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本編
幕間10
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2035年10月29日、9時。台湾、基隆港。
「よーぉ。お疲れさん」
「はい、お疲れ様です。えーと、アイザックさん」
「おう、元気で何より」
もはや当たり前のように単機でヴィルツを退ける聖。本来ならば天穹城へと帰還し状況を報告する予定となっているが、その予定を後回しにする形で台湾に寄った。その理由が降り立った聖を出迎えた。
「もしや」
「や、違うって。ソッチじゃない、断じて!!」
「ソウデスカ?」
そのアイザックにヴァルナから降り立ったばかりのコロが圧を掛ける。彼女が気に掛けるのは聖がアイザックに変な場所に連れていかれやしないか、という一点のみ。
「そっち?」
「いや、何でもない。呼んだ理由は次の作戦絡みだよ」
「第五次ネスト攻略作戦、ですか?」
「重工が作戦の成功率を少しでも上げる為に色々と小細工弄しているのは知ってるだろ?」
アイザックの言葉にあぁ、と相槌を打つ聖。彼の脳裏にエルザとの会話が蘇る。プロジェクトB・E。共鳴レベルを上昇させる薬の投与が決まった、そんな話を思い出した。
「そういえば」
「俺も胡散臭い薬を打たれてさ。で、まぁお前にも必要だろって進言したのさ。今、準備させてる」
「何をです?薬じゃないですよね?」
「鐵操縦訓練用の対戦シミュレーターだ。お前、相当な腕らしいな?」
素直に褒めるアイザック。
「そう、ですかね?必死だったんである程度は……せめて、これ位はって程度ですけど」
が、聖は素直に受け取らない。教師陣も感嘆し、唸る程の技量は『共鳴レベル0』との烙印の前には余りにも無力。本来ならば自慢して然るべき技量は、『そうでもしなければ共鳴レベル0の自身の存在理由を立てられなかった』苦悩とセットになっている。当然、良い思い出ではない。そうか、とアイザックはごちる。ただ、彼の語る「ある程度」は常人の遥か上を行っている事実をアイザックは把握している。していて、それでも提案した。
「ともかく、これからお前に俺の技術を全部見せる。だから可能な限り覚えていけよ、ってワケさ」
「なるほど」
「それから、後は癖を読んで先回りする方法とかも覚えとけよ。特に殻付きは強い分割に妙な癖があったりするからな」
「へぇ」
アイザックの言葉に聖はただただ驚くばかり。これまではヴァルナという規格外での力押しが通用したが、ネスト地下に控える敵に通用する保証はない。
「あの、私がいますけど」
対するコロは不満に口を尖らせる。どうやら自分の能力が不満だと受け取ったらしい。が、アイザックは怯まない。
「いても関係ねぇよ。伝えて、反応するまでにラグがある。ほんの一瞬だが、死ぬには長すぎるぞ」
「私がオートで」
「関係ない。絶対、何があっても合わせられるなら話は別だ。だがそうでなきゃ動きにズレが出る。ほんの僅かだがな。だから聖クンが強くなる必要があるんだよ。大体なぁ、勝つ為、生きる為の道ってのは大体が面倒で地味なモンの積み重ねなんだよ」
そんな言い争う二人のやり取りに聖は傍と気付く。ヴァルナという桁違いの戦闘能力を持つ機体に搭乗して以降、その力に頼りっぱなしだった。同年代とは比較にならない程に高い操縦技能も鍛えなければ衰え、錆び、何れは敗北に繋がる。
学校生活までまでならば問題なく、ヴァルナの性能を考えればこれからもそれでよいかも知れないが、親の性能は不明。甘い言い訳が通じない相手であった場合、自身だけでなく人類も危機に追いやる可能性は否定出来ない。
