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ジェヒョン
鏡の向こうにいる自分を眺める。見慣れているが、人よりも整った顔が映っていた。そして、首元を飾る宝石。世界で一番大切な人から贈られた、唯一の星。
カン・ジェヒョン。16歳。身長187cm。MBTIはINTP。韓国の中小事務所に所属。13歳で一度オーディション番組に参加したが、年齢の低さからかデビューには至らず、再び今回の番組に参加を決めた。趣味は寝ること。特技は作詞。
幼い頃から音楽が好きだった。口数が少ない俺が唯一自分の想いを表せるもの、それが音楽だ。普段はクールなアイドルが熱いラップで会場を沸かせる姿に憧れて、中学に入ってから事務所に応募して練習生となった。ダンスやボーカルのレッスンも苦ではなかった。元々音楽が好きという思いもあり、何も問題なく練習生として日々を送っていた。
しかし、その中で初めて壁が立ちはだかった。言語という大きな壁。
日本で開催された番組に参加を決めたが、全く日本語が分からない。日本語がわかる前提で番組は進んでいくため、説明も基本日本語でされる。何一つ理解が出来なかった。
アイドルとしてのレッスンは全く苦ではないが、宿舎に帰ってからの日本語勉強が辛かった。頭を抱えている時、声をかけてくれたのが日翔だった。
「ジェヒョンだっけ?日本語分からない?もしかして『韓国語の方がいい?』」
突然出てきた故郷の言葉に驚きつつも頷くと、日翔はにこりと笑った。その後も彼は韓国語で司会者の話していた番組についての詳細や自分について、色々説明してくれた。彼は昔韓国で練習生として事務所に所属していたため、韓国語が話せるらしい。同室者が韓国語の通じる人で良かったと心から安堵した。
その後も何かと日翔の近くで行動した。毎日日本語の練習はしているものの直ぐに上達はしない。日常会話もやっと、というレベルだ。日翔は嫌な顔せず俺に韓国語で訳してくれて、上手く話せない俺を助けてくれた。
夜中、日本語を勉強していると、ふと日翔が目を覚ましたのか机を向いている俺に近づいてきた。
「ジェヒョン、偉いね。俺も手伝おうか」
「いい。ニチカは寝てて」
「うーんでもなんか寝付けなくて。課題曲の歌詞もっと頭に叩き込もうかな」
そう言い、日翔は俺の横で静かに歌詞カードを見つめながら、ノートに歌詞を書いていく。わざわざ韓国語の歌詞を日本語訳にして歌詞の意味を意識しながら何度も何度も目を通している。
よく飽きもせず熱心にできるものだ。そう感心しつつ、少しだけ気づいていた。俺が一人にならないようにしてくれているんだ、と。
一人で勉強していると、いつもより一層孤独を感じる。ネットの使用は禁止で親とも連絡が取れず、知らない言語ばかりが飛び交い、自分で番組に参加を決めたとしても、不安と寂寞が心を埋める。夜になるといつもよりそれが強くなるが、日翔が隣にいてくれたお陰で和らいだ。
日翔は俺に対して特別そのような態度をとっているのかと思った。生まれた時から顔が良い自覚はあり、前回参加したオーディション番組でも最年少で美形として取り上げられるため俺の人気を踏み台にしようとする練習生が多くいた。
しかし、日翔は全く取り上げられてない最下位に近い練習生にも、同じように手を差し伸べた。
誰にでも笑顔で優しく対応する日翔に、俺は自分だけが特別じゃなかったということにほっとしたと同時に、何故か素直に喜べなかった。
「ニチカ、これ教えて」
「ん?どこどこ?」
本当は分かっている。だが、日翔が他の男に関わりに行くところを見たくなくてわざと声をかけたりもした。同じグループになるのも、食堂で隣に座るのも、日本語を教えてもらう目的では無く、違う目的に変わった。
その後も俺は生存順位を保った。初めは日本語が拙くて順位は低かったが、前回参加したオーディションのファンが投票し続けてくれて、カメラに映される日も増えたからか、順位は順調に右肩上がりだった。
