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第388話 [踏破準備。Part1]
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「おいおい、Sランクだけじゃなくて、SSランクも一撃じゃないか。」
「う~ん・・・トバルカインで造った時の記憶だとSSランクの魔物を倒すのは、もう何発か当てる必要があるはずなんだがなぁ。」
「火属性に弱い魔物だったとかか?」
「そうだな。俺は魔物の専門家じゃねぇから分からねぇが、ならもう何発か、投げてみてくれ。」
「分かった。」
ドラウの指示でもう何発か、魔物に当ててみるが、当たった魔物は最初の一体同様、全て一撃で倒してしまった。
「あれ?」
「あぁ、そういう事か。」
「何か分かったのか?」
「シュウトが造った水中火炎石だからだと思うぞ。」
「俺が作ったからってどういう事だ?」
「魔力量と質の問題だって事だ。」
「ん?」
「分かんねぇか?この水中火炎石はシュウト、お前の莫大な魔力によって出来てんだ。だから普通に造った水中火炎石よりも遥かに強力な攻撃力のある炎を噴出したって事だ。」
「そんなに変わる物なのか?」
「知らねぇよ。実験の時も・・・あぁそういう事か。道理で壊れるはずのねえ結界が数枚壊れたのか。」
「どうしたんだ?1人で納得されても困るんだが。」
「悪ぃ悪ぃ。いやさぁ、実験したって言ったろ?」
「あぁそうだな。」
「そん時によぅ。何時も使ってる結界装置があるんだが、実験の時に結界と一緒に数台が壊れてな。まぁ、結構な数を同時起動させてっから被害は無いんだが、壊れたのが軒並み古いやつだったのもあって原因は経年劣化だと思ってたんだよ。」
「そうじゃなかったって事か。」
「あぁ、俺の計算違いだ。シュウトが造ったって事をすっかり忘れてたんだ。」
「俺の・・・まぁいいや、何でも良いけど実験は必要だと思うが、安全には気を付けろよ。」
「わぁてるよ。それよりも実験して欲しい事があるんだが、良いか?」
「どうした?」
「魔物に直接当てるんじゃなくて、魔物から1mぐらい手前の離れたとこに着弾してみてくれねぇか?」
「それだと倒せないだろ?」
「いや、俺の見立てだとそれでも十分効果があるはずだ。」
「本当か?」
俺はドラウの言葉を疑いながらも1m手前の地点目掛けて放り投げた。
俺の投げたデストロイボムは地面に刺さるとその地点から楕円形に直径10mの範囲が赤く光ったと思った瞬間、その範囲全てがマグマとかし、魔物を飲み込んでしまった。
「なっ!?」
「やっぱりな。」
「何で?表面だけならあれだけど、深部は一応、破壊出来ない設定にしたはず・・・。」
「深部に行けば行く程って事だろ?」
「そうだな。」
「だからだよ。深部で跳ね返された炎が広がる事で広範囲のマグマになったって事だよ。」
「それにしてもこれだけの範囲が一気になるのか?」
「俺も予想以上の結果だ。これならランクの低いダンジョンだったら下の階層まで穿いても不思議じゃねぇな。」
「じゃあ他の所でもこんな感じになるのか?」
「可能性の問題だがな。だが、今の感じだと1つ分だと無理かもしんねぇが、幾つか同時にやるかしたら高ランクのダンジョンでも行けるんじゃないか?」
「それなら攻略組の方にも支給するか?」
「まぁ、シュウトと一緒なら使う意味は無いだろうかが、支給する程、量が造れねぇっつうより、シュウトしか造れねぇってぇのを忘れてるだろ?」
「あっ、そうか。」
「俺も実験で幾つか使ってはいるが、それでもセーブして使ってんだぞ。」
「そうだよなっていうか。攻撃の要になりそうならもっと倒して来るけどどうなんだ?」
「今のところは必要ねぇよ。だが、SSSランクのあのダンジョンならSランクもうじゃうじゃいるらしいからな。そん時にでも手が空いてたらやってくれ。」