自身が全く考えもしなかった可能性をアイザックは見抜き、提案した。しかも、彼はヴァルナと交戦して成すすべなく敗北している。その圧倒的な力を知っていながら、それでも技術が必要だと聖を諭し、訓練する段取りを整えた。
「ありがとうございます、アイザックさん」
「おう、もっと褒めろよ。で、シミュレーターは機体性能や共鳴レベルに差異が無いって設定だ。って事は実戦経験の分、どう考えたって俺が勝つ」
「ですね」
「だが、そりゃあ当たり前の話だから一々引き摺るな。いいか、よく聞けよ?」
「はい」
「人生ってのはなァ、肝心なところで勝てば後は負けたっていいんだよ。負けの数なんて気にするな数えるな。肝心なところでだけ、絶対に勝て。で、お前の勝ちってのは何だ?」
「親の討伐」
自信をもって語る聖にアイザックはニンマリと笑った。
「分かってんじゃないか聖クンは。で、お前の勝ちは俺達の勝ちでもある。気張れよ」
「はい」
聖の返答に気を良くしたアイザックは『じゃあ行くか』と、シミュレーターのある施設へと歩を進める。聖もその後を追う。
「今日教えて明日実践できるなんて思っちゃいねぇ。日本でいう、えーと、付け焼刃とか焼け石に芋とか、とにかくそんな状態だ」
「芋、じゃなくて水です」
「細けぇこたぁいいんだよ。ともかく、今日の訓練は小さな差でしか無い。だけど、その差が勝ち負けを左右するかもしれない。だから」
「お願いします」
「おう。お前、才能あるよ」
「そうですか?先生は何も言ってくれなかったし、皆は弱いって」
聖の告白にアイザックが眉をひそめた。
「生徒共はしゃーないにしても、教師位はちゃんと認めてやれよなぁ。ヨシ、じゃあ俺が認めてやろう。お前の才能は凄いぞ」
教師も生徒も認めなかった理由は0判定された共鳴レベルと察したアイザックが聖の肩をバシバシと叩いた。
「はぁ」
「だがソイツは操縦の方じゃない。努力って才能だ。いつ来るか分からない幸運の為に無駄に思える研鑽を躊躇なく出来る奴。世の中そういう地道な方が凄いんだよ」
「そ、そうですか?」
「そうだよ」
アイザックは酷く上機嫌だ。現実的に一発逆転などほぼほぼ存在しない。地道な積み重ねが最終的に力となり、力が自信を生み、自信が結果を出す土壌となる。それがアイザックの持論。ヴァルナという規格外の力を偶然手にした例外中の例外、九頭竜聖はアイザックを信じ、受け入れた。それが彼に取って堪らなく嬉しかったのだろう。
また、釣られて聖も少しだけ機嫌を上向けた。自身を認めてくれた数少ない人物への信頼が隠し切れない。
「頼みがある」
上機嫌なアイザックの顔から、フッと笑顔が消えた。
「勝て、ですか?」
「違う。もし、俺が作戦中に死んだ時の話だ」
死。その言葉に聖の身体が一瞬、硬直した。身近な人の死、見知った誰かの死が生む痛みを彼は経験している。ソレまで当たり前だった存在がいなくなる痛みは、まるで幻肢痛の様に何時までも心を苛む。
「俺の墓に手向けて欲しいものがある」
「何を、です?」
「人類の勝利。お前なら出来るだろ?花とか酒とか、そんな気の利かねぇモン持って来るな。人類の勝利、それだけ手向けに来てくれ」
「はい。必ず」
聖と言葉にアイザックの顔が再び綻んだ。
※※※
「ところで」
ふと何かを思い出した聖がアイザックの足を止める。
「あんだよ?」
「ソッチの話って何の事です?」
「あー。それはね、男なら誰しも気持ちよくなれる天国の様な場所があるんだよ世の中にはね」
「はぁ」
「だーけどもコロちゃんが駄目って言うんだよね。後、すっかり君の保護者面なエルザちゃんも。だからこの話はまた今度」
「聞こえてるぞォ、アイザックゥ」
「は!?」
どうやら諦めていなかったらしい。背後からの付き刺すような視線に恐る恐る振り返ったアイザックの視界に映るのは、怒りを露わにするコロ。特大のトラウマを刺激された彼は暫くその場から動けなくなった。
