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最終章 最終戦
その3 愛と絆の最終決戦
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「くっ……泣ける!」
土御門が目尻を押さえる。
えっ!? 今の流れでどうやったら泣けるの!?
「そうじゃな、年を取ると涙もろくなっていかん」
じゅ、寿師翁も!?
「ああ、少年の丼を食せばみえる。その中に込められた愛と絆と思い出が」
えっ、この人たち、本当に料理から思念が見えているの!?
みえるひとなの!? サイコメトラーエイジなの!?
「拙者の名はエイジ、地球は狙われている」
「ホンモノだー!!」
俺の後ろから手が伸び、俺の『地球の親子丼』が奪われた。
手の主は、当然、安寿さんだ。
「これは……、素朴で家庭的な味ながら、愛に満ちた良き料理ですね」
ちょっと早いペースでパクパクと食べながら安寿さんが言う。
「ですが! 愛の大きさでわたしが負けるはずがありません!」
そして、安寿さんが安寿さんの丼を取り出す。
「さあ! 続けて、安寿選手の審査の番です! 結婚を約束された勝利のヒロイン! 彼女の愛の料理とはどんなものなのでしょうか!?」
審査員たちの前に並べられたのは、銀色に輝く鏡。
いや、銀色に見えているのは皮だ。
光モノと呼ばれる意味、それを俺は実感していた。
「ふむ、中心の円が新子、そこから中ほどが小肌、外周がコノシロであるな」
同心円状に並べられた光モノが箸を付けがたい美しさを持っていた。
「いただきま~す。あたし、新子だいすき~」
真っ先に箸を付けたのは蘭子だ。
「おいし~、お酢が効いてて、新子は柔らかくって」
「この外周のコノシロは油を塗ってバーナーで炙っているのね。パリッとした皮目が香ばしいわ!」
「これだけの数を処理する包丁の腕、以前よりも遥かに腕を上げているな」
そして、俺の前にも親子丼が差し出される。
「さあ、わたしと兄さんの愛の親子丼を召し上がれ」
可愛くウィンクしながら、安寿さんが言う。
そして、俺もそれを口に入れる。
うまい、少し酢と塩が強い気がするが、間違いなく美味い。
少しピリッとするのは漬け酢に唐辛子を入れているのだろう、コノシロからは南蛮漬けのような味がするのは、この唐辛子と皮のおかげだ。
これが俺の食欲を増進させる。
だが、なんだ……これは……何か嫌な予感がする。
『よせ! 本体! それ以上は止めろ!』
お前は、桃闇!?
俺の桃闇が何か危機を伝えて来る。
「ゲホッ、ゲホッ」
咳き込んでいるのは寿師翁だ。
「し、師匠! これ以上は……」
隣の土御門も眉間に皺を寄せ、苦悶の表情を浮かべている。
「土御門よ! 耐えろ! 耐えるのじゃ! ここが正念場ぞ!」
「はっ、はい! でも、俺は……俺は……もう! アーッ!」
「つちみかどぉー! グワーッ!」
えっ!? 何が起きているの!?
俺は疑問に思いながらも、箸を進める。
俺はこの大会で成長した。
数多くの試合に勝利し、そして極上の美食を、それに込められた”想い”とでもいう気持ち。
それを何度も味わった。
舌だけでなく、心でも。
そして、この親子丼には、その中での最大の愛情が込められていた。
その量が少なければ、俺の心が、それをビジョンとして映し出す事はなかっただろう。
俺は……覚醒した……
料理を通じてわかりあう能力に。
料理から、そこに込められた気持ちを視覚化する能力に。
アーッ!(ヘブン状態!)
