15 / 50
何もない日に訪れた再会
3.
着ていたドレスに合うようにアクセサリーを着けてから
市内で行きたい例の店の場所への地図で説明する。
ロロナが把握した後馬子に頼んで市内へと出発した。
市内へと着いた後、馬子には待機してもらい
リリアーナが最初に行きたい場所へ地図に書いてある方向を目指して行く。その場所へ向かっている間、リリアーナは気づいてないがロロナは時より妙な表情をリリアーナに向けていた。
その時のロロナの心情はこうだった。
(本当にあのお店へ行くの?)
着いた先は、人が余りいない場所。
2人の目の前には廃洋館を連想させるような建物が
建っている。
此処こそがリリアーナが行きたいと思っていた場所である魔法書や魔道具などが売っている例の店だった。
リリアーナの住む王国は古くから魔道士がいたという伝承があり、今もなお数は少ないが
魔道士はどこかで暮らしている。
イリアスや、目の前にある店の店主のように。
そしてここの店の店主は、秀才な魔道士で
今は使っていた魔導書や魔法道具の他に
魔法石などを売る商売をしているとのこと。
リリアーナはそれに目をつけた。
魔法道具や魔法石もいいが、特に魔導書に目をつけた。
時を戻す魔法に関する魔導書がもしかしたらあるかもしれないと思ったからだ。
息抜きというのにこの場所に連れてきてしまいロロナには申し訳なく感じお詫びにここから出たあとは
ロロナが好むケーキ屋さんへ行こうと思う。
ケーキ屋さんへ行くまで少しだけ我慢をしてほしいと思いながらリリアーナは扉を開く。
中はダークアンティークを連想させる内装。
先にはカウンターらしき場所があり、椅子に座って静かに黒猫を優しく撫でるローブを羽織った女の人がいた。
店へリリアーナ達が入ってきたのに気づけば
「…いらっしゃい。」と静かな声で言った後、また黒猫を優しく撫でていた。
それから、リリアーナは所々のブースを見てみる。
水魔法が込められている魔法石を加工したペンダントやその他にも炎魔法や風魔法などのペンダントも置いてあり、他のブースには奇妙な色をしているが疲労効果のあるポーションが置いてあった。
(さすが、魔道士色々なものを作ったりしているのね。)
ずっと黒猫を撫でているあの女性…よほど秀才な魔道士なんだと魔法道具などを見て思い知る。
ブースを見てからは魔導書がないか視線をチラつかせる。
ふと1つの棚が目に付く。
入った時に気づかなかったが、リリアーナ以外にも客がいた。何やら、本棚の方をまじまじと見ていた。
(何かを見ているのかしら?)
本棚の方へと歩いていき
まじまじと見ている人の隣に立つ。
本棚を見てみればズラリと魔法書が沢山置いてあり
これは…!と思いながら左端から右端へと目を向ける。
そしてふと青い魔導書に目を着けて棚から取り出す。表には時計のような図画が書いてありふと魔導書のタイトルを見てみる。普通の人なら分からない文字で書いてあるのを淡々とリリアーナは読んだ。
「時空巻き戻し魔法…。」
そう読んだ後、隣にいた人がリリアーナの方を向く。
濃い赤紫色系統の髪と瞳をした1人の青年と目が合う。
目が合いふとお茶会の時を思い出す。
(お茶会で会った人…)
こんな所で出会うなんてと思っているとふと彼は
口を開いた。
「お前…、それ読めるの?」
市内で行きたい例の店の場所への地図で説明する。
ロロナが把握した後馬子に頼んで市内へと出発した。
市内へと着いた後、馬子には待機してもらい
リリアーナが最初に行きたい場所へ地図に書いてある方向を目指して行く。その場所へ向かっている間、リリアーナは気づいてないがロロナは時より妙な表情をリリアーナに向けていた。
その時のロロナの心情はこうだった。
(本当にあのお店へ行くの?)
