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第50話「永遠の夏祭り」怖さ:☆☆☆☆☆
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大学の夏休み、風間蓮は一人で山奥の温泉地を訪れた。
観光ガイドに載っていない小さな町で、偶然通りかかったのがきっかけだった。レトロな街並みと温泉の看板に惹かれて、一泊することにした。
町に入ると、ちょうど夏祭りの準備が始まっていた。
提灯が軒先に吊るされ、屋台の準備が進んでいる。浴衣姿の人々が行き交い、どこか懐かしい雰囲気が漂っていた。
蓮は町外れの小さな旅館に泊まった。
女将の宮代さんは七十代の上品な女性で、親切に迎えてくれた。
「今夜は夏祭りなんですよ。ぜひ参加してください」
「ありがとうございます。でも、観光客が参加しても大丈夫ですか?」
「もちろんです。みんな喜びますよ」
宮代さんは微笑んだ。
夕方、蓮は祭りに参加した。
町の中央広場で盆踊りが始まり、屋台には美味しそうな食べ物が並んでいる。金魚すくい、射的、輪投げなど、昔ながらの祭りの光景だった。
蓮は祭りを楽しんだ。地元の人たちも親切で、すぐに溶け込むことができた。
特に印象的だったのは、同世代の若者たちだった。
結城悠人、椎名陽菜、朝比奈翼、神谷美月。みんな蓮と同じくらいの年齢で、すぐに仲良くなった。
「蓮君、明日もいるの?」
陽菜が尋ねた。
「明日の朝には帰る予定です」
「それは残念。でも今夜は楽しんでいって」
翼が笑顔で答えた。
祭りは深夜まで続いた。蓮は存分に楽しんで、旅館に戻った。
翌朝、蓮は旅館をチェックアウトして町を出た。
しかし、帰り道で道に迷ってしまった。
山道が複雑で、どちらに向かえば良いのかわからない。携帯電話も圏外だった。
仕方なく、蓮は元の町に戻ることにした。
町に着くと、また夏祭りの準備が始まっていた。
「あれ?昨日祭りじゃなかったっけ?」
蓮は首をかしげた。
宮代さんに尋ねると、不思議そうな顔をされた。
「昨日?何をおっしゃってるんですか。今日が祭りの日ですよ」
「でも、昨日参加しましたけど……」
「昨日は何もありませんでしたよ。お疲れで記憶が曖昧になってるのかもしれませんね」
宮代さんは心配そうに言った。
蓮は混乱した。確かに昨日祭りに参加した。悠人たちとも話をした。しかし、宮代さんは昨日の祭りを覚えていない。
蓮は町の人に聞いてみた。
「昨日の祭り、楽しかったですね」
「昨日?昨日は祭りはありませんでしたよ。今日が祭りです」
誰に聞いても同じ答えだった。
蓮は不安になった。自分の記憶がおかしいのだろうか。
その夜、再び祭りが始まった。
昨日と全く同じ光景だった。同じ場所に同じ屋台が並び、同じ人たちが同じことをしている。
悠人たちにも会った。
「蓮君、初めまして」
悠人が挨拶してきた。
「え?昨日会いましたよね?」
「昨日?僕たち、初対面ですけど」
悠人は困惑していた。
蓮は他の三人にも確認したが、誰も昨日のことを覚えていなかった。
まるで昨日の記憶が、蓮だけのものになっていた。
祭りの内容も昨日と全く同じだった。
同じ時間に同じ出し物があり、同じ人が同じことを言う。まるで録画を再生しているかのような完璧な再現だった。
蓮は恐怖を感じ始めた。
これは普通ではない。何かがおかしい。
翌朝、蓮は急いで町を出ようとした。
しかし、またしても道に迷った。どの道を選んでも、結局町に戻ってしまう。
まるで町から出ることを許されていないかのようだった。
三日目の夜も、同じ祭りが行われた。
蓮は細かい部分まで確認したが、すべてが前日と同一だった。出店の位置、提灯の配置、人々の服装、会話の内容。一字一句違わない完璧な再現だった。
蓮は宮代さんに相談した。
「この町から出る方法を教えてください」
「出る?どうしてですか?ここは良い町ですよ」
「でも、道がわからないんです」
「道?どこに行きたいんですか?」
宮代さんは首をかしげた。
「家に帰りたいんです」
「家?ここがあなたの家でしょう?」
宮代さんの答えに、蓮は愕然とした。
「僕はここの住人じゃありません。観光で来ただけです」
「何をおっしゃってるんですか。あなたはずっとここに住んでるじゃないですか」
宮代さんは本気でそう信じているようだった。
蓮は他の住民にも聞いてみたが、全員が同じ答えだった。
蓮はここの住人だと、みんなが信じている。