「なんで、師匠の肢体が視えるんじゃー!?」
食べる度ににセクシーポーズを取る師匠の姿が俺の脳裏に浮かぶ。
「ふっ、所詮は雑煮よ……俺は裸体が視えたぞ」
突っ伏したテーブルから頭だけを上げて土御門が言う。
「わ……、わしは痴態じゃ。なにが悲しゅうて愛しのバカ娘視点の睦事を視んといけんのじゃ」
寿師翁が椅子から半分ずり落ちた体制で言う。
「ん~? おとこのこたちが、なんだか変だよ~?」
「きっと疲れているのよ。モロだー」
ポーカーフェイスを装っているが、語尾と青ざめた顔から部長も視えているのだろうな。
「うむ、うまい」
その中で、師匠だけが平然と試食を続けていた。
◇◇◇◇◇
「さあ! 採点です! MVPの栄光を手にするのは、家族との愛を込めた親子丼か! それとも愛しい人への愛にあふれた親子丼か! 決着の時です!」
そして、5人は札を上げる。
「勝った! 勝ったわ! 勝利! 勝利! 大勝利! わたしの愛の勝利です!」
『ニンジャコック』『ニンジャコック』『安寿』『ニンジャコック』『ニンジャコック』
「4対1! 勝利したのはニンジャコック選手です!」
か……勝った。
唯一、安寿さんに票を入れたのは、師匠だ。
「では、審査員の方々に票を入れた理由を聞いてみましょう!」
そして、マイクが審査員席に向けられる。
「う~ん、安寿さんの親子丼はちょっと味が強すぎたかな~。 愛がテーマなら健康も気にしないとね~」
俺も感じていたが、蘭子にとっても、濃いめの味だったらしい。
「安寿さんの親子丼は、酢の中に昆布や鰹節を入れて味の深みを増していたけど、互いに味を主張し過ぎていたわ。全部食べるにはくどすぎるわね」
そうですよね部長、分量が半分くらいだったら、ちょうど良かったかもしれません。
「というか! これ、かんっぜんに、兄貴好みの味付けじゃねーか!」
復活した土御門が叫ぶ。
そういえば、師匠は職業柄、少し濃いめの味付けが好みだと言っていたな。
「なあ、愛しのバカ娘よ……料理をおいしくする最上のスパイスは”愛情”だと儂は教えた」
「はい! 父さん!」
「じゃが! 加減というものがあるじゃろが! どんな極上のスパイスでもぶち込み過ぎれば、味は台無しになるわー! 少しは食う人、みんなの事を考えんかー!! 愛しのバカ弟子の事だけを考えて料理するバカが、どこにおるかー!!」
「はーい! ここにいまーす! これは、わたしの勝利よ! たとえ世界の全てに拒絶されようと! たったひとりの愛しい人に認められる、見初められる事こそ、真の勝利なのよ!」
あー、うん、試合に勝ったのは俺だが、勝負に勝ったのは安寿さんでいいわもう。
「うむ! 安寿の料理こそ、最上の極上の天上の料理であったぞ! 明日も明後日も、未来のいつであっても、食べたくなる。そんな料理だ」
師匠だけが、満足そうに微笑んでいた。
「決まったー! 勝利したのは、素朴で家庭的な味付けを徹底した『料理愛好倶楽部』所属! ニンジャコック選手です!」
ラウンダが叫び、そして師匠が立ち上がり、俺たちの前への歩いて来た。
「ふたりとも、良い料理だった。拙者が選んだのは愛しの安寿の親子丼だったが、一般的には少年の親子丼の方が評価されるだろう。立派になったな少年」
「はい! 師匠の教えが無ければ、俺はここまで来れませんでした。全て師匠のおかげです!」
俺の目尻に少し涙が浮かぶ。
「それでは! 前回MVPの山田選手より、ニンジャコック選手へ、MVPの称号を授与して頂きましょう!」
ラウンダの声に合わせて、師匠が1本のたすきを取り出す。
「少年! 今こそ、お前は真の『超絶・オブ・ザ・悶絶』! これからは二代目『超絶・オブ・ザ・悶絶』を名乗るがいい!」
うわぁ、正直いらない。
まあ、このセレモニーを台無しにするのも悪い気がするし、何よりも、師匠の喜ぶ顔を見ると、やっぱ受け取るべきだよな。
「はい! 師匠! ありがたく受け継ぎます!」
そして俺は、たすきを受け取り、それを肩から掛ける。
「残念だったな、愛しの安寿よ。だが、お前の愛は、拙者が全て受け止めたぞ」
「はい! 兄さん……愛しの勇さん、これからもよろしくお願いします」
そして、師匠と安寿さんは抱き合う。
「さあ! これにて第二回 ★超絶! 悶絶! 料理バトル!★ 全日程終了です! 最後は、この結ばれたふたりに、この大会に相応しい言葉で! 締めくくりましょう!」
おめでとう、師匠! おめでとう安寿さん!
「愛している、愛しの安寿、ずっと、永遠に」
「わたしもです、愛しの勇さん。あなたと、どこまでも、いつまでも」
そして、ふたりは幸せなキスをして、この大会は終了した。
「「「「「ごちそうさまでしたー!!」」」」」
土御門が目尻を押さえる。
えっ!? 今の流れでどうやったら泣けるの!?
