お前に飼われたい

りこ

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お前に飼われたい

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「あのさ、これつけて欲しいんだけど」
 付き合って一年目の恋人に、深刻そうな顔で渡されたのは──首輪だった。
 犬がつけるみたいな、赤いやつ。思わず受け取ったけれど、わけがわからなさすぎて何度も首輪と恋人の顔を見てしまう。
 いや、わかんねえだろ。突然だぞ。突然首輪渡されんだぞ。
 なんて言ってたか。首輪を差し出されて……、
 つけてほしい……つけて、ほしい……?
 
 
「は? え、……あ? つけ、つけてえの……?」
「つけたい」
「……そうか」
 わからねえ。なんで?! なんでだ?! なんでつけてえの首輪!
 こいつこんな不思議くんみたいなやつだったか……? たまにわけわかんねえって感じの行動とるやつだったのは確かだけれど。
「えーーーと、なんで……?」
「お前の犬になりたい……というより、飼われたい……?」
「俺に聞かれても……」
 ……犬になりたい。犬…………そんなアブノーマルなプレイがしたかったということか……? 
「んん…………ええと、それは……あー、いままでの関係に不満があるとか……そういう……?」
「は? あるわけねえじゃん」
「……そうか」
 嬉しい気持ちと意味わかんねえ!!! と気持ちしかわかない。
 いやマジで意味わかんねえな。どうしたらいんだこれ。
 半分諦めた俺はその首輪を恋人の目の前に持っていき「あーーとりあえずつける?」と聞いた。
 その問いに満面の笑みで「つける!」と答えた恋人が可愛すぎて、これつけるくらいでこんなかわいい顔が見れんならいいかと思ってしまう。
 ……いや、いいか。いいよな、うん。すげえかわいいもんな。いけるいける。わかるわ。かわいいな。
 
 
 
 ♢
 
 
 
 
 俺に首輪をつけてくれと渡してきたのは俺の恋人、千堂狼。名前の通り狼のようにかっこいいのだけれど、性格は犬のようにかわいい……。あと不思議くん。今日ので特に思った。不思議くんだこいつ。あと極端に言葉数が少ねえんだよな……。めっちゃ喋るときはうるせえくらいに喋るのに、急にほんと、わかるだろ? くらいのあれで伝えなくなる。
 なんというか……まあ、そこも全部かわいく見えてしまうの、だけれど。
 今回もわけわかんねえなと思ったが、なんかもうかわいいからいいやとなってしまったわけで。
 
 
 