四日目、蓮は祭りをボイコットして、一人で町を歩き回った。
町の外れに古い神社があることを発見した。
神社の境内に入ると、古い石碑があった。文字が薄れて読みにくいが、かろうじて内容がわかる。
「永久繁栄之願 昭和四十年夏」
そして、その下に小さく刻まれた文字があった。
「祭リ終ワルベカラズ 町民永ニ安ラカナリ」
蓮は背筋が寒くなった。
この石碑は、祭りが永遠に続くことを願ったものではないだろうか。
そして、その願いが実現してしまったのではないだろうか。
蓮は石碑の裏を確認した。そこには、町民の名前が刻まれていた。
宮代、結城、椎名、朝比奈、神谷……
すべて蓮が知っている人たちの名前だった。
しかし、これらの名前の下に刻まれた年号は「昭和四十年」だった。
五十年以上前の日付だ。
蓮は理解した。この町の人たちは、五十年前に死んでいるのだ。
そして、祭りを永遠に続けるために、霊となってこの町に縛られている。
蓮は慌てて旅館に戻った。
宮代さんに石碑のことを尋ねた。
「あの石碑は何ですか?」
「石碑?さあ、よくわかりませんね」
宮代さんは曖昧に答えた。
「昭和四十年に何があったんですか?」
「昭和四十年?そんな昔のことは覚えていませんね」
宮代さんは困ったような顔をした。
蓮は確信した。この町の人たちは、自分たちが死んでいることを知らない。
あるいは、知っていても忘れさせられている。
五日目の夜、蓮は悠人たちに真実を告げることにした。
「君たちは死んでるんだ。この町の人全員が」
悠人たちは笑い出した。
「何を言ってるんですか、蓮君。僕たち、ちゃんと生きてますよ」
「昭和四十年に、この町で何かが起きたんだ。それで君たちは死んだ」
「昭和四十年?そんな昔のことなんて知りませんよ」
翼が首を振った。
「僕たちはずっとここで祭りをしてるんです。毎日が楽しくて、幸せです」
陽菜が微笑んだ。
蓮は絶望した。彼らには真実を受け入れる意思がない。
あるいは、受け入れることができないのかもしれない。
六日目、蓮は再び町から出ようと試みた。
しかし、どの道を選んでも町に戻ってしまう。
まるで巨大な迷路に閉じ込められているかのようだった。
七日目、蓮は諦めかけていた。
このまま永遠に祭りを繰り返すのかもしれない。
しかし、その夜、蓮は奇妙なことに気づいた。
自分の顔が、だんだんのっぺらぼうになっていることを。
鏡を見ると、目、鼻、口の輪郭が薄くなっている。
まるで顔の特徴が消されていくかのようだった。
八日目、蓮の顔はさらに曖昧になった。
町の人たちも同じような状態だった。よく見ると、みんなの顔がのっぺらぼうに近づいている。
個性が失われ、画一的な存在になりつつある。
九日目、蓮は理解した。
この町では、個性を失い、町の一部になってしまうのだ。
そして永遠に祭りを続ける、顔のない住民になってしまう。
十日目、蓮の顔はほとんど特徴がなくなった。
鏡に映る自分は、まるで人形のような無表情な顔をしていた。
蓮は必死に抵抗しようとした。
しかし、体が思うように動かない。意識も朦朧としてきた。
十一日目、蓮は町の広場で祭りの準備をしていた。
なぜそこにいるのかわからない。ただ、体が勝手に動いている。
悠人たちと楽しく会話をしている。しかし、何を話しているのか理解できない。
十二日目、蓮の顔は完全にのっぺらぼうになった。
鏡を見ても、自分だという実感がない。
ただの人形が映っているだけだった。
十三日目、蓮は自分の名前を忘れた。
自分が誰なのか、なぜここにいるのか、すべてがわからない。
ただ、祭りを続けることだけが頭にある。
十四日目、蓮は完全に町の一部になった。
個性を失い、記憶を失い、ただ祭りを続けるためだけに存在する。
そして、新しい観光客が町にやってきた。
大学生の男性で、偶然この町を見つけたという。
のっぺらぼうになった蓮は、その男性に微笑みかけた。
「今夜は夏祭りなんですよ。ぜひ参加してください」
男性は嬉しそうに頷いた。
「ありがとうございます。楽しそうですね」
蓮は心の奥で叫んだ。
逃げろ、この町から逃げろ。
しかし、その声は届かない。
蓮の口は、ただ町の宣伝をするだけだった。
「みんな喜びますよ」
新しい犠牲者が、罠にかかった。
永遠の夏祭りに、また一人、新しい住民が加わることになる。
町は静かに微笑んでいた。
のっぺらぼうの住民たちと共に。
祭りは今夜も続く。
そして明日も、明後日も、永遠に。
新しい観光客の顔が、少しずつ薄くなり始めていることに、誰も気づかない。
