俺の家に盗聴器が仕掛けられた

りこ

文字の大きさ
1 / 2

俺の家に盗聴器が仕掛けられた

しおりを挟む
「あ゛~楽しかった……」
 バイト終わりに親友と晩飯を食べて帰ってきた。
 あとはもう洗濯物取り込んで……風呂かあ。めんどくせえから風呂は明日でもいいか……? と思いながら部屋へ入れば、なにか違和感。
 ……なんだ? 感じた違和感の正体はなにかわからない。くるりと見渡してもなにか違うとは思うがそれがなにかはわからないのだ。
 ……まあ、なにかの勘違いだろうと思い、ベランダに行けば……洗濯物がねえ。
 は? んで、ねえの。盗られ……いや俺の洗濯物一式とってどうすんだ。男だし、それ以前に俺だ。イケメンですらない。可愛くもない。
 落ち着け。とりあえず……とりあえず、部屋を見渡す。なにかヒントがあるかもしれねえ。
 ほら、俺が色々忘れてるだけの可能性もあんじゃん? ね?
 自分でもだれに話しかけてるのか全くわからないが、こうでもしないと落ち着かない。当たり前に返答はないが。
「……あ」
 目線の先には綺麗に畳まれた俺の洗濯物が、ある。
「……いやいやいやなんで?!」
 恐る恐る近づいて、指二本で洗濯物を摘む。……なんもねえわ。そりゃそう。
 ……あーー知らねえ間に母さん来た、とか? それしかねえよな。だって、家族しか鍵持ってねえし。
 
 
「……あ、母さん? 今日俺ん家……きた? 洗濯物取り込んでくれた?」
 電話で聞いてみたが「なんの話? というかあんた! ちゃんとご飯食べてるの!?」と説教コースになりそうで慌てて電話を切った。
 ……母さんでは、ない。なら、だれが…………。
 
 
 
 …………あーーーこれ、あれじゃん。俺のストーカーだ。絶対そう。やべえやつだ。
「あーーーー…………ちょっと、コンビニ行こ~。明日の朝食うものねえわ」
 限りなく自然に。バレねえように。
 
 
 ガチャ。──パタン。





 ♢
 
 
 
 ピンポンピンピンッ!!!
「なんだよ!? だれだよ!!!」
「ゆ、ゆき~~!!!」
「……あき?」
 俺は親友の雪の家へと走った。大学入ってからこんなに走ったこと一度もねえと思う。いや、高校のときもないな。帰宅部だったし。
 どうした? と言いながら、さっと家へと入れてくる雪。イケメン……さすが雪……。
 雪は昔から俺に甘い。俺が求めれば助けてくれるのをわかっているから俺も俺ですぐに甘えてしまう。
 今日も、つうか家に帰るまでは雪の家にいた。もはやただいまでもおかしくないんじゃと思うレベルで雪の家に入り浸っている。雪、いつもありがとう。大好きだぜ。
 
 
 
 リビングに通してくれたあと、雪はきょとんとした表情で問いかけてきた。
「忘れ物?」
「ちげーって! 俺にもついにヤンデレが!!」
「…………ごめん、何言ってるかわかんねえ」
 軽く引きながらも続きを聞こうとしてくれるとこマジで好きだぜ雪。ありがとうな。
「いや、帰ったらさあ」
「すんなり炬燵入るじゃん……」
「まあまあ。俺の洗濯物取り込まれてんの」
 そう言えば雪は一瞬固り、詰まったように問いかけてきた。
「…………親、とか」
「聞いた。違うって」
「……ストーカーじゃん絶対」
「だろ!? 俺もそう思う。つうかこれ絶対盗聴器とか仕掛けられてんじゃん?!」
「それは……わかんねえ、けど」
「いや、仕掛けられてるね。俺の経験では盗聴器とかGPSとかもうあるのよ」
「経験ねえじゃん~~」
「読んだから! 漫画とか!! そういうので!! だからわかんの俺には」
 雪は溜息を吐いたあと眉を下げて笑った。
「危機感ねえなあほんと」
 
