国の王子である俺の弟が将来魔王になって世界を滅ぼし俺を殺すのを全力で阻止した結果

しげふく

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子供の頃から好きだった子に大人になって再開して思い切って告白してみた結果―ベリル&カノンの初夜―前編

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注意:この物語は別サイト・カクヨムで連載している『国の王子である俺の弟が将来魔王になって世界を滅ぼし俺を殺すのを全力で阻止した結果』のスピンオフとなっております。

本編↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054934405045




◇◇◇◇◇◇◇


はいと返事をしたあと、僕はベリルの腕の中で号泣した。

落ち着いた頃にベリルに手を引かれながら僕の部屋へと向かった。
クレオが僕のために準備してくれた部屋だ。さすが王子だ。

ベリルは僕をそっと椅子に座らせてくれた。

「じゃあ自分は部屋に戻る。おやすみ。」

ニコリと笑いドアへと向かうベリルの後ろ姿を見て、無性にベリルが欲しくなった。

「あっ…待って…っ」

ベリルの服の裾を少しだけ摘む。
立ち止まりはしてくれたが、全然こちらを向いてくれる気配がない。

「あっ…あの、ベリル。僕…君と…」

モジモジとしてしまいなかなか言葉に出せない。

「君と、えっ…えっ…むぐっ!」

言いかけたとき、ベリルに口を塞がれる。

「んっー!っ…ぷはっ!何するんだ!」

手をやっとの思いで退かしベリルの方を見ると、顔から耳まで真っ赤になっていた。

「ど…どうしたんだ?」

僕がベリルに触れようとすると、ずんずんと迫ってきてベッドに押し倒された。

「ぴぇ…」

僕はあまりの出来事に耐えられず顔を赤くする。

「せっかく耐えられそうだったのに…流石に付き合ったその日というのは嫌がられるだろうと思って耐えていたのに…カノン、君ってやつは」

息が少し荒い。
すると、ベリルがのしかかってきて脚に硬いものがグリッと当たる。

「あっ…あっ…」

もう興奮と羞恥心でどうにかなってしまいそうだ。

「引き留めたということは…いいんだな?カノン。」

耳元で囁かれる。

「う…うん、いいよ…」


◇◇◇◇◇◇◇


ベリルがベッドの上に上がり上着を豪快に脱ぐ。

金色の瞳が押し倒される俺の目線で見ると、逆光でまさに狼の雄という輝きを放っている。

鍛え上げられている筋肉がまた美しい。

そんなベリルを見つめていると、僕の服に手をかけられ脱がされる。

「貧相な体でごめん…」

なかなか筋肉のつかない自分の体が少し恥ずかしくなり腕で隠す。

「いや、華奢で可憐で美しいよ。」

ベリルの顔が近づきキスをする。深いキスだ。

口内を確かめるようにベリルの舌が入ってくる。

「ん、ふぁっ…♡」

思わず甘い声が出てしまう。
ベリルの狼系特有の長い舌が僕の舌を包み込み絡め合う。

クチュクチュと絡めるたびに口の端から唾液がこぼれ落ちる。

「ぷはっ…はぁ…ん、」

口が離れると、僕の耳を撫でられる。

「ふにゃあっ!」

「ふふっ、相変わらず耳は敏感なんだな。可愛いよ…」

耳の端から端までを指で撫でられた。
そのたびに尻尾の付け根がうずうずしてしまい、僕のおちんぽも熱くなってしまった。

「ベリル、その…口でしようか?」

ベリルは最初は驚きはしたがすぐに頼むといってズボンを脱ぎ、ベッドに座った。

ベリルのおちんぽをまじまじと見てしまう。

デ…デカい…

僕の顔の長さくらいは余裕でありそうなくらいだ。それに太くてもう血管が浮き出ている。

僕は膝をつきおちんぽを軽く掴んで口に含んだ。

案の定僕の口ではすべてを入れることができず、先端をジュボジュボと口でしごいてあげることしかできなかった。

「んっ、くあっ…ふぅ、」

ベリルは抑えてはいるが喘いでいる。

一度口を離すため、口から抜こうとしたその時。

ベリルに頭を掴まれ口の奥までおちんぽをしゃぶりつかされた。

「んぶっ、あ"ごっ…んんっー、」

「くあっ、イクッ…」

口からおちんぽが抜け顔面に白い液体がかかった。

「す、すまん!大丈夫か!?」

僕はむせはしたものの嫌な気分ではなかった。

顔についたものを指でとってみる。

「これが…ベリルのせーし…」

僕は迷わず指についたベリルのせーしをパクっと食べた。

「うわぁぁぁ!?カ、カノン!?」

あわあわと焦るベリル。
 
「ん、ちょっと苦いけど美味しい。」

僕は立ち上がりベリルに顔を近づける。

「続きをしよう、ベリル」
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