気づいても、もう手遅れだった。
永遠の夏祭りが、新しい住民を歓迎している。
観光ガイドに載っていない小さな町で、偶然通りかかったのがきっかけだった。レトロな街並みと温泉の看板に惹かれて、一泊することにした。
町に入ると、ちょうど夏祭りの準備が始まっていた。
提灯が軒先に吊るされ、屋台の準備が進んでいる。浴衣姿の人々が行き交い、どこか懐かしい雰囲気が漂っていた。
蓮は町外れの小さな旅館に泊まった。
女将の宮代さんは七十代の上品な女性で、親切に迎えてくれた。
「今夜は夏祭りなんですよ。ぜひ参加してください」
「ありがとうございます。でも、観光客が参加しても大丈夫ですか?」
「もちろんです。みんな喜びますよ」
宮代さんは微笑んだ。
夕方、蓮は祭りに参加した。
町の中央広場で盆踊りが始まり、屋台には美味しそうな食べ物が並んでいる。金魚すくい、射的、輪投げなど、昔ながらの祭りの光景だった。
蓮は祭りを楽しんだ。地元の人たちも親切で、すぐに溶け込むことができた。
特に印象的だったのは、同世代の若者たちだった。
結城悠人、椎名陽菜、朝比奈翼、神谷美月。みんな蓮と同じくらいの年齢で、すぐに仲良くなった。
「蓮君、明日もいるの?」
陽菜が尋ねた。
「明日の朝には帰る予定です」
「それは残念。でも今夜は楽しんでいって」
翼が笑顔で答えた。
祭りは深夜まで続いた。蓮は存分に楽しんで、旅館に戻った。
翌朝、蓮は旅館をチェックアウトして町を出た。
しかし、帰り道で道に迷ってしまった。
山道が複雑で、どちらに向かえば良いのかわからない。携帯電話も圏外だった。
仕方なく、蓮は元の町に戻ることにした。
町に着くと、また夏祭りの準備が始まっていた。
「あれ?昨日祭りじゃなかったっけ?」
蓮は首をかしげた。
宮代さんに尋ねると、不思議そうな顔をされた。
「昨日?何をおっしゃってるんですか。今日が祭りの日ですよ」
「でも、昨日参加しましたけど……」
「昨日は何もありませんでしたよ。お疲れで記憶が曖昧になってるのかもしれませんね」
宮代さんは心配そうに言った。
蓮は混乱した。確かに昨日祭りに参加した。悠人たちとも話をした。しかし、宮代さんは昨日の祭りを覚えていない。
蓮は町の人に聞いてみた。
「昨日の祭り、楽しかったですね」
「昨日?昨日は祭りはありませんでしたよ。今日が祭りです」
誰に聞いても同じ答えだった。
蓮は不安になった。自分の記憶がおかしいのだろうか。
その夜、再び祭りが始まった。
昨日と全く同じ光景だった。同じ場所に同じ屋台が並び、同じ人たちが同じことをしている。
悠人たちにも会った。
「蓮君、初めまして」
悠人が挨拶してきた。
「え?昨日会いましたよね?」
「昨日?僕たち、初対面ですけど」
悠人は困惑していた。
蓮は他の三人にも確認したが、誰も昨日のことを覚えていなかった。
まるで昨日の記憶が、蓮だけのものになっていた。
祭りの内容も昨日と全く同じだった。
同じ時間に同じ出し物があり、同じ人が同じことを言う。まるで録画を再生しているかのような完璧な再現だった。
蓮は恐怖を感じ始めた。
これは普通ではない。何かがおかしい。
翌朝、蓮は急いで町を出ようとした。
しかし、またしても道に迷った。どの道を選んでも、結局町に戻ってしまう。
まるで町から出ることを許されていないかのようだった。
三日目の夜も、同じ祭りが行われた。
蓮は細かい部分まで確認したが、すべてが前日と同一だった。出店の位置、提灯の配置、人々の服装、会話の内容。一字一句違わない完璧な再現だった。
蓮は宮代さんに相談した。
「この町から出る方法を教えてください」
「出る?どうしてですか?ここは良い町ですよ」
「でも、道がわからないんです」
「道?どこに行きたいんですか?」
宮代さんは首をかしげた。
「家に帰りたいんです」
「家?ここがあなたの家でしょう?」
宮代さんの答えに、蓮は愕然とした。
「僕はここの住人じゃありません。観光で来ただけです」
「何をおっしゃってるんですか。あなたはずっとここに住んでるじゃないですか」
宮代さんは本気でそう信じているようだった。
蓮は他の住民にも聞いてみたが、全員が同じ答えだった。
蓮はここの住人だと、みんなが信じている。
四日目、蓮は祭りをボイコットして、一人で町を歩き回った。
町の外れに古い神社があることを発見した。
神社の境内に入ると、古い石碑があった。文字が薄れて読みにくいが、かろうじて内容がわかる。
「永久繁栄之願 昭和四十年夏」