 
 
 
 
「警察は」
「ん~……まあ、まだ実害ねえしなあって」
 炬燵の上のみかんの皮を剥きながら答える。皮を剥きおわったみかんを半分に割り雪へと渡した。
「なあ、もうこのまま俺ん家住むか?」
「…………え」
 みかんを口に運んでいた指が思いもしていなかった言葉でとまる。雪に視線をやれば、何食わぬ顔をしてみかんを食べていた。
「秋、あんま家にも帰ってねえし。あの家ストーカーバレしてんの確実だろ」
「……まあ、それはそうだけど」
「盗聴とかは……そうだな」
 待ってろと言ったあと炬燵から立ち上がり俺の後ろへときた。何をするのかと思えば、押し入れに体を突っ込みゴゾゴゾとなにかを取り出し始める。
「ん」
「なにこれ」
 目の前に出されたソレに見覚えはない。なんだこれ。
「盗聴器探すやつ」
「……なんでもってんの雪」
「昔サークルの先輩にもらった」
「えーーソレだれだよ」
 俺と雪は同じサークルに入っているが、そんなものを持っている先輩に心当たりはない。
 素直に不思議に思い問いかければ、ふ、と小さく笑った雪は「やきもち?」なんて聞いてきた。
「なんでだよ」
 そう笑えば、雪はにまにまと意地の悪い笑みを浮かべている。
「だって──秋の知らないやつと俺が関わりあるのが嫌なんだろ」
「……そういうわけじゃ、ねえだろ」
 ……そうだよな? 普通に、ただ普通に……気になっただけ。いや気になるだろ。そんなの渡してくる先輩とか。しかも俺も知ってるはずの相手だぞ。
「そう? 秋、昔からそういうとこあるからなあ」
 そう言われると心当たりはあって。雪がだれかと、俺以外と会うと言えば「だれ?」と聞いていた。
 それに意味はあったのかと言われたらなかったはず、だった。ただ、単純に……気になった、だけで。
 普通は、普通? は、そんなことも聞かないもの、なのか。わかんねえ、けど。
「とりあえず……まあ、遅いし明日。……盗聴器調べるか」
 雪は優しい声でそう言った。
 
 
 
 
 


 ♢
 
 
 
 雪の家に泊まった次の日、俺の部屋の盗聴器を調べた。そうしたら、まあ、あった。
 外した方がいいのかという話もしたのだが、すぐには外さないほうがいいらしい。盗聴器を設置していることが気づかれたとバレればそれも危ないらしく、しばらくは泳がそうと言われた。
「……泳がす、って具体的になに」
「ん~……一番いいのは秋にそういう相手がいるってわからせることだよな」
「…………いませんが?!?」
「うん、しってる」
 けらけらと楽しそうに笑う雪に少しだけ殺意が芽生える。お前みたいにイケメンじゃねえし!? とは思うが雪も俺が知っている限りそういう相手ができたのは見たことがない。
 まあ、そう思うと雪も俺と変わらないということだな。と謎の安心感が生まれて一人で頷いていたら「え、なに。なんと交信してんの?」とドン引きされた顔で言われた。なにとも交信してねえわ。
 
 
 
 
「あー女の子に頼んで部屋来てもらうとかしかないか……」
「は?」
「え、ほら、そういう相手いないし……」
 今まで見たことがない冷たい目で俺を見る雪にまるで浮気の言いわけでもするかのように言ってしまう。
「……あぁ。でも女の子にそんなこと頼むの失礼すぎるだろ」
「……まあ」
 それはそうだよな。変に捉えられると俺とヤってくれ! と言ってるようにも聞こえるし。俺は一途な男なので、好きじゃない子にそういう行為も、無理矢理致したりもしないが……相手からすればな。
 好きな子がいればその子にお願いしたいが、そんな相手もいない。
「俺でよくね?」
「…………ん?」
「俺が秋とそういう相手だと思われたらいいじゃん。俺の部屋あんだけ来てんだからそう思われてもおかしくないだろ。つーか、あれだけ俺と会ってて他に相手いたつうのも信じてくんねえよ絶対」
「え、いや……え?」
「いやなの?」
「いや、とかは、ない……けど、」
「ならいいじゃん。決まり!」
 
 
 雪の部屋で、俺の(仮)恋人は雪に決まり、次に雪が俺の部屋に来るときには俺は雪とイチャつく、らしい。……俺と、雪がいちゃ…………?
 
