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―煽動編―
アルカナいくつあるかな
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アルカナ――ということは、アンリさんのところに所属している能力者が、少なくとも22人いるということか? それはそれで、めちゃくちゃ多い気もする。
「まあ、アンリさんのところにいる能力者は、すべてが味方というわけでもなく、監視対象という形で集められている可能性も高い」
「なるほど……ただし、アンリさんがそれを意図的にやっているわけではなく、偶然そうなっているかもしれない、と――そういうことなんですね」
「そうだ。さとりくん、君は理解が早くて助かる」
僕は三ケ田さんに褒められた。
「卯月さんのアルカナ、『塔』――それは、逆位置の意味合いから、なのでしょうか」
藍里が不思議なことを言い出す。どういうことだろう? 愛唯が、塔のアルカナだって?
「確かに、さっき、さとりちゃんが言っていた最期を考えると、あり得ない話でもないよね」
「あ、三ケ田さん、さとりくんにははっきりとしたメメント・デブリが残っていて、ループする世界の中で、卯月さんにその命を奪われる最期を迎えているようです」
「なるほど、藍ちゃん、解説をありがとう」
待ってくれ、藍里、君はなぜ、愛唯が塔のアルカナだってことを知っているんだ? 僕が聞いていないところで雪音さんやミィコから聞いていたのか? 他の人がそれを指摘しないということは、どこかでその話をしていた? 謎だ。
「メイさんも、要注意人物、ということなのですか?」
なんと、まさかのミィコが愛唯を危険人物扱いし始めた。
「いや、そんなことはないよ、ミィコ。愛唯には、何か事情があるんだと思うよ」
僕はとにかく愛唯を庇った。ミィコも愛唯のことを悪く言うつもりはなかったのだろうけど、愛唯が悪者扱いされるんじゃないかと思うと、僕はとても心苦しくなってしまう。
「さとりくん、卯月さんの肩を持ちたい気持ちはよく分かります……でも、可能性として、卯月さんを警戒しておくことも必要だと思います」
――藍里、君に、愛唯の何が分かるというんだ……?
僕は、少し不快な気持ちになってしまった。それでも、それを言葉にしようとは決して思わなかった。僕たちは、チームなのだ。チームの輪を乱せば、世界のループを止めることは出来ないだろう。
それに僕は、愛唯のことを信じているが……同様に、藍里のことも信じている。
「とにかく、我々で愚者と審判、カルト教団との繋がりを徹底的に洗い出す。カルト教団を制圧するような状況になった場合、君たちに力を貸してもらう可能性が高いが、その時はよろしく頼む」
三ケ田さんは、場の空気が悪くなったのを感じとったのか、話題を切り替えてその場を仕切りなおしてくれた。
「もちろんよ、六花」
「リッカさん、よろこんでお手伝いいたします」
「僕も、よろこんで」
「私もご助力いたします」
雪音さん、ミィコ、僕、藍里、一同そろって三ケ田さんに返事をした。
「みんな、本当にありがとう」
三ケ田さんは微笑んだ。
こうして僕らは、共通の敵であるカルト教団に対抗するべく、政府との協力関係を結ぶこととなった。
それよりも……僕は、藍里の発言がとても気になる。藍里、君は何を隠しているんだ? 君はいったい――
「さて、みんな遅くならないうちに帰らないとね」
「そうだな。最後に、今回の要点をまとめておこう」
僕の不信感をよそに、雪音さんと三ケ田さんは今回の話をまとめ始めた――
「まず、六花の話をまとめると、能力の性質には二つのパターンがあって、一つがインフィニティ、それは不安定で能力の性質そのものが定まっておらず、その能力の扱いも難しく、かつ変質しやすい、反面、能力がパターン化されていないため、能力者次第では無限の可能性を持つ。二つ目がエタニティ、こちらはインフィニティとは対照的に能力そのものがとても安定していて、能力者が能力を制御しやすく、扱いが容易なのだけれど、その能力がパターン化されていて、使い勝手が悪い能力も多く存在する」
雪音さんは三ケ田さんの話を簡単にまとめた――