更に順位が大幅に変わったのは、投票人数が変更されてからだ。最初は視聴者が8人の練習生に投票できたところ、3人に変更されてから、かなり順位変動があった。俺は1ピックが強かったらしいが、反対に日翔の順位は下がった。
日翔は実力もあり練習生から慕われているが、このままでは脱落するかもしれない。想像すると、背筋が寒くなる。
二人でデビューしたい。
アイドルになりたいという自分の夢に加えて、新たな夢が生まれた瞬間だった。
「ごめん。日翔……」
「ううん。気にしないで」
追い出されたにも関わらず、日翔は笑みを浮かべてぽんぽんと練習生の背中を優しく撫でる。
憤りが心臓に噛み付いてくるような思いで、その光景を見つめた。
今回のミッションは個人の感性を試すものだ。選択した楽曲の課題に合わせて編曲・振付・ラップなどは自分たちで考えなければいけない。
当然自分の好きなポジションや楽曲で選びたいが、運営による嫌なルールがあった。
下位の練習生から順番に曲を選び、定員を超えた場合は上位の練習生が下位の練習生を追い出すことができるのだ。
そして日翔は追い出された。日翔が志望していたものはボーカルポジション。しかし既に他のボーカルポジションは埋まっていて、日翔は辺りを見渡して汗を流している。
日翔よりも明らかにボーカルが苦手な練習生もいたのに、きっと日翔がお人好しで恨まないから追い出したのだ。なんて卑怯な奴だ。もしこの気持ちを日本語で表せたら今すぐ言い殴ってやったのに。
日翔は数分頭を悩ませた後、残っていたラップポジションを選んだ。その選択に周囲がどよめく。日翔がラップなんて一度もしたことがないからだ。
俺は一人で思わず拳を握ってしまった。俺もラップを選ぼうとしていたからだ。日翔が追い出されたことは到底許せないし追い出した練習生のことは一生恨むつもりだが、俺と一緒に出来るのは運命かもしれない。
日翔がラップという選択をしたことを絶対後悔させない。今度こそ、俺が日翔を助ける番だ。
そうして二人で集まり、話し合いを始めたが上手く進まない。作詞が得意だと強気で言ったが、日本語が分からないため韻を踏むことが難しい。音の感覚も違い、日常会話ですら危ういのに言葉遊びなんて出来ない。折角日翔と二人で初めて挑むというのに、初めからお手上げ状態だった。
「あぁ……これも発音が微妙」
「ジェヒョン、ここちょっと意味合いっていうか文法がズレてて多分観客は聞いてもよく分からないよ」
日翔の指摘にじりじりと焦燥感に駆られた。そもそも作詞も出来ない日翔に文句を言われたくない。俺は分からない言語で精一杯なのに。
上手くいかないまま時間だけは過ぎていき、中間発表。やはり俺たちのグループの評価は最下位だった。
まずい。心が波打ち騒いで、余計歌詞が思い浮かばなくなった。観客に伝えたいものってなんだ。俺の想いを表す言葉が浮かばない。
「ジェヒョン、大丈夫?1回休んだらいいんじゃないかな」
「……休む暇ない」
「でも酷い顔だよ。まだ時間はある。俺も他の練習生から作詞教えてもらったし手伝うから」
『余計なことしないで。時間が無いんだから集中しないとダメだ。他の練習生ばかり話しかけてるけどやる気ある?このままだと二人まとめて脱落になるかもしれないのに!』
思わず韓国語で本音がこぼれる。
日翔は相変わらずお人好しで他の韓国人練習生の通訳をしたり、ボーカルの練習に付き添ったりしているが、まずは自分のグループに目を向けて欲しい。中間発表までに歌詞は何とか出来上がったが、伝えたい意味がわからないとか発音が変だとかマスターに指摘され問題は山積み。再び歌詞を作り直している状況。俺だってもっと発音の練習だってしたいが、作詞でそれどころではない。
感情のままに不満を伝えると、日翔は目を見開き、そして困ったように眉を下げた。
『ごめん。ジェヒョンに任せっきりで』
その一言を置いて姿を消した。
言い過ぎた。謝らないといけないが、謝る気になれなかった。だって結局日翔は謝るだけで作詞に手伝ってくれない。怒りがおさまらず、鉛筆に力が入って折れてしまった。