 
 
 
 


 あれから週の何日かは俺の部屋で雪と過ごすようになった。……いや、前とそんな変わりないよな。雪と離れることなかったし。
 状況的には変わりないのだが、過ごし方は、かわった。
 雪とくっついて座るようになり、触れるだけの、その、き、キスとか、したり。したことねえし、困惑するだろ!? そんな俺を見て雪は〝かわいい〟と目を細めて微笑む。
 …………顔が! いい!!!
 いや、なんかもうそんな顔されたら無理。俺もしかしてかわいいんじゃ? と思えてしまう。鏡を見るたびに、いや、ただの平凡顔だな。と理解するのだが。
 本当にちゅっと唇があたるだけのそんなキスなのだが、最近はキスをしながら耳を触られるようになった。なんだ?! と思っていたが、キスをしていないときに、耳を触られると……なんか、すげえやばい感じになってきてさ。
 唇がすげえむずむずすんの。キスしてえ、ってなる。誰でもいいわけじゃない。雪の唇しか考えられなくなる。
 今も俺の肩に腕を回して右耳を指でさわさわと弄られている。
 唇をぎゅうと噛んで耐えているのだが、雪が全然気づいてくれねえ。なんでだ。気づけよ。
「……あき、血、でてる」
「……、ん」
 知らない間にじっと俺を見ていた雪は、こてりと首を傾げ優しい声で言う。
 俺は少しずつ口の力を抜き、小さく口をあけた。
「ほら、跡ついてんじゃん」
「…………ゆきが、」
「ん? 俺?」
「……してくんねえから」
「あーき、俺がなにをしなかった? 言ってくんなきゃわかんねえよ」
 雪の目が楽しそうに笑う。声色は心配を滲ませてるのに。手は俺の頭を撫でて、落ち着かせようとしている、のに。
「……ゆきが、きす……してくんねえ、から」
「うん? したかった?」
「っ、み、みみっ、なでるの……っきすするとき、すんじゃん……っ」
「……あぁ。そうだな。俺が今撫でてたから……キスしたくなった?」
 優しく微笑んで俺の耳をまたゆっくりと撫でる。唇がむずむずうずうずしてしまう。
「……っし、たぃ」
「俺とキスしたい?」
「ゆ、きとキスしたい」
「……なら、するか」
 耳を触っていた手が後頭部にまわった。雪の顔が近づいて。唇が、触れて。離れたと思ったらもう一度触れ合った。
 雪の舌が俺の上唇を舐めてぞわりとした感覚が走る。びくりと肩が跳ねればくつりと楽しそうに笑われ、舌がノックするかのように俺の歯を叩いた。
 俺は恐る恐る口を開く。耳を優しく撫でながら、〝大丈夫。怖くねえよ〟と優しく囁いて、にゅるりと舌が入ってきた。
「ん、……んんっ」
 俺の舌を雪の舌が撫でると、ぞわりとした感覚が身体中に走った。
 びくりと体が震えてしまう。こわい、わけじゃない。ただ、感じたことのない感覚に、どうしたらいいのかわからない。
「ゔ、ゆ、ゆきぃ……っ」
「……なに、」
「ち、ちんこ、いてえ……から、やめて、もう」
「…………はは、ちんこでかくなってんじゃん秋。舌、撫でられただけで気持ちよくなった?」
 膨れた股間を、指の甲でするりと撫でられた。もどかしい接触に唸り声のようなものをあげてしまう。
「あき、いぬみてえ……かわい」
「な、ぁっ、やめ……っゆき!」
「ん? ほら、秋、べーってしろって」
 思わず、はぁ?! と叫びそうになった。……だが、音になるより前、口を開いたその瞬間──雪に舌を引っ張られ、俺から出たのは嘔吐いたような声だけ。
「あは、かわいー、ゆき。よだれだらだら……まじで犬みてえ……なあ、今度首輪買ってきてやろっか」
「う、ぉ、をぇっ」
「あーーごめん、しんどいよなあ。離してやろっか?」
 俺が見たことをないような顔で笑う、雪。こわい。なに、なんだよ、雪。
 返事なんてできない俺に雪は「なあ、聞いてんのかよ」と少し舌を引っ張った。
「うええっ!!」
「なあ、離して欲しい?」
 こくこくと必死に頷く。わけわかんねえ。なに、どうしたんだよ、雪。
「……なら、ここ自分で開けて……俺の脚でオナって」
 いみ、が、わからない。目を見開いて固まっていれば「できねえの? 離してほしくねえの?」と問いかけられる。
 あーーもうわかんねえ。なに。なんだよ、雪。
 もう、ヤケだった。だって、仕方ねえだろ。雪こわいし、もう吐きそうだし。
 ズボンを寛げたら、ようやく舌から手が離された。
「お、えっ!!!! うええっ!!」
「…………あーー秋、ごめん」
 
