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第7章 変動
2 ドンタス
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「それで黒猫君、いつからナンシーに出るの?」
3人がそれぞれの部屋に戻ったのを見て手元の台帳仕事に手を付けながら黒猫君に尋ねると黒猫君、ちょっと考え込んでからボソリといった。
「本当は今日にでも出たいんだけどな。なんせ『連邦』の連中の動向が分かんねえと下手にここを動けない。それにちょっと仕込んでおきたい物もあるしな」
「え? じゃあ、このまま暫くここにいる事もあり得るんだ。じゃあもしかして私も一緒にナンシーに行けるかもね」
「いや、流石にそこまで時間かかって欲しくないな」
そう言いつつも不安そうだ。
そこにドアをノックする音が響いた。パット君と二人でつい顔を見合わせてしまった。
もちろんもうダンカンさんが居ないのは分かってるんだけどそれでもつい思い出してしまったのだ。
「テリースです、いいでしょうか?」
そう言い置いてテリースさんが扉を開くのを見て二人でホッとため息を付いた。
「おやどうしたんですか? 何かありましたか?」
そんな私達の様子に気付いたテリースさんがちょっと心配そうに私達を見比べる。
「いえ、何でもありません。テリースさんこそ何かご用事が?」
「ええ、そろそろパットを休ませて頂こうと思いまして」
「え? 僕まだまだ平気ですが?」
「いいえ、いけません。最初は数時間づつってお約束ですよ」
驚いて文句をこぼしたパット君は有無を言わさぬテリースさんの手で無理やり抱き上げられて連れ去られてしまう。パット君、私とおそろいだ。
「じゃあ、また後でねパット君」
私は急いで手を振った。
「何かパット君と私って運命にもてあそばれる恋人同士みたい」
「ブッ!」
手元にあったお茶を吹き出しながら黒猫君がむせ返った。何やってるんだか。
「どういう発想だよ」
「だって傷ついたお姫様を庇って攫われるなんて私王子様みたいじゃない? しかも王子様のキスならぬ笑顔で元気づくお姫様。でもって二人は嫉妬する使用人達に抱え上げられて引き離される運命」
「庇ってねぇだろ。で、お前が王子かよ。しかも誰が嫉妬する使用人だ」
顔をしかめて睨まれた。あ、使用人は失礼か。
「まあ冗談はともかくとしてテリースさんも黒猫君も勝手に人のこと抱き上げ過ぎ」
「お前なぁ、これでもこっちは気を使ってだなぁ……」
私に睨まれてるの気付いた黒猫君は言葉尻の勢いがどんどんなくなった。
「確かに黒猫君には感謝してるよ、実際黒猫君に連れて行ってもらえないと行けない所も多いし。でも抱き上げる前に一言くらい言ってほしい」
「そうなのか?」
「うん」
こっちだってやっぱり恥ずかしいのだ。突然抱き上げられるのはどうも心臓に悪い。せめて心の準備をする間が欲しい。
「じゃあ、俺がお前を連れ回すこと自体は問題ないんだな?」
え? そ、そんな事言われてもうーん。
「えっと、うん。それは感謝してるよ。なんかもう黒猫君、私の二本目の杖みたいになっちゃってるし、他の人に迷惑かけるくらいなら黒猫君にお願い出来るのが一番安心って言うか」
「猫どころか今度は無機物扱いか……」
なんか黒猫君、がっかりしてる?
