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絃
第一回順位発表式を終えた。僕はステージ上で最も高い席から練習生達を見下ろした。ステージにも上がれず、椅子に座ったまま項垂れている練習生や、全身で跳ねて喜んでいる練習生、別れの挨拶をしている練習生。
番組が始まって以来、初めての順位発表式ということもあり、悲壮感は薄い。まだ一ヶ月程度しか過ごしていないし、脱落者も未経験者や無所属の練習生が多い。
そんな中、僕の少し下の席で涙を流しながら喜んでいる練習生がいた。まだ始まったばかりだというのに、大粒の涙を零しながら笑顔で周囲の練習生に感謝を伝える男。僕が彼を見て率直に感じたことは一つ。
きっと脱落するだろう、と。
御堂 絃。23歳。身長183.5cm。MBTIはENTJ。高校卒業後韓国の大手事務所からスカウトされ練習生として過ごし、今回の番組に参加。趣味はピアノを弾くこと・映画鑑賞。特技は絶対音感。
このオーディションが始まる前から、僕はデビューする確信しかなかった。まず番組ポスターは僕の写真で、タイトル曲はセンターを飾り、エンディング妖精の尺が長いのも僕だった。ここまで露骨な持ち上げ方をされたらデビューするとしか思えない。
ルックスは良い自覚はあったし、大手事務所で培った高いダンススキルと安定したボーカル、オールラウンダーとして放送前から注目を浴びた。
そして順当に僕は一位という順位を維持した。とはいえ、デビュー圏内に入っている練習生達は僕と引けを取らない実力者の集まり。番組内でのパフォーマンスによって順位変動も有り得ると感じていた。
しかし、その中でも亀谷日翔。彼には順位を越されないという自信があった。
日翔は僕よりも年上で、長年韓国で練習生をしてきた人だ。パフォーマンスはいつも安定していてミスをしている場面は見たことがない。毎日朝早くに起きて、夜遅くまで練習する努力家だ。
しかし、どれほど努力を重ねたとはいえ、日翔特有の魅力がステージで感じられることはなかった。安定しているが、個性が無い。難しい高音のフレーズを問題なく披露しても、なぜか耳に残らない。顔のパーツ位置は整っているのに印象に残らないどこか素朴な顔立ち。
彼は、オーディション番組には合わないタイプだ。
「絃、おはよう」
「おはよう日翔。今日も朝早くから精が出るね」
「全然!絃こそ、A判定を貰ってたのに朝練なんて流石だね」
微笑む日翔に対して、僕も同じように笑顔を貼り付けた。僕の朝練は事務所の練習生時代から染み付いている習慣のようなもので、朝から体を動かさなければ目が覚めた気にならない。だから別に褒められることではないのに。
日翔とは別々のグループに分かれることが多くあまり話すことはなかった。しかし彼の噂は常々聞いていた。練習生が皆口揃えて良い人、優しいヒョン、とやたら彼を褒める。
確かに日翔は良い人だった。お人好しで、全く関わりのない年下の僕に律儀に挨拶してくれる。それは僕の順位が一位でそれにあやかりたいのかもしれないが。
今も、練習を終えて休んでいる僕にペットボトルを抱えて近づいてきた。
「絃、水持ってきたよ。もし良かったら一緒に飲む?」
「ありがとう。わざわざ僕の分までごめんね」
「気にしないでいいよ。俺も飲みたかったから。今回のダンス激しいからすぐ喉乾いちゃうなぁ」
日翔は服の襟元を引っ張り、風を入れるように、パタパタと仰いだ。僕はその姿をぼんやりと見ながら水を流し込んだ。
本当は一人で集中したかったが、いつも日翔はレッスン室で真っ先に練習していた。そのためこうして別グループにも関わらず顔を合わせる機会が多い。
日翔はいつも嫌な顔せず前向きに明るい笑顔で練習している。
疲れないのか。もしやカメラを気にしているのだろうか。この番組放送期間内で過ごす宿舎はプライバシーは無いと言っても過言ではない。常にカメラがあり、寝起き姿までも放送される。下手な発言をすれば放送され人気は急降下。逆に悪い意味は無くても誤解を招くような発言をすれば悪く編集される。