 
 
「う、ぁ……う、ぇ」
「ごめん、苦しかったよな」
「み、みず……」
「取ってくる。待ってろ」
 背中を優しく撫でる雪に、水を頼んだけれど……脳内では警告音がなっている。え、やばくね? なに? 俺なんで舌引っ張られた?
 つか、雪の足で、おな、おなれ……って。
 ………………え、なに? なんか、やばくね? 変じゃね?
 頭が混乱していて何も考えられない。雪がやばかったとして俺どうすりゃいいの? ここ、俺ん家だし。
 雪以外に仲良いやつ、いるにはいる、けど。家に泊めてもらうほどの仲かといわれたら……。
 このまま一緒にいてマジで大丈夫か? いや、これくらい許容範囲? 彼女にされてもびびるわ。え、なに? まじで、なに……?
「秋。水、飲めるか?」
「……っ、の、める」
 ペットボトルのキャップを開けて渡してくれる。……優しい、よな。うん。
 喉はイガイガするし吐きそうで、水をゆっくり飲んだ。
「……ん、さんきゅ」
「いや、俺のせいだし。ごめんな、秋」
「………………いや、……うん」
 気まずい沈黙が流れる。なんだ、これ。俺どうすりゃいいの。
 わかんねえ、けど、雪も悪いと思ってる……? いや、どんなテンションになればあんなことすんの? わかんねえ……。
 並んで座っているが、もうどうしたらいいかわからない。よく考えたら……いや、考えなくても、盗聴器仕掛けてる相手を欺くためにキスしたりすんのおかしいよな……?
 俺も俺で、あんなことすんの初めてで興奮した、けどさあ。
 雪にこんなことさせんの、絶対だめ、じゃん、な。協力すると言った手前やめようとは言えなくて、ストレスのあまりあの行動なん、かも。
 ……いや、絶対そうだ。じゃねーと、雪があんなことするわけがない。
「……あき、」
「ん!?!?」
 突然、名前を呼ばれて変な返事をしてしまう。雪に目線をやれば、俺をじっと見ていて、俺は今しかない! となぜか思ってしまった。
 「もうやめようぜ、ごめんな」と伝えようと口を開いこうとしたらちゅうと口付けられ、て。
「ひどいことして、ごめんな」
「え、あ、うん、だいじょ、うぶ」
「ちゃんときもちよくしてやっから……な?」
 にっこりと綺麗に笑った雪は、いまだ寛げられた俺のズボンに……つうか、股間に、顔を寄せていく。
「ゆっ、ゆき……っ!?!!」
 雪の綺麗な唇が、下着越しにちんこに触れて……薄く開いた唇であむあむとちんこを食まれた。
「うっ、ぁ……やめっ、やめろ、ってえ……っ」
「ん~?」
 下着越しにぢゅうと吸われ、腰がビクン! と跳ねた。
「ちょっとでちゃったな、あき♡」
 気付けばズボンは脱がされ、俺の脚は雪の肩に回されていた。
 玉を揉んで、ちんこにちゅっとキスをしたり、ぢゅうと吸ったりを繰り返される。雪の唾液かそれとも俺の先走りなのかわからないが下着の色が変わっていて、それを見た雪は「こんなベトベトじゃ履いてても意味ねーな。脱ごうな」とにっこり笑ったの、だった。
 
