幸せになるための絶対条件

白夜

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9話 可愛いと声

9話 可愛いと声


佑一郎 side


和希の下半身は、もう十分に硬く大きくなっていた

ちょっとだけいい雰囲気で、まるで恋愛ドラマのようだったのに、いきなり陳腐なAVみたいな展開になった…

『おいっ!今、けっこういい雰囲気だったのに!雰囲気ぶち壊しだろ?それに、ちょっとお腹触っただけだろ?』


なんて言ったけど、

そんな和希を愛おしいと思ってしまう。

俺たちなりのストーリーがここにあるから、それでいい。

和希がくるっと振り返って、俺を抱き上げた。

そのままベッドへ連れて行かれて、そっとベッドに降ろされる。

自分のパジャマのボタンを外しながら、キスをしてくるその仕草にトクンと胸が弾む。

このドキドキする感覚が、【好き】って事なんだと知ったのは、和希と付き合ってからだ。それまで知らなかった。
キスなんてただ唇が触れて、舌絡めるだけだと思ってたから。

でも、和希のキスは違う。

全然違うんだ!

唇が触れて舌が絡むと、心が触れ合って、

舌が絡むと想いが重なって、お互いの心が交わっていくみたいな、そんな不思議な感覚。

唇を舌でチロっと舐めたり、俺の舌をちゅっと吸うように優しく俺を溶かしていく…。

最初は優しいのに、だんだん深くなっていくキスに、息が続かなくて、短く息をする時に自分でも信じられないくらい甘い声がでてしまう。

その声が、いつまで経っても恥ずかしくてっ///

声を我慢していると

『いいよ、声我慢しなくても。もっと、声聞きたいからさ。』

って、和希が少し目を細めて真面目な顔をしていうから

なんだかいつもと違う和希に、また胸がトクンと鳴る。

和希の舌が熱くて、くちゅっと混ざり合う唾液が甘くて…

『…ンンっ、…ハァっ…はぁ♡』

深く深く堕ちてしまいそうなキスに、翻弄されていく。

俺が慰めて不安を癒やしてあげたいって思っていたのに…

もうっ///

キスが気持ちよくてっ…頭ぼーっとしているのに、いつもより余裕がない和希に気が付いてしまった。

いつもより余裕がなくて、

俺を貪るみたいな、いつもよりちょっとだけ自分勝手なキスになっていることに、気が付いてる?

それでも…、
そんな自分勝手なキスさえも嫌じゃない。

不安なのか?
俺はあんなヤツを選ばない。

お金をいくら積まれても、お前だけだから!

何も心配する必要はない。

いつもより、俺に触れる手が熱いと感じてしまうのは、うぬぼれているのだろうか?

和希のその手が、俺を離したくないと、藻掻いている様に感じてしまうのは、俺の勘違いなのだろうか?

人や物に執着しない和希が、俺を求めていると思うだけで、カラダの奥からゾクゾクした。

丁寧な愛撫は、俺を溶かして、気が付けば全身の力が抜けて、全身にキスされてた。

『…っ…ンンっ///…っ…あっ…んっ///…』
喘ぎが出てしまうのは、仕方がないことだと思う。
和希が好きだから、好きな人に触れられたら、それだけで気持ちいいし、溶けてしまいそうになる。

そして、和希はえっちが上手い。

蕩けるようなキスをしたかと思うと、敏感な首筋に噛みつくようにキスされる。首筋から鎖骨をなぞって、胸の飾りを弄ぶ。

『ハァっ…ゆうくんっ///可愛いっ///♡…可愛いっ///』

熱に浮かされてるみたいに、熱く囁く和希

俺は…カッコいいと言われることはあっても、可愛いなんて言われた事無いけど、和希はいつもえっちの時にそう言う。

でも、それも嫌じゃない。

和希だけが知っている【俺の可愛いところ】が堪らない

他の誰も知らない、和希だけが知っている俺。
俺をこんなにさせるのは…和希だけ。
こんな俺を知っているのは、世界中でたったひとり。

和希、お前だけだ。





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