親友がカルト因習村村長の息子だった話。

田原摩耶

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登場人物とか色々

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※ネタバレ含みます



隣春ちかはる
黙ってれば男前。思ったことをそのまま口にしがち。
脱村後は世話になった警察官・橘に引き取られ、橘姓を名乗るようになる。
行方不明の両親と妹を探している。

嘉瑞永良かずいながら
村長兼スウイ会教祖の息子。
隣春のクラスメイト。顔だけはいいが性格は問題がある。穏やかなのは物腰だけだが基本人に優しくない。


隣町の警察官。スウイ会の信者になった息子を探していた。同じ境遇の隣春を放って置けず、養子として招き入れる。

暗坂くらさか
村出身のスウイ会幹部。隣春や永良と同じ学校の上級生。わりと迂闊で騙されやすい。気が弱く隣春に利用されがち。

風夏ふうか
隣春の妹。デリカシーのない兄とはやや不仲で両親にべったりだった。

スウイ会
人との繋がりと絆、喜びと苦しみの共有により人生を豊かにすることを理念とするカルト集団。
とある辺鄙な村に総本山を構えている。
教団に背いたものには厳しい処罰を下し、連帯責任という名の下その痛み分けをすることでより信者同士の結びつきを強固にすることを目的としている。
教祖は世襲制で決まり、現在の二代目教祖は永良の実父。

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