婚姻=スキル共有!? ハズレと追放された俺に、美少女女王とイケメン魔王が嫁婿に来て土下座してきたんだが。俺の隠しスキルはガチャ確操作だった

みにぶた🐽

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第1章9話「討伐隊合流と真の仲間」

「討伐隊合流と真の仲間」 ②

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 王都北門には、既に討伐隊が集結していた。総勢10名ほどの騎士たちが、整然と並んでいる。その中央に立つ馴染みのある背格好に、俺の胸が少し緊張した。

「オスカー」

 俺が近づくと、彼が振り返った。以前よりも表情に落ち着きがある。しかし、まだどこか複雑な感情を抱えているのがわかった。

「隼人」

 オスカーが短く答える。敬語ではないが、敵意も感じられない。

「お久しぶりです」

 俺は丁寧に挨拶した。

「今回はよろしくお願いします」

「こちらこそ」

 オスカーが少し戸惑ったような表情を見せる。

「君の…本当の実力を、この目で確かめさせてもらう」

 その時、討伐隊の一人が前に出てきた。金髪で鋭い目つきの騎士だった。

「初めまして、隼人殿。私はマクシム・アマランテ。王都第三騎士団の副団長を務めています」

 彼は丁寧に頭を下げた。

「今回の作戦では、私が現場指揮を担当させていただきます」

「よろしくお願いします」

 俺も頭を下げる。マクシムという名前は聞いたことがあるような気がするが、とにかくしっかりとした印象の騎士だった。

「こちらがエリー、そしてエイドリアンです」

 俺が二人を紹介すると、マクシムが興味深そうに見つめた。

「なるほど、噂に聞く連携戦闘の要ですね」

「ええ」

 エリシアが控えめに答える。

「私たちも微力ながらお手伝いさせていただきます」

「心強い限りです」

 マクシムが満足そうに頷く。

「では、作戦説明を行いましょう」

 討伐隊全員が円陣を組んだ。俺はオスカーの隣に立つ。彼がちらりとこちらを見たが、すぐに視線を逸らした。

「オーガキングの居場所は、森の最深部にある洞窟です」

 マクシムが地図を指す。

「通常のオーガと違い、この個体は縄張り意識が強く、洞窟から出てくることはありません。我々が討ち入る必要があります」

「洞窟内での戦闘ですか」

 オスカーが確認する。

「範囲攻撃は制限されますね」

「その通りです。だからこそ、隼人殿の特殊技が重要になります」

 マクシムが俺を見る。

「洞窟の最奥部は空間が広がっているという報告があります。そこで【トリニティノヴァ】を使用していただく予定です」

 俺は頷いた。狭い通路では確かに使いにくいが、広い空間なら問題ない。

「分かりました。しかし、皆さんは安全な距離まで避難してください」

「威力はどの程度ですか?」

 別の騎士が質問した。

「地形が変わるレベルです」

 エドリアンが代わりに答える。

「洞窟が崩落する可能性もありますので、発動前には必ず退避をお願いします」

 騎士たちの間にざわめきが起こった。それほどの威力だとは思っていなかったのだろう。

「すごい…」

 オスカーが小さく呟く。そして俺を見つめた。

「君は、本当にそれほどの力を…」

「一人では無理です」

 俺は正直に答えた。

「エリーとエイドリアンがいるからこその力です」

 オスカーが複雑な表情を浮かべる。きっと、自分一人の力に拘っていた過去の自分と比較しているのだろう。

「では、出発しましょう」

 マクシムの号令で、討伐隊が動き出した。
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