「よーぉ。お疲れさん」
「はい、お疲れ様です。えーと、アイザックさん」
「おう、元気で何より」
もはや当たり前のように単機でヴィルツを退ける聖。本来ならば天穹城へと帰還し状況を報告する予定となっているが、その予定を後回しにする形で台湾に寄った。その理由が降り立った聖を出迎えた。
「もしや」
「や、違うって。ソッチじゃない、断じて!!」
「ソウデスカ?」
そのアイザックにヴァルナから降り立ったばかりのコロが圧を掛ける。彼女が気に掛けるのは聖がアイザックに変な場所に連れていかれやしないか、という一点のみ。
「そっち?」
「いや、何でもない。呼んだ理由は次の作戦絡みだよ」
「第五次ネスト攻略作戦、ですか?」
「重工が作戦の成功率を少しでも上げる為に色々と小細工弄しているのは知ってるだろ?」
アイザックの言葉にあぁ、と相槌を打つ聖。彼の脳裏にエルザとの会話が蘇る。プロジェクトB・E。共鳴レベルを上昇させる薬の投与が決まった、そんな話を思い出した。
「そういえば」
「俺も胡散臭い薬を打たれてさ。で、まぁお前にも必要だろって進言したのさ。今、準備させてる」
「何をです?薬じゃないですよね?」
「鐵操縦訓練用の対戦シミュレーターだ。お前、相当な腕らしいな?」
素直に褒めるアイザック。
「そう、ですかね?必死だったんである程度は……せめて、これ位はって程度ですけど」
が、聖は素直に受け取らない。教師陣も感嘆し、唸る程の技量は『共鳴レベル0』との烙印の前には余りにも無力。本来ならば自慢して然るべき技量は、『そうでもしなければ共鳴レベル0の自身の存在理由を立てられなかった』苦悩とセットになっている。当然、良い思い出ではない。そうか、とアイザックはごちる。ただ、彼の語る「ある程度」は常人の遥か上を行っている事実をアイザックは把握している。していて、それでも提案した。
「ともかく、これからお前に俺の技術を全部見せる。だから可能な限り覚えていけよ、ってワケさ」
「なるほど」
「それから、後は癖を読んで先回りする方法とかも覚えとけよ。特に殻付きは強い分割に妙な癖があったりするからな」
「へぇ」
アイザックの言葉に聖はただただ驚くばかり。これまではヴァルナという規格外での力押しが通用したが、ネスト地下に控える敵に通用する保証はない。
「あの、私がいますけど」
対するコロは不満に口を尖らせる。どうやら自分の能力が不満だと受け取ったらしい。が、アイザックは怯まない。
「いても関係ねぇよ。伝えて、反応するまでにラグがある。ほんの一瞬だが、死ぬには長すぎるぞ」
「私がオートで」
「関係ない。絶対、何があっても合わせられるなら話は別だ。だがそうでなきゃ動きにズレが出る。ほんの僅かだがな。だから聖クンが強くなる必要があるんだよ。大体なぁ、勝つ為、生きる為の道ってのは大体が面倒で地味なモンの積み重ねなんだよ」
そんな言い争う二人のやり取りに聖は傍と気付く。ヴァルナという桁違いの戦闘能力を持つ機体に搭乗して以降、その力に頼りっぱなしだった。同年代とは比較にならない程に高い操縦技能も鍛えなければ衰え、錆び、何れは敗北に繋がる。
学校生活までまでならば問題なく、ヴァルナの性能を考えればこれからもそれでよいかも知れないが、親の性能は不明。甘い言い訳が通じない相手であった場合、自身だけでなく人類も危機に追いやる可能性は否定出来ない。
自身が全く考えもしなかった可能性をアイザックは見抜き、提案した。しかも、彼はヴァルナと交戦して成すすべなく敗北している。その圧倒的な力を知っていながら、それでも技術が必要だと聖を諭し、訓練する段取りを整えた。
「ありがとうございます、アイザックさん」