「雪音の話をまとめると、この世界、いや、宇宙そのものが幾度となくループし続けており、メメント・デブリと呼ばれる記憶の欠片が一部の能力者には残っているということ。時として、これが記憶の断片としてよみがえることがある。今回の話で言えば、さとりくんのメメント・デブリによって、近い未来に起こりうる、さとりくんの最期の瞬間が鮮明な記憶となって呼び起こされた」
三ケ田さんは雪音さんの話をざっくりとまとめた――
「僕らには、世界を滅ぼそうと目論むカルト教団という共通の敵がいるということ。そして、アンリ&マユに所属している能力者の中に、カルト教団と繋がりのある人物がいるかもしれないということ。そして、愛唯に……何らかの、関りが――僕には、愛唯が危険なカルト教団や、教団に繋がっている人物との関りなんて、一切ないと思います。愛唯は、清廉潔白です」
しまった、僕は話をまとめるつもりが、愛唯のことを少しでも庇いたいという気持ちから、余計なことを口走っていた。
――迂闊だった。
「さとりくん――卯月さんには教団との繋がりがある、だなんて誰も考えていませんよ。今は、卯月さんについて深く考えないようにしましょう。卯月さんのことは引き続き警戒していくということで」
いつもは穏やかに微笑んでいるあの藍里が、少し冷たい感じの視線を僕に向けていた。なぜだろう、藍里の様子がおかしい。
それとも、それは僕の考えすぎなのだろうか?
「サトリ……もし、何かあったとしても、ミコは、サトリの味方、ですから」
ミィコはそう言った後も、他に何か言いたそうな顔をしながら、僕のことを心配そうに見ている。
あれだけ僕に冷たく当たっていたミィコだが、今のミィコは僕にとって救いの神にすら思えた。
「ありがとう、ミィコ」
「さて、話もあらかたまとまったので、これでおひらきとなります!」
なんとなく不穏な空気をぶった切って雪音さんが話を締めくくった。
「おつかれさま――」
三ケ田さんはそう言ってから立ち上がり、コートを手に玄関へと向かった。
そういえば……あることが頭に浮かんだ僕は、その場に座ったまま、すかさず雪音さんの耳元に顔を近づけた――
「あの、雪音さん、三ケ田さんに次元破壊兵器の話もしたんですか?」
雪音さんにこっそりと聞いてみると――
「うん、しちゃった!」
雪音さん、マジか!? それでも、雪音さんの、この悪意のない表情、これはなんだか憎めない。
「え、それ、平気なんですか?」
僕は念のため、雪音さんにそれで問題ないのか確認してみる。
「うん、兵器だけに? 平気? なんて」
うわ!? 雪音さんは、自分の頭に軽く握った手をちょこっと当てて、『テヘッ』と微笑んだ――この人、酔っているのか? ミィコみたいに“部屋の温度”とか言うべきか? いや――もう、放っておこう。
まあ、雪音さんなりに、三ケ田さんのことは信用できると判断したのだろう。
僕は雪音さんにあきれ顔を向けてから、帰り支度をするためにゆっくりと立ち上がる。
「じゃあ、僕らも――」
僕が立ち上がりながらそう言いかけた時、玄関にいる三ケ田さんは僕らに声をかける――
「辺りはもう真っ暗だ。神子ちゃんは私が家まで送って行こう。さとりくんと藍里ちゃんは二人一緒に帰るといいだろう」
三ケ田さんは僕たちのことを心配していってくれたのだろう。
「あ、それなら私も一緒に行くよ」
「リッカさん、ユキネ、ありがとうございます」
三ケ田さんと雪音さんが、ミィコを家まで送っていくことになった。
「さとりちゃんは藍里ちゃんを家まで責任もって送って行ってね」
「了解です」
僕は雪音さんにそう言ってから、藍里の方をチラッと見た。
「さとりくん、よろしくお願いしますね!」
先ほどまでの、あの冷徹な表情の面影がまったくない、にこやかな表情……いつもの藍里だ。
藍里のあの冷たい視線、あれはいったいなんだったのだろう? まあ、気にしていても仕方がない。
「――こちらこそ、よろしく」
僕は藍里への疑惑の念を振り払い、藍里の言葉に答えた。
「まあ、アンリさんのところにいる能力者は、すべてが味方というわけでもなく、監視対象という形で集められている可能性も高い」
「なるほど……ただし、アンリさんがそれを意図的にやっているわけではなく、偶然そうなっているかもしれない、と――そういうことなんですね」
「そうだ。さとりくん、君は理解が早くて助かる」
僕は三ケ田さんに褒められた。
「卯月さんのアルカナ、『塔』――それは、逆位置の意味合いから、なのでしょうか」
藍里が不思議なことを言い出す。どういうことだろう? 愛唯が、塔のアルカナだって?
