【R18】この恋止めて下さいっ!!

白夜

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10話 抱かれます!

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出張から帰って来たばかりの友也さんに激しく求められる。


『ごめんっ///…抱かれてっ///…』

掠れた切ない声が俺の耳を犯していく。


『はいっ…抱かれます♡』

きっと何かあったのだろう…
友也さんの様子がおかしいから。
それでも、何も気が付かないアホなふりして答えた。


あなたが辛いなら…癒してあげたいからっ。

今日の出張は仁さんとふたりきりだから、きっと何かがあったのだろう。
堪えきれない何かが起こって、その想いが行き場をなくして…

俺のところに来てくれた。

それでも…いいです。


2回目は無いと思っていたから、こんな形でも2回目があるのは嬉しいです!!


ほんとにつくづくバカだと思う。

それでも…もう…止められないから…


好きが止まらないから…


『あぁんっ///…ハァハァ♡…』

俺の着ているものを乱暴に全てむしり取って
丸裸にしていく器用な手


激しいキスが止まなくて

友也さんの柔らかな唇の感触に溺れていく

『ンン♡…あぁんっ///…あっん///…♡』

大きな手が俺の体中を愛撫して、えっちな快楽を連れて来る


『ンンっ///…あぁ///…nハァハァ♡…』

息も付けない程に気持ちよくなっていて

触れて欲しくて

ナカさえも友也さんを欲していた


そんな俺の想いが伝わってしまったのか

直ぐに後ろの指が挿入された。


『あぁっん♡…』

『んっ…?…準備しといてくれたんだ…///』

『っ///…もしかしたらっ…て///…思ったんで…///』


『そんなキレイな顔してえっちな子!…俺…可愛い♡』

中をくちゅくちゅと掻きまわされて
もう指だけじゃ足りなくてっ///


『はぁはぁっ♡…もうっ///…挿入いれて下さいっ!』


『じゃああげる♡』


そうっ…俺が欲しがってるだけ!

友也さんは決して悪くない!

自分の欲を吐き出すために俺のところに来たんじゃないっ…

俺が…

俺が誘ったんだ…


くるっと俺をひっくり返して

後ろからズブッと音を立てて俺の奥へ挿入された硬いモノ



『あ゛っん…n』

低い声が友也さんの口から零れる。


『あぁんっ///…ンンッ…』

俺は慌てて、手で口を押えた。

俺の声が聞こえないように…

少しでも…友也さんが…仁さんを抱いていると思えるように…


そうすれば俺は何度も抱いてもらえるかもしれないと思ったから。

自分の声を押し殺すという悲しい選択をした。



俺の腰を後ろから掴んで、大きくゆっくりと俺のナカを確かめる様に動かし始める。


『りょうへい♡…きれい…』

俺世辞でも嬉しいです…
俺の名前を呼んでくれて…


でも…今…バックからだから…俺の顔見えてませんよね…

それでもかまわない…

きゅっと力を入れると


『そんな事っ///…どこで覚えたの?…ごめんっ///もうっ///』

友也さんは激しく腰を打ちつけて何度も抜き差しを繰り返した


ぬちゅぬちゅっと擦れる度に響くえっちな音が部屋に響いてた。


俺は必死で声を殺して…

シーツに顔を埋めては快感に負けそうになる自分を隠した


そして、ひたすら俺のナカにいる友也さんを感じてた


『…あ゛っ…///…でっ///…じん…さんっ///…』

それは、お決まりのようになってしまった言葉。


勘違いしてしまいそうな俺を一気に現実に引き戻す魔法の言葉。

大丈夫です…

わかっています。

友也さんは…仁さんを好きだって…

代わりに抱かれているって、ちゃんとわかっていますから…



えっちが終わると、友也さんはテーブルの上に用意された夕飯をみた。

『あ…ごめんっ…夕飯…準備してくれてたんだ…』


『いや…別に…多く作りすぎちゃっただけですからっ///』


『じゃあ!ご馳走になってもいい?』

『はいっ!冷めちゃったけど…温めます!!』



ふたりで夕飯を食べた。

『料理上手なんだね~、すげ~美味いじゃん!』って褒めてくれたのが嬉しかった。


えっちを終えたばかりなんて雰囲気じゃなくて
それは…友人とも恋人とも違う…不思議な空気感だった。


そして、夕飯を終えて…

また、えっちをした。

『りょうへいって♡えっち大好きなんだね』

って、にっこりと笑う友也さん。


『友也さんがえっち上手だから!えっちしたくなるんです!!』


なんて、ふざけあって…

けっして…俺の心から好きが溢れませんように…


友也さんにこれは遊びでカラダだけの関係だって思って欲しいから…


えっちが好きな淫乱んな子だって思われてもいい


あなたが抱いてくれるなら…


このまま苦しい嘘に抱かれて地獄に落ちたってかまわない


だから…まだ…俺を抱いて下さい



あなたが好きだから…







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