 
 
 
「あ゛ーーーっ、ゆきっ、やめっ、やめろってえ……っ」
「なんでだよ。あき、すげえ気持ちよさそうだぜ?」
 雪は俺のちんこを舐めながら、どこからか取り出したローションで俺のケツを解し始めたの、だ。
 汚ねえから!! と騒ぐ俺に、大丈夫だって。一緒に風呂入ったとき、洗浄しただろ? と言われ、思い出す。
 そういえば、腹が張って苦しいという話をしたら、これ効くぜ~と浣腸を渡され、て、風呂に入る前にはシャワーで洗浄するといいらしいぜとかなんとか言われて、やった、わ。
 いや、普通に心配してくれてんだろうなと思ってた、し。俺の家の浣腸も、環境変わると腹しんどくなるんだよなあって雪が言って自分で置いてただけ、だし……!?!
「あ、三本はいった」
「ゔ、ぁんんん゛ッ~!!」
「あーき、ストーカーってだれだろうなー?」
「え、あ……んぅっ!!」
「秋はちょろかわだからなあ。俺心配なんだよ」
「え、な、なに……」
 ちゅぽんと指を抜かれ、唾液で濡れたちんこをちゅぽちゅぽと扱かれた。
「ぁっ、んんん゛ッ」
「はあ、かわいい秋。俺が守ってやるから、な?」
「んん゛ン ゛ン ゛~~!!!!」
 ケツ、に、雪の、ちんこ、が、
「あーーすげえきもち……あき、ほら、見える? 俺のちんこ、ちゃんと飲み込んでる」
 俺に見えるように、ケツをあげられた。そして、たぶんわざと音を立てながら抽送をするの、だ。
「はは、自分で見てるだけなのに気持ちいいの?」
 嬉しそうに笑い俺を見つめる。その顔は、よく見ていた、表情の、はず、なのに。
「あ、また締まった。かわいーな、秋」
 
 
 
 
 
 「ストーカーに秋のかわいい声たぁくさん聞かせてやろうな♡」
 にっこりときれいに笑って言った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

親に虐げられてきたβが、Ωと偽ってαと婚約してしまった話

さるやま
BL
◆瑞希(受け)語り
□アキ(攻め)語り

攻め→→→→←←受け

眞鍋秋人(攻め)
優秀なα。真鍋家の次期当主。本質は狡くて狡猾だが、それを上手く隠して好青年を演じている。瑞希にはアキさんと呼ばれている。

高宮瑞希(受け)
Ωと偽っている平凡なβ。幼少期の経験からか自己肯定感が低く、自分に自信がない。自己犠牲的。

有栖蕾
花の精のように美しいと名高い美少年のΩ。アキさんの元婚約者(と言っても、正式な婚約関係になく、幼少期の口約束程度)であり、アキさんのことをまだ好いている。瑞希のことを秋人の婚約者として紹介され、許せない相手になった。