「分かった。・・・っていうか、アレって何時までマグマの状態なんだ?」
俺が指さした方向には未だにマグマがグツグツした状態が続いていた。
「ほら、彼処にデストロイボムがまだ残ってるだろ?アレが残ってるって事はまだ噴射し続けてるって事だからボロボロって崩れて無くならない限りはあのままだろうな。」
「魔物の時は結構早く燃え尽きてたのに地面に刺さった時はまた別なんだな。」
「デストロイボムの周りの粘度の違いじゃねぇか?」
「粘度の違い?」
「おう。魔物の方は近い場所から炭化して灰になっちまうが地面だとマグマになるだけで周囲の状態が違うだろうから一気に噴射したくても出来ないのと一気に無くなるのと、その違いがあるんじゃねぇか?」
「確かにそれなら説明がつくな。それでまだ実験するか?」
「いや、もう大丈夫だ。それより修行の方はどのくらいで終わる予定なんだ?」
「そうだなぁ、今何時頃だ?」
「大体15時ってとこじゃねぇか?」
「それなら後、1時間だな。」
「結構早く終わらせるんだな。」
「それだけ負荷を掛けた状態で訓練してるからな。」
「なるほどな。もしかしてあのプレイルームってやつの負荷か?」
「あれ?教えたっけか?」
「フローガとエダ、それにネロが話してたから1回使わせてもらったからなぁ。」
「使う?ドラウがか?」
「おう。丁度造ってた試作品の負荷検査をしようと思ってな。俺らがダンジョンで使うやつをな。最大値の負荷で検査したんだよ。」
「あの状況でどうだったんだ?」
「完璧だぞ。でもなぁ、欲を言えばもっと厳しい環境で負荷検査をしたいんだよ。だからこっちでも造ろうとしたんだが、シュウトの許可と協力が、必要ってネロ達が言ってたんだが、造っても良いか?」
「別に好きにしたら良いけど、俺は何を協力するんだ?」
「そんなんネロ達に聞いてくれ。」
「あぁそうだな。じゃあどうする?」
「どうする?って何だ?」
「ルークの所に行くか、連れて来るのかって事だよ。」
「あぁ、訓練中だよな?」
「まぁでも直ぐ終わるだろ。どうする?」
「なら行くか。」
「おう。」
俺はそう言うとドラウを連れてプレイルームに向かった。
「ん?最大値でやってるのか?」
「そうだな。まぁでも見て分かる通り、皆んな慣れてきたみたいだから最大値を上げるんだがな。」
「上げるって、今ですら凄ぇのにまだ上げるのか?」
「慣れておけば今の状態と同じだとしても対応出来るし、それより大した事なければ相手も翻弄出来るかもしれないからな。」
「なるほどなぁ、戦闘の事は俺には分からないがそういうものなんだな。」
「まぁな。」
その後もドラウと色々話していると終了時刻になった事で皆んながぞろぞろ出て来た。
「どうしたんだ?ドラウと一緒なんて珍しいな。」
「ルーク、お前に用が有るんだ。」
「何だ?俺の武器が完成したのか?」
「まぁ大体は出来てるが、今回はその件じゃねぇよ。」
「じゃあ何だよ。」
「新しい武器の事なんだが、シュウトがルークなら色々アイデアをくれるはずだって言うからよぅ。明日、修羅フィールドに行く前に聞いて造っておこうかと思ってな。」
「ドラウが態々、修羅フィールドに行くのか?」
「ドラウ、研究したい気持ちは分かるが、先に明日の事だろ?」
「そうだなシュウト。」
ドラウはそう言うと恥ずかしいのを誤魔化そうと頭を搔いていた。
「明日の事?もしかして俺達と修羅フィールドに行きたいのか?」
「行きたいってぇいうより、素材が必要なんだ。」
「ダンジョン攻略の為って事だよな。」
「あぁ。」
「そんなん何時でも良いが、明日明日って言うって事は1日で良いのか?」
「必要な素材はリストに上げるが種類が多いからな。全員が協力してくれるなら明日1日で目処は経つはずなんだよ。」
「そうか。それなら・・・皆んなも良いか?」
ルークがそう言いながら振り向くと全員が頷いた。
「良いみたいだぞ。」
