29 / 50
弟
しおりを挟む
僕には弟がいる。
いつ変わってしまったのか分からない弟が。
小さい頃は可愛かった。しかし、今は‥。
口を開けばおかしなことばかり。
しまいには変なメモ帳も拾ってきた。
親は弟のことをおかしなふうに思っていた。
しかし、最近は段々、許してきてる。
もちろん、あいつは何一つ、迷惑をかけるようなことは言ってない。
しかし、なんだか嫌な感じがするんだ。
弟のくせに何故か大人っぽい。
味方もあった。
親を亡くした、弟と同い年の女子。
年をとるにつれてわかってきた。
あいつは優しいんだ。
だが、変わらず、この気持ちがある。
最近のあたりの酷さからか、親は言った。
「こうよはある日から変わってしまった。だけど、今のあの子もいいんじゃないか。」と。
子供に似つかわしくない大人っぽさ。害にならないなら、それもいいはずだった。
ある日、僕は弟に話しかけた。
「こうよ。」
「おにいさん。何でしょう?」
「悪かったな。」
弟は首をかしげる。
「こうよと、せらに今まであたりが酷かった。」
「せらさんに‥。悲しいことがあれば僕に‥!」
守ってるのか‥。
「今まではやりすぎた。だから、謝ろうと思ってな。」
「これからはなるべく気をつける。」
僕は心の中で思った。しかし、考えてることは変えないが。
弟は頭を下げた。
その様子を私は隠れて見てた。そして、思う。
よくわからないけど、こうよ、お兄さんと仲直りしたんだね‥。
良かった‥。
これからは家でも過ごせるかな‥?
私はこうよの元にいった。
「あっ!せらさん。」
「こうよ!お兄さんのこと、良かったね。」
「気にしてくれて優しいね。そして、せらさん僕のせいで悲しい思いをさせてごめん‥。」
私は一瞬、小さい頃の記憶が過ぎった。
「え⁉何が?」
「お兄さんに嫌な関わり方されてたんでしょう?」
「あ‥それのこと。大丈夫。私は他人だし‥。仕方ないよ‥」
「僕はせらさんのこと、家族だと思ってるよ。」
「ありがとう。」
優しい言葉‥そのはずなのに、心の中に少しもどかしさがあった──────
いつ変わってしまったのか分からない弟が。
小さい頃は可愛かった。しかし、今は‥。
口を開けばおかしなことばかり。
しまいには変なメモ帳も拾ってきた。
親は弟のことをおかしなふうに思っていた。
しかし、最近は段々、許してきてる。
もちろん、あいつは何一つ、迷惑をかけるようなことは言ってない。
しかし、なんだか嫌な感じがするんだ。
弟のくせに何故か大人っぽい。
味方もあった。
親を亡くした、弟と同い年の女子。
年をとるにつれてわかってきた。
あいつは優しいんだ。
だが、変わらず、この気持ちがある。
最近のあたりの酷さからか、親は言った。
「こうよはある日から変わってしまった。だけど、今のあの子もいいんじゃないか。」と。
子供に似つかわしくない大人っぽさ。害にならないなら、それもいいはずだった。
ある日、僕は弟に話しかけた。
「こうよ。」
「おにいさん。何でしょう?」
「悪かったな。」
弟は首をかしげる。
「こうよと、せらに今まであたりが酷かった。」
「せらさんに‥。悲しいことがあれば僕に‥!」
守ってるのか‥。
「今まではやりすぎた。だから、謝ろうと思ってな。」
「これからはなるべく気をつける。」
僕は心の中で思った。しかし、考えてることは変えないが。
弟は頭を下げた。
その様子を私は隠れて見てた。そして、思う。
よくわからないけど、こうよ、お兄さんと仲直りしたんだね‥。
良かった‥。
これからは家でも過ごせるかな‥?
私はこうよの元にいった。
「あっ!せらさん。」
「こうよ!お兄さんのこと、良かったね。」
「気にしてくれて優しいね。そして、せらさん僕のせいで悲しい思いをさせてごめん‥。」
私は一瞬、小さい頃の記憶が過ぎった。
「え⁉何が?」
「お兄さんに嫌な関わり方されてたんでしょう?」
「あ‥それのこと。大丈夫。私は他人だし‥。仕方ないよ‥」
「僕はせらさんのこと、家族だと思ってるよ。」
「ありがとう。」
優しい言葉‥そのはずなのに、心の中に少しもどかしさがあった──────
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
現代文学
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様を書いたストーリーです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる