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グルタス伯爵との戦い
0170話
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ソフィアたちが乗った馬車が村に戻ってくると、村人たちは不思議に思いながらその様子を見る。
まず第一に、黎明の覇者の馬車が大分少なくなっていたというのが大きい。
中にはあれは黎明の覇者の馬車ではないのではないか。
そのように思った者もいたが、虎のモンスターが牽く馬車という時点でそれが黎明の覇者の馬車であるのは間違いない。
そして何より、馬車が停まってそこから降りてきたソフィアを見れば、それが黎明の覇者馬車ではないということは不可能だった。
「これは、黎明の覇者の団長様……一体どうしたのですか?」
村長がソフィアに不思議そうに尋ねる。
村長の記憶が確かなら、黎明の覇者は侵入してきているという兵士の討伐を行うと言っていた。
村人の一人を案内役として頼り、そのような行動を行っていたはずだ。
だというのに、何故この村に戻ってきたのか。
全く理解出来ないといった表情だ。
……一瞬、本当に一瞬だけ、もしかしたら黎明の覇者が兵士たちを倒しにいって逆にやられたのでは? といったように思わないこともなかったが、ソフィアを含めて馬車から降りてきた者たちが怪我らしい怪我をしていないのを見れば、その予想も外れてだろう。
「ちょっとこの村に知らせておきたいことがあってね」
「知らせておきたいこと、ですか?」
全く理解出来ないといった様子の村長。
そんな相手に、ソフィアは特に気にした様子もなく話を続ける。
「ええ、私たちが最初に案内された、この村の近くにある森の洞窟。そこは分かるかしら?」
「は? ええ、まぁ。この村であの洞窟は色々と利用してますので」
「そう。ならよかったわ。実はその洞窟には案内してくれた人の予想通り、兵士が潜んでいたの。盗賊を力で従えて部下としてね」
「なんと!?」
ソフィアの説明に、村長は驚きの声を発する。
まさか、村から近い森にそのような者たちが潜んでいるとは、村長も思っていなかったのだろう。
あるいは盗賊や兵士たちが実際に何らかの行動を起こしていれば、また話は別だったかもしれないが。
しかし、実際にはその行動を起こすよりも前に黎明の覇者が襲撃を行ったので、それによってこの村に被害が出ることはなかった。
ソフィアの言葉からそれを理解した村長は、深々と頭を下げる。
「ありがとうございます。おかげでこの村が盗賊や兵士に襲われるようなことはありませんでした。もし皆様がいなかったら、どうなっていたことか……」
村長とソフィアの会話を聞いていた村人達も、その言葉を聞けばこの村がどんなに危ない状態だったのかを理解する。
もしかしたら、この村が襲われていた可能性も否定は出来なかったのだと。
「いいのよ。私たちは別に親切心や義侠心から兵士たちを倒した訳ではないもの。私がやったのは、あくまでもそういう依頼があったから、仕事として行っただけよ。……ただ、貴方たちが危険な目に遭った……いえ、遭いそうになったというだけで終わらせるのはどうかと思うけど」
「は? それは一体どういうことでしょう?」
「危険な目に遭った以上、何らかの利益があってもいいということよ。村長たちが知っている洞窟には、現在兵士たちが持ってきた食料の類がそれなりに置かれているわ。武器や防具の類は私たちが貰ったけど、食料は必要なかったわ。もし貴方たちにその気があるのなら、貰ってきなさい」
実際には、武器も防具も黎明の覇者が実際に使うかと言われれば、その答えは否だ。
自分たちで直接使うのではなく、協力者に使わせる。あるいは使えないようなら売る。
武器や防具というのは、実際に購入するとなると何気に高価だ。
中には二束三文といった安値で売ってるような武器や防具もあるが、そういうのは大抵中古で、しかも壊れそうになっている物であったりする。
もしくは鍛冶師になったばかりの者が作ってたみた練習用の作品といった具合に。
そうである以上、そんな武器を購入して戦場に行こうものなら、死ぬ。
運が良ければ生き残ることが出来るかもしれないが、それでも圧倒的に死ぬ可能性の方が高い。
だからこそ、洞窟にあったような武器や防具の類でも協力者に渡すといったことで使い道はあるし、売ってもそこそこの値段となる。
矢の類は黎明の覇者でも結構頻繁に使うので、そちらは普通にあればあっただけいいのだが。
「よ、よろしいのですか!?」
村長にしてみれば、まさかそのようなことを言われるとは思っていなかったのだろう。
この村は領境にある村で、その立地上から戦争がある場合は多くの被害を受けてきた。
敵が攻めてくれば略奪されることもあったし、場合によっては建物に火を放たれたこともある。
なら、味方ならそこまで酷いことをしないかと言われれば、食料を徴発されたりといったことは珍しくない。
軍隊でさえそのようなことになるのだから、傭兵ならもっと酷いことになってもおかしくはないし、実際にそのような経験をしてきた。
それでも今回は名高い黎明の覇者というランクA傭兵団が相手だったので、そこまで酷いことにならならいのではないかと思ったのだ。
実際に案内役を強引に連れていくのではなく、報酬を支払うという約束をしてくれた。
それだけでも村長としてはありがたかったかったのに、今度は食料を無償で渡してもいいと言ったのだ。
実際にはここに食料はない。
食料があるのは洞窟で、食料を欲するのなら洞窟まで行かなければならない。
そういう意味では、そこまで優しい提案という訳ではないのだが、それでも村長にとって……そして話を聞いていた村人たちにしてみれば、信じられないことだった。
「言っておくけど、食料の質はそんなによくないわよ? 不味いとかそういうことはないと思うけど、美味しいと思えるような物じゃないわ。干し肉とか、焼き固めたパンとか、そういう保存食が大半だったし」
「それでも助かりますよ。いえ、保存食を作らなくてもいいのなら、手間が省けます。それに……保存食に味を求めるようなことはしませんから」
保存食というのは、あくまでも保存するための食事で、いざというときに何かあったときのためのものだ。
それでも美味ければそれに越したことはないが、不味くても食べられれば問題はない。
そう主張する村長に、そういうものかと話を聞いていたイオは納得する。
イオはこの世界に来た当初は山の中で食料に困ることもあったが、黎明の覇者に拾われてからは食料に困るといったことはなかった。
黎明の覇者の客人という扱いだったので、食事も黎明の覇者が用意してくれたからだ。
泊まっていた宿も高級な宿で、料理人の腕もいい。
他にもベヒモスの肉という、普通なら到底食べられないような肉を食べたりと、あまり食事に困るといったことがなかったのは間違いない。
それだけに、村長の口から出た言葉は驚きだったのだ。
そういう意味では、イオは非常に恵まれていたのだろう。
「そう。じゃあ、洞窟の件は任せるわね。ただ、一応注意しておくと……恐らくは大丈夫だと思うけど、その洞窟は他に侵入している兵士たちに食料や武器、防具を補給するための場所としても認識されていたみたいよ。だから洞窟に行く途中で兵士と遭遇するかもしれないから、気を付けて」
「それは……見つかった場合はどうすれば?」
「狩りに来たとか、適当に誤魔化すしかないでしょうね。ただ、一応言っておくと私たち以外の黎明の覇者はもう他に兵士たちが潜んでいると思しき場所に向かっているわ。そう考えると、他の兵士たちに遭遇する可能性は低いけど……それはあくまでも低いであって、絶対ではないの」
だから、食料は残してきたけど、それを取りに行くかどうかは自分たちで決めてちょうだい。
そう最後に言うと、ソフィアはもうここには用はないと判断し、イオを含めた他の面々に視線を向ける。