「助かる。」
「それはこっちのセリフだ。ドラウが居なきゃ武器の手入れだってドラウからみたら中途半端だろうし、身体を休める場所もドラウ頼みだしな。必要な事は何でも言ってくれ。」
「分かった。代わりに最高だと思えるもんを造ってやるよ。」
「良いなぁ、任せろ。」
そう言って2人が笑い合うとナビコが手を上げた。
「どうしたんだ?やっぱり何か別の用事でも出来たのか?」
「そんなんじゃないだわさ。ドラウが素材調達するなら、わっちも食材確保がしたいだわ。」
「レイに頼んだんじゃないのか?」
「それとは別に修羅フィールドにしか手に入れられない食材も在るだわさ。」
「食材か。確かに最近だと魔物の素材そのものが手に入るからな。具体的には何が欲しいとかは現段階で有るのか?」
「各属性の竜種は欲しいだわ。それに他にも色々あるだわ。」
「そうなのか?そんなんだったら何でもっと早く言わねぇんだ?」
「わっちにも扱いきれなかった食材もあっただわさ。」
「そうやって言うって事は扱える様になったのか?」
「彼処での訓練のお陰でユニークスキル・究極料理人の能力が上がったのか、新しいレシピが思い浮かんだんだわ。」
「レシピが浮かぶと食材が扱える様になったって分かるのか?」
「出来ない、知らない物は浮かばないだわ。」
「へぇ~、ならそっちも手に入れないとな。ドラウも良いか?」
「俺の希望も聞いて貰うのにナビコのは無しなんて言えねぇだろ。それに俺が必要としてる素材と被る可能性だってあるしな。俺が要らないって捨てる素材もナビコにとっては食材だからな。」
「そうだわ。ドラウは本当に勿体ない事するだわ。」
「そう言っても俺は肉なんて殆どの場合、要らねぇんだからしょうがねぇだろ?それに1回言われてからは全部渡してるだろうが。」
「1回は怒られたんだな。」
俺がそうツッコミを入れるとドラウとナビコ以外の全員がドッと笑っていた。
俺達はその後も明日の予定を話し合ってからその日はお開きとなったが、ルークとドラウはそのまま洞窟フィールドへと移動して行った。
「う~ん・・・トバルカインで造った時の記憶だとSSランクの魔物を倒すのは、もう何発か当てる必要があるはずなんだがなぁ。」
「火属性に弱い魔物だったとかか?」
「そうだな。俺は魔物の専門家じゃねぇから分からねぇが、ならもう何発か、投げてみてくれ。」
「分かった。」
ドラウの指示でもう何発か、魔物に当ててみるが、当たった魔物は最初の一体同様、全て一撃で倒してしまった。
「あれ?」
「あぁ、そういう事か。」
「何か分かったのか?」
「シュウトが造った水中火炎石だからだと思うぞ。」
「俺が作ったからってどういう事だ?」
「魔力量と質の問題だって事だ。」
「ん?」
「分かんねぇか?この水中火炎石はシュウト、お前の莫大な魔力によって出来てんだ。だから普通に造った水中火炎石よりも遥かに強力な攻撃力のある炎を噴出したって事だ。」
「そんなに変わる物なのか?」
「知らねぇよ。実験の時も・・・あぁそういう事か。道理で壊れるはずのねえ結界が数枚壊れたのか。」
「どうしたんだ?1人で納得されても困るんだが。」
「悪ぃ悪ぃ。いやさぁ、実験したって言ったろ?」
「あぁそうだな。」
「そん時によぅ。何時も使ってる結界装置があるんだが、実験の時に結界と一緒に数台が壊れてな。まぁ、結構な数を同時起動させてっから被害は無いんだが、壊れたのが軒並み古いやつだったのもあって原因は経年劣化だと思ってたんだよ。」
「そうじゃなかったって事か。」
「あぁ、俺の計算違いだ。シュウトが造ったって事をすっかり忘れてたんだ。」
「俺の・・・まぁいいや、何でも良いけど実験は必要だと思うが、安全には気を付けろよ。」
「わぁてるよ。それよりも実験して欲しい事があるんだが、良いか?」
「どうした?」
「魔物に直接当てるんじゃなくて、魔物から1mぐらい手前の離れたとこに着弾してみてくれねぇか?」