執着男に勤務先を特定された上に、なんなら後輩として入社して来られちゃった

パイ生地製作委員会
BL
【登場人物】 陰原 月夜(カゲハラ ツキヤ):受け 社会人として気丈に頑張っているが、恋愛面に関しては後ろ暗い過去を持つ。晴陽とは過去に高校で出会い、恋に落ちて付き合っていた。しかし、晴陽からの度重なる縛り付けが苦しくなり、大学入学を機に逃げ、遠距離を理由に自然消滅で晴陽と別れた。 太陽 晴陽(タイヨウ ハルヒ):攻め 明るく元気な性格で、周囲からの人気が高い。しかしその実、月夜との関係を大切にするあまり、執着してしまう面もある。大学卒業後、月夜と同じ会社に入社した。 【あらすじ】  晴陽と月夜は、高校時代に出会い、互いに深い愛情を育んだ。しかし、海が大学進学のため遠くに引っ越すことになり、二人の間には別れが訪れた。遠距離恋愛は困難を伴い、やがて二人は別れることを決断した。  それから数年後、月夜は大学を卒業し、有名企業に就職した。ある日、偶然の再会があった。晴陽が新入社員として月夜の勤務先を訪れ、再び二人の心は交わる。時間が経ち、お互いが成長し変わったことを認識しながらも、彼らの愛は再燃する。しかし、遠距離恋愛の過去の痛みが未だに彼らの心に影を落としていた。 更新報告用のX(Twitter)をフォローすると作品更新に早く気づけて便利です X(旧Twitter): https://twitter.com/piedough_bl 制作秘話ブログ: https://piedough.fanbox.cc/ メッセージもらえると泣いて喜びます:https://marshmallow-qa.com/8wk9xo87onpix02?t=dlOeZc&utm_medium=url_text&utm_source=promotion

【BL】SNSで出会ったイケメンに捕まるまで

久遠院 純
BL
タイトル通りの内容です。 自称平凡モブ顔の主人公が、イケメンに捕まるまでのお話。 他サイトでも公開しています。

塩対応の同室αが実は俺の番を狙っていた

雪兎
BL
あらすじ 全寮制の名門学園に入学したΩの俺は、入寮初日から最悪の同室相手に当たった。 相手は学年でも有名な優等生α。 成績優秀、運動もできる、顔もいい。なのに—— めちゃくちゃ塩対応。 挨拶しても「……ああ」。 話しかけても「別に」。 距離も近づけないし、なぜか妙に警戒されている気がする。 (俺、そんなに嫌われてる……?) 同室なのに会話は最低限。 むしろ避けられている気さえある。 けれどある日、発情期トラブルで倒れた俺を助けてくれたのは、 その塩対応αだった。 しかも普段とは違い、必死な顔で言われる。 「……他のαに近づくな」 「お前は俺の……」 そこで言葉を飲み込む彼。 それ以来、少しずつ態度が変わり始める。 距離は相変わらず近くない。 口数も少ない。 だけど―― 他のαが近づくと、さりげなく間に入る。 発情期が近いと察すると、さりげなく世話を焼く。 そして時々、独占欲を隠しきれない視線。 実は彼はずっと前から知っていた。 俺が、 自分の運命の番かもしれないΩだということを。 だからこそ距離を取っていた。 触れたら、もう止まれなくなるから。 だけど同室生活の中で、 少しずつ、確実に距離は変わっていく。 塩対応の裏に隠されていたのは―― 重すぎるほどの独占欲だった。

幼馴染みのハイスペックαから離れようとしたら、Ωに転化するほどの愛を示されたβの話。

叶崎みお
BL
平凡なβに生まれた千秋には、顔も頭も運動神経もいいハイスペックなαの幼馴染みがいる。 幼馴染みというだけでその隣にいるのがいたたまれなくなり、距離をとろうとするのだが、完璧なαとして周りから期待を集める幼馴染みαは「失敗できないから練習に付き合って」と千秋を頼ってきた。 大事な幼馴染みの願いならと了承すれば、「まずキスの練習がしたい」と言い出して──。 幼馴染みαの執着により、βから転化し後天性Ωになる話です。両片想いのハピエンです。 他サイト様にも投稿しております。

ネガティブなΩがスパダリαから逃げる

ミカン
BL
オメガバース

悪役令息に転生した俺は推しの為に舞台から退場する

スノウマン(ユッキー)
BL
前世の記憶を思い出したアレクシスは悪役令息に転生したことに気づく。このままでは推しである義弟ノアが世界を救った後も幸せになれない未来を迎えてしまう。それを回避する為に、俺は舞台から退場することを選んだ。全てを燃やし尽くす事で。 そんな俺の行動によってノアが俺に執着することになるとも知らずに。

処理中です...