VRMMOから異世界に~初期武器は最強武器!?~

パーマ太郎

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第22話~襲来~

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白煉瓦造りの3階建ての大きな屋敷
屋敷は高い塀に囲まれ
重厚な雰囲気を醸し出す。
庭は広く整理された芝でおおわれていた。

「冒険者の方々ですね中へどうぞ」

執事らしき初老の男性が俺たちを中に招き入れる

「すげー」

中は赤い絨毯が敷かれており、
天井にはシャンデリアがつるされていた。
まさに絵にかいたような金持ちの
お屋敷といったところか

「こちらのお部屋にになります」

執事の人が扉を開け、俺たちを向かい入れる。


「おお!これはフリード様!お待ちしておりましたぞ」

大商人らしき小太りの男が
リーナを迎える

「遅くなって申し訳ない、刺殺王の襲撃予告
時間は、いつ頃だ?」

「ええ、時間は午後1時です」

「午後一時か・・・あと1時間か」

「そういえばそちらのお二方は?」

「ああ槍を持っているのが山田健太、
四等冒険者であるが私と同等クラスの
実力を持ち合わしている。」

「ほう!それは心強い」

「いや~それほどでも~」

「是非ともよろしくお願いします!」

大商人が健太の手を握った

「で、剣を持ったそこそこ長身の男が
パーフェクトヒューマンだ、
決闘では私に勝利している。」

あれ?俺の名前まさかパーフェクトヒューマン
だとリーナには思われているのか?
まあ気分いいからそのままでいいか
プレイヤー名としてある意味正解だし

「おお!なんとも心強い!お願いしますぞ!」

大商人に軽くはぐをされた

「はは・・・任せてください」

「そいえば、ほかの方々は?
かなりの数の冒険者がいると聞きましたが」

見回したところここの部屋には俺たちを含めて
10人しかいなかった。
俺たちのギルドメンバー全員が
このクエストに参加しているはずだ
佐藤三人衆も見当たらないし

「ええ、なにせ刺殺王がどこから来るかもわかりませんのでな
屋敷の各所に配置しているのです」

「なるほど、では私たちはどこに待機すれば?」

「それはもちろんここの部屋ですぞ
実力のある方はやはり私の付近で護衛して
いただきたいですからな。」

「分かりましたその御身私の剣で
守らせていただきます」



ーー刻々と時間が過ぎていき
時計の針がついに午後一時を指した。

ぼーーーんーーー

振り子時計の音がこの部屋を包む。

俺たちは神経を尖らせ
刺殺王の襲撃に備える。

「刺殺王だああああ!」

庭から刺殺王の襲来を伝える
大声が聞こえた

「来やがったか・・・」

俺はいつでも抜刀できるように
刀の柄に手を置いた。

どこらでも来い

しばらくすると廊下のほうから
足音が聞こえてくる
どんどん足音がこちらに
近づいてきてついに
この部屋で止まった。

「リーナ!健太来たぞ!」

リーナと健太もすぐに攻撃できる体勢になった


突如として扉が蹴破られる

「う~ん強者の匂いだ~今日はあたりだな~」

そしてついに刺殺王が姿を現した。









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