「確かに、さっき、さとりちゃんが言っていた最期を考えると、あり得ない話でもないよね」
「あ、三ケ田さん、さとりくんにははっきりとしたメメント・デブリが残っていて、ループする世界の中で、卯月さんにその命を奪われる最期を迎えているようです」
「なるほど、藍ちゃん、解説をありがとう」
待ってくれ、藍里、君はなぜ、愛唯が塔のアルカナだってことを知っているんだ? 僕が聞いていないところで雪音さんやミィコから聞いていたのか? 他の人がそれを指摘しないということは、どこかでその話をしていた? 謎だ。
「メイさんも、要注意人物、ということなのですか?」
なんと、まさかのミィコが愛唯を危険人物扱いし始めた。
「いや、そんなことはないよ、ミィコ。愛唯には、何か事情があるんだと思うよ」
僕はとにかく愛唯を庇った。ミィコも愛唯のことを悪く言うつもりはなかったのだろうけど、愛唯が悪者扱いされるんじゃないかと思うと、僕はとても心苦しくなってしまう。
「さとりくん、卯月さんの肩を持ちたい気持ちはよく分かります……でも、可能性として、卯月さんを警戒しておくことも必要だと思います」
――藍里、君に、愛唯の何が分かるというんだ……?
僕は、少し不快な気持ちになってしまった。それでも、それを言葉にしようとは決して思わなかった。僕たちは、チームなのだ。チームの輪を乱せば、世界のループを止めることは出来ないだろう。
それに僕は、愛唯のことを信じているが……同様に、藍里のことも信じている。
「とにかく、我々で愚者と審判、カルト教団との繋がりを徹底的に洗い出す。カルト教団を制圧するような状況になった場合、君たちに力を貸してもらう可能性が高いが、その時はよろしく頼む」
三ケ田さんは、場の空気が悪くなったのを感じとったのか、話題を切り替えてその場を仕切りなおしてくれた。
「もちろんよ、六花」
「リッカさん、よろこんでお手伝いいたします」
「僕も、よろこんで」
「私もご助力いたします」
雪音さん、ミィコ、僕、藍里、一同そろって三ケ田さんに返事をした。
「みんな、本当にありがとう」
三ケ田さんは微笑んだ。
こうして僕らは、共通の敵であるカルト教団に対抗するべく、政府との協力関係を結ぶこととなった。
それよりも……僕は、藍里の発言がとても気になる。藍里、君は何を隠しているんだ? 君はいったい――
「さて、みんな遅くならないうちに帰らないとね」
「そうだな。最後に、今回の要点をまとめておこう」
僕の不信感をよそに、雪音さんと三ケ田さんは今回の話をまとめ始めた――
「まず、六花の話をまとめると、能力の性質には二つのパターンがあって、一つがインフィニティ、それは不安定で能力の性質そのものが定まっておらず、その能力の扱いも難しく、かつ変質しやすい、反面、能力がパターン化されていないため、能力者次第では無限の可能性を持つ。二つ目がエタニティ、こちらはインフィニティとは対照的に能力そのものがとても安定していて、能力者が能力を制御しやすく、扱いが容易なのだけれど、その能力がパターン化されていて、使い勝手が悪い能力も多く存在する」
雪音さんは三ケ田さんの話を簡単にまとめた――
「雪音の話をまとめると、この世界、いや、宇宙そのものが幾度となくループし続けており、メメント・デブリと呼ばれる記憶の欠片が一部の能力者には残っているということ。時として、これが記憶の断片としてよみがえることがある。今回の話で言えば、さとりくんのメメント・デブリによって、近い未来に起こりうる、さとりくんの最期の瞬間が鮮明な記憶となって呼び起こされた」