「そうじゃな、年を取ると涙もろくなっていかん」
じゅ、寿師翁も!?
「ああ、少年の丼を食せばみえる。その中に込められた愛と絆と思い出が」
えっ、この人たち、本当に料理から思念が見えているの!?
みえるひとなの!? サイコメトラーエイジなの!?
「拙者の名はエイジ、地球は狙われている」
「ホンモノだー!!」
俺の後ろから手が伸び、俺の『地球の親子丼』が奪われた。
手の主は、当然、安寿さんだ。
「これは……、素朴で家庭的な味ながら、愛に満ちた良き料理ですね」
ちょっと早いペースでパクパクと食べながら安寿さんが言う。
「ですが! 愛の大きさでわたしが負けるはずがありません!」
そして、安寿さんが安寿さんの丼を取り出す。
「さあ! 続けて、安寿選手の審査の番です! 結婚を約束された勝利のヒロイン! 彼女の愛の料理とはどんなものなのでしょうか!?」
審査員たちの前に並べられたのは、銀色に輝く鏡。
いや、銀色に見えているのは皮だ。
光モノと呼ばれる意味、それを俺は実感していた。
「ふむ、中心の円が新子、そこから中ほどが小肌、外周がコノシロであるな」
同心円状に並べられた光モノが箸を付けがたい美しさを持っていた。
「いただきま~す。あたし、新子だいすき~」
真っ先に箸を付けたのは蘭子だ。
「おいし~、お酢が効いてて、新子は柔らかくって」
「この外周のコノシロは油を塗ってバーナーで炙っているのね。パリッとした皮目が香ばしいわ!」
「これだけの数を処理する包丁の腕、以前よりも遥かに腕を上げているな」
そして、俺の前にも親子丼が差し出される。
「さあ、わたしと兄さんの愛の親子丼を召し上がれ」
可愛くウィンクしながら、安寿さんが言う。
そして、俺もそれを口に入れる。
うまい、少し酢と塩が強い気がするが、間違いなく美味い。
少しピリッとするのは漬け酢に唐辛子を入れているのだろう、コノシロからは南蛮漬けのような味がするのは、この唐辛子と皮のおかげだ。
これが俺の食欲を増進させる。
だが、なんだ……これは……何か嫌な予感がする。
『よせ! 本体! それ以上は止めろ!』
お前は、桃闇!?
俺の桃闇が何か危機を伝えて来る。
「ゲホッ、ゲホッ」
咳き込んでいるのは寿師翁だ。
「し、師匠! これ以上は……」
隣の土御門も眉間に皺を寄せ、苦悶の表情を浮かべている。
「土御門よ! 耐えろ! 耐えるのじゃ! ここが正念場ぞ!」
「はっ、はい! でも、俺は……俺は……もう! アーッ!」
「つちみかどぉー! グワーッ!」
えっ!? 何が起きているの!?
俺は疑問に思いながらも、箸を進める。
俺はこの大会で成長した。
数多くの試合に勝利し、そして極上の美食を、それに込められた”想い”とでもいう気持ち。
それを何度も味わった。
舌だけでなく、心でも。
そして、この親子丼には、その中での最大の愛情が込められていた。
その量が少なければ、俺の心が、それをビジョンとして映し出す事はなかっただろう。
俺は……覚醒した……
料理を通じてわかりあう能力に。
料理から、そこに込められた気持ちを視覚化する能力に。
アーッ!(ヘブン状態!)
