115 / 120
最終章 最終戦
その1 たったひとりの最終決戦
しおりを挟む
「さあ、泣いても笑ってもこれが最後! これ以上の試合は運営的にも出来ません! というか、変な横槍や陰謀が無くても、大会運営というのはそれだけで大変なのです! スタッフは死んでいます! 1万人の審査員用の投票アプリを1晩で作ってくれた凄腕SEさんに拍手を!」
会場から拍手が巻き起こる。
凄腕SEさんはジョバンニさんという名に違いない。
「そして! 審査員のギャラも尽き……、いや、MVP決定戦の審査員には特別ルールが適用されます!」
はい!?
「そう! MVP決定戦の審査員は、優勝と準優勝チームのメンバーです!」
ああ……、予備日を全て使った上に、延長戦で食材を予定以上に消費しちゃったんだ。
予算が……尽きたのか。
うん、全て貧乏が悪い。
「りっくーん、あたしがんばるよ~」
「陸、審査はまかせなさい! やっと高見の見物ができるわ!」
「ふん、雑煮なぞ安寿嬢の敵ではない。だが、審査を断る道理もないからな!」
「フフフ、儂は公平に審査するぞ、公平にな」
蘭子と部長、そして土御門と寿師翁が一段高い審査員席で手を振っている。
「各審査員が『ニンジャコック』『安寿』のどちらかの札を上げて決着となります!」
「おい待て! これじゃあ、採点が二分されて勝敗が着かないじゃないか!?」
「そこはぁ、大丈夫! 最後の審査員が用意されています!」
ほう、流石に身内だけで固めるような事態は避ける番組構成にするらしい。
「最後の審査員は前回MVPの山田 勇さんです!」
最後に現れたのは覆面を外した師匠だった。
「師匠じゃねーか! 完全に身内だよ!」
「ふっ、少年。拙者は大会前から審査員のオファーを受けていたのだが、まさかこうなるとは思ってもいなかったぞ!」
だが、師匠が審査員ならば、勝ちはもらったも同然だ。
蘭子と部長と師匠の3票で俺の勝ちだ!
「勇兄さん! 誓って下さい。たとえ、先輩後輩の関係であっても、審査は愛をもって公平に行うと!」
「無論! 審査は公平に行う! 私情など挟む余地など一片たりともない!」
あっ! 野生のラスボス系後輩が現れた!
これは、弟子と後輩との対決なのだ!
う、うん……公平だよな。
「そして、誓って下さい! わたしが勝ったら、わたしと結婚してくれると!」
は、はい!?
「おおーと、ここで安寿選手の大胆な告白が発生したぞー!」
会場から歓声と『おめでとー』という言葉が聞こえた。
もう安寿さんを勝たせる流れじゃねーか!
「そんな事は誓えん!」
さすが師匠!
「ああ……憎い……肉い……、この男が兄さんを惑わせた! お前さえ……オマエサエ……」
あれ? 敗北の危機の前に、命の危機を感じるのはなぜ?
「勘違いするな! 料理に最も必要なのは”愛情”! そして、愛とは躊躇わない事! 試す事にあらず! すなわち、お前が勝とうが勝たまいが、結婚してやる!」
結婚してやんよ、とばかりに師匠が言う。
あっ、殺気が消えた。
「いや、結婚してやるという言い方は失礼だな! 結婚してくれ! 拙者は……俺は、お前が好きだ! お前との子供が欲しい! アンジュぅー!!」
「にいさーん! ごめんなさい、わたし、間違ってた! 愛は試すものでも、試されるものでもない! 惜しみなく、与えるものだって、教えてくれたのはあなただった!!」
「そうだ! 愛が料理ではない、料理が愛なんだ! 愛とは心を満たす物! 料理は体を満たす物! それは唯一にて同一! さあ! 見せてみよ!! お前の愛の料理を!!」
「ええ、わたしの全てを、今! ここに!」
ふたりが見つめ合い、ふたりのふたりだけの世界を作る。
「決まったー! 結婚が決まったー!」
会場から万満の拍手が鳴り響き、おめでとー! の声で満たされる。
「ふっ、安寿嬢はガードが固いと思っていたが、やはり山田の兄貴とねんごろであったようだな」
土御門が冷静に語る。
「くっ! 愛しのバカ娘が、こんな愛しのバカ弟子と結ばれるとは! 優勝賞金は祝い金にせねばならぬのぉ!」
悔しそうな声だが、満面の笑みで寿師翁も語る。
「さあ! 安寿さんの、山田さんの、二人の門出を勝利で祝おうではありませんか!!」
中央ビジョンには安寿さんと師匠の笑顔が大アップで映され、ご丁寧に”Happy! Marriage!”の素敵なフォントとハートでデコレートされる。
おめでとー! 師匠!
「それでは! ★超絶! 悶絶! 料理バトル!★ MVP決定戦のスタートです!」
あれ? 俺って完全アウェー!?