「それだと倒せないだろ?」
「いや、俺の見立てだとそれでも十分効果があるはずだ。」
「本当か?」
俺はドラウの言葉を疑いながらも1m手前の地点目掛けて放り投げた。
俺の投げたデストロイボムは地面に刺さるとその地点から楕円形に直径10mの範囲が赤く光ったと思った瞬間、その範囲全てがマグマとかし、魔物を飲み込んでしまった。
「なっ!?」
「やっぱりな。」
「何で?表面だけならあれだけど、深部は一応、破壊出来ない設定にしたはず・・・。」
「深部に行けば行く程って事だろ?」
「そうだな。」
「だからだよ。深部で跳ね返された炎が広がる事で広範囲のマグマになったって事だよ。」
「それにしてもこれだけの範囲が一気になるのか?」
「俺も予想以上の結果だ。これならランクの低いダンジョンだったら下の階層まで穿いても不思議じゃねぇな。」
「じゃあ他の所でもこんな感じになるのか?」
「可能性の問題だがな。だが、今の感じだと1つ分だと無理かもしんねぇが、幾つか同時にやるかしたら高ランクのダンジョンでも行けるんじゃないか?」
「それなら攻略組の方にも支給するか?」
「まぁ、シュウトと一緒なら使う意味は無いだろうかが、支給する程、量が造れねぇっつうより、シュウトしか造れねぇってぇのを忘れてるだろ?」
「あっ、そうか。」
「俺も実験で幾つか使ってはいるが、それでもセーブして使ってんだぞ。」
「そうだよなっていうか。攻撃の要になりそうならもっと倒して来るけどどうなんだ?」
「今のところは必要ねぇよ。だが、SSSランクのあのダンジョンならSランクもうじゃうじゃいるらしいからな。そん時にでも手が空いてたらやってくれ。」
「分かった。・・・っていうか、アレって何時までマグマの状態なんだ?」
俺が指さした方向には未だにマグマがグツグツした状態が続いていた。
「ほら、彼処にデストロイボムがまだ残ってるだろ?アレが残ってるって事はまだ噴射し続けてるって事だからボロボロって崩れて無くならない限りはあのままだろうな。」
「魔物の時は結構早く燃え尽きてたのに地面に刺さった時はまた別なんだな。」
「デストロイボムの周りの粘度の違いじゃねぇか?」
「粘度の違い?」
「おう。魔物の方は近い場所から炭化して灰になっちまうが地面だとマグマになるだけで周囲の状態が違うだろうから一気に噴射したくても出来ないのと一気に無くなるのと、その違いがあるんじゃねぇか?」
「確かにそれなら説明がつくな。それでまだ実験するか?」
「いや、もう大丈夫だ。それより修行の方はどのくらいで終わる予定なんだ?」
「そうだなぁ、今何時頃だ?」
「大体15時ってとこじゃねぇか?」
「それなら後、1時間だな。」
「結構早く終わらせるんだな。」
「それだけ負荷を掛けた状態で訓練してるからな。」
「なるほどな。もしかしてあのプレイルームってやつの負荷か?」
「あれ?教えたっけか?」
「フローガとエダ、それにネロが話してたから1回使わせてもらったからなぁ。」
「使う?ドラウがか?」
「おう。丁度造ってた試作品の負荷検査をしようと思ってな。俺らがダンジョンで使うやつをな。最大値の負荷で検査したんだよ。」
「あの状況でどうだったんだ?」
「完璧だぞ。でもなぁ、欲を言えばもっと厳しい環境で負荷検査をしたいんだよ。だからこっちでも造ろうとしたんだが、シュウトの許可と協力が、必要ってネロ達が言ってたんだが、造っても良いか?」
「別に好きにしたら良いけど、俺は何を協力するんだ?」
「そんなんネロ達に聞いてくれ。」
「あぁそうだな。じゃあどうする?」
「どうする?って何だ?」
「ルークの所に行くか、連れて来るのかって事だよ。」
「あぁ、訓練中だよな?」
「まぁでも直ぐ終わるだろ。どうする?」
「なら行くか。」
「おう。」
俺はそう言うとドラウを連れてプレイルームに向かった。