チームワークは最悪になり、宿舎で顔を合わせるのも気まずい。憂鬱なまま宿舎の扉を開いたが日翔の姿はない。その後も日翔が部屋に戻ってくることはなく、俺はいつものように日本語の勉強を始めた。辞書を捲る音と鉛筆の音だけが部屋に響く。横にいつもいる日翔はいない。いつもより静かで集中できるはずだが、心が落ち着かない。日翔の困った表情が頭にこびりついて、勉強しても頭に入らない。
「……チッ」
なんでこんなに振り回されるんだ。今までこんなこと無かったのに。
悩みなんか出来たことがなかった。パフォーマンスもいつだって周囲より上達が早く、褒められて、周りの人間に感情を顕にすることも無かった。それなのに、どうしてこんなに俺の心が乱されるのか。
一度水分を取った方が良いと思い、食堂へ向かう。その途中、一つのレッスン室から廊下まで光が漏れていた。そっと覗くと、日翔と絃の姿があった。
またこんな遅くに誰かの面倒か。それも相手はずっと一位の絃じゃないか。日翔が面倒をみる必要なんてないのに、夜くらい寝て休んでくれ。苛立ちが湧きながらも二人の会話を盗み聞きする。
「……俺、だめだよね。ジェヒョンに迷惑をかけてばっかり」
自分の名前が出てきて心臓が跳ねる。
絃は日翔に対して優しい声色で慰めた。
「日翔も頑張ってるよ。経験のないラップなのに作詞してるんだよね?」
「それはほとんどジェヒョンが考えてくれた。俺は日本語の表現を調べて提案しただけ。ジェヒョンは最年少で日本語も苦手なのに考えてくれて、申し訳ない」
膝を抱えている日翔は、その膝の間に顔を埋めた。
「手伝いたくても、何を手伝ったらいいかも分からない。どうしよう。このままだと俺だけじゃなくてジェヒョンの順位も下がるかも、それだけは絶対阻止しないといけないのに」
「うーん、一回話し合ったらいいんじゃないかな。二人は仲良いし」
「仲良くはないよ。俺が韓国語を知ってるだけでジェヒョンはそんなに俺のことなんて思ってない。今日だって怒られちゃったし。自業自得だけどね」
最後の言葉の意味は分からなかったが、また自分を責めるようなニュアンスだろう。
それより、今の発言はなんだ。俺がどれだけ日翔を想ってるか分からないのか。今回のラップでこれだけ頭を悩ませてるのも、日翔のためだ。別に順位を上げたいだけなら適当に歌詞を仕上げて当日、俺の顔を映したらある程度の票が入る。ビジュアルは良いし現場の観客は顔で決めることが多いから。
俺は、日翔がラップを選んで良かった、と思ってくれるようにラップで観客を湧かせて、そして日翔も笑顔になって欲しいから頑張ってるんだ。
激情が胸にこみ上がるが、ふと気付く。それは俺の中で思っているだけで言葉にしないと日翔に伝わらない。
そうだ。いつだって日翔は優しく俺に親切にしてくれていたが、言わないところでこんなことまで分かってくれるわけがない。
絃の提案に乗るのは癪だが、一度日翔に話すのも、良いかもしれない。
「ニチカ、話したいことがある」
そう言うと、日翔の顔が強ばった。きっとまた俺が日翔を傷つけると思ってるから。俺は直ぐに頭を下げた。
「ごめん。ニチカに昨日酷いこと言った」
「え!そんな、俺が悪いし。ジェヒョンの力になれなくてごめんね」
「ニチカはいつもノートでラップの素材を書いたりして頑張ってた。俺、自分のことばかりでごめん」
作詞をしたことがない日翔はいつも小さなことでも良いからと、素材として色んな単語をノートに書き込んでは頭を悩ませていた。横でその姿を見てきたというのにやる気があるのかと聞いてしまった。
日翔は頭を下げる俺に対して慌てた様子で、屈んで俺の顔を見上げてきた。
「ううん。俺全然力になれてないから。ジェヒョンの順位もかかってるのに能天気だった。急がないとだね」
「俺の順位はどうでもいい」
「えっ?」
日翔がきょとんとして見上げた。オーディション番組で順位を気にしないなんて有り得ないことだ。高い順位じゃないと生存できないのに。だが、それより俺には目標があった。
「俺は、ニチカにラップをして良かったって思って欲しい。ニチカは追い出されたけどここに来て良かったって思って欲しい」