僕もそのため常に笑顔を貼り付け発言には気をつけているが、日翔は相当気にしているのではないか。
僕は彼の耳元に口を近づけ、小声で囁いた。
「日翔、ここ実は天井や壁の固定マイクが少ないから話し声程度は拾われないし放送されることもないと思う。だから気楽にしてもいいよ」
「気楽に、って?」
「え、うーん、僕に対してそうやって気遣ってくれなくても大丈夫ってこと。日翔も疲れてるんだから今くらい休んでいいよ」
そう言うと、日翔は静かになり僕から離れて休むと思いきや、何故か目を輝かせて僕に近づいてきた。
「絃って本当に優しいね!」
「え?」
「俺、全然気遣ってなんてないし、好きでしてるから大丈夫。絃こそ年長者がいたら気休まらないだろ?」
「僕も大丈夫だよ」
「それはそれで年長者としての威厳が足りないってことかぁ……もっと絃にビシバシ言おうか?」
フッフッフと口許に弧を描く日翔。全く想像つかなくて思わず笑みがこぼれた。
正直年上には見えない。落ち着いているが、感情がすぐに顔に出て子供のようだから。
そうして日翔と話していると、肩にのしかかっていた重いものが落ちていくような気がした。
僕は思っていた以上に、ずっと力を入れて生きていたのかもしれない。最初は一人での練習を好んでいたが、日翔といる時間も悪くないと思えてきた。
僕たちはその後も順位発表式では生き残り、このレッスン室で毎日顔を合わせた。
「絃はほんと凄いよね。ほとんどの曲でセンターになったりキリングパートを担当したり、なんでもできるね」
「そんなことない。僕は別に完璧じゃないよ」
「そうかな?」
現に、僕は今悩みを抱えていた。
グループバトルで組んだグループでリーダーを任せられた。リーダーなんて僕には簡単に出来ると感じていたが、想像以上に難しい。パート分けは上手くいかないし、練習の進め方で揉めて仲間同士でピリついた空気になっている。
その間に日翔をリーダーとした相手グループは既に全員で曲合わせに入っていた。それが尚更不安を掻き立てる。
早く、もっと早く練習しなければいけない。焦りが滲み出るがそれを顕にすれば、僕のイメージが下がるだろう。落ち着いて練習生をまとめなければならないのに上手くいかない。僕はそこで初めて、日翔という人間の強さを理解した。
「絃、最近なんか疲れてるね。何かあった?練習、上手くいってない?」
「……リーダーに向いてないって実感したんだ。僕一人では今まで容易く出来ていたのに、まとめるとなると全然上手く進まない。日翔を尊敬するよ」
「ええ、俺は別に絃に尊敬されるようなほどじゃないよ。たまたま同じグループの子達も温厚な子が多かったから問題なく進んだし」
なんてことない風に話すが、僕が日翔のグループのリーダーだったとしても、結果は変わらないと思う。日翔の人望の厚さによってグループは問題なく進んでいるんだ。
僕はなるべく練習生たちには笑顔を振り撒き優しく声をかけていたつもりだったが、日翔には全く及ばない。
練習をする気力も湧かず、心が次第に沈んでいく。そんな僕を見てか、日翔も練習を止めて僕の話を聞いてくれた。
「ーーーつまり、パート配分でまだ納得してくれてないんだね」
「そうなんだ。でも、元々与えられているパートの時間は変更できないしどうしようもない。パートが少ない練習生が納得できない気持ちは理解出来るけど、最初に投票で決めたから今更パート変更なんて出来ない」
一曲を六人程度で歌うが、メインボーカルやサブボーカル2ではパート配分が全く違う。特に今回はその違いが顕著に出ていた。そのため、短いパートの練習生はやる気を無くして最近練習にも参加しない。パートが短いとはいえ、一緒にダンスを合わせて動線を確認したりしたいのに。
ライバルグループに所属している僕の話を日翔は真摯に聞いてくれた。
