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五人目のプレイヤー
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しおりを挟む「な、にしてんだよ、本当っ、お前……っ!」
「あの殴られ方、後から酷くなるぞ。だからさっさと見てもらう方がいいだろ」
「っ、そうじゃなくて、いい加減降ろせよっ」
「降ろしたら逃げるだろ」
「……ッ」
「いいから大人しくしてろ。それとも、騒いで誰かに見られたいのか?だったら好きなだけワーギャー言ってろ、止めねえから」
こいつ、本当に勝手なやつだ。
わかっていたはずなのに、それでも、しっかりと抱き締められる腕は本当に俺を離そうとしない。振動も少なくて、うっかり落ちそうになることもないその安定感が嫌だった。わざわざ人気のない廊下を選んで保健室までやってきた岩片は、俺を抱えたまま保健室に入ろうとしたので咄嗟に「ここから先は大丈夫だ」と胸を叩けば渋々降ろしてくれた。けれど、手は掴まれたままだ。
扉を開けば、見覚えのある怪しげな養護教諭の男が目を丸くした。
「おや、これはこれは珍しいお客様だ。……っと、その顔は……」
養護教諭の未来屋は、俺の顔を見るなり目を細めた。
そんなに酷い顔をしてるのだろうか、鼻血は止まったが、確かに頬は熱を持ち始めて焼けるように熱い。
「センセー、こいつの顔見てやって」
「……おいたわしや。どこの誰に殴られたんですか、せっかくの男前にさらに磨きがかかってるじゃありませんか」
「猿山のボス猿から俺を庇って下手な殴られ方したんだよ」
「……別に大したことないって言ってんですけどね、コイツが勝手に大袈裟にして」
「おや、大袈裟ではないですよ。取り敢えず、腰を降ろしてください。ベッドでいいですよ、鼻血は……止まってるみたいですね」
言われるがまま、一番近くのベッドに座らされる。横になってもいいですよと未来屋に促されたが、断った。岩片の前で横になりたくなかったからだ。
「吐き気は?」
「……ないっす」
「目眩もですか? ……私の手は正常に見えますか? ぶれて見えたりはしてないでしょうか」
「一本すね」
「口を開けれますか?」
「あ」
「噛み合わせに違和感は?」
「……ん、ちょっともごつくくらいで……けど、これくらいなら大丈夫っす」
「……骨は折れてないみたいですが、念の為処置しておきましょうか」
「……っす」
未来屋が養護教諭らしく見えたのは初めてかもしれない。はんてぼんやり思いながら、一旦ベッドから離れる未来屋を目線で負う。
岩片はベッドの側に椅子を置き、そこに腰を掛けた。
一発殴られただけで大袈裟な、と思うが、確かに頭に血が上ったときはそんな感じなかったのに段々痛くなってきたのも事実だ。下手したら全部持ってかれそうなパンチだった、思い出しただけで、手が震える。
なんで、俺は政岡の前に出てしまったのか。我ながら馬鹿なことをしたと思う。岩片なんか、一発くらい政岡に殴られろと思うのに。
未来屋はすぐに戻ってきた。それから、テキパキと応急処置を受けることになるのだが……。
「……先生、大袈裟すぎません、これ」
「多少大袈裟にしてた方がいいんですよ、貴方を殴った相手に罪悪感を植え付けてやるためにも」
「流石センセー、いい性格してるね」
いつの間に仲良くなってんだ、というツッコミをする気にもなれなかった。
塗るタイプの湿布を傷口の周辺、腫れた頬に塗られ、擦れた傷にバイキンが入らないためのガーゼで覆われる。ヒリヒリして痛いが、剥き出しにしてるよりかは確かにましだろう。
「取り敢えず、今は大丈夫でも目眩や吐き気があとから出てくる場合もあります。この時間は安静にしてた方がいいと思いますよ」
そういう未来屋に言われれば従うしかない。
「それじゃあ自分は仕事に戻りますのでまた何かあればすぐに呼んでくださいね」とだけ言い残し、カーテンを締め切る未来屋。
真っ白な天井に真っ白なカーテン、真っ白なベッドとシーツ。それから、真っ黒なまりも。
「……なんでお前まで居るんだよ」
当たり前のように椅子に腰をかけたままの岩片を睨めば、やつは表情を一つも変えずにこちらを見るのだ。
「お前、俺がいなかったらすぐ帰るつもりだろ」
「……別にこれくらい大したことない」
「なんでそう言い切れるんだ?」
「自分の体のことは俺がよくわかるからだよ」
「なら尚更信用ねえな」