◇◇◇◇◇
「それでは! イニシアチブを決めて頂きましょう!」
ああ、よかった。
ここは今までと変わらないんだ。
「ジャンケンでいいかな?」
俺はノリにのっている安寿さんに聞く。
「ええ! 今のわたしは、ぜんぜん負ける気がしないッ! 今のわたしなら、たとえガラスのシャワーを浴びても無傷でいられるわ!」
うわぁ、少なくともジャンケンで勝てる気がしない。
「「じゃーんけーん」」
「「ぽんっ!」」
「まけー」
「フィーバー!」
俺は負けた。
「それでは、後攻を選びます」
「では、俺は先攻だな。『料理』を選ぼう」
「やった! いや、浮かれるな……まだだ……ぐへへ」
安寿さんが、お兄ちゃんだけど結婚さえすれば関係ないよねっ、とばかりに緩んだ顔をしている。
「わたしが選ぶのは、もちろん『テーマ:愛』ですっ!」
いや、フライングしているよお前。
先攻の俺の方が先にお題を紙に書くのが正しいルールだ。
さっきから、妹のようすがちょっとおかしいんだが。
「フハハハハハ! 油断は大敵だ! 俺は『料理:親子丼』を選ぶぞ!」
そうだ、流れ的にちょっと混乱してしまったが、これは師匠の門出を祝う勝負でもあるのだ。
師匠に学んだ事を全力で活かす!
「俺の名はニンジャコック! 敬愛すべき食影師匠の一番弟子! 幾多の試練を乗り越えて、恩義を返す返す鎹となりて挑むはソドムかゴモラか! 光の国から師匠のために、ニンジャコックはナイスクック!」
この決めポーズの練習に付き合ってくれたのも師匠だ。
「最後のお題は『料理:親子丼』と『テーマ:愛』! 愛を手にしたヒロインを待ち受ける最後の試練! 彼女は、それを乗り越える事が出来るのでしょうかー!?」
会場からは安寿さんを応援する声であふれている。
「おめでとー! 先生!」
「結婚式には、よんでね~」
ああ、部長と蘭子もそっちよりですか。
もう、俺の味方なんていないのかもしれない。
「お題ヲ、受領シマシタ。調理時間ハ、1時間デス」
この中に1台、中立がいる!
◇◇◇◇◇
会場から拍手が巻き起こる。
凄腕SEさんはジョバンニさんという名に違いない。
「そして! 審査員のギャラも尽き……、いや、MVP決定戦の審査員には特別ルールが適用されます!」
はい!?
「そう! MVP決定戦の審査員は、優勝と準優勝チームのメンバーです!」
ああ……、予備日を全て使った上に、延長戦で食材を予定以上に消費しちゃったんだ。
予算が……尽きたのか。
うん、全て貧乏が悪い。
「りっくーん、あたしがんばるよ~」
「陸、審査はまかせなさい! やっと高見の見物ができるわ!」
「ふん、雑煮なぞ安寿嬢の敵ではない。だが、審査を断る道理もないからな!」
「フフフ、儂は公平に審査するぞ、公平にな」
蘭子と部長、そして土御門と寿師翁が一段高い審査員席で手を振っている。
「各審査員が『ニンジャコック』『安寿』のどちらかの札を上げて決着となります!」
「おい待て! これじゃあ、採点が二分されて勝敗が着かないじゃないか!?」
「そこはぁ、大丈夫! 最後の審査員が用意されています!」
ほう、流石に身内だけで固めるような事態は避ける番組構成にするらしい。
「最後の審査員は前回MVPの山田 勇さんです!」
最後に現れたのは覆面を外した師匠だった。
「師匠じゃねーか! 完全に身内だよ!」
「ふっ、少年。拙者は大会前から審査員のオファーを受けていたのだが、まさかこうなるとは思ってもいなかったぞ!」
だが、師匠が審査員ならば、勝ちはもらったも同然だ。
蘭子と部長と師匠の3票で俺の勝ちだ!
「勇兄さん! 誓って下さい。たとえ、先輩後輩の関係であっても、審査は愛をもって公平に行うと!」
「無論! 審査は公平に行う! 私情など挟む余地など一片たりともない!」
あっ! 野生のラスボス系後輩が現れた!
これは、弟子と後輩との対決なのだ!
う、うん……公平だよな。
「そして、誓って下さい! わたしが勝ったら、わたしと結婚してくれると!」
は、はい!?
「おおーと、ここで安寿選手の大胆な告白が発生したぞー!」
会場から歓声と『おめでとー』という言葉が聞こえた。
もう安寿さんを勝たせる流れじゃねーか!
「そんな事は誓えん!」
さすが師匠!
「ああ……憎い……肉い……、この男が兄さんを惑わせた! お前さえ……オマエサエ……」
あれ? 敗北の危機の前に、命の危機を感じるのはなぜ?
「勘違いするな! 料理に最も必要なのは”愛情”! そして、愛とは躊躇わない事! 試す事にあらず! すなわち、お前が勝とうが勝たまいが、結婚してやる!」
結婚してやんよ、とばかりに師匠が言う。
あっ、殺気が消えた。
「いや、結婚してやるという言い方は失礼だな! 結婚してくれ! 拙者は……俺は、お前が好きだ! お前との子供が欲しい! アンジュぅー!!」
「にいさーん! ごめんなさい、わたし、間違ってた! 愛は試すものでも、試されるものでもない! 惜しみなく、与えるものだって、教えてくれたのはあなただった!!」
「そうだ! 愛が料理ではない、料理が愛なんだ! 愛とは心を満たす物! 料理は体を満たす物! それは唯一にて同一! さあ! 見せてみよ!! お前の愛の料理を!!」
「ええ、わたしの全てを、今! ここに!」
ふたりが見つめ合い、ふたりのふたりだけの世界を作る。
「決まったー! 結婚が決まったー!」
会場から万満の拍手が鳴り響き、おめでとー! の声で満たされる。
「ふっ、安寿嬢はガードが固いと思っていたが、やはり山田の兄貴とねんごろであったようだな」
土御門が冷静に語る。
「くっ! 愛しのバカ娘が、こんな愛しのバカ弟子と結ばれるとは! 優勝賞金は祝い金にせねばならぬのぉ!」
悔しそうな声だが、満面の笑みで寿師翁も語る。
「さあ! 安寿さんの、山田さんの、二人の門出を勝利で祝おうではありませんか!!」
中央ビジョンには安寿さんと師匠の笑顔が大アップで映され、ご丁寧に”Happy! Marriage!”の素敵なフォントとハートでデコレートされる。
おめでとー! 師匠!
「それでは! ★超絶! 悶絶! 料理バトル!★ MVP決定戦のスタートです!」
あれ? 俺って完全アウェー!?
◇◇◇◇◇
「それでは! イニシアチブを決めて頂きましょう!」
ああ、よかった。
ここは今までと変わらないんだ。
「ジャンケンでいいかな?」
俺はノリにのっている安寿さんに聞く。
「ええ! 今のわたしは、ぜんぜん負ける気がしないッ! 今のわたしなら、たとえガラスのシャワーを浴びても無傷でいられるわ!」
うわぁ、少なくともジャンケンで勝てる気がしない。
「「じゃーんけーん」」
「「ぽんっ!」」
「まけー」
「フィーバー!」
俺は負けた。
「それでは、後攻を選びます」
「では、俺は先攻だな。『料理』を選ぼう」
「やった! いや、浮かれるな……まだだ……ぐへへ」
安寿さんが、お兄ちゃんだけど結婚さえすれば関係ないよねっ、とばかりに緩んだ顔をしている。
「わたしが選ぶのは、もちろん『テーマ:愛』ですっ!」
いや、フライングしているよお前。
先攻の俺の方が先にお題を紙に書くのが正しいルールだ。
さっきから、妹のようすがちょっとおかしいんだが。
「フハハハハハ! 油断は大敵だ! 俺は『料理:親子丼』を選ぶぞ!」
そうだ、流れ的にちょっと混乱してしまったが、これは師匠の門出を祝う勝負でもあるのだ。
師匠に学んだ事を全力で活かす!
「俺の名はニンジャコック! 敬愛すべき食影師匠の一番弟子! 幾多の試練を乗り越えて、恩義を返す返す鎹となりて挑むはソドムかゴモラか! 光の国から師匠のために、ニンジャコックはナイスクック!」
この決めポーズの練習に付き合ってくれたのも師匠だ。
「最後のお題は『料理:親子丼』と『テーマ:愛』! 愛を手にしたヒロインを待ち受ける最後の試練! 彼女は、それを乗り越える事が出来るのでしょうかー!?」
会場からは安寿さんを応援する声であふれている。
「おめでとー! 先生!」
「結婚式には、よんでね~」
ああ、部長と蘭子もそっちよりですか。
もう、俺の味方なんていないのかもしれない。
「お題ヲ、受領シマシタ。調理時間ハ、1時間デス」
この中に1台、中立がいる!
◇◇◇◇◇
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
【完結】元Sランク受付嬢の、路地裏ひとり酒とまかない飯
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ギルド受付嬢の佐倉レナ、外見はちょっと美人。仕事ぶりは真面目でテキパキ。そんなどこにでもいる女性。
でも実はその正体、数年前まで“災厄クラス”とまで噂された元Sランク冒険者。
今は戦わない。名乗らない。ひっそり事務仕事に徹してる。
なぜって、もう十分なんです。命がけで世界を救った報酬は、“おひとりさま晩酌”の幸福。
今日も定時で仕事を終え、路地裏の飯処〈モンス飯亭〉へ直行。
絶品まかないメシとよく冷えた一杯で、心と体をリセットする時間。
それが、いまのレナの“最強スタイル”。
誰にも気を使わない、誰も邪魔しない。
そんなおひとりさまグルメライフ、ここに開幕。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる