の方を振り向いた。
「お姉様、大丈夫? 帰りが遅いものだから心配になって」
だが、勝気なフェアリーレッドは
「あなたの助けなんかまだ要りませんよ。わたくしだけで、ギャンディスを倒してたのに」
少年たちから辱めを受けていたこと、今ノーパン状態にされていることは、妹には秘密である。
「もう~、せっかく助けに来たのに~」
見せ場を作れなかったホワイトはふくれっ面だ。
「でも、ありがとう」
姉は、妹に礼を述べた。
「そうだ、この子達は?」
ホワイトは倒れている少年たちに注意を向けた。
「首の機械を外してあげて」
レッドは、俊太たちの操縦装置を外した。四人は目を覚ます。
「う、うーん、ここは? あっ!フェアリーレッドだ! 僕たちはなんでこんなところに?」
どうやら、操られていた間の記憶はなくなっている様である。フェアリーレッドは心の底からホッとした。
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と誤魔化しておく。
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「さあ、子供たちを連れて帰りましょう」
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(絶対、負けられないわ)
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