拙い日本語で言葉を紡ぐ。こんな風に話すのは恥ずかしいが、日翔に誤解をされたら困る。
「ニチカのために良いステージにしたい」
そう言い終わると、日翔の目から涙が一粒零れた。頬を伝い、徐々に涙の数は増えていく。顔をぐしゃぐしゃにしながら俺に抱きついてきた。
「ジェヒョン!ありがとう、そんなふうに思ってくれたなんて」
日翔は感謝を述べているが全く頭に入らない。抱きつかれて体から心臓が飛び出てきそうなほど鼓動が激しい。手をどこにやればいいか分からず俺は手を宙に彷徨わせたまま必死に頷いた。
そうして、日翔が一頻り涙を流した後、再び作詞に取り掛かった。今までは個人で考えていたが、今度は二人で言葉を通わせながら。
「コンセプトが分からないってマスターに言われたよね。どうしようかな」
コンセプト。今までどうしようか浮かばなかったが、日翔の顔を見て具体的にイメージが出来上がった。
そうだ。俺が伝えたいもの。ずっと観客に対してどう伝えるべきか考えていたが、そうじゃない。俺が伝えたいのは日翔への想い。日々の感謝と尊敬、日翔のこととなれば色んな言葉が思い浮かぶ。俺はすぐさまペンを取り、書き始めた。
そうして無事二人とも歌詞を書き上げた結果、本番。無事俺達のグループはラップポジションで最高得点を獲得した。
「ジェヒョン!俺、ラップ選んで良かった。ジェヒョンのおかげだよ」
涙ながらに日翔に言われて、俺は心の奥から揺り動かされるような感動を感じた。俺も、日翔とこうして出会えてラップをできて良かった。そもそも日翔がいなければこの歌詞も存在しなかった。
この先も、日翔と一緒にいたい。
その願いはあっけなく打ち敗れた。
「最終デビューメンバーは……カン・ジェヒョン」
眩い光が俺を差す。名前が呼ばれないから落ちるかもしれないと心がざわついたが、漸く自分の名前が呼ばれてほっと一息つくと同時に目に熱いものが込上がった。周囲の練習生にそのまま囲まれて祝福され、夢ではなく現実だと気付いて足が崩れそうになった。
これからデビューできる。アイドルになるという夢が叶えられた。
しかし、一つ叶えられていない。日翔の存在だ。
日翔は最後まで名前が呼ばれることはなかった。日翔の姿を探すも、周りの練習生で視界が塞がれていて見当たらない。
結局日翔と顔を合わせられたのは、発表式が終わり宿舎から荷物を運ぶ時だった。
「ジェヒョン、おめでとう」
日翔の様子が明らかにおかしかった。いつも穏やかな笑みを浮かべているが強ばっていて目も合わない。
「ありがとう。ニチカのおかげ。一緒にデビューしたかった」
「ありがとう。そう言ってもらえて嬉しいよ」
「ニチカがいないと、デビューしても意味無い」
「そんな事言わないでよ。せっかくアイドルになれたのに。あっ、それなら俺ちょっとジェヒョンにあげたいものがあるんだ」
思い立ったように日翔は首元にかけていた一つのネックレスを外した。番組中、常に日翔がかけていたものだ。
「これ、母さんから韓国行く時に貰ったんだ。アイドルになれますようにって願いを込めて。俺はもう無理だからさ、ジェヒョンが代わりにこのネックレスに見せてあげて。アイドルの景色」
嫌だったら全然良いんだけどね、と笑う日翔の手を取る。突然強引に触った俺に日翔は肩をピクリと跳ねた。
「一生大切にする」
「そ、そんな大袈裟な。一日とかで良いよ!」
日翔の言葉に首を振る。こんな大切なものを預けてくれたなら沢山着けないと。
そうして俺は宣言通り、アイドルになってから片時も離すことはなかった。ライブに、MVや雑誌の撮影。どんな時にも傍にいた。
日翔は、いなかったが。
姿を消した日翔を探すすべもなく、途方に暮れたがこのネックレスを見て俺のことを思い出して逢いに来てくれるかもしれない。そんな淡い願いで着け続けたが、ついにライブの日。日翔と目が合った。
絶対、絶対に、離さない。このネックレスのように、一生大切にするから永遠に俺の傍にいて欲しい。
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