着いた先は、人が余りいない場所。
2人の目の前には廃洋館を連想させるような建物が
建っている。
此処こそがリリアーナが行きたいと思っていた場所である魔法書や魔道具などが売っている例の店だった。
リリアーナの住む王国は古くから魔道士がいたという伝承があり、今もなお数は少ないが
魔道士はどこかで暮らしている。
イリアスや、目の前にある店の店主のように。
そしてここの店の店主は、秀才な魔道士で
今は使っていた魔導書や魔法道具の他に
魔法石などを売る商売をしているとのこと。
リリアーナはそれに目をつけた。
魔法道具や魔法石もいいが、特に魔導書に目をつけた。
時を戻す魔法に関する魔導書がもしかしたらあるかもしれないと思ったからだ。
息抜きというのにこの場所に連れてきてしまいロロナには申し訳なく感じお詫びにここから出たあとは
ロロナが好むケーキ屋さんへ行こうと思う。
ケーキ屋さんへ行くまで少しだけ我慢をしてほしいと思いながらリリアーナは扉を開く。
中はダークアンティークを連想させる内装。
先にはカウンターらしき場所があり、椅子に座って静かに黒猫を優しく撫でるローブを羽織った女の人がいた。
店へリリアーナ達が入ってきたのに気づけば
「…いらっしゃい。」と静かな声で言った後、また黒猫を優しく撫でていた。
それから、リリアーナは所々のブースを見てみる。
水魔法が込められている魔法石を加工したペンダントやその他にも炎魔法や風魔法などのペンダントも置いてあり、他のブースには奇妙な色をしているが疲労効果のあるポーションが置いてあった。
(さすが、魔道士色々なものを作ったりしているのね。)
ずっと黒猫を撫でているあの女性…よほど秀才な魔道士なんだと魔法道具などを見て思い知る。
ブースを見てからは魔導書がないか視線をチラつかせる。
ふと1つの棚が目に付く。
入った時に気づかなかったが、リリアーナ以外にも客がいた。何やら、本棚の方をまじまじと見ていた。
(何かを見ているのかしら?)
本棚の方へと歩いていき
まじまじと見ている人の隣に立つ。
本棚を見てみればズラリと魔法書が沢山置いてあり
これは…!と思いながら左端から右端へと目を向ける。
そしてふと青い魔導書に目を着けて棚から取り出す。表には時計のような図画が書いてありふと魔導書のタイトルを見てみる。普通の人なら分からない文字で書いてあるのを淡々とリリアーナは読んだ。
「時空巻き戻し魔法…。」
そう読んだ後、隣にいた人がリリアーナの方を向く。
濃い赤紫色系統の髪と瞳をした1人の青年と目が合う。
目が合いふとお茶会の時を思い出す。
(お茶会で会った人…)
こんな所で出会うなんてと思っているとふと彼は
口を開いた。
「お前…、それ読めるの?」
あなたにおすすめの小説
あなたの愛が正しいわ
来須みかん
恋愛
旧題:あなたの愛が正しいわ~夫が私の悪口を言っていたので理想の妻になってあげたのに、どうしてそんな顔をするの?~
夫と一緒に訪れた夜会で、夫が男友達に私の悪口を言っているのを聞いてしまった。そのことをきっかけに、私は夫の理想の妻になることを決める。それまで夫を心の底から愛して尽くしていたけど、それがうっとうしかったそうだ。夫に付きまとうのをやめた私は、生まれ変わったように清々しい気分になっていた。
一方、夫は妻の変化に戸惑い、誤解があったことに気がつき、自分の今までの酷い態度を謝ったが、妻は美しい笑みを浮かべてこういった。
「いいえ、間違っていたのは私のほう。あなたの愛が正しいわ」
ジェリー・ベケットは愛を信じられない
砂臥 環
恋愛
ベケット子爵家の娘ジェリーは、父が再婚してから離れに追いやられた。
母をとても愛し大切にしていた父の裏切りを知り、ジェリーは愛を信じられなくなっていた。
それを察し、まだ子供ながらに『君を守る』と誓い、『信じてほしい』と様々な努力してくれた婚約者モーガンも、学園に入ると段々とジェリーを避けらるようになっていく。
しかも、義妹マドリンが入学すると彼女と仲良くするようになってしまった。
だが、一番辛い時に支え、努力してくれる彼を信じようと決めたジェリーは、なにも言えず、なにも聞けずにいた。
学園でジェリーは優秀だったが『氷の姫君』というふたつ名を付けられる程、他人と一線を引いており、誰にも悩みは吐露できなかった。
そんな時、仕事上のパートナーを探す男子生徒、ウォーレンと親しくなる。
※世界観はゆるゆる
※ざまぁはちょっぴり
※他サイトにも掲載
裏切られ殺されたわたし。生まれ変わったわたしは今度こそ幸せになりたい。
たろ
恋愛
大好きな貴方はわたしを裏切り、そして殺されました。
次の人生では幸せになりたい。
前世を思い出したわたしには嫌悪しかない。もう貴方の愛はいらないから!!
