婚姻=スキル共有!? ハズレと追放された俺に、美少女女王とイケメン魔王が嫁婿に来て土下座してきたんだが。俺の隠しスキルはガチャ確操作だった

みにぶた🐽

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第1章3話「王都の審判と隠されし力」

「王都の審判と隠されし力」 ⑤

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 しかし、希望は短時間で打ち砕かれることになった。

「アルフォンス団長の提案も一理ありますが……」

 ヘンリク首席魔導師が重々しく口を開く。

「問題は隼人殿の現在の実力です」

「実力?」

 俺は首をかしげた。レベル15まで上がったし、様々なスキルも共有しているはずだが……。

「隼人殿、申し訳ございませんが、魔法適性の詳細検査を行わせていただきました」

 首席魔導師が書類を手に取る。

「結果は……残念ながら、期待に反するものでした」

 不安が胸を締め付ける。

「どういうことですか?」

「隼人殿の基礎魔力は確かに向上しています。しかし、それは契約による一時的な底上げに過ぎません」

 首席魔導師が続ける。

「ご自身の本来の魔法適性は……限りなく低いのです」

 議事堂がざわめいた。俺は言葉を失う。

「つまり、契約が解除されれば、隼人殿は元の無力な状態に戻ってしまうということです」

「そんな……」

 俺は愕然とした。確かに、エリシア女皇やエドリアン魔王のスキルを借りているだけで、俺自身には何の力もないということか?

「加えて、戦闘技術についても同様です」

 アルフォンス団長が渋い表情で告げる。

「先日のワイバーン戦を検証したが、君の動きは素人以下だった。契約者のスキル補正がなければ、雑魚魔物にも勝てないだろう」

 追い打ちをかけるような言葉だった。俺は自分が情けなくなってくる。

「では、隼人殿の価値は【婚姻ガチャ】のみということになりますね」

 ヴィンセント魔導師が冷たく言い放つ。

「しかし、その能力も危険すぎる。使えない人間に危険な力……これほど厄介なものはありません」

「厄介って……」

 俺の声が震える。

「つまり、隼人殿は『役立たず』ということです」

 ヴィンセント魔導師の言葉が議事堂に響いた。

「強大な力を持ちながら、それを制御する基礎能力が皆無。これでは王国の騎士団に所属させることはできません」

 アルフォンス団長も渋々頷く。

「確かに、現状では騎士団員として認めることは難しい」

 俺は膝から力が抜けそうになった。役立たず……そんな烙印を押されるなんて。

「ならばどうすればよいのです?」

 レオナルド王が問いかける。

「追放です」

 ヴィンセント魔導師が即答した。

「王都から離れた辺境の村に送り、そこで静かに暮らしていただく。【婚姻ガチャ】の使用は禁止し、監視をつけることで危険を最小限に抑えます」

 議事堂が静まり返った。追放……俺は追放されるのか?

「ちょっと待ってください!」

 フィーナが立ち上がって叫んだ。

「隼人さんは何も悪いことをしていません!それなのに追放だなんて、あまりにも理不尽です!」

「フィーナ君、気持ちは分かるが……」

 セバスティアン博士が困ったような表情を見せる。

「評議会の決定に従わざるを得ない」

 俺は茫然と立ち尽くしていた。この展開、前世のゲームでよく見た追放系の始まりそのものじゃないか。
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