「さて、じゃあローザやギュンターたちに追いつかないといけないし、そろそろ行くわよ。場所は前もって聞いたから……」
「待って下さい! 俺を連れていってくれませんか!? 案内役として役に立つと思います!」
ソフィアの言葉を遮るようにして、一人の男が言う。
その行為……ソフィアの言葉を遮るというのが許せないといった様子で黎明の覇者の傭兵たちに厳しい視線を向けられるも、本人はそれに気が付いているのかいないのか、必死な様子だった。
その男にしてみれば、今がチャンスだと思ったのだろう。
最初に案内役として雇われた男はここにおらず、そしてソフィアたちは本隊と合流しようとしている。
そうである以上、ある程度合流出来る場所は決めてあるのかもしれないが、それでもこの近辺の地理に詳しい者がいる方がスムーズに合流出来るのは間違いなかった。
ソフィアも案内役として希望してきた男の考えていることは理解している。
理解した上で、この男を案内役として連れていけばそれなりに役立つのではないかと思い、他の面々に尋ねる。
「どう思う? 私はどうせなら案内役がいた方が、道に迷ったりしないで無事にローザたちと合流出来ると思うけど」
「ソフィア様の考え通りにしても問題はないかと」
傭兵の一人が、ソフィアにそう言う。
その言葉からは、ソフィアが何を言っても全て肯定しそうな感じではある。
とはいえ、他の者たちもソフィアの意見に積極的に反対をする訳ではない。
イオもまた、案内役がいれば面倒なことはないだろうと判断し……
「イオ、貴方はどう思う? 正直な意見を言ってくれていいのよ?」
「問題ないと思います。こっちにも案内役がいれば、道に迷ったりといったことはないと思いますし。それに、地元の者しか知らないようなことも知ることが出来るでしょうし」
イオが賛成を口にすると、レックスもまたそんなイオの言葉に異論はないのか、同意した。
こうして全員が賛成をしたということで、ソフィアも特に問題はないだろうと判断して案内役として雇って欲しいと言ってきた男を雇うことにする。
何人かの村人は、先を越されたと悔しそうな表情を浮かべていたが……この辺は、機を見るに敏とった村人が勝利したのだろう。
まず第一に、黎明の覇者の馬車が大分少なくなっていたというのが大きい。
中にはあれは黎明の覇者の馬車ではないのではないか。
そのように思った者もいたが、虎のモンスターが牽く馬車という時点でそれが黎明の覇者の馬車であるのは間違いない。
そして何より、馬車が停まってそこから降りてきたソフィアを見れば、それが黎明の覇者馬車ではないということは不可能だった。
「これは、黎明の覇者の団長様……一体どうしたのですか?」
村長がソフィアに不思議そうに尋ねる。
村長の記憶が確かなら、黎明の覇者は侵入してきているという兵士の討伐を行うと言っていた。
村人の一人を案内役として頼り、そのような行動を行っていたはずだ。
だというのに、何故この村に戻ってきたのか。
全く理解出来ないといった表情だ。
……一瞬、本当に一瞬だけ、もしかしたら黎明の覇者が兵士たちを倒しにいって逆にやられたのでは? といったように思わないこともなかったが、ソフィアを含めて馬車から降りてきた者たちが怪我らしい怪我をしていないのを見れば、その予想も外れてだろう。
「ちょっとこの村に知らせておきたいことがあってね」
「知らせておきたいこと、ですか?」
全く理解出来ないといった様子の村長。
そんな相手に、ソフィアは特に気にした様子もなく話を続ける。
「ええ、私たちが最初に案内された、この村の近くにある森の洞窟。そこは分かるかしら?」
「は? ええ、まぁ。この村であの洞窟は色々と利用してますので」
「そう。ならよかったわ。実はその洞窟には案内してくれた人の予想通り、兵士が潜んでいたの。盗賊を力で従えて部下としてね」
「なんと!?」
ソフィアの説明に、村長は驚きの声を発する。
まさか、村から近い森にそのような者たちが潜んでいるとは、村長も思っていなかったのだろう。