自分が王妃だったこと。どんなに国王を愛していたか思い出すと胸が苦しくなる。でももう前世のことは忘れる。
そして元彼のことも。
現代と夢の中の前世の話が進行していきます。
春の避暑地
朝山みどり
恋愛
ミネルバの婚約者テリウスは、妹フローラと頻繁に顔を合わせるようになり、二人はミネルバの前でも親しげに会話を重ねながら距離を縮めていく。
買い物への付き添いや夜会のダンスなどをきっかけに、二人の仲は次第に深まり、周囲の若者たちも「二人はお似合いだ」と面白がりながら応援するようになる。
その関係は、まるでミネルバの存在を忘れているかのようだった。
やがて両家が集まる席で、テリウスはミネルバとの婚約を解消し、フローラと婚約したいと告げる。
こうして、ミネルバを置き去りにしたまま、テリウスとフローラの関係は周囲の後押しの中で進んでいくのだった。
婚約を失ったミネルバは、家の跡取りの立場も妹に譲ることになり、父の姉ガーベラのいるフォード元伯爵家へ送られる。そこでは理由を詮索されることもなく、ただ静かに休むように受け入れられる。
穏やかな生活の中でミネルバは、自分が思っていた以上に疲れていたことに気づく。伯母に「そのドレスはとても似合う」と言われたことをきっかけに、これまで母や妹の影に隠れていた自分の人生を少しずつ取り戻し始める。
やがて伯母に連れられてローハン元侯爵夫人の茶会に参加すると、ミネルバの美しい筆跡が評価され、令嬢マーガレットに字を教えてほしいと頼まれる。
最初は通いで教えるだけだったが、ローハン夫人は娘が気に入っていることから、住み込みの家庭教師として迎えたいと申し出る。
ミネルバは迷いながらも、過去に縛られない新しい人生を選ぶ決意をする。
この世界は貴族制度が廃止されたばかりです。力のある平民が台頭してきています。 ほかのサイトにも投稿しています。
愛する人と結婚するだけが愛じゃない
ぜらちん黒糖
恋愛
オリビアはジェームズとこのまま結婚するだろうと思っていた。
ある日、可愛がっていた後輩のマリアから「先輩と別れて下さい」とオリビアは言われた。
ジェームズに確かめようと部屋に行くと、そこにはジェームズとマリアがベッドで抱き合っていた。
ショックのあまり部屋を飛び出したオリビアだったが、気がつくと走る馬車の前を歩いていた。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi(がっち)
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
全てがどうでもよくなった私は理想郷へ旅立つ
霜月満月
恋愛
「ああ、やっぱりあなたはまたそうして私を責めるのね‥‥」
ジュリア・タリアヴィーニは公爵令嬢。そして、婚約者は自国の王太子。
でも私が殿下と結婚することはない。だってあなたは他の人を選んだのだもの。『前』と変わらず━━
これはとある能力を持つ一族に産まれた令嬢と自身に掛けられた封印に縛られる王太子の遠回りな物語。
※なろう様で投稿済みの作品です。
※画像はジュリアの婚約披露の時のイメージです。
偽りの恩人と失われた絆 〜凍てついた心を溶かす献身の雫〜
余白に蒼
恋愛
若き侯爵アリスティアと妻セラフィナは、誰もが羨む仲睦まじい夫婦だった。
しかし、北部の視察へ向かったアリスティアが事故に遭い、行方不明となってから運命は暗転する。
不安と孤独の中セラフィナは彼の無事を信じ続けて領地を切り盛りするが、ようやく帰還した夫は記憶を失い、見知らぬ平民の娘ニーナを「命の恩人」として伴っていた。
絶望的な状況下でも献身的に夫を想う愛と再生の物語。