「キリングパートは貰えなかったの?」
「キリングパートは最初グループ内で投票で決めたんだ。それで僕になった。彼はダンスは上手いけどボーカルを維持するのは苦手なんだ」
正直面倒だからキリングパートは渡そうかと思ったが、それでは他の練習生から不満が出る。平等性を保つために今更変更はできない。
一緒に頭を悩ませていた日翔は、突然パッと弾けるような笑みになった。
「そうだ!ダンスが上手いなら、パートの間に自分でアレンジしてみたらいいんじゃないかな。相手との差別化にもなって印象に残るかもしれない」
「良いね。でもそんなことを僕にアドバイスくれていいの?相手グループなのに」
「うん。お客さんが来るからにはお互い良いステージを披露したいし。それに俺も実はキリングパートだけど、絃に負けないくらい頑張るから」
太陽みたいな笑顔を浮かべる日翔。曇りがかっていた心に一筋の光が差す。今までの苦悩が散っていき、温かい気持ちになる。
「ありがとう。日翔」
「ううん、全然。よし、そうとなれば早く練習しないと」
「良かったら、俺ダンスとか教えるよ。アドバイスをしてくれたお礼になるかは分からないけど」
「良いの!?頼りになる絃に教えてもらえるなんて、嬉しい」
頬を緩めるその姿を見て、僕は時間が止まったらいいのに、と感じた。ずっと日翔の笑顔を見ていたい。僕が日翔を笑顔にしてあげたい。
その日をきっかけに日翔の笑顔が僕の生きがいになった。
しかし、その後日翔の笑顔を崩すのは僕自身だった。
「はあ、ついに本番!緊張するね」
「うん。日翔も頑張って」
「ありがとう!」
日翔は僕に手を振り、自分のグループの元へ駆け寄った。日翔のグループが羨ましい。日翔に付き添って練習できるなんてどれだけ幸せだろうか。
今更羨んでも仕方ない。僕は、僕のグループを引っ張っていかないと。日翔のおかげで無事ダンスをアレンジしたり皆が目立つような構成を考えた結果、グループがまとまり雰囲気も良くなった。この日々の成果をステージ上で見せよう。
そう意気込み、パフォーマンスを披露したが、思うようには出来なかった。アレンジを加えすぎたせいか、体に負担がかかり思うように高音が出せなかった。本番でミスをするのは初めてで悔しく思うと同時に、他でミスはなくグループ全体の完成度も高かったため達成感もあった。初めて担当したりリーダーだったが、良い経験になった。
そして、恩人である日翔のグループは僕達以上に完成度の高いステージを披露した。特に日翔は僕がミスしたパートも難なくこなし、文句のつけようがないパフォーマンスだった。
そして結果発表。練習生だけ集められた個室で皆スクリーンを囲んで座る。現場の観客の投票により今回は勝敗が決まる。約200人の観客が、パート毎に良かったと思う練習生の方へ投票する仕組みである。ラップパートの練習生から発表されていくが、なかなかの接戦だった。どちらも甲乙つけようがないステージを見せたことに胸の奥が熱くなる。
MAINVOCAL
【ATEAM 御堂絃 vs BTEAM 亀谷日翔】
ついに僕と日翔の番になった。キリングパートでありどちらもリーダーを担っていたということで、他の課題曲の練習生までもが前乗りになり「おおっ!」と声をあげる。
僕がミスをしたことで、日翔が勝利すると誰もが想像していた。その証拠に、既に日翔の周りには笑顔で練習生達が囲んで日翔も柔らかい笑みを浮かべている。僕も、日翔の喜ぶ姿を早く見たくて画面そっちのけで日翔へ視線を向けていた。
しかし、突如空気が凍りつく。日翔も周りの練習生も顔から表情が消えてスクリーンへ視線を注ぐ。僕も彼らのように同じ方向を見ると、全身を巡る血液が、一瞬にして氷水に変わったように凍りついた。
【WIN ATEAM 御堂絃 票数193】
【LOSE BTEAM 亀谷日翔 票数 7】
信じられない光景に、僕は硬直した。
