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3章 平和主義者達
137話 一命を取り留める
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「マイク将軍!実は─────」
「言わなくて良い。見ていた。君を庇う彼の姿をこの目でな」
マイク・レインボーは、熟練の戦士。幾度となく生死の境目を歩いてきた猛者。生き残ってきたのは、あふれんばかりの知恵と、技術、そして魔法があったからである。
これまで数えきれない程の大怪我を負ってきたマイクは、一流の魔法使い顔負けの治癒魔法を使う事ができた。
「『ヒール』!!」
渾身と全魔力を込めた治癒魔法が、ファルコの体にかけられる。すると、みるみると傷口は塞がっていき、飛び出した内臓は元の位置へと戻っていく。
血こそ元には戻らなかったが、早めの治療だった為、失血死の可能性はなさそうだ。その事を確認したナックルはその場で尻餅をつき、一安心した。
「よ、良かった・・・!!このまま死んじゃうかと思った・・・」
「私も彼のような戦士を失うのは避けたかった。峠は越えたが、まだまだ道のりは長いぞ。攻め入ってきたカートライト人の勢いは落ちていない。
「でも、どうするんですか?アレクサンダー軍自慢の龍騎隊はいません。10万を超える兵士も」
「そうだな。確かに最高戦力は今、存在しない。しかし、龍騎隊はいないが、竜騎兵はいる。それに、火竜があるじゃないか」
「・・・はっ!そうか!ジムさんは!?」
「帰ってきたみたいだな」
破壊された壁の方向から赤い炎が立ち上がっている。その炎は、上空から降ってきていた。次々と、ガーディアンズの冒険者達を焼き払い、退却させていく。
「竜騎兵の一番槍!ジム・バレン!!ただいま、戻りました!!」
「ジムさん!!一体どこに行ってたんですか!!」
「すまないな、ナックル。実はついさっきまでトルネヒロから出て、外で待機していたカートライト人を追い払ってたんだ。それでも、町に侵入してくるから違和感はなかっただろ?」
「はい。でも、今いるという事はもしかして・・・」
「外にいる冒険者達は焼き払い、追い払った。もう襲ってくる事はないだろう。流石はマイク将軍、お見事です」
「君の方がお見事だよ、ジム・・・さて残すは町内の冒険者になったわけだが、それでもまだ数百人いる。残り30人程で撃退するのは不可能だ。ドゥーク、聞こえているんだろう!?」
「・・・もちろんですとも将軍。アレをやれというのですね?」
「ああ、変身してはくれないか?」
「いいでしょう、ただし条件があります。トルネヒロから本軍へと戻していただければ」
「ああ、やってやるから早くやれ」
最後のピースを埋めるのはドラゴンだ。
「言わなくて良い。見ていた。君を庇う彼の姿をこの目でな」
マイク・レインボーは、熟練の戦士。幾度となく生死の境目を歩いてきた猛者。生き残ってきたのは、あふれんばかりの知恵と、技術、そして魔法があったからである。
これまで数えきれない程の大怪我を負ってきたマイクは、一流の魔法使い顔負けの治癒魔法を使う事ができた。
「『ヒール』!!」
渾身と全魔力を込めた治癒魔法が、ファルコの体にかけられる。すると、みるみると傷口は塞がっていき、飛び出した内臓は元の位置へと戻っていく。
血こそ元には戻らなかったが、早めの治療だった為、失血死の可能性はなさそうだ。その事を確認したナックルはその場で尻餅をつき、一安心した。
「よ、良かった・・・!!このまま死んじゃうかと思った・・・」
「私も彼のような戦士を失うのは避けたかった。峠は越えたが、まだまだ道のりは長いぞ。攻め入ってきたカートライト人の勢いは落ちていない。
「でも、どうするんですか?アレクサンダー軍自慢の龍騎隊はいません。10万を超える兵士も」
「そうだな。確かに最高戦力は今、存在しない。しかし、龍騎隊はいないが、竜騎兵はいる。それに、火竜があるじゃないか」
「・・・はっ!そうか!ジムさんは!?」
「帰ってきたみたいだな」
破壊された壁の方向から赤い炎が立ち上がっている。その炎は、上空から降ってきていた。次々と、ガーディアンズの冒険者達を焼き払い、退却させていく。
「竜騎兵の一番槍!ジム・バレン!!ただいま、戻りました!!」
「ジムさん!!一体どこに行ってたんですか!!」
「すまないな、ナックル。実はついさっきまでトルネヒロから出て、外で待機していたカートライト人を追い払ってたんだ。それでも、町に侵入してくるから違和感はなかっただろ?」
「はい。でも、今いるという事はもしかして・・・」
「外にいる冒険者達は焼き払い、追い払った。もう襲ってくる事はないだろう。流石はマイク将軍、お見事です」
「君の方がお見事だよ、ジム・・・さて残すは町内の冒険者になったわけだが、それでもまだ数百人いる。残り30人程で撃退するのは不可能だ。ドゥーク、聞こえているんだろう!?」
「・・・もちろんですとも将軍。アレをやれというのですね?」
「ああ、変身してはくれないか?」
「いいでしょう、ただし条件があります。トルネヒロから本軍へと戻していただければ」
「ああ、やってやるから早くやれ」
最後のピースを埋めるのはドラゴンだ。
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