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終章 3年後の平和
280話 めり込む拳
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「初めて見る魔法だ。流石は魔法学者シャックル・ペピトーンの意志を継ぐ者だ。この魔法は誰が作ったの?」
「ウチよ。そして、修正しておくけどウチらは別にシャックル・ペピトーンの意志を継ごうどなんて1ミリも思ってないから」
言われてみれば確かにそうだ。もし、シャックルの意志を継ぐ者ならば、ベルム族を再び迫害しているはず。他の理由があるのだろう。
「ところで本当に俺を殺すつもりなの?」
「ええ、そうだけど?だって、嫌いは人は1人でもいない方がいいじゃない」
「そういうのって、人を好きになろうとする時に言う言葉じゃないかな?アンタが本当に人付き合いが下手くそなんだなって再認識できたよ、ありがと・・・ぐぉぉ!」
ナイフの先端が、胸に刺さる。献血の針で刺された程度の痛みだが、脅しじゃなくて本当に殺そうとしているのがはっきりと分かった。
「俺を殺したらどうするんだ?ヘリナ先輩の隣に立つのはアンタになるのか?」
「そうね、少し修正するのは面倒だけど、見返りはしっかりあるから全然殺しても問題なしっ!」
「アンタが、ヘリナ先輩を幸せにできるとでも?」
「大丈夫♪そこはうまく調整してウチがやる事全てに幸せを感じさせるようにするから♪」
「それじゃ、お人形遊びとまるで変わらないな。アンタに友達がいない理由、はっきりと分かったぜ。アンタは他人を自分が楽しむための道具にしか思っていない。だから、そんなに酷い事ができるんだ。違うか!?」
「くっ・・・このクソ野郎・・・!!人が気にしてる所を突きやがってぇ・・・!!」
「そんな所を気にしてたのか?驚きだ。他に気にするべきところとかあるだろう?さっきも言ったように他人への気遣いとか、後ろとか」
「はぁ?・・・へぶはぁ!?」
ルナの顔面に強烈な一撃が入る。170センチ近くあるルナの巨体を殴り飛ばしたのは、とても小さな拳だった。手首には、俺と同じルイスストーンが施された腕輪が付けられている。
「お帰りなさい、ヘリナ先輩」
「うん、ただいまファルコ。大丈夫だった?」
魔法の鎖から解放されたので、治癒魔法で胸の浅い刺し傷を癒す。
「ええ、この通り。ところで、その腕輪は─────」
「私が与えた。君同様に驚かれたし、逃げられそうになったし、殴られたしね」
「いやいや、普通に考えてムキムキマッチョの男が、自分のベッドの上で寝転んでたら驚くから」
「それもそうだな。今後は気をつけるように心がけよう。すまなかったな」
これで、3対1だ。
「ウチよ。そして、修正しておくけどウチらは別にシャックル・ペピトーンの意志を継ごうどなんて1ミリも思ってないから」
言われてみれば確かにそうだ。もし、シャックルの意志を継ぐ者ならば、ベルム族を再び迫害しているはず。他の理由があるのだろう。
「ところで本当に俺を殺すつもりなの?」
「ええ、そうだけど?だって、嫌いは人は1人でもいない方がいいじゃない」
「そういうのって、人を好きになろうとする時に言う言葉じゃないかな?アンタが本当に人付き合いが下手くそなんだなって再認識できたよ、ありがと・・・ぐぉぉ!」
ナイフの先端が、胸に刺さる。献血の針で刺された程度の痛みだが、脅しじゃなくて本当に殺そうとしているのがはっきりと分かった。
「俺を殺したらどうするんだ?ヘリナ先輩の隣に立つのはアンタになるのか?」
「そうね、少し修正するのは面倒だけど、見返りはしっかりあるから全然殺しても問題なしっ!」
「アンタが、ヘリナ先輩を幸せにできるとでも?」
「大丈夫♪そこはうまく調整してウチがやる事全てに幸せを感じさせるようにするから♪」
「それじゃ、お人形遊びとまるで変わらないな。アンタに友達がいない理由、はっきりと分かったぜ。アンタは他人を自分が楽しむための道具にしか思っていない。だから、そんなに酷い事ができるんだ。違うか!?」
「くっ・・・このクソ野郎・・・!!人が気にしてる所を突きやがってぇ・・・!!」
「そんな所を気にしてたのか?驚きだ。他に気にするべきところとかあるだろう?さっきも言ったように他人への気遣いとか、後ろとか」
「はぁ?・・・へぶはぁ!?」
ルナの顔面に強烈な一撃が入る。170センチ近くあるルナの巨体を殴り飛ばしたのは、とても小さな拳だった。手首には、俺と同じルイスストーンが施された腕輪が付けられている。
「お帰りなさい、ヘリナ先輩」
「うん、ただいまファルコ。大丈夫だった?」
魔法の鎖から解放されたので、治癒魔法で胸の浅い刺し傷を癒す。
「ええ、この通り。ところで、その腕輪は─────」
「私が与えた。君同様に驚かれたし、逃げられそうになったし、殴られたしね」
「いやいや、普通に考えてムキムキマッチョの男が、自分のベッドの上で寝転んでたら驚くから」
「それもそうだな。今後は気をつけるように心がけよう。すまなかったな」
これで、3対1だ。
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