「おう、もっと褒めろよ。で、シミュレーターは機体性能や共鳴レベルに差異が無いって設定だ。って事は実戦経験の分、どう考えたって俺が勝つ」
「ですね」
「だが、そりゃあ当たり前の話だから一々引き摺るな。いいか、よく聞けよ?」
「はい」
「人生ってのはなァ、肝心なところで勝てば後は負けたっていいんだよ。負けの数なんて気にするな数えるな。肝心なところでだけ、絶対に勝て。で、お前の勝ちってのは何だ?」
「親の討伐」
自信をもって語る聖にアイザックはニンマリと笑った。
「分かってんじゃないか聖クンは。で、お前の勝ちは俺達の勝ちでもある。気張れよ」
「はい」
聖の返答に気を良くしたアイザックは『じゃあ行くか』と、シミュレーターのある施設へと歩を進める。聖もその後を追う。
「今日教えて明日実践できるなんて思っちゃいねぇ。日本でいう、えーと、付け焼刃とか焼け石に芋とか、とにかくそんな状態だ」
「芋、じゃなくて水です」
「細けぇこたぁいいんだよ。ともかく、今日の訓練は小さな差でしか無い。だけど、その差が勝ち負けを左右するかもしれない。だから」
「お願いします」
「おう。お前、才能あるよ」
「そうですか?先生は何も言ってくれなかったし、皆は弱いって」
聖の告白にアイザックが眉をひそめた。
「生徒共はしゃーないにしても、教師位はちゃんと認めてやれよなぁ。ヨシ、じゃあ俺が認めてやろう。お前の才能は凄いぞ」
教師も生徒も認めなかった理由は0判定された共鳴レベルと察したアイザックが聖の肩をバシバシと叩いた。
「はぁ」
「だがソイツは操縦の方じゃない。努力って才能だ。いつ来るか分からない幸運の為に無駄に思える研鑽を躊躇なく出来る奴。世の中そういう地道な方が凄いんだよ」
「そ、そうですか?」
「そうだよ」
アイザックは酷く上機嫌だ。現実的に一発逆転などほぼほぼ存在しない。地道な積み重ねが最終的に力となり、力が自信を生み、自信が結果を出す土壌となる。それがアイザックの持論。ヴァルナという規格外の力を偶然手にした例外中の例外、九頭竜聖はアイザックを信じ、受け入れた。それが彼に取って堪らなく嬉しかったのだろう。
また、釣られて聖も少しだけ機嫌を上向けた。自身を認めてくれた数少ない人物への信頼が隠し切れない。
「頼みがある」
上機嫌なアイザックの顔から、フッと笑顔が消えた。
「勝て、ですか?」
「違う。もし、俺が作戦中に死んだ時の話だ」
死。その言葉に聖の身体が一瞬、硬直した。身近な人の死、見知った誰かの死が生む痛みを彼は経験している。ソレまで当たり前だった存在がいなくなる痛みは、まるで幻肢痛の様に何時までも心を苛む。
「俺の墓に手向けて欲しいものがある」
「何を、です?」
「人類の勝利。お前なら出来るだろ?花とか酒とか、そんな気の利かねぇモン持って来るな。人類の勝利、それだけ手向けに来てくれ」
「はい。必ず」
聖と言葉にアイザックの顔が再び綻んだ。
※※※
「ところで」
ふと何かを思い出した聖がアイザックの足を止める。
「あんだよ?」
「ソッチの話って何の事です?」
「あー。それはね、男なら誰しも気持ちよくなれる天国の様な場所があるんだよ世の中にはね」
「はぁ」
「だーけどもコロちゃんが駄目って言うんだよね。後、すっかり君の保護者面なエルザちゃんも。だからこの話はまた今度」
「聞こえてるぞォ、アイザックゥ」
「は!?」
どうやら諦めていなかったらしい。背後からの付き刺すような視線に恐る恐る振り返ったアイザックの視界に映るのは、怒りを露わにするコロ。特大のトラウマを刺激された彼は暫くその場から動けなくなった。
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