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3章 平和主義者達
128話 対抗戦
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「まずは皆!民家を守れ!!住民を決して殺させるな!」
「「「「おおーーー!!」」」」
通常の襲撃ならば、住民は町の中心であるレボルスの中に逃げることになっているが、今回はイレギュラーである奇襲だ。
当然、ギルドに誰も逃げてはいない。全員家の中にいる。つまり、守る場所は1つではなく、世帯の数だけあるというわけだ。明らかに難易度が高い。
かと言って、今更家に立てこもっている住民を全員ギルドまで移動できるわけがない。特に破壊された壁に近い民家。あそこは1つ1つ守らなければならない。
レボルスは少数精鋭だ。冒険者は50人程度しかいない。マイク将軍が連れてきた部下も大して多くはない。
対して、奇襲をしかけてきたガーディアンズは、目視だけでも200人以上はいる。圧倒的に数の不利だ。
しかし、戦力不足を補う策が1つだけ存在する。
「やれやれ。彼らの助けは必要としたく無かったのだが・・・背に腹は変えられない。頼んだよ、わたしの可愛い魔物達」
アダムオーナーがパチンと指を弾く。すると、トルネヒロのありとあらゆる場所から魔物が現れ、俺達の戦力として加わってくれた。
「トルネヒロにこんなに魔物がいたなんて・・・」
「この町は魔物とも共生してるのさ。まあ、友好的な種族だけだけどなっ」
心許なかった戦力も一気に強化され、ガーディアンズと比べても見劣りしないレベルにまで上がった。
「皆の者!怯むな!!大した相手ではない!!」
「「「殺せ!殺せ!殺せぇぇぇ!!」」」
大したことの無い相手・・・というのは酷い評価だが、あながち間違ってはいない。相手はこちらと同じA級で、歴戦の戦士だ。
魔物が増えた程度で怖気付くわけがなく、次々と増援の魔物達を切り殺していく。
しかし、こちらも負けてはいない。相手もA級冒険者だが、こちらもA級だ。互角の戦いを繰り広げている。
「行けるんじゃないか・・・?」
「いや、まだだ。まだ増えていくぞ」
破壊された壁の穴からは、まだまだガーディアンズが侵入してくる。流石はカートライト国内の最大のギルドだ。数が違いすぎる。
「ファルコ、お前の立ってる位置から壁の穴まではどのくらいある?」
「大体500mくらい?」
「お前の鉄球はどのくらい飛ばせる?もちろん、魔法も含めた話だ」
「2000mは硬いね。つまり、こういう事でしょっ!!」
投げる直前、風の魔法で鉄球をプッシュ。飛距離を大幅に上げる。しかし、鉄球に込めたのは、風の魔法ではない。風の魔法は、投げ切る直前に指にこめただけ。
鉄球に込めた魔法は──────。
「『ライトニング』!!」
「「「ぐわぁぁぁぁぁ!!」」」
発光魔法。暗い洞窟などで、松明を使わずに明るくする際に使用する補助魔法。使用する魔力を高めることによって、強烈な閃光弾と化す。
ガーディアンズの逞しい冒険者達は痛そうに目を押さえながらその場に倒れた。
「流石、俺の息子だ。してほしい事をしっかりとしてくれる」
「こんなもんじゃないよ?俺は」
ファルコは不敵に笑った。
「「「「おおーーー!!」」」」
通常の襲撃ならば、住民は町の中心であるレボルスの中に逃げることになっているが、今回はイレギュラーである奇襲だ。
当然、ギルドに誰も逃げてはいない。全員家の中にいる。つまり、守る場所は1つではなく、世帯の数だけあるというわけだ。明らかに難易度が高い。
かと言って、今更家に立てこもっている住民を全員ギルドまで移動できるわけがない。特に破壊された壁に近い民家。あそこは1つ1つ守らなければならない。
レボルスは少数精鋭だ。冒険者は50人程度しかいない。マイク将軍が連れてきた部下も大して多くはない。
対して、奇襲をしかけてきたガーディアンズは、目視だけでも200人以上はいる。圧倒的に数の不利だ。
しかし、戦力不足を補う策が1つだけ存在する。
「やれやれ。彼らの助けは必要としたく無かったのだが・・・背に腹は変えられない。頼んだよ、わたしの可愛い魔物達」
アダムオーナーがパチンと指を弾く。すると、トルネヒロのありとあらゆる場所から魔物が現れ、俺達の戦力として加わってくれた。
「トルネヒロにこんなに魔物がいたなんて・・・」
「この町は魔物とも共生してるのさ。まあ、友好的な種族だけだけどなっ」
心許なかった戦力も一気に強化され、ガーディアンズと比べても見劣りしないレベルにまで上がった。
「皆の者!怯むな!!大した相手ではない!!」
「「「殺せ!殺せ!殺せぇぇぇ!!」」」
大したことの無い相手・・・というのは酷い評価だが、あながち間違ってはいない。相手はこちらと同じA級で、歴戦の戦士だ。
魔物が増えた程度で怖気付くわけがなく、次々と増援の魔物達を切り殺していく。
しかし、こちらも負けてはいない。相手もA級冒険者だが、こちらもA級だ。互角の戦いを繰り広げている。
「行けるんじゃないか・・・?」
「いや、まだだ。まだ増えていくぞ」
破壊された壁の穴からは、まだまだガーディアンズが侵入してくる。流石はカートライト国内の最大のギルドだ。数が違いすぎる。
「ファルコ、お前の立ってる位置から壁の穴まではどのくらいある?」
「大体500mくらい?」
「お前の鉄球はどのくらい飛ばせる?もちろん、魔法も含めた話だ」
「2000mは硬いね。つまり、こういう事でしょっ!!」
投げる直前、風の魔法で鉄球をプッシュ。飛距離を大幅に上げる。しかし、鉄球に込めたのは、風の魔法ではない。風の魔法は、投げ切る直前に指にこめただけ。
鉄球に込めた魔法は──────。
「『ライトニング』!!」
「「「ぐわぁぁぁぁぁ!!」」」
発光魔法。暗い洞窟などで、松明を使わずに明るくする際に使用する補助魔法。使用する魔力を高めることによって、強烈な閃光弾と化す。
ガーディアンズの逞しい冒険者達は痛そうに目を押さえながらその場に倒れた。
「流石、俺の息子だ。してほしい事をしっかりとしてくれる」
「こんなもんじゃないよ?俺は」
ファルコは不敵に笑った。
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