溜息混じり、足を組み直す岩片に思わずカチンとくる。
「お前は自分のことすら全然理解できねえだろ、そんなやつの言うことなんて宛にもなんねーわ」
「このやろ……ッ痛ぅ……」
「下手に動くなって言われただろ。つか、あんま喋るな、口ん中も腫れてるだろ、お前」
……岩片の言う通りだった。
殴られた拍子に血の味がしたのは覚えてるが、どうやら頬の内側の肉が歯にぶつかって切れてしまったらしい。頬の表面と裏側、両方が熱を持ち始めた今、こうして話す度に痛みが顔面の左半分に走る。
あまりの痛みからか、次第に感覚すら麻痺し、違和感があった。
悔しかったし、なにより、恥ずかしかった。
あんなに会いたくなかったやつを助けてしまって、おまけに、こんな風に看病されることが。
それでいて、こいつはいつもと変わらない。それどころか、いつもよりも冷静で、より自分が一人でテンパってはから回ってる気がしてならなくて。
「…………笑いてえなら笑えよ」
「あ?」
「どうせ、俺がお前の言うこと聞かなかったからこうなるんだって思ってんだろ」
「……ああ、よく分かってんじゃねえか」
「っ、なら……」
と、顔をあげようとしたとき、ベッドが軋む。視界が陰る。鼻先同士がぶつかりそうな至近距離、椅子から立ち上がった岩片がすぐそこにいて、思わず俺は呼吸をすることを忘れていた。
「笑えねぇよ」
「つうか、俺以外のやつに簡単に傷付けられてんじゃねえ」少しでも動けばキスしてしまいそうな距離だった。それでも、覗き込んでくるやつの目から視線が逸らせなかった。殴られた頬が更に熱を帯びる。
「……意味、わかんねえ」
辛うじて喉の奥から絞り出した声は、みっともなく震えてしまった。ああ、意味なんて理解できるものか。この男はいつだってそうだ、俺の気持ちなんて理解しようともせず、自分が満たされることしか考えてないやつなのだから。理解できるはずなんて、ない。そう、やつを引き離そうとしたとき、「だろうな」とやつは見たことのない顔で笑った。
まるで、可哀想なものでも見るかのようなその目に思考すらも奪われた瞬間、視界が黒で塗り潰される。
唇に押し当てられる熱。
世界からこのベッドだけが隔離されたかのように、全ての音が遠くなった。
唇は、すぐに離れた。キスというよりも、唇と唇がただ触れ合うような接触にも関わらず、唇の感触は残ったままで。
「な、に……してんだよ……っ」
声が情けなく震えようが、頬が痛かろうが、どうでも良かった。目の前の黒まりも瓶底眼鏡野郎を睨めば、やつは、何も言わない。
「な、んなの、まじでお前……ッなんで……なにが、したいんだよ……っ」
たかがキス一つ、唇と唇がぶつかっただけだ。流せばいいと頭で思ってても、真っ白になった頭では何も考えられなくて。咄嗟にベッドから降りようとすれば、岩片に手を掴まれた。焼けるほど熱い手のひらの感触に、あの夜のことを思い出す。
けれど、あのときとはまるで状況が違う。
まばゆいほどの白い部屋の中、あのときとは違い、あいつの表情は見えるのだ。
――あいつは、困惑していた。言葉に詰まり、何かを言いかけようとしては、言葉の代わりに俺の手を握り締める。
「っ、い、わかた」
「……まだ、わかんねえの?」
「……っ、なにが……」
「俺が、何をしようとしてるのか……わかんねえの、お前」
失望とも違う、まるで未知の生物を前にしたかのような岩片の反応だった。なんでそんな顔をされるのかわからなかった。というか、何故俺がおかしいみたいな扱いを受けなきゃいけないのか。
「わかるわけねえだろ、お前のことなんて……っ、」
「……っ本当に?」
「だから、意味、わかんね……っ」
わかんねえから、と言い掛けて、岩片の指が、掌を重ねるように絡みついてくる。息を飲んだ。顔を上げればすぐ目の前には岩片の顔があって、先程のキスを思い出し、咄嗟に押し退けようとすれば、伸ばした手すらも取られた。
両手をやつによりベッドに押し付けられる。振り払おうと思えばできたのかもしれない。けれど、できなかった。
「ハジメ」
名前を呼ばれれば、条件反射で体が反応してしまうのだ。顔を逸したいのに、こちらを真正面から覗き込むその目から逸らせなくて。
「……ハジメ」
心臓の音が膨れ上がる。耳のすぐ裏側から聞こえてくるその心音に、全身が恐ろしいほど熱を帯びる。
なんだよ、と言いたいのに、その先を聞くのが怖くて、それなのに、言葉が出ない。
時間が停まったかのような感覚だった。
