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第2部 第3章・闇の抱擁
第1回
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1
響紀はまだ薄暗い空を眺めながら、病院の玄関口に突っ立ったまま、途方に暮れた様子で溜息を吐いた。
依然として自分が何をすべきかまるで解らず、しかし急がなければ奈央の身が危ないというのは間違いなかった。あの女に絡め取られなかった自分なら何とかなるかもしれない、と香澄は言っていたけれども、あまりにも曖昧な言葉に憤りさえ覚えた。
あの後、響紀は悪態を吐きながら母の眠る病室に戻った。病室の前にはあのタマという女が壁に背を預け、胸の前で腕を組んで立っていた。響紀の姿に気づくと、そこに香澄の姿がないことを不審に思ったのか、タマは眉間に皺を寄せながら口を開いた。
「……香澄はどうした?」
「話すだけ話して、どっかいった」響紀はそう吐き出すように、「何なんだよ、あの婆さん。結局どうしたらいいのか解らないままなんだけど」
響紀はそうして悪態を吐いたが、けれどタマは響紀のその言葉を無視するかのように、爪を噛みながら舌打ちした。
「全く、香澄のやつ、またか。どうしていつもいつも私を置いていくんだ。そんなだから易々とあのような者共に殺されてしまうんだ」
タマはそう言って、響紀の脇を抜けるように歩き出した。
響紀は「まだ話は終わってない」とばかりに彼女の腕を掴み、呼び止めた。
「ま、待ってくれよ。あんたも香澄さんと同じなんだろ? 霊能者的なやつ。力を貸してくれよ。俺はどうしたらいいんだ? 何をすればあいつらを止められる? どうしたら親父やお袋、奈央を助けられるんだ? なぁ?」
タマは振り向きながら、辟易した様子で溜息を漏らし、
「……大体の話は香澄から聞いたのだろう? それくらい、自分で考えろ」
「あんな話で解るわけがないだろうが! あいつが何者かってのは教えてくれたけど、それに対してどうすればいいかまでは――」
「甘えるな小僧!」タマはギロリと響紀を睨みつけ、その腕を振り払った。犬歯を剥き出しにしながら、「貴様がどうなろうと私の知ったことではない! まして、その奈央とやらがあの女に取り憑かれようが、私には関係ない!」
「えっ」と響紀はタマの形相に後退った。
タマの髪の毛が異様に逆立って見える。全身が淡く輝き、瞳の色が変わったように見えた。その瞬間、そもそもこの女は、人ではないと響紀は悟った。かと言って、喪服の女みたいな死者でもなければ、幽霊なんてものでもない。もっと別の、異形か何かのようだ。
事実タマの口は大きく横に裂け、今にも響紀を食い殺そうとしているかのようだった。
その変化に、響紀はたじろぐどころか恐怖した。あの喪服の女以上に関わってはならない存在に関わってしまったかのようで臆した。タマの姿がぐにゃぐにゃと歪んで見え、今にも身体がバラバラに砕け散ってしまいそうなほど怖ろしかった。
そしてタマが、響紀に向かって飛びかかってきた、次の瞬間。
――パリンッ!
唐突に天井の蛍光灯が音を立てて割れ、二人の上に降り注いだ。パラパラとガラス片が廊下に落ち、その音にハッとなったタマは大きく目を見開き、響紀と視線が交わった。動きを止めたタマは、落ち着きを取り戻したように大きく溜息を漏らすと、「すまん」と小さく詫びの言葉を口にした。
「香澄の自由奔放さには、ほとほと手を焼いていてな。今も私を置いていったことに苛立って八つ当たりをしてしまった。私の弱さゆえだ。悪いことをしたな」
「え、あ……」と響紀は返答に窮する。
この女はいったい何者なんだ。人でも死者でも幽霊でもなければ、結奈や香澄の言っていたそれ以外の存在、物怪や妖怪の類。或いは――
『神そのものよ』と、結奈は言った。
あれは何の事だった? あの時、結奈は何を指してそう言った? あの白い狐……俺を結奈の居る神社まで導いた、あいつは、まさか――?
「私とて、あの喪服の女をどうにかしてやりたいとは思っているのだ。だが、あの女の背後にいる存在に阻まれて、私では手出しが出来ないのだ。解ってくれ」
そう言い残して、呆然とする響紀を置いて、タマも香澄と同じように、姿を消してしまったのだった。
響紀は為す術もなく立ち尽くし、しばらくその場から動けなかった。
やがて病室を訪れた父の姿が目に入り、響紀はようやく我に帰った。父の後を追って響紀も病室に入り、二人の様子を伺った。どこか影のある二人の様子に、響紀は申し訳なさで胸が張り裂けそうだった。そして二度と二人とは会話することもできないのだと悟り、思わず涙を流した。
父は「奈央が心配だから」と言って必要なことを終えると、すぐに帰っていった。
それからしばらくして、響紀は一人取り残された母の眠るベッドの横に立ち、溜息とともに口にした。
「――ごめん、もう、帰れないみたいだ」
その瞬間、目に涙が溢れた。
いや、死んでいるのだから涙など流れるはずがない。流れるはずなんてないのに、どうして。
響紀は嗚咽を漏らし、ただ涙を流し続けた。悔しさしかそこにはなかった。大したこともしてやれず、迷惑ばかりかけていたのに、その上こんな呆気なく死んでしまった自分が情けなかった。涙を拭い、溜息を吐く。
その時、寝ているはずの母の口が動いた。
「……どうして?」
「えっ」と響紀は眼を見開く。
薄っすらと開いた瞼、微睡んだ母の瞳が響紀を見つめている。
響紀は何も答えられなかった。どう口にしていいかわからなかった。ただ歯を食いしばり、母に背を向けると病室をあとにした。
居た堪れなかった。どうすることも出来ない自分に苛立った。
もしかしたら、あのまま最期の会話をすることもできたかも知れない。けれど、それは未練に繋がりそうな気がした。あのまま病室を去って正解だっただろう。最悪未練に縛られて、家族に取り憑く自分の姿が容易に想像できて、響紀はそう確信した。
それからの時間を、響紀は香澄と話した待合所で過ごした。自分がこれから為すべきこと、知るべきことを頭の中で整理し、香澄の言っていたことを思い出した。
『私は彼女を、常闇から救い出したかったの。引っ張り上げたかったの』
……そうか。あの女を常闇とやらから救い出せれば、結果として俺は、俺の家族を守ることに繋がるわけだ。でも、だとして、いったい、どうやって救えばいいってんだ?
無い頭を振り絞った所で、それは只の時間の無駄でしかなかった。そもそも、自分で考えて最良の答えを導き出せる程に頭が良ければ、今頃既に行動に起こしているに決まっている。
自慢では無いが、響紀の勉学に於ける成績はクラス一の低空飛行、上位に上り詰めたことは一度もなく、常にギリギリのラインで卒業を迎えてきた。就職して営業職に就いてからは必死に取り扱う商品の知識を蓄え、それなりの営業成績を収めてはいたが、勉強となるとからっきし駄目だった。
覚えるだけなら簡単だ。ただ、自分で考えるということができなかった。公式を覚えたとしても、それを応用することがまるで出来ないのだ。
あの喪服の女の件は、まさにそれに似た感覚だった。結奈や香澄からある程度話は聞いた。だが、聞いただけだ。そこから何の答えも導き出せない。結局得た結論は、あの喪服の少女を常闇とかいうわけの解らないものから救い出すこと。しかしそれも香澄が言っていたことそのままでしかなく、自分で導き出したものではない。
そんな俺に、香澄はいったい何を期待しているというのか。
響紀は盛大に溜息と共に、足を踏み出した。
とにかく、まずは香澄の孫である結奈に会いに行こう。一人で考えても駄目なら、せめて一緒に考えてくれる仲間が欲しかった。彼女が果たして力になってくれるかどうかは判らないけれど、今はそれしか思い浮かばなかった。
響紀はまだ薄暗い空を眺めながら、病院の玄関口に突っ立ったまま、途方に暮れた様子で溜息を吐いた。
依然として自分が何をすべきかまるで解らず、しかし急がなければ奈央の身が危ないというのは間違いなかった。あの女に絡め取られなかった自分なら何とかなるかもしれない、と香澄は言っていたけれども、あまりにも曖昧な言葉に憤りさえ覚えた。
あの後、響紀は悪態を吐きながら母の眠る病室に戻った。病室の前にはあのタマという女が壁に背を預け、胸の前で腕を組んで立っていた。響紀の姿に気づくと、そこに香澄の姿がないことを不審に思ったのか、タマは眉間に皺を寄せながら口を開いた。
「……香澄はどうした?」
「話すだけ話して、どっかいった」響紀はそう吐き出すように、「何なんだよ、あの婆さん。結局どうしたらいいのか解らないままなんだけど」
響紀はそうして悪態を吐いたが、けれどタマは響紀のその言葉を無視するかのように、爪を噛みながら舌打ちした。
「全く、香澄のやつ、またか。どうしていつもいつも私を置いていくんだ。そんなだから易々とあのような者共に殺されてしまうんだ」
タマはそう言って、響紀の脇を抜けるように歩き出した。
響紀は「まだ話は終わってない」とばかりに彼女の腕を掴み、呼び止めた。
「ま、待ってくれよ。あんたも香澄さんと同じなんだろ? 霊能者的なやつ。力を貸してくれよ。俺はどうしたらいいんだ? 何をすればあいつらを止められる? どうしたら親父やお袋、奈央を助けられるんだ? なぁ?」
タマは振り向きながら、辟易した様子で溜息を漏らし、
「……大体の話は香澄から聞いたのだろう? それくらい、自分で考えろ」
「あんな話で解るわけがないだろうが! あいつが何者かってのは教えてくれたけど、それに対してどうすればいいかまでは――」
「甘えるな小僧!」タマはギロリと響紀を睨みつけ、その腕を振り払った。犬歯を剥き出しにしながら、「貴様がどうなろうと私の知ったことではない! まして、その奈央とやらがあの女に取り憑かれようが、私には関係ない!」
「えっ」と響紀はタマの形相に後退った。
タマの髪の毛が異様に逆立って見える。全身が淡く輝き、瞳の色が変わったように見えた。その瞬間、そもそもこの女は、人ではないと響紀は悟った。かと言って、喪服の女みたいな死者でもなければ、幽霊なんてものでもない。もっと別の、異形か何かのようだ。
事実タマの口は大きく横に裂け、今にも響紀を食い殺そうとしているかのようだった。
その変化に、響紀はたじろぐどころか恐怖した。あの喪服の女以上に関わってはならない存在に関わってしまったかのようで臆した。タマの姿がぐにゃぐにゃと歪んで見え、今にも身体がバラバラに砕け散ってしまいそうなほど怖ろしかった。
そしてタマが、響紀に向かって飛びかかってきた、次の瞬間。
――パリンッ!
唐突に天井の蛍光灯が音を立てて割れ、二人の上に降り注いだ。パラパラとガラス片が廊下に落ち、その音にハッとなったタマは大きく目を見開き、響紀と視線が交わった。動きを止めたタマは、落ち着きを取り戻したように大きく溜息を漏らすと、「すまん」と小さく詫びの言葉を口にした。
「香澄の自由奔放さには、ほとほと手を焼いていてな。今も私を置いていったことに苛立って八つ当たりをしてしまった。私の弱さゆえだ。悪いことをしたな」
「え、あ……」と響紀は返答に窮する。
この女はいったい何者なんだ。人でも死者でも幽霊でもなければ、結奈や香澄の言っていたそれ以外の存在、物怪や妖怪の類。或いは――
『神そのものよ』と、結奈は言った。
あれは何の事だった? あの時、結奈は何を指してそう言った? あの白い狐……俺を結奈の居る神社まで導いた、あいつは、まさか――?
「私とて、あの喪服の女をどうにかしてやりたいとは思っているのだ。だが、あの女の背後にいる存在に阻まれて、私では手出しが出来ないのだ。解ってくれ」
そう言い残して、呆然とする響紀を置いて、タマも香澄と同じように、姿を消してしまったのだった。
響紀は為す術もなく立ち尽くし、しばらくその場から動けなかった。
やがて病室を訪れた父の姿が目に入り、響紀はようやく我に帰った。父の後を追って響紀も病室に入り、二人の様子を伺った。どこか影のある二人の様子に、響紀は申し訳なさで胸が張り裂けそうだった。そして二度と二人とは会話することもできないのだと悟り、思わず涙を流した。
父は「奈央が心配だから」と言って必要なことを終えると、すぐに帰っていった。
それからしばらくして、響紀は一人取り残された母の眠るベッドの横に立ち、溜息とともに口にした。
「――ごめん、もう、帰れないみたいだ」
その瞬間、目に涙が溢れた。
いや、死んでいるのだから涙など流れるはずがない。流れるはずなんてないのに、どうして。
響紀は嗚咽を漏らし、ただ涙を流し続けた。悔しさしかそこにはなかった。大したこともしてやれず、迷惑ばかりかけていたのに、その上こんな呆気なく死んでしまった自分が情けなかった。涙を拭い、溜息を吐く。
その時、寝ているはずの母の口が動いた。
「……どうして?」
「えっ」と響紀は眼を見開く。
薄っすらと開いた瞼、微睡んだ母の瞳が響紀を見つめている。
響紀は何も答えられなかった。どう口にしていいかわからなかった。ただ歯を食いしばり、母に背を向けると病室をあとにした。
居た堪れなかった。どうすることも出来ない自分に苛立った。
もしかしたら、あのまま最期の会話をすることもできたかも知れない。けれど、それは未練に繋がりそうな気がした。あのまま病室を去って正解だっただろう。最悪未練に縛られて、家族に取り憑く自分の姿が容易に想像できて、響紀はそう確信した。
それからの時間を、響紀は香澄と話した待合所で過ごした。自分がこれから為すべきこと、知るべきことを頭の中で整理し、香澄の言っていたことを思い出した。
『私は彼女を、常闇から救い出したかったの。引っ張り上げたかったの』
……そうか。あの女を常闇とやらから救い出せれば、結果として俺は、俺の家族を守ることに繋がるわけだ。でも、だとして、いったい、どうやって救えばいいってんだ?
無い頭を振り絞った所で、それは只の時間の無駄でしかなかった。そもそも、自分で考えて最良の答えを導き出せる程に頭が良ければ、今頃既に行動に起こしているに決まっている。
自慢では無いが、響紀の勉学に於ける成績はクラス一の低空飛行、上位に上り詰めたことは一度もなく、常にギリギリのラインで卒業を迎えてきた。就職して営業職に就いてからは必死に取り扱う商品の知識を蓄え、それなりの営業成績を収めてはいたが、勉強となるとからっきし駄目だった。
覚えるだけなら簡単だ。ただ、自分で考えるということができなかった。公式を覚えたとしても、それを応用することがまるで出来ないのだ。
あの喪服の女の件は、まさにそれに似た感覚だった。結奈や香澄からある程度話は聞いた。だが、聞いただけだ。そこから何の答えも導き出せない。結局得た結論は、あの喪服の少女を常闇とかいうわけの解らないものから救い出すこと。しかしそれも香澄が言っていたことそのままでしかなく、自分で導き出したものではない。
そんな俺に、香澄はいったい何を期待しているというのか。
響紀は盛大に溜息と共に、足を踏み出した。
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