有り得ない。ミスもなく完璧にステージで披露した日翔にこんな大差で勝つなんて。
まばらに拍手が起こり、僕の人気に便乗しようとする練習生達は駆け寄って祝福してきたが、ほとんどの練習生はこの結果に納得出来ていない。黙り込み、日翔の肩をそっと手を置いて哀れみの視線を向ける。
そんな日翔はというと、ぎゅっと唇を噛んで、画面を食い入るように見ていた。俯き、次に顔を上げる頃には笑みを浮かべていた。しかしその笑みはあまりにも下手くそで脆く儚い。
こんな結果、間違いだ。日翔が一位だった。そう伝えたいが、それを言う資格は無い。僕が言ったら嫌味に聞こえるかもしれない。
「いやあ、ちょっと出だし遅かったし俺もまだまだだなぁ」
そんなことない。日翔は一つもミスはしていなかった。だがきっと日翔自身もそれは理解しているだろう。僕や周りの練習生を思ってそう言ってくれているんだ。
強がらないで。日翔はすごく頑張った。こんな投票をした観客が間違っている。そんな言葉が口から溢れそうになったが、必死で呑み込む。毒液が喉を伝い胸の奥に落ちるような気分だ。胸の中は徐々にその憎悪や悔恨で満ち溢れ、息が苦しい。
それから、日翔は順位が徐々に下がった。今まで出番がなかった練習生がフューチャーされ始め、日翔が同じグループメンバーにどれだけ貢献しても放送されることなく、視聴者にとって日翔という存在が薄れ始めていた。他の練習生のためにポイントを沢山書き込んだ日翔特製のノートも、脱落する恐れのある練習生を夜な夜な慰める姿も、放送されない限り知られないのだ。
そうしてデビューメンバー発表。日翔の名前は呼ばれなかった。最初から分かっていたはずだった。それなのに最後のデビューメンバーが呼ばれるまでずっと日翔の名前が出ないか期待してしまった。一位でデビューが確定して嬉しいはずなのに、笑みが上手く作れない。
隣で満面の笑みの日翔とデビューをしたかった。無表情で立ち尽くす日翔を目に入れるのも苦しい。囲んでいる練習生を振り払って、日翔の元へ真っ直ぐ向かった。
「日翔」
「……絃、おめでとう。すごいね。ずっと一位。絃が頑張ってたから、それがファンにも伝わったんだね。良かったね」
眉を下げて、いつもみたいに褒める日翔。でもその言葉の節々が震えていて、胸が苦しい。
「ありがとう。僕が頑張れたのは日翔のおかげだよ。日翔と出会えて良かった。本当に、ありがとう。また一緒にご飯でも行きたいな」
そう言うと日翔は頬を緩めた。例え、共にデビューできなくとも、日常で日翔の隣に立つ男になりたい。日翔が辛い時は傘を差し、楽しい時は一緒にそれを共有するような、そんな存在になりたい。
そして番組終了後、早速日翔に連絡を取ろうとしたが、連絡先が消えていた。目を疑う。何度も何度も確認しても、日翔の名前は無い。血の気が引いた。あんなに当たり前のように顔を合わせていた日翔と、もう二度と会えないなんてどうしたら。
その後も僕は諦めず毎日日翔を探した。日翔はSNSもしていないし手掛かりが全く無い。途方に暮れたが、諦められなかった。そしてやっと日翔らしき人物の情報が掴めた。事務所の役員から聞いたカフェの店員。日翔と特徴が似ている。微々たる情報でも日翔に会うためなら確認しないと。
人影の無いカフェの前に着く。僕はゆっくり扉を開いた。
「いらっしゃいませ」
柔らかな声色。鮮明に日々を思い出す。
「日翔?」
名前を呼ぶと、目の前の男はきょとんと顔を上げた。そこには会いたかった大切な存在がいて、僕は初めて涙が込上がりそうになる。
やっと会えた。日翔と共にいると、愛が溢れて口から出そうになる。だけど、まだ言うには早い。もっと、日翔が僕を意識してから確実に落とす。そう思っていたのに、思わぬ邪魔者がいた。悠長にしてられる場合ではない。
だから日翔、これからは本気で射止めるから。
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