握り締められた手から岩片の鼓動が流れ込んでくるようで、もしかしたら俺の心臓の音かもしれない。もう、わけがわからなかった。
「俺は――……」
「尾張君!大丈夫ですか!」
「……っ!!」
開くカーテン、現れた真っ青な岡部に俺は咄嗟に目の前の岩片を押し退けた。
「あ、す、すみません……岩片君も一緒だったんですね……あ、も、もしかして僕お邪魔しましたか……?」
「い、いや、大丈夫だ、大丈夫だから全然。お、俺は……大丈夫だ、まじで全然平気だから……」
危ねえ、心臓の音がバクバクと響く。なんとかギリギリ誤魔化せたが、思いっきり突き飛ばしたせいで眼鏡が飛んでいってしまったらしい。無言で眼鏡を掛け直す岩片だが、明らかに怒ってるのがわかった。
「あ、あの……岩片君……?」
「便所」
「あ、はい……便所ですね、いってらっしゃい」
そのままカーテンの外へと出ていく岩片に、俺は心底ほっとした。それにしても、助かった。
岩片に掴まれた手首はまだ熱い。トクトクと脈を打つ心臓を必死に落ち着かせながら、俺は岡部に「心配かけたな」と謝罪する。
「いえ、僕の方こそもっと早く止めるべきでした……会長も、すごい心配してるみたいでしたよ、可哀想なくらい落ち込んでて……」
「そうだ、あいつは……」
「一旦尾張君の荷物を新しい部屋まで届けると言ってました。……それからは詳しく聞いてないですけど……それにしても、痛そうですね」
「……まあ、少しな。けど、死ぬほどじゃねーから、本当」
「そうですか……」
そう、安堵するように頬を緩める岡部。
だがそれも束の間、岩片が出ていったカーテンの外にちらりと目を向け、声をひそめる。
「あの……すみません、岩片君のあの反応……やっぱり邪魔しましたよね」
「や、寧ろ岡部が来てくれて助かったっつーか……気にすんなよ、あいつはいつもああだから」
ああ、っつーか自分勝手っつーか。
そうですかね……とやっぱり不安そうな岡部だが、俺の言葉を聞いて幾分かは安心したようだ。
「そういや、岡部たちも聞いたのか……部屋のこと」
「はい、宮藤先生と寮で会って話を聞いたんです。それで僕も手伝わせてもらおうかと思ったら丁度尾張君たちがいて……」
それで、あの最悪なタイミングか。本当にたまたまだったんだな。なんて間の悪さだ。
「というか、その……なんか、意外でした」
「なにが?」
「会長って、もっと怖そうな人と思ったんですけどこう人の手伝いとかするんですね」
さらりとそんなこと言う岡部に少しだけ笑いそうになってしまった、確かにあの男の見た目からしてそんなタイプには見えないだろうが、最初俺も意外だと思った。自分の後輩とかは結構可愛がるし、気遣いとかもするタイプなのだ。……だからこそ、現状のあいつとの関係は余計おかしなものだと思う。
「……尾張君? 傷、痛むんですか?」
「いや、大丈夫だ。……それよりも、岡部、お前も疲れたんじゃないか。……昨日からあいつに付き合わされてたんだろ」
「まあ、徹夜にはなれてるので……って、あれ、僕、その話しましたっけ?」
「あー……いや、聞いたんだ」
五条に、というのは黙っていた。
五条のことをよく思っていない岡部がまさか五条に嗅ぎ回られてると知れば怒髪天突くことになりそうだからだ、障らぬ神に祟りなしとは言ったものだ。
「……あいつ、大丈夫だったか? なんか迷惑とか……掛けてないか?」
沈黙がいやで、咄嗟に話題を投げかけるがなんだか余計なことを聞いた気がしてならない。というか、俺はなんの心配をしてるんだ。あいつのことなんてどうだっていいと思うのに、母親みたいな心配をしてしまう自分に呆れてしまう。
「……はは、お母さんみたいですね、尾張君、大丈夫ですよ、僕の方こそ岩片君にはいい練習相手になってもらってますから」
「れ……練習?」
「はい、今度ゲームのオンライン大会の予選があるんです。なのでそれの」
……なんだ、ゲームか。
紛らわしい言い方をする岡部にぎょっとするが、すぐに安堵する。……いや、何をホッとしてるんだ。別にあいつがどこで何をしようとどうでもいいと決めたばかりではないか。そう思うのに、妙に落ち着かない。
「……それにしても岩片君、トイレにしては長いですね」
「多分あいつならもう部屋に戻ってるぞ」
「え」
「岩片の常套句なんだよ、都合悪くなったらトイレっつってそのままバックレるの」
「そ、そうなんですか……?」
「悪いな、先に言っておくべきだったわ。……俺のことは気にしないで追いかけてもいいんだぞ」
