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39.洞窟内部
しおりを挟む「・・・ここは?」
と 寝ぼけながら訊いてきたかわいこちゃんはビースト種猫人族のニナちゃん。
今まで目を閉じていたため眼の色が分かんなかったが、ここにきて金眼である。
「ほえーきれいな目だねー」
と 馬鹿な声を出しているのはこの俺ブレド・ファルシオンである、
「にゃっ!誰!あれ?あたし服着てない!おまえか!この変態!」
と いきなり変態にされてしまう、出会って3秒で変態か・・・まるでラブコメみたいだな、実際かわいい子にいわれたら心のダメージ半端じゃないけど。
「落ち着きなさいニナ、この変態は私たちを救助してくれた変態よ」
サラ!お前もか!
「そうだった!ゴブリンどもは?ライカちゃんは?」
「ライカはゴブリンどもから無事逃げ出してこの変態を救助を要請してくれたのよ、私たちを襲ってきたゴブリンはこの変態が片付けたわ」
サラちゃん、俺のライフはもう赤よ・・・根性で耐える、決してこうゆうのもいいなーなんて思ってないいんだから!
「そうにゃの?じゃあこの変態さんはいい変態さん?」
変態にいい悪いがあるなら俺は今んところいい変態さんだないまだにノータッチだし、
「そうよ、というわけで変態さんそろそろ名乗ってくれないと変態さんで統一するわよ?」
ん?あれ?名乗ってなかったっけ?あーそういやゴブリンと遊んでて名乗ってなかった気がするー、
「ごめん!そういや名乗ってなかった、それじゃ俺の名はブレド・ファルシオン、敬意と親しみをこめてレッドと呼ぶといいぞ」
「そう、分かったわ短い付き合いになるだろうけどよろしくねレッド」
「よろしくにゃー」
やれやれ何とか変態は返上したようだ、とおもむろに小物袋から海賊から回収した鈍を取り出してニナちゃんのそばに投げる、ついでにファルシオンを洞窟に向ける、
「あぶにゃいじゃ・・・」
ニナちゃんが文句を言おうとしたとき俺にバスケットボールくらいのオレンジ色に発光する何かが飛んできた、多分”ファイアボール”って奴だろう、まぁファルシオンで切ったけど、
「にゃにごとにゃ!」
途端に慌てるニナちゃん慌ててマントがめくれて更に慌てる
「ゴブリンメイジ!まずいわ、私は杖がない以上攻撃の魔法も大したことないし、さっきのニナを回復した時に魔力が空になっちゃったし」
とかサラはいうけどそんなに強そうに見えない不意打ちすら俺に通じなかったわけだし、
「ゴブーーーー!」
再び火球を作ろうと魔力を高めるあの「ゴブーーーー!」ってのがあいつらなりの詠唱なんだろ、どうでもいいが。
俺は一足飛びで距離を詰めるとファルシオンの今の形状のままで届く距離まで近づいたのでそのまま袈裟懸けに切り裂く、
「すごいにゃ・・・」
「さすがにこんな時には真面目にやるのね・・・」
・・・ニナのコメントは分かるけどサラのコメントは引っかかる、だがよく考えたらサラの前では大分遊んでたから言われて当然なので聞こえなかったことにした、大人だろう?
「二人とも悪いんだけどこの洞窟にいる奴ら殲滅することにしてるから邪魔になりそうにない距離を開けてついて来てくれる?」
「おいていかれても困るしそうするわ」
「ニナも行くよー」
あっ!そこは「行くにゃー」じゃにゃいのか?
洞窟に入って今丁度半分くらいまで進んだところである、ここまでで3回ほど襲撃されたがせっかくなので接近戦の練習がてら全部切り捨ててきた、今丁度4回目の襲撃の最中である
「ニナちゃん無理に戦闘に参加しなくてもいいんだよ?」
「そういうわけにはいかにゃいよ!せっかくの腕を磨くチャンスにゃのに!」
とニナちゃんも参加している為ニナちゃんに合わせて戦闘を進める、
「ニナ!私の護衛くらいしてもいいじゃない!魔力も杖も服もないのよ!」
サラの叫びが聞こえる、確かに今は無防備な状態だ・・・もちろんニナの方もいろいろ無防備なため彼女の戦闘時の癖なのかゴブリンにけりを入れてはこちらを向いて慌てている、真っ赤になっちゃってまぁかわいい事・・・この体がフレッシュゴーレムで俺の魔力できちんと制御してなかったら今頃中腰になってまともに戦闘出来なかったところだ、いいのか悪いのかは微妙だけど・・・
さて片付いたのでこの洞窟にいる個体はオクにいる連中のみか・・・
まぁしかたないけどここからは1人で行っといたほうがいいだろうな・・・
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