「なんで、師匠の肢体が視えるんじゃー!?」
食べる度ににセクシーポーズを取る師匠の姿が俺の脳裏に浮かぶ。
「ふっ、所詮は雑煮よ……俺は裸体が視えたぞ」
突っ伏したテーブルから頭だけを上げて土御門が言う。
「わ……、わしは痴態じゃ。なにが悲しゅうて愛しのバカ娘視点の睦事を視んといけんのじゃ」
寿師翁が椅子から半分ずり落ちた体制で言う。
「ん~? おとこのこたちが、なんだか変だよ~?」
「きっと疲れているのよ。モロだー」
ポーカーフェイスを装っているが、語尾と青ざめた顔から部長も視えているのだろうな。
「うむ、うまい」
その中で、師匠だけが平然と試食を続けていた。
◇◇◇◇◇
「さあ! 採点です! MVPの栄光を手にするのは、家族との愛を込めた親子丼か! それとも愛しい人への愛にあふれた親子丼か! 決着の時です!」
そして、5人は札を上げる。
「勝った! 勝ったわ! 勝利! 勝利! 大勝利! わたしの愛の勝利です!」
『ニンジャコック』『ニンジャコック』『安寿』『ニンジャコック』『ニンジャコック』
「4対1! 勝利したのはニンジャコック選手です!」
か……勝った。
唯一、安寿さんに票を入れたのは、師匠だ。
「では、審査員の方々に票を入れた理由を聞いてみましょう!」
そして、マイクが審査員席に向けられる。
「う~ん、安寿さんの親子丼はちょっと味が強すぎたかな~。 愛がテーマなら健康も気にしないとね~」
俺も感じていたが、蘭子にとっても、濃いめの味だったらしい。
「安寿さんの親子丼は、酢の中に昆布や鰹節を入れて味の深みを増していたけど、互いに味を主張し過ぎていたわ。全部食べるにはくどすぎるわね」
そうですよね部長、分量が半分くらいだったら、ちょうど良かったかもしれません。
「というか! これ、かんっぜんに、兄貴好みの味付けじゃねーか!」
復活した土御門が叫ぶ。
そういえば、師匠は職業柄、少し濃いめの味付けが好みだと言っていたな。
「なあ、愛しのバカ娘よ……料理をおいしくする最上のスパイスは”愛情”だと儂は教えた」
「はい! 父さん!」
「じゃが! 加減というものがあるじゃろが! どんな極上のスパイスでもぶち込み過ぎれば、味は台無しになるわー! 少しは食う人、みんなの事を考えんかー!! 愛しのバカ弟子の事だけを考えて料理するバカが、どこにおるかー!!」
「はーい! ここにいまーす! これは、わたしの勝利よ! たとえ世界の全てに拒絶されようと! たったひとりの愛しい人に認められる、見初められる事こそ、真の勝利なのよ!」
あー、うん、試合に勝ったのは俺だが、勝負に勝ったのは安寿さんでいいわもう。
「うむ! 安寿の料理こそ、最上の極上の天上の料理であったぞ! 明日も明後日も、未来のいつであっても、食べたくなる。そんな料理だ」
師匠だけが、満足そうに微笑んでいた。
「決まったー! 勝利したのは、素朴で家庭的な味付けを徹底した『料理愛好倶楽部』所属! ニンジャコック選手です!」
ラウンダが叫び、そして師匠が立ち上がり、俺たちの前への歩いて来た。
「ふたりとも、良い料理だった。拙者が選んだのは愛しの安寿の親子丼だったが、一般的には少年の親子丼の方が評価されるだろう。立派になったな少年」
「はい! 師匠の教えが無ければ、俺はここまで来れませんでした。全て師匠のおかげです!」
俺の目尻に少し涙が浮かぶ。
「それでは! 前回MVPの山田選手より、ニンジャコック選手へ、MVPの称号を授与して頂きましょう!」
ラウンダの声に合わせて、師匠が1本のたすきを取り出す。
「少年! 今こそ、お前は真の『超絶・オブ・ザ・悶絶』! これからは二代目『超絶・オブ・ザ・悶絶』を名乗るがいい!」
うわぁ、正直いらない。
まあ、このセレモニーを台無しにするのも悪い気がするし、何よりも、師匠の喜ぶ顔を見ると、やっぱ受け取るべきだよな。
「はい! 師匠! ありがたく受け継ぎます!」
そして俺は、たすきを受け取り、それを肩から掛ける。
「残念だったな、愛しの安寿よ。だが、お前の愛は、拙者が全て受け止めたぞ」
「はい! 兄さん……愛しの勇さん、これからもよろしくお願いします」
そして、師匠と安寿さんは抱き合う。
「さあ! これにて第二回 ★超絶! 悶絶! 料理バトル!★ 全日程終了です! 最後は、この結ばれたふたりに、この大会に相応しい言葉で! 締めくくりましょう!」
おめでとう、師匠! おめでとう安寿さん!
「愛している、愛しの安寿、ずっと、永遠に」
「わたしもです、愛しの勇さん。あなたと、どこまでも、いつまでも」
そして、ふたりは幸せなキスをして、この大会は終了した。
「「「「「ごちそうさまでしたー!!」」」」」
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