「ん?最大値でやってるのか?」
「そうだな。まぁでも見て分かる通り、皆んな慣れてきたみたいだから最大値を上げるんだがな。」
「上げるって、今ですら凄ぇのにまだ上げるのか?」
「慣れておけば今の状態と同じだとしても対応出来るし、それより大した事なければ相手も翻弄出来るかもしれないからな。」
「なるほどなぁ、戦闘の事は俺には分からないがそういうものなんだな。」
「まぁな。」
その後もドラウと色々話していると終了時刻になった事で皆んながぞろぞろ出て来た。
「どうしたんだ?ドラウと一緒なんて珍しいな。」
「ルーク、お前に用が有るんだ。」
「何だ?俺の武器が完成したのか?」
「まぁ大体は出来てるが、今回はその件じゃねぇよ。」
「じゃあ何だよ。」
「新しい武器の事なんだが、シュウトがルークなら色々アイデアをくれるはずだって言うからよぅ。明日、修羅フィールドに行く前に聞いて造っておこうかと思ってな。」
「ドラウが態々、修羅フィールドに行くのか?」
「ドラウ、研究したい気持ちは分かるが、先に明日の事だろ?」
「そうだなシュウト。」
ドラウはそう言うと恥ずかしいのを誤魔化そうと頭を搔いていた。
「明日の事?もしかして俺達と修羅フィールドに行きたいのか?」
「行きたいってぇいうより、素材が必要なんだ。」
「ダンジョン攻略の為って事だよな。」
「あぁ。」
「そんなん何時でも良いが、明日明日って言うって事は1日で良いのか?」
「必要な素材はリストに上げるが種類が多いからな。全員が協力してくれるなら明日1日で目処は経つはずなんだよ。」
「そうか。それなら・・・皆んなも良いか?」
ルークがそう言いながら振り向くと全員が頷いた。
「良いみたいだぞ。」
「助かる。」
「それはこっちのセリフだ。ドラウが居なきゃ武器の手入れだってドラウからみたら中途半端だろうし、身体を休める場所もドラウ頼みだしな。必要な事は何でも言ってくれ。」
「分かった。代わりに最高だと思えるもんを造ってやるよ。」
「良いなぁ、任せろ。」
そう言って2人が笑い合うとナビコが手を上げた。
「どうしたんだ?やっぱり何か別の用事でも出来たのか?」
「そんなんじゃないだわさ。ドラウが素材調達するなら、わっちも食材確保がしたいだわ。」
「レイに頼んだんじゃないのか?」
「それとは別に修羅フィールドにしか手に入れられない食材も在るだわさ。」
「食材か。確かに最近だと魔物の素材そのものが手に入るからな。具体的には何が欲しいとかは現段階で有るのか?」
「各属性の竜種は欲しいだわ。それに他にも色々あるだわ。」
「そうなのか?そんなんだったら何でもっと早く言わねぇんだ?」
「わっちにも扱いきれなかった食材もあっただわさ。」
「そうやって言うって事は扱える様になったのか?」
「彼処での訓練のお陰でユニークスキル・究極料理人の能力が上がったのか、新しいレシピが思い浮かんだんだわ。」
「レシピが浮かぶと食材が扱える様になったって分かるのか?」
「出来ない、知らない物は浮かばないだわ。」
「へぇ~、ならそっちも手に入れないとな。ドラウも良いか?」
「俺の希望も聞いて貰うのにナビコのは無しなんて言えねぇだろ。それに俺が必要としてる素材と被る可能性だってあるしな。俺が要らないって捨てる素材もナビコにとっては食材だからな。」
「そうだわ。ドラウは本当に勿体ない事するだわ。」
「そう言っても俺は肉なんて殆どの場合、要らねぇんだからしょうがねぇだろ?それに1回言われてからは全部渡してるだろうが。」
「1回は怒られたんだな。」
俺がそうツッコミを入れるとドラウとナビコ以外の全員がドッと笑っていた。
俺達はその後も明日の予定を話し合ってからその日はお開きとなったが、ルークとドラウはそのまま洞窟フィールドへと移動して行った。
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