あるいは盗賊や兵士たちが実際に何らかの行動を起こしていれば、また話は別だったかもしれないが。
しかし、実際にはその行動を起こすよりも前に黎明の覇者が襲撃を行ったので、それによってこの村に被害が出ることはなかった。
ソフィアの言葉からそれを理解した村長は、深々と頭を下げる。
「ありがとうございます。おかげでこの村が盗賊や兵士に襲われるようなことはありませんでした。もし皆様がいなかったら、どうなっていたことか……」
村長とソフィアの会話を聞いていた村人達も、その言葉を聞けばこの村がどんなに危ない状態だったのかを理解する。
もしかしたら、この村が襲われていた可能性も否定は出来なかったのだと。
「いいのよ。私たちは別に親切心や義侠心から兵士たちを倒した訳ではないもの。私がやったのは、あくまでもそういう依頼があったから、仕事として行っただけよ。……ただ、貴方たちが危険な目に遭った……いえ、遭いそうになったというだけで終わらせるのはどうかと思うけど」
「は? それは一体どういうことでしょう?」
「危険な目に遭った以上、何らかの利益があってもいいということよ。村長たちが知っている洞窟には、現在兵士たちが持ってきた食料の類がそれなりに置かれているわ。武器や防具の類は私たちが貰ったけど、食料は必要なかったわ。もし貴方たちにその気があるのなら、貰ってきなさい」
実際には、武器も防具も黎明の覇者が実際に使うかと言われれば、その答えは否だ。
自分たちで直接使うのではなく、協力者に使わせる。あるいは使えないようなら売る。
武器や防具というのは、実際に購入するとなると何気に高価だ。
中には二束三文といった安値で売ってるような武器や防具もあるが、そういうのは大抵中古で、しかも壊れそうになっている物であったりする。
もしくは鍛冶師になったばかりの者が作ってたみた練習用の作品といった具合に。
そうである以上、そんな武器を購入して戦場に行こうものなら、死ぬ。
運が良ければ生き残ることが出来るかもしれないが、それでも圧倒的に死ぬ可能性の方が高い。
だからこそ、洞窟にあったような武器や防具の類でも協力者に渡すといったことで使い道はあるし、売ってもそこそこの値段となる。
矢の類は黎明の覇者でも結構頻繁に使うので、そちらは普通にあればあっただけいいのだが。
「よ、よろしいのですか!?」
村長にしてみれば、まさかそのようなことを言われるとは思っていなかったのだろう。
この村は領境にある村で、その立地上から戦争がある場合は多くの被害を受けてきた。
敵が攻めてくれば略奪されることもあったし、場合によっては建物に火を放たれたこともある。
なら、味方ならそこまで酷いことをしないかと言われれば、食料を徴発されたりといったことは珍しくない。
軍隊でさえそのようなことになるのだから、傭兵ならもっと酷いことになってもおかしくはないし、実際にそのような経験をしてきた。
それでも今回は名高い黎明の覇者というランクA傭兵団が相手だったので、そこまで酷いことにならならいのではないかと思ったのだ。
実際に案内役を強引に連れていくのではなく、報酬を支払うという約束をしてくれた。
それだけでも村長としてはありがたかったかったのに、今度は食料を無償で渡してもいいと言ったのだ。
実際にはここに食料はない。
食料があるのは洞窟で、食料を欲するのなら洞窟まで行かなければならない。
そういう意味では、そこまで優しい提案という訳ではないのだが、それでも村長にとって……そして話を聞いていた村人たちにしてみれば、信じられないことだった。
「言っておくけど、食料の質はそんなによくないわよ? 不味いとかそういうことはないと思うけど、美味しいと思えるような物じゃないわ。干し肉とか、焼き固めたパンとか、そういう保存食が大半だったし」
「それでも助かりますよ。いえ、保存食を作らなくてもいいのなら、手間が省けます。それに……保存食に味を求めるようなことはしませんから」