「いえ、大丈夫ですよ。きっと、岩片君も一人になりたかったのかもしれませんし……それに、尾張君のことが心配だったのも事実ですから」
なんか、こう、ストレートに優しくされるとじわりと熱くなるものがあるな。いいやつだな、岡部は。だからこそあの岩片と付き合えるのかもしれない。
「けど、せっかくのお休みのところ長居するのも申し訳ないので僕も失礼させてもらいますね。……また教室で」
「ああ。……ありがとな」
岡部は控えめに会釈だけして、そのままカーテンの外へと出た。
ようやく一人になって俺はそのままベッドに横になった。くそ、顔が痛い。せっかく休めるのだ、少しだけ眠るか。
昨日今日で疲弊しきった体を労るため、俺はそのまま目を瞑る。
瞼裏に蘇るのは、何かを言いかけようとした岩片だった。
……何を言おうとしたのかなんて、知らなくてもいい。聞きたくない。自分でもなにを恐れてるのかわからなかった。
これ以上、何を恐れる必要があるのだと。
いつの間にかに本格的に眠りこけていたようだ。
「だから、別に何もしねえから」
「とはいえ彼は安静中の身だからねえ、君のような子を会わせたくないんだよ先生としては。分かるでしょう?」
「し、静かにするし……負担も掛けねえ……だから……」
遠くからぼんやりと聞こえてくる何か揉めてるような声に気付き、次第に意識がはっきりとしていく。
どうしたのだろうか、と体を起こしてカーテンをそっと捲ろうとすれば、その向こう、よく知った男の姿を見つけて息を飲む。
「政岡……?」
未来屋と向き合うように立っていたその人物の名前を口にすれば、二人は驚いたようにこちらを振り返る。
「お、尾張……っ」
「尾張君、すみません、起こしてしまいましたか」
「いや、別に大丈夫っす。それよりも……」
ちらりと政岡をみれば、人の顔を見つめたまま政岡は苦しそうに顔を顰めるのだ。
「尾張……っ、悪かった。痛む、よな……」
近付いてきては、恐る恐る顔に触れようとして、慌てて手を引っ込める。まるで叱られた犬のようだと思った。
確かにすげー痛いけど、別にこいつは俺を殴ろうとして殴ったわけではないのだ。むしろこの場合、わざわざこいつに殴られた俺の方がおかしいわけで。
「別に、痛くねえから」
「でも、腫れて……」
「まあ、多少話しにくいけどな」
ちょっとした仕返しに言い返せば、政岡はまじで気にしてるらしい。「悪い」と項垂れるその声にすら覇気はない。
「おや? もう戻られるのですか?」
「ええ、もう大分休ませてもらったんで流石にこれ以上は……」
「そうですか。私としては別にずっといてくれても構わないのですが……ああ、一応夜の分のガーゼと傷薬渡しておきますね」
「ありがとうございます」
「また足りなくなったりガーゼの貼り方がわからなければいつでもここへ来てくれていいんですからね」
そう掌をひらひらさせる未来屋に、俺は「どうも」と笑い返した。殴られた頬が引き攣ってクソ痛い。
というわけで、俺は保健室を後にする。当たり前のように、それでも気にしているのか俺の少し後ろからついてくる政岡は不意に「尾張」と俺を呼ぶ。
「なんだよ」
「荷物、一応……新しい部屋に運んでるから、その……すぐに眠れるようにしてる」
「……そりゃどうも」
ありがとう、というのもなんだか腑に落ちなくて、冷たい言い方になってしまった。
こいつもこいつだ、俺のことなんて放っておけばいいのに。誰もそこまでしろなんて言ってないのに。あんなことしておいて、こういう風に世話を焼かれるとどんな顔をすればいいのかわからなくなる。
学生寮の新しい部屋まで政岡とともに戻ってきた。鍵はやつが持っていたらしい、それを受け取り、俺は政岡から逃げるように部屋に入った。
……つくづく不毛だ。こんなままごとみたいな真似して、あいつも楽しくないだろう。寧ろそろそろ俺に頭来てくれた方がいいのに。
「……あほらし」
それから、俺はまとめたままになってた服をクローゼットに突っ込んだり部屋を片付けることにした。
政岡のやつ、変なもの仕込んでないかと思ったが、岩片とは違うらしい。怪しげなものが増えてたり、逆に減ったりなんてことはなかった。
本当に、ただ俺の代わりに荷物を運んでくれたというのか。
その代わり、折りたたみ式のベッドはすぐに寝られるようにベッドメイキングまでしてあるのがなんだかおかしくて、その気遣いが余計俺の首を締めるのだ。
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