「ろーう」
「ん?」
「……俺、どうすりゃいいの?」
 俺の肩に手を置いて、頬をぺろぺろと舐める狼に困惑しながら聞けば、んーと少し悩んだあと俺の脚の間で仰向けになりTシャツをめくって腹をだした。
「かわいがって?」
 ちんこがびくんと反応したのがわかる。仕方ないだろこれは。こんなの、どう考えても煽られてると、思うだろ。
「はは、律ちんこ勃ったな……♡」
「ろう……っ!」
「なぁ、りつ、俺のことかわいがってくれねえの?」
 手を取られ、すべすべの腹の上に置かれた。
「俺の、ちくび、さわりたくね……?」
 掴んでいる俺の手ですべすべ腹を撫で回したあと、上へとあげていく。そう、乳首のほう、まで。
「な、りつ、ん、こりって、してんだろ……? ん、は……、りつの、ゆび、きもち……っ」
 俺の手で勝手に乳首オナニーを繰り広げる狼。まて、まてって……っ!!
「ろ、ろう……、」
「ん、? な、りつぅ……ちくび、きゅう、ってしろ、てえ……」
 手を放されて、俺の指は狼の乳首の上のまま。指先がカリっと狼の乳首を掠めたら「んっ♡」とかわいい声がした。
 我慢できる、わけねえ。
 きゅうと摘んだり、引っ張って弾いてと繰り返していればかわいい声で鳴く狼。
「は、ぁ……ろお……ちがうだろ、俺の犬なんだからさ、ちゃんとわんって鳴けって」
「んあっ♡ わんっ♡♡ ん、ぁわ、んううっ♡♡♡」
 両方の乳首を弄ってやればわんわん鳴く狼。あーーークソかわいい。クッソかわいい。
 ちんこも勃っているのが見えて笑ってしまう。スウェットの色も変わってんな。
「俺のかわいいわんちゃんは乳首でちゃんとイけるよな?」
「わ、んぅ……っ♡♡」
「お返事できていい子だなあ。もっと乳首よしよししてやろうな」
 指の腹で優しく撫でてやればそんな柔い刺激では足りないであろう狼が腰を揺らす。そんな姿もかわいいので気にしないで優しく撫で撫でしてやる。
「んっ、あっ……♡ ん゛っ、ぅ……っ」
「うんうん。いい子だなあ狼は」
「あ゛、わんっ、わ、んう……っ♡♡」
「もうちょっとでイけそうだな、ほら、がんばれ狼」
 乳輪ごと摘み上げたあと、尖った乳首をきゅううと潰すように摘めば「わ、ぁっ、んんんんぅぅッ♡♡♡♡」とでけえ声が響き渡った。
「ちゃんと乳首で気持ちよくなれていい子だなあ、狼」
「ん、わ、んぅ……♡」
「……ケツも柔らかくなってんな。こここんなになるくらい気持ちよくなれる狼はほんといい子だ」
 狼が出した精液を指に纏わせて、ゆっくりとケツへと挿れていく。期待で柔らかくなっているソコは俺の指をなんの躊躇いもなく受け入れた。
「わっ、ん……っ♡♡」
「ちんこぷるぷるしてるぞろぉ」
「ん、う……♡」
 ぷるりと顔を震わせる姿にちんこがまた痛くなってしまう。
 あーかわいい。俺の狼クソほどかわいい。俺の犬だっけ。もうわかんねー。
 気付けば狼のケツには指が三本綺麗に挿入できていて、俺が指を動かすたびにわんわんと可愛く鳴いている。
「ここ、ほしいか?」
 トントンと前立腺を叩けば、涙を散らしながら頷かれる。
 指をちゅぽんと抜いて「じゃあちゃんとお尻見せてくださいってしなきゃな?」と意地悪く笑えば、ぽとりと宝石みたいな涙を落とした狼は、よたよたと四つん這いになり俺にケツを見せてきた。
「わんっ♡♡♡ わんっっ♡♡」
 顔だけ振り向いて懸命に吠える狼に荒い息が漏れた。
「ちゃんとおねだりできたかわいいわんちゃんにはご褒美あげような」
 ズボンの前を寛げて、ゴムなんてつけないままどちゅん! とちんこを挿入する。挿れただけで狼は達したらしく、ちんこから精をびゅうと飛ばしていた。
「は、ぁ……奥、までたくさん可愛がってやるからなろお……」
「わぁん……♡」
 
 
 
 
 ♢
 
 
 
「あっ、ぎもぢっ……! あ゛っりつ、ぁァ゛っ!!!」
「は、ぁろう……きもちい……ちんことけそ……」
 何回目かもわからない精を狼の中へ吐き出す。狼はもう出すものはないらしい。いや、あったのかさっきまでは。
 ションベン漏らすくらいには気持ちよかったみたいだ。狼がだしたのはそれが最後で今はもう枯れた声で俺の名前と気持ちいい以外言えないらしい。
 つーか、俺ももうなんも出せねえわ……。いやちょっと休憩したら出せそうだけど。
 でもこれ以上したらたぶん狼死ぬ。今の時点で死にそうだし。
 なんだっけ、俺の犬なんだっけ……もうわかんねえけど、犬とか飼うとかそれ以前に狼俺の恋人だし、好きだし愛してるから死なれるのは悲しすぎる。
「はあ……ろぉ……すき、すきだって、ろう……」
「あ゛、ん……お゛れ、もりづ、ずき……」
 泣きすぎて真っ赤になった目元を蕩けさせて狼は笑う。
 あーーーわかんねー。狼がかわいいこと以外なんもわかんねえ……。
「はら、いたくなるまえに、なか、だそうな……」
 抱き寄せてよしよしと頭を撫でればすりすりと寄ってくる。クソかわいい。
「わ゛ん゛♡」
 はーー俺の狼が今日もかわいい。犬でも何でもいいわ……。狼が俺のそばにあんならなんでも。
 
 
 
「ん、……あ……?」
「あっ♡ んっふう……♡♡♡」
 ちんこがあまりにも気持ち良すぎて目を覚ませば、俺の上で狼が腰を降っている。
「……はっ?! ろ、ろう!?」
「ぁッ♡ わん……♡」
 目が合えば恥ずかしそうに鳴かれた。わん……♡ じゃねえよ。かわいいけど。
「勝手にご主人様のちんこ使ってるような犬には……お仕置きが必要だよなあ……ろーう」
 低い声で名前を呼べば期待で濡れた瞳を俺に向けてまたかわいく鳴いたのだった。
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