26 / 50
謎
しおりを挟む
僕のクラスには、謎の男が居る。
その男とよく関わるが、話してもつかめない。
名前をましんくんと言う。
お金が好きだと言いながら、話していることは違う。
今もそうだ。
前を向くと、ましんくんが発表していた。
「僕が紹介したいのはビュリダンのロバ。」
「これはロバの右側、左側などに完全に同じ距離餌があったとき。」
「どちらも進むことができないといったものです。」
僕は思った。やっぱり、金に関係ない‥。
「この話が示しているのはどちらに行こうと迷った挙句、何も行動できなくなるところにあると思うんだ。」
「それは重要な場面では致命傷だ。間違ってでもどちらか一方を選ぶこと。」
「それが金持ちになるための一つ方法として、僕は考えている。」
でも、お金の話だった‥。
そして、いつの間にかもう授業の時間は過ぎている。
先生はすぐ終わりにして、休み時間が始まった。
僕は彼の元に向かう。
「やっぱり、お金のこと好きだね。」
「設定は大事にしたいからね。」
「設定?どういうこと?」
「どういうことだろうね。」
やっぱり、彼は謎だ‥。
僕はそのまま彼のもとから去った。
男は一人になって、外に出ていく。
すると、同級生が彼の元に行った。
「ましんくん意識高いね。将来金持ち目指してるの?」
「僕はもう金持ちだよ。」
「今に満足してるってこと?凄いね。」
「そうとも言えるかもしれない。」
そうして話した後、同級生は去っていった。
その後、一人の男が彼の元に。
「少しいいですか?」
「もちろん、いいですよ。」
「あなたはお金について考えがあるんですか?」
「はい、ありますね。」
「良ければ教えてもらえませんか。」
「いいでしょう。お金こそ最大の善であり、あるものこそが正義です。」
その男は「なるほど。」と頷いた。
「それなら、貧乏こそが最大の善。そして、正義であると僕は思うんです。」
「そうですか。いい考えですね。」
ましんはそう言って、去ろうとする。
「意外な反応だ。否定しないんですね。」
「なんのために否定するんですか?」
男は口を閉じた。
ましんはそのままクラスに戻っていったのだった。
残った男は思う。
謎だ‥。
その男とよく関わるが、話してもつかめない。
名前をましんくんと言う。
お金が好きだと言いながら、話していることは違う。
今もそうだ。
前を向くと、ましんくんが発表していた。
「僕が紹介したいのはビュリダンのロバ。」
「これはロバの右側、左側などに完全に同じ距離餌があったとき。」
「どちらも進むことができないといったものです。」
僕は思った。やっぱり、金に関係ない‥。
「この話が示しているのはどちらに行こうと迷った挙句、何も行動できなくなるところにあると思うんだ。」
「それは重要な場面では致命傷だ。間違ってでもどちらか一方を選ぶこと。」
「それが金持ちになるための一つ方法として、僕は考えている。」
でも、お金の話だった‥。
そして、いつの間にかもう授業の時間は過ぎている。
先生はすぐ終わりにして、休み時間が始まった。
僕は彼の元に向かう。
「やっぱり、お金のこと好きだね。」
「設定は大事にしたいからね。」
「設定?どういうこと?」
「どういうことだろうね。」
やっぱり、彼は謎だ‥。
僕はそのまま彼のもとから去った。
男は一人になって、外に出ていく。
すると、同級生が彼の元に行った。
「ましんくん意識高いね。将来金持ち目指してるの?」
「僕はもう金持ちだよ。」
「今に満足してるってこと?凄いね。」
「そうとも言えるかもしれない。」
そうして話した後、同級生は去っていった。
その後、一人の男が彼の元に。
「少しいいですか?」
「もちろん、いいですよ。」
「あなたはお金について考えがあるんですか?」
「はい、ありますね。」
「良ければ教えてもらえませんか。」
「いいでしょう。お金こそ最大の善であり、あるものこそが正義です。」
その男は「なるほど。」と頷いた。
「それなら、貧乏こそが最大の善。そして、正義であると僕は思うんです。」
「そうですか。いい考えですね。」
ましんはそう言って、去ろうとする。
「意外な反応だ。否定しないんですね。」
「なんのために否定するんですか?」
男は口を閉じた。
ましんはそのままクラスに戻っていったのだった。
残った男は思う。
謎だ‥。
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
現代文学
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様を書いたストーリーです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる