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0章
世界を救いましょう。
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誰もいない世界ーー
それは案外魅力的なものだと思っていた。
誰にも文句を言われない世界で誰のても借りずに生きるのだ。
だが今ならわかる。
そんな生活はただ寂しくて生きるのが辛いだけだ。
こんな世界に生きる俺でも、その生活を支えてくれる糧があり、今、こうして前向きに生活出来ていた。
その糧とは、俺と一緒に生き残された唯一の人間だった。
そいつは俺の後輩で、美人で、料理もできて、家事もできる女性の鏡というやつだ。
まぁ、この世界に家事はあまり必要ないが。
そんな彼女にも難が無鉄砲すぎなのだ。
あ、折角俺を支えてくれる人に難癖つけるのは良くないな。うん。やめておこう。
とにかく、この世界は俺たち以外誰もいないと思われるのだ。
だが生物ではないが生物っぽいのがいる。
そいつも案外役立っているのだ。
確かそいつのフルネームは……
なんと言ったか忘れてしまったが省略してネルと読んでいる。
俺たちが初めてネルと出会った日、俺たちを消さない代わりにある条件を提示してきた。
それは、
「この世界を救って欲しい」
具体的には、
「この世界のアンドロイドを全て消して欲しい」
との事だった。
ネルはアンドロイドで俺たちを消すのは容易いみたいな事を言ってたし、条件を達成するまでできる限りのお手伝いはするとの事だったので、その条件を飲むことにしたのだ。
それは案外魅力的なものだと思っていた。
誰にも文句を言われない世界で誰のても借りずに生きるのだ。
だが今ならわかる。
そんな生活はただ寂しくて生きるのが辛いだけだ。
こんな世界に生きる俺でも、その生活を支えてくれる糧があり、今、こうして前向きに生活出来ていた。
その糧とは、俺と一緒に生き残された唯一の人間だった。
そいつは俺の後輩で、美人で、料理もできて、家事もできる女性の鏡というやつだ。
まぁ、この世界に家事はあまり必要ないが。
そんな彼女にも難が無鉄砲すぎなのだ。
あ、折角俺を支えてくれる人に難癖つけるのは良くないな。うん。やめておこう。
とにかく、この世界は俺たち以外誰もいないと思われるのだ。
だが生物ではないが生物っぽいのがいる。
そいつも案外役立っているのだ。
確かそいつのフルネームは……
なんと言ったか忘れてしまったが省略してネルと読んでいる。
俺たちが初めてネルと出会った日、俺たちを消さない代わりにある条件を提示してきた。
それは、
「この世界を救って欲しい」
具体的には、
「この世界のアンドロイドを全て消して欲しい」
との事だった。
ネルはアンドロイドで俺たちを消すのは容易いみたいな事を言ってたし、条件を達成するまでできる限りのお手伝いはするとの事だったので、その条件を飲むことにしたのだ。
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