婚姻=スキル共有!? ハズレと追放された俺に、美少女女王とイケメン魔王が嫁婿に来て土下座してきたんだが。俺の隠しスキルはガチャ確操作だった

みにぶた🐽

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第10章「騎士団の屈辱と真の力の覚醒」

「村への帰還と新たな協力関係」 ②

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 村の入り口が見えてきた時、俺たちを迎えたのは予想外の光景だった。

 村の人たちが総出で出迎えてくれている。

「おかえりなさい、隼人さん!」

「お疲れ様でした!」

「討伐、成功したんですね!」

 マルセリーヌさんを筆頭に、村民たちが嬉しそうに手を振っている。中には覚醒したスキルを使って、花を咲かせたり、小さな光を作ったりして祝福を示している人もいた。

「皆さん」

 俺は深く感動した。

「ただいま戻りました」

「よく頑張りましたね」

 マルセリーヌさんが俺に歩み寄る。

「噂は聞きました。オーガキングという恐ろしい魔物を倒されたとか」

「はい。でも、一人でやったわけではありません」

 俺はエリシアとエドリアンを見る。

「仲間がいてくれたからです」

 オスカーと騎士たちも、村人たちの歓迎ぶりに驚いているようだった。

「すごいな」

 オスカーが呟く。

「こんなに温かく迎えてくれる場所があるなんて」

「最弱村と呼ばれていましたが」

 マルセリーヌさんが少し苦笑いを浮かべる。

「今では、むしろその名前が誇らしいくらいです。弱いからこそ、お互いを大切にし合える」

 その言葉に、騎士たちも納得したような表情を見せた。

「あの、マルセリーヌさん」

 俺は村の代表である彼女に向き直った。

「実は、王国から提案があるんです」

「提案?」

「はい。村と王国の間で、正式な協力関係を築けないかという話です」

 俺はオスカーの提案を詳しく説明した。依頼ベースでの協力、村の自治権の尊重、強制的な動員はしないという条件について。

「なるほど」

 マルセリーヌさんが考え込む。

「村にとっても悪い話ではありませんね」

「ただし」

 俺は念を押した。

「これは村全体で決めることです。俺一人では決められません」

「そうですね。では、今夜村の集会を開きましょう」

 マルセリーヌさんが提案する。

「皆さんの意見を聞いてから判断しましょう」

「ありがとうございます」

 オスカーが礼を言った。

「我々は今夜、村の宿に泊まらせていただきます。明日、皆さんの決定をお聞かせください」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

 こうして、俺たちの帰還は村全体の新たな転換点となりそうだった。

 夕食の準備が始まる中、俺はエリシアとエドリアンと共に自分たちの小屋に向かった。

「お疲れ様でした」

 エリシアが俺に微笑みかける。

「今日は本当に大変でしたね」

「でも、良い結果になりました」

 エドリアンも満足そうだった。

「愛しき我が契約者よ、お前の人柄がまた新たな道を開いた」

「俺だけの力じゃありません」

 俺は二人に視線を向けた。

「みんなで力を合わせた結果です」

 小屋に入ると、懐かしい匂いがした。たった数日の不在だったが、やはり自分たちの家は落ち着く。

「そういえば」

 俺は思い出した。

「今回の討伐で、注目度がかなり上がりましたね」

「【トリニティノヴァ】の威力は予想以上でした」

 エリシアが頷く。

「王国の反応も気になるところです」

「目立ちすぎるのも考えものだな」

 エドリアンが言う。

「だが、村の安全は確保される」

 確かにその通りだった。俺たちの実力が知られることで、村に手出しをしようとする者はいなくなるだろう。

「あまりに目立ちすぎると、別の問題も起きそうです」

 俺は窓の外を見た。

「政治的な思惑が絡んでくる可能性もあります」

「それでも、オスカーの提案は検討する価値がありますね」

 エリシアが慎重に言う。

「村を拠点にできるのは大きなメリットです」

「王国の情報も入手しやすくなる」

 エドリアンが付け加える。

 三人で話し合っているうちに、外から集会の開始を告げる鐘の音が聞こえてきた。

「行きましょうか」

 俺たちは小屋を出て、村の中央広場に向かった。
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