婚姻=スキル共有!? ハズレと追放された俺に、美少女女王とイケメン魔王が嫁婿に来て土下座してきたんだが。俺の隠しスキルはガチャ確操作だった

みにぶた🐽

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第1章16話「古代皇帝の審判と新たな契約者」

「古代皇帝の審判と新たな契約者」 ②

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 シュヴァルツファングと【アンチ・エターナル】が激突する。金属音が闘技場に響き渡り、火花が散った。

 だが、今度の戦いは先ほどとは全く違っていた。

 俺の【帝王の慈愛】と、ザイデルの心が少しずつ共鳴し始めている。剣を交えるたびに、お互いの記憶が流れ込んでくるのだ。

 ザイデルの記憶が俺の脳裏に浮かんだ。

 彼が若き日、師匠と共に古代魔法の研究をしていた頃。師匠が古代魔法の暴走に巻き込まれ、命を落とした悲しい過去。それ以来、古代の力を憎み、危険性を排除することに人生を捧げてきた経緯。

 そして、俺の記憶もザイデルに流れ込んでいく。

 転生してからの孤独感。エリシアとエドリアンとの出会いで得た温かさ。村人たちとの日々で学んだ、人と人とのつながりの大切さ。

「君は……」

 ザイデルが剣を止めた。

「こんなにも多くの人に愛されているのか」

 彼の目に涙が浮かんでいる。

「私は……私は間違っていたのか?」

「間違っていたのは手段だけだ」

 俺も剣を下ろした。

「お前の正義感は正しい。古代の力は確かに危険だ。だが、その力を正しく使う者もいるということを、理解してほしい」

 ザイデルがゆっくりと【アンチ・エターナル】を鞘に収めた。

「君の仲間たち……エリシア女皇とエドリアン魔王。そして村人たち。みんな君を信頼している。それは……」

 彼の声が震えている。

「私がずっと探していたものだ。師匠を失ってから、私は一人だった。正義のためと言いながら、実は孤独から逃れたかっただけなのかもしれない」

「ザイデル……」

 俺は彼に手を差し伸べた。

「一人じゃない。俺たちと一緒に、本当の正義を実現しよう」

 その時、闘技場全体が温かい光に包まれた。

『よくやった』

 古代皇帝の声が、満足そうに響く。

『汝らは互いを理解し、真の和解を成し遂げた。これこそが我の望んだ結果だ』

 光の中から、新たな声が聞こえてきた。それは、アリスの声だった。

「隼人様……」

 俺の手にあるシュヴァルツファングから、アリスの声が響く。

「私、まだ隼人様のお役に立てるようですね」

「アリス?剣から……?」

「はい。私の魂の一部が、この剣に宿りました。これからは、隼人様の剣として、ずっとお側にいます」

 シュヴァルツファングの刀身に、アリスの美しい顔がうっすらと映し出される。彼女は優しく微笑んでいた。

「素晴らしい」

 ザイデルが感嘆の声を上げる。

「これほどまでに強い絆……これなら、古代の力も正しく制御できるだろう」

『そして、隼人よ』

 古代皇帝が再び語りかける。

『汝にはさらなる試練と、そして新たな仲間が待っている』

 闘技場の中央に、巨大な召喚陣が現れた。それは、俺がこれまで見た中で最も複雑で美しい魔法陣だった。

『古代皇帝特別召喚権を授けよう。汝の真の力を発揮するために必要な存在を呼ぶがよい』

 システムの声が響いた。

『特別イベント:【古代皇帝特別召喚】が発動可能になりました』

『召喚可能な存在を表示します』
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