まあいいや。
「それよりナンシー行きの準備はいいの?」
「やべ、忘れるとこだった。そろそろウイスキー工房のオヤジが来るって言ってたな。キールの執務室に行くぞ」
言ってる側から声もかけずに黒猫君が私を抱え上げて部屋を後にした。
「いいところに来た、お前達もこっちに来て座ってくれ」
キールさんの執務室に入ると執務机の向こう側からキールさんが私達を呼び寄せた。その向かいには樽の様な巨体のおじさんがその大きな体を椅子からはみ出させながらこちらを振り向く。正直脂ぎってて苦手なタイプだ。
そんな私の内心を他所にそのおじさん、なんか目尻を下げて嫌な笑みを浮かべた。
「これはまた変わった毛色の召使をお使いですな。特にそちらの娘、これでしたら幾らか纏まった資金をご用意しますよ」
「ゴホン、彼らは使用人では無い。二人共れっきとした俺の施政官だ。今日の話し合いはこっちのネロが発端だ」
「おお、それは失礼。ワシはこの街で一番大きなウイスキー工房を開いているドンタスと申します」
そう言ってニタっと笑う顔は何かヒキガエルを思い起こさせる。
横をみると何か黒猫君も顔を引きつらせてる。
それでも私をキールさんの横の椅子に下ろしてからもう一つ椅子を私の横に引っ張ってきた黒猫君は、私をキールさんと自分の間に挟むようにして座る。
「ここのランド・スチュワードをやってるネロだ。今日呼んだのは他でもない、あんたの所のウイスキー工房に新しい商品を提案しようと思ってだ」
黒猫君の言葉にドンタスさんがちょっとムッとして黒猫君を睨む。
「新商品も何もそこのキーロン殿下に麦を全て取り上げられちまってこっちは開店休業中ですよ」
「知ってる。だからこその提案だ。このままじゃあんただって商売になんないだろ。市場で買い付けて商売するにしたって限度があるしな」
「は?」
「え?」
私とキールさんが驚いて声を上げればドンタスさんが「余計な事を」っと顔を背ける。
「どういう事だネロ?」
「お前らの鼻じゃ多分分かんねえと思うけど、こいつ、酵母と麦芽の匂いがプンプンする。って事はまだウイスキーを仕込んでんだろ」
「だが麦は……」
「どうせ市場に影響が出ない範囲で買い付けてたんじゃないのか」
「お前、この食料難の時にウイスキー作ってる場合じゃないだろう!」
キールさんが呆れてドンタスさんを見るとドンタスさんが真っ赤になって怒り出した。
「ワシの金でワシの好きなように作ってんだ。何が悪い。これからまたナンシーとの取引が再開すんだろ、そこで売れるもんがなくちゃ商売になんねぇ」
「ごもっとも」
呆れる私とキールさんを他所に黒猫君がしたり顔で返した。
「だからこその新商品だ。麦を使わないで作るウイスキーの話、聞きたくないか?」
そう言って黒猫君がニヤッと意地悪な笑みを浮かべた。
3人がそれぞれの部屋に戻ったのを見て手元の台帳仕事に手を付けながら黒猫君に尋ねると黒猫君、ちょっと考え込んでからボソリといった。
「本当は今日にでも出たいんだけどな。なんせ『連邦』の連中の動向が分かんねえと下手にここを動けない。それにちょっと仕込んでおきたい物もあるしな」
「え? じゃあ、このまま暫くここにいる事もあり得るんだ。じゃあもしかして私も一緒にナンシーに行けるかもね」
「いや、流石にそこまで時間かかって欲しくないな」
そう言いつつも不安そうだ。
そこにドアをノックする音が響いた。パット君と二人でつい顔を見合わせてしまった。
もちろんもうダンカンさんが居ないのは分かってるんだけどそれでもつい思い出してしまったのだ。
「テリースです、いいでしょうか?」
そう言い置いてテリースさんが扉を開くのを見て二人でホッとため息を付いた。
「おやどうしたんですか? 何かありましたか?」
そんな私達の様子に気付いたテリースさんがちょっと心配そうに私達を見比べる。
「いえ、何でもありません。テリースさんこそ何かご用事が?」
「ええ、そろそろパットを休ませて頂こうと思いまして」
「え? 僕まだまだ平気ですが?」
「いいえ、いけません。最初は数時間づつってお約束ですよ」
驚いて文句をこぼしたパット君は有無を言わさぬテリースさんの手で無理やり抱き上げられて連れ去られてしまう。パット君、私とおそろいだ。
「じゃあ、また後でねパット君」
私は急いで手を振った。
「何かパット君と私って運命にもてあそばれる恋人同士みたい」
「ブッ!」
手元にあったお茶を吹き出しながら黒猫君がむせ返った。何やってるんだか。
「どういう発想だよ」
「だって傷ついたお姫様を庇って攫われるなんて私王子様みたいじゃない? しかも王子様のキスならぬ笑顔で元気づくお姫様。でもって二人は嫉妬する使用人達に抱え上げられて引き離される運命」
「庇ってねぇだろ。で、お前が王子かよ。しかも誰が嫉妬する使用人だ」
顔をしかめて睨まれた。あ、使用人は失礼か。
「まあ冗談はともかくとしてテリースさんも黒猫君も勝手に人のこと抱き上げ過ぎ」
「お前なぁ、これでもこっちは気を使ってだなぁ……」
私に睨まれてるの気付いた黒猫君は言葉尻の勢いがどんどんなくなった。
「確かに黒猫君には感謝してるよ、実際黒猫君に連れて行ってもらえないと行けない所も多いし。でも抱き上げる前に一言くらい言ってほしい」
「そうなのか?」
「うん」
こっちだってやっぱり恥ずかしいのだ。突然抱き上げられるのはどうも心臓に悪い。せめて心の準備をする間が欲しい。
「じゃあ、俺がお前を連れ回すこと自体は問題ないんだな?」
え? そ、そんな事言われてもうーん。
「えっと、うん。それは感謝してるよ。なんかもう黒猫君、私の二本目の杖みたいになっちゃってるし、他の人に迷惑かけるくらいなら黒猫君にお願い出来るのが一番安心って言うか」
「猫どころか今度は無機物扱いか……」
なんか黒猫君、がっかりしてる?