保存食というのは、あくまでも保存するための食事で、いざというときに何かあったときのためのものだ。
それでも美味ければそれに越したことはないが、不味くても食べられれば問題はない。
そう主張する村長に、そういうものかと話を聞いていたイオは納得する。
イオはこの世界に来た当初は山の中で食料に困ることもあったが、黎明の覇者に拾われてからは食料に困るといったことはなかった。
黎明の覇者の客人という扱いだったので、食事も黎明の覇者が用意してくれたからだ。
泊まっていた宿も高級な宿で、料理人の腕もいい。
他にもベヒモスの肉という、普通なら到底食べられないような肉を食べたりと、あまり食事に困るといったことがなかったのは間違いない。
それだけに、村長の口から出た言葉は驚きだったのだ。
そういう意味では、イオは非常に恵まれていたのだろう。
「そう。じゃあ、洞窟の件は任せるわね。ただ、一応注意しておくと……恐らくは大丈夫だと思うけど、その洞窟は他に侵入している兵士たちに食料や武器、防具を補給するための場所としても認識されていたみたいよ。だから洞窟に行く途中で兵士と遭遇するかもしれないから、気を付けて」
「それは……見つかった場合はどうすれば?」
「狩りに来たとか、適当に誤魔化すしかないでしょうね。ただ、一応言っておくと私たち以外の黎明の覇者はもう他に兵士たちが潜んでいると思しき場所に向かっているわ。そう考えると、他の兵士たちに遭遇する可能性は低いけど……それはあくまでも低いであって、絶対ではないの」
だから、食料は残してきたけど、それを取りに行くかどうかは自分たちで決めてちょうだい。
そう最後に言うと、ソフィアはもうここには用はないと判断し、イオを含めた他の面々に視線を向ける。
「さて、じゃあローザやギュンターたちに追いつかないといけないし、そろそろ行くわよ。場所は前もって聞いたから……」
「待って下さい! 俺を連れていってくれませんか!? 案内役として役に立つと思います!」
ソフィアの言葉を遮るようにして、一人の男が言う。
その行為……ソフィアの言葉を遮るというのが許せないといった様子で黎明の覇者の傭兵たちに厳しい視線を向けられるも、本人はそれに気が付いているのかいないのか、必死な様子だった。
その男にしてみれば、今がチャンスだと思ったのだろう。
最初に案内役として雇われた男はここにおらず、そしてソフィアたちは本隊と合流しようとしている。
そうである以上、ある程度合流出来る場所は決めてあるのかもしれないが、それでもこの近辺の地理に詳しい者がいる方がスムーズに合流出来るのは間違いなかった。
ソフィアも案内役として希望してきた男の考えていることは理解している。
理解した上で、この男を案内役として連れていけばそれなりに役立つのではないかと思い、他の面々に尋ねる。
「どう思う? 私はどうせなら案内役がいた方が、道に迷ったりしないで無事にローザたちと合流出来ると思うけど」
「ソフィア様の考え通りにしても問題はないかと」
傭兵の一人が、ソフィアにそう言う。
その言葉からは、ソフィアが何を言っても全て肯定しそうな感じではある。
とはいえ、他の者たちもソフィアの意見に積極的に反対をする訳ではない。
イオもまた、案内役がいれば面倒なことはないだろうと判断し……
「イオ、貴方はどう思う? 正直な意見を言ってくれていいのよ?」
「問題ないと思います。こっちにも案内役がいれば、道に迷ったりといったことはないと思いますし。それに、地元の者しか知らないようなことも知ることが出来るでしょうし」
イオが賛成を口にすると、レックスもまたそんなイオの言葉に異論はないのか、同意した。
こうして全員が賛成をしたということで、ソフィアも特に問題はないだろうと判断して案内役として雇って欲しいと言ってきた男を雇うことにする。
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