そして、その下に小さく刻まれた文字があった。
「祭リ終ワルベカラズ 町民永ニ安ラカナリ」
蓮は背筋が寒くなった。
この石碑は、祭りが永遠に続くことを願ったものではないだろうか。
そして、その願いが実現してしまったのではないだろうか。
蓮は石碑の裏を確認した。そこには、町民の名前が刻まれていた。
宮代、結城、椎名、朝比奈、神谷……
すべて蓮が知っている人たちの名前だった。
しかし、これらの名前の下に刻まれた年号は「昭和四十年」だった。
五十年以上前の日付だ。
蓮は理解した。この町の人たちは、五十年前に死んでいるのだ。
そして、祭りを永遠に続けるために、霊となってこの町に縛られている。
蓮は慌てて旅館に戻った。
宮代さんに石碑のことを尋ねた。
「あの石碑は何ですか?」
「石碑?さあ、よくわかりませんね」
宮代さんは曖昧に答えた。
「昭和四十年に何があったんですか?」
「昭和四十年?そんな昔のことは覚えていませんね」
宮代さんは困ったような顔をした。
蓮は確信した。この町の人たちは、自分たちが死んでいることを知らない。
あるいは、知っていても忘れさせられている。
五日目の夜、蓮は悠人たちに真実を告げることにした。
「君たちは死んでるんだ。この町の人全員が」
悠人たちは笑い出した。
「何を言ってるんですか、蓮君。僕たち、ちゃんと生きてますよ」
「昭和四十年に、この町で何かが起きたんだ。それで君たちは死んだ」
「昭和四十年?そんな昔のことなんて知りませんよ」
翼が首を振った。
「僕たちはずっとここで祭りをしてるんです。毎日が楽しくて、幸せです」
陽菜が微笑んだ。
蓮は絶望した。彼らには真実を受け入れる意思がない。
あるいは、受け入れることができないのかもしれない。
六日目、蓮は再び町から出ようと試みた。
しかし、どの道を選んでも町に戻ってしまう。
まるで巨大な迷路に閉じ込められているかのようだった。
七日目、蓮は諦めかけていた。
このまま永遠に祭りを繰り返すのかもしれない。
しかし、その夜、蓮は奇妙なことに気づいた。
自分の顔が、だんだんのっぺらぼうになっていることを。
鏡を見ると、目、鼻、口の輪郭が薄くなっている。
まるで顔の特徴が消されていくかのようだった。
八日目、蓮の顔はさらに曖昧になった。
町の人たちも同じような状態だった。よく見ると、みんなの顔がのっぺらぼうに近づいている。
個性が失われ、画一的な存在になりつつある。
九日目、蓮は理解した。
この町では、個性を失い、町の一部になってしまうのだ。
そして永遠に祭りを続ける、顔のない住民になってしまう。
十日目、蓮の顔はほとんど特徴がなくなった。
鏡に映る自分は、まるで人形のような無表情な顔をしていた。
蓮は必死に抵抗しようとした。
しかし、体が思うように動かない。意識も朦朧としてきた。
十一日目、蓮は町の広場で祭りの準備をしていた。
なぜそこにいるのかわからない。ただ、体が勝手に動いている。
悠人たちと楽しく会話をしている。しかし、何を話しているのか理解できない。
十二日目、蓮の顔は完全にのっぺらぼうになった。
鏡を見ても、自分だという実感がない。
ただの人形が映っているだけだった。
十三日目、蓮は自分の名前を忘れた。
自分が誰なのか、なぜここにいるのか、すべてがわからない。
ただ、祭りを続けることだけが頭にある。
十四日目、蓮は完全に町の一部になった。
個性を失い、記憶を失い、ただ祭りを続けるためだけに存在する。
そして、新しい観光客が町にやってきた。
大学生の男性で、偶然この町を見つけたという。
のっぺらぼうになった蓮は、その男性に微笑みかけた。
「今夜は夏祭りなんですよ。ぜひ参加してください」
男性は嬉しそうに頷いた。
「ありがとうございます。楽しそうですね」
蓮は心の奥で叫んだ。
逃げろ、この町から逃げろ。
しかし、その声は届かない。
蓮の口は、ただ町の宣伝をするだけだった。
「みんな喜びますよ」
新しい犠牲者が、罠にかかった。
永遠の夏祭りに、また一人、新しい住民が加わることになる。
町は静かに微笑んでいた。
のっぺらぼうの住民たちと共に。
祭りは今夜も続く。
そして明日も、明後日も、永遠に。
新しい観光客の顔が、少しずつ薄くなり始めていることに、誰も気づかない。
気づいても、もう手遅れだった。
永遠の夏祭りが、新しい住民を歓迎している。
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