まあいいや。
「それよりナンシー行きの準備はいいの?」
「やべ、忘れるとこだった。そろそろウイスキー工房のオヤジが来るって言ってたな。キールの執務室に行くぞ」
言ってる側から声もかけずに黒猫君が私を抱え上げて部屋を後にした。
「いいところに来た、お前達もこっちに来て座ってくれ」
キールさんの執務室に入ると執務机の向こう側からキールさんが私達を呼び寄せた。その向かいには樽の様な巨体のおじさんがその大きな体を椅子からはみ出させながらこちらを振り向く。正直脂ぎってて苦手なタイプだ。
そんな私の内心を他所にそのおじさん、なんか目尻を下げて嫌な笑みを浮かべた。
「これはまた変わった毛色の召使をお使いですな。特にそちらの娘、これでしたら幾らか纏まった資金をご用意しますよ」
「ゴホン、彼らは使用人では無い。二人共れっきとした俺の施政官だ。今日の話し合いはこっちのネロが発端だ」
「おお、それは失礼。ワシはこの街で一番大きなウイスキー工房を開いているドンタスと申します」
そう言ってニタっと笑う顔は何かヒキガエルを思い起こさせる。
横をみると何か黒猫君も顔を引きつらせてる。
それでも私をキールさんの横の椅子に下ろしてからもう一つ椅子を私の横に引っ張ってきた黒猫君は、私をキールさんと自分の間に挟むようにして座る。
「ここのランド・スチュワードをやってるネロだ。今日呼んだのは他でもない、あんたの所のウイスキー工房に新しい商品を提案しようと思ってだ」
黒猫君の言葉にドンタスさんがちょっとムッとして黒猫君を睨む。
「新商品も何もそこのキーロン殿下に麦を全て取り上げられちまってこっちは開店休業中ですよ」
「知ってる。だからこその提案だ。このままじゃあんただって商売になんないだろ。市場で買い付けて商売するにしたって限度があるしな」
「は?」
「え?」
私とキールさんが驚いて声を上げればドンタスさんが「余計な事を」っと顔を背ける。
「どういう事だネロ?」
「お前らの鼻じゃ多分分かんねえと思うけど、こいつ、酵母と麦芽の匂いがプンプンする。って事はまだウイスキーを仕込んでんだろ」
「だが麦は……」
「どうせ市場に影響が出ない範囲で買い付けてたんじゃないのか」
「お前、この食料難の時にウイスキー作ってる場合じゃないだろう!」
キールさんが呆れてドンタスさんを見るとドンタスさんが真っ赤になって怒り出した。
「ワシの金でワシの好きなように作ってんだ。何が悪い。これからまたナンシーとの取引が再開すんだろ、そこで売れるもんがなくちゃ商売になんねぇ」
「ごもっとも」
呆れる私とキールさんを他所に黒猫君がしたり顔で返した。
「だからこその新商品だ。麦を使わないで作るウイスキーの話、聞きたくないか?」
そう言って黒猫君がニヤッと意地悪な笑みを浮かべた。
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