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そういうと唯は、この大きな部屋の壁についてある階段を上って、自分の部屋に向かった。
すると、唯の部屋のドアが開いてわんちゃんのカワイイ鳴き声が、リビングにまで響いた。
聞いただけでわかる、とてもカワイイわんちゃんだ。
唯は、小さなわんちゃんを抱えて階段をゆっくりと降りてきた。
階段を降り切ると、唯はわんちゃんを床におろした。
すると、わんちゃんは元気よくリビングを駆け回った。
ドアがすべて閉まっているので、逃げ出す心配もない。
「わ~、かわいい!」忍は女性としての性かわからないがワンちゃんに駆け寄った。
俺も、わんちゃんは大好きなので、忍についていくようにゆっくりワンちゃんの方に向かった。
わんちゃんはとても人懐っこく、寄って行った俺や忍に恐れている様子は一切ない。
端っこの方で、ぐてーっと寝転んでてカワイイ。
が、同じように端っこに居るやつがもう一人いる。宏太だ。
窓際で、ぶるぶる震えながら固まっている。
わんちゃんをかわいがることに夢中の俺と忍はまったく気づいていなかった。
だが、唯が宏太に気づき急いで駆け寄った。
「大丈夫?アレルギーとかあった?」唯が心配そうに駆け寄る。
「い、いや、アレルギーではないけどお...。」と、宏太がきょどりながら答える。
後から唯に聞くと、幽霊でも見えてるんじゃないかなと思ったらしい。
「じゃあ、どうしたの?」と、唯が聞くと、
「い...犬...い...犬...こ...怖い...。」と、震えた声を絞り出して言う。
「わんちゃん苦手なん?」唯は詳細を聞こうと、質問を続けた。
すると、宏太は必死に首を縦に振った。
「ごめん、ちょっと面倒見といてくれへん?」と、宏太を違う部屋へ案内しようと、俺に尋ねてきた。
「分かった。」と忍が返事すると、唯は「ほな、行こか」と宏太の背中をさすりながら連れて行こうとした。
すると、わんちゃんがいきなり吠え始め、宏太の方にいきなりとびかかった。
「わん!わん!」と必死に宏太に向かって追いかける。
宏太は文字通り必死に逃げるように「うゎぁぁああぁゎあぁっぁあああ!」と叫んで、リビング中を走りまわる。
俺たちは、笑いながら宏太が必死に逃げ回る様子を見守っていた。
「ひぃぃ!ひぃぃ!ほんとに!ほんとに助けて!誰か!誰か!」と、宏太は必死に叫ぶ。
だが、俺たちは宏太を助けるそぶりを俺たちは全く見せずに、ただただ逃げ回る宏太を見守っているだけだった。
もはや宏太がちょっとかわいそうだった。
すると、唯の部屋のドアが開いてわんちゃんのカワイイ鳴き声が、リビングにまで響いた。
聞いただけでわかる、とてもカワイイわんちゃんだ。
唯は、小さなわんちゃんを抱えて階段をゆっくりと降りてきた。
階段を降り切ると、唯はわんちゃんを床におろした。
すると、わんちゃんは元気よくリビングを駆け回った。
ドアがすべて閉まっているので、逃げ出す心配もない。
「わ~、かわいい!」忍は女性としての性かわからないがワンちゃんに駆け寄った。
俺も、わんちゃんは大好きなので、忍についていくようにゆっくりワンちゃんの方に向かった。
わんちゃんはとても人懐っこく、寄って行った俺や忍に恐れている様子は一切ない。
端っこの方で、ぐてーっと寝転んでてカワイイ。
が、同じように端っこに居るやつがもう一人いる。宏太だ。
窓際で、ぶるぶる震えながら固まっている。
わんちゃんをかわいがることに夢中の俺と忍はまったく気づいていなかった。
だが、唯が宏太に気づき急いで駆け寄った。
「大丈夫?アレルギーとかあった?」唯が心配そうに駆け寄る。
「い、いや、アレルギーではないけどお...。」と、宏太がきょどりながら答える。
後から唯に聞くと、幽霊でも見えてるんじゃないかなと思ったらしい。
「じゃあ、どうしたの?」と、唯が聞くと、
「い...犬...い...犬...こ...怖い...。」と、震えた声を絞り出して言う。
「わんちゃん苦手なん?」唯は詳細を聞こうと、質問を続けた。
すると、宏太は必死に首を縦に振った。
「ごめん、ちょっと面倒見といてくれへん?」と、宏太を違う部屋へ案内しようと、俺に尋ねてきた。
「分かった。」と忍が返事すると、唯は「ほな、行こか」と宏太の背中をさすりながら連れて行こうとした。
すると、わんちゃんがいきなり吠え始め、宏太の方にいきなりとびかかった。
「わん!わん!」と必死に宏太に向かって追いかける。
宏太は文字通り必死に逃げるように「うゎぁぁああぁゎあぁっぁあああ!」と叫んで、リビング中を走りまわる。
俺たちは、笑いながら宏太が必死に逃げ回る様子を見守っていた。
「ひぃぃ!ひぃぃ!ほんとに!ほんとに助けて!誰か!誰か!」と、宏太は必死に叫ぶ。
だが、俺たちは宏太を助けるそぶりを俺たちは全く見せずに、ただただ逃げ回る宏太を見守っているだけだった。
もはや宏太がちょっとかわいそうだった。
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