三ケ田さんは雪音さんの話をざっくりとまとめた――
「僕らには、世界を滅ぼそうと目論むカルト教団という共通の敵がいるということ。そして、アンリ&マユに所属している能力者の中に、カルト教団と繋がりのある人物がいるかもしれないということ。そして、愛唯に……何らかの、関りが――僕には、愛唯が危険なカルト教団や、教団に繋がっている人物との関りなんて、一切ないと思います。愛唯は、清廉潔白です」
しまった、僕は話をまとめるつもりが、愛唯のことを少しでも庇いたいという気持ちから、余計なことを口走っていた。
――迂闊だった。
「さとりくん――卯月さんには教団との繋がりがある、だなんて誰も考えていませんよ。今は、卯月さんについて深く考えないようにしましょう。卯月さんのことは引き続き警戒していくということで」
いつもは穏やかに微笑んでいるあの藍里が、少し冷たい感じの視線を僕に向けていた。なぜだろう、藍里の様子がおかしい。
それとも、それは僕の考えすぎなのだろうか?
「サトリ……もし、何かあったとしても、ミコは、サトリの味方、ですから」
ミィコはそう言った後も、他に何か言いたそうな顔をしながら、僕のことを心配そうに見ている。
あれだけ僕に冷たく当たっていたミィコだが、今のミィコは僕にとって救いの神にすら思えた。
「ありがとう、ミィコ」
「さて、話もあらかたまとまったので、これでおひらきとなります!」
なんとなく不穏な空気をぶった切って雪音さんが話を締めくくった。
「おつかれさま――」
三ケ田さんはそう言ってから立ち上がり、コートを手に玄関へと向かった。
そういえば……あることが頭に浮かんだ僕は、その場に座ったまま、すかさず雪音さんの耳元に顔を近づけた――
「あの、雪音さん、三ケ田さんに次元破壊兵器の話もしたんですか?」
雪音さんにこっそりと聞いてみると――
「うん、しちゃった!」
雪音さん、マジか!? それでも、雪音さんの、この悪意のない表情、これはなんだか憎めない。
「え、それ、平気なんですか?」
僕は念のため、雪音さんにそれで問題ないのか確認してみる。
「うん、兵器だけに? 平気? なんて」
うわ!? 雪音さんは、自分の頭に軽く握った手をちょこっと当てて、『テヘッ』と微笑んだ――この人、酔っているのか? ミィコみたいに“部屋の温度”とか言うべきか? いや――もう、放っておこう。
まあ、雪音さんなりに、三ケ田さんのことは信用できると判断したのだろう。
僕は雪音さんにあきれ顔を向けてから、帰り支度をするためにゆっくりと立ち上がる。
「じゃあ、僕らも――」
僕が立ち上がりながらそう言いかけた時、玄関にいる三ケ田さんは僕らに声をかける――
「辺りはもう真っ暗だ。神子ちゃんは私が家まで送って行こう。さとりくんと藍里ちゃんは二人一緒に帰るといいだろう」
三ケ田さんは僕たちのことを心配していってくれたのだろう。
「あ、それなら私も一緒に行くよ」
「リッカさん、ユキネ、ありがとうございます」
三ケ田さんと雪音さんが、ミィコを家まで送っていくことになった。
「さとりちゃんは藍里ちゃんを家まで責任もって送って行ってね」
「了解です」
僕は雪音さんにそう言ってから、藍里の方をチラッと見た。
「さとりくん、よろしくお願いしますね!」
先ほどまでの、あの冷徹な表情の面影がまったくない、にこやかな表情……いつもの藍里だ。
藍里のあの冷たい視線、あれはいったいなんだったのだろう? まあ、気にしていても仕方がない。
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