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第二部:聖域の夜明けと異世界の扉
第20話 至福の銀泡(ぎんぽう)と、揺れる祈り
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ザルヴァード帝国の艦隊が、虹色の雨に包まれて水平線の向こうへと去ってから、数日が経った。
聖域の朝は、かつてないほどの清澄な空気に満たされている。窓を開ければ、境界の拡張によって新しくお庭に加わった「銀鈴の花」たちが、風に揺れてチリンと涼やかな音を奏でていた。
「ふふ。ラピス、今日もとってもいい音ですわね」
私は、白雪のような『真綿のクッション』に腰を下ろし、ラピスのブラッシングを始めた。
ラピスは私の膝の上に顎を乗せ、「ふんふん」と鼻を鳴らしながら、うっとりと瞳を閉じている。彼の黒い毛並みにブラシを通すと、指を沈めるたびに「むぎゅっ」と幸せな弾力で私を包み込み、そこには確かな命の温もりが宿っていた。
ふとした瞬間、その温もりがあまりに尊くて、胸の奥を小さな不安が通り過ぎる。
――こんなに温かくて、幸せな時間が、本当にずっと続くのかしら。
もし、皆様がどこか遠くへ行ってしまったら。もし、この光が消えてしまったら。
王宮の地下で凍えていた頃には知るはずもなかった『失う怖さ』。私はラピスの柔らかな肉球のぷにぷにとした感触を確かめるように強く握り、少しだけ、彼を抱きしめる腕に力を込めた。
「きゅうん?」
ラピスが不思議そうに顔を上げ、私の頬を優しく舐める。大丈夫ですよ、と励ましてくれるようなその温もりに、私は小さく笑って頷いた。
「お、おはようございます……エリアナさん。……今日も、平和ですね」
客間から現れたサトウ様が、銀色の魔導書を片手にテラスへやってきた。彼の顔には、もうかつての悲壮感はない。
「おはようございます、サトウ様。ええ、とっても。……あ、ラピス、サトウ様にもご挨拶を」
ラピスはちらりとサトウ様を盗み見たが、すぐに「今は僕の時間だから」と言わぬばかりに、私の懐に深く頭を埋めた。それを見たサトウ様は、「相変わらずガードが固いなぁ」と苦笑いしながら、テーブルの上に魔導書を置いた。
そこへ、背後に幾人もの従者を従えたセドリック様が、颯爽と現れた。
「エリアナ様。……先日の『不躾な訪問者』について、ご報告に参りました」
セドリック様は、私の前で優雅に跪き、その指先にそっと唇を寄せた。
「セドリック様。あの方たち、無事にお家に帰れたのかしら?」
「ええ。物理的には、ですが。……あちらの国、ザルヴァード帝国ですが、今朝をもちまして、我がヴァレンタイン商会がその『富の循環』をすべて掌握させていただきました。……今やあの国の金貨の一枚、パンの一片に至るまで、私の……いえ、エリアナ様の許しなくば動かすことは叶いません」
「…………えっ?」
サトウ様が、もはや突っ込む気力すら失ったような顔で天を仰いだ。
「……平和って、こんな音を立てて壊れる……いや、作られるもんなんだな。……怖ろしい経済力だ」
セドリック様は、サトウ様が以前こぼした『数字による支配』という知恵の断片を、魔法と権力によって完璧に実行したのだ。帝国は滅びてはいない。だが、その国のすべては今や、エリアナを守るための巨大な『装置』へと作り替えられていた。
「……さすがはセドリックじゃ。仕事が早いのう」
ミランダ様が、いつの間にかラピスの反対側の膝に手を置いて現れた。
「……おかげで、あちらの国に眠っていた古代の薬草園も、すべて我が聖域の理へと書き換えられた。……エリアナ様、後で新しいお茶を淹れましょう」
「……私は、帝国の騎士たちに『礼儀』というものを教えてやった」
アルリック様が、銀色の鎧を鳴らして続けた。
「……彼らには、二度と不浄な意志を持たぬよう、聖域の外周を耕す任を与えた。……エリアナ様の視界に、汚れが入らぬようにな」
守護者たちの、徹底しすぎた「ざまぁ」の完遂。
本人は「みんな仲良くなって良かったわ」と平和的に解釈しているが、外の世界では一つの超大国が、一晩にして「聖域の庭師」に成り下がっていた。
「ふふ、皆様が仲良しなのが一番ですわね。……あ、そうだわ。サトウ様、こんなに良いお天気ですもの、何か皆様で楽しめることはないかしら?」
私が提案すると、サトウ様は魔導書を操作し、ひとつの『記憶』を示してくれた。
「……それなら、俺の世界の『ダンスパーティー』はどうでしょう? 美しい音楽に合わせて、冷たくてシュワシュワする『銀泡の飲み物(シードル)』を楽しみながら、みんなで踊るんです」
「銀泡の飲み物……。なんだか、お星様を飲んでいるみたいで素敵ね!」
私が目を輝かせると、サトウ様は少しだけ目を伏せ、独り言のように呟いた。
「……俺の世界では、こういう知識も、ただの商売の道具だったんです。……でも、ここでは……こんなに優しく、誰かを喜ばせるために使える。……それが、一番信じられない奇跡ですよ」
サトウ様の言葉に、私は胸の奥が温かくなるのを感じた。
*
お昼過ぎ。聖域のキッチンには、搾りたての「黄金の林檎」と、清らかな湧き水の香りが満ちていた。
サトウ様に教わった「泡の飲み物」という知恵。
私は、林檎の果汁を透き通ったガラスの瓶に入れ、そこに指先から溢れ出す『再生』と『浄化』の魔力をそっと込めていく。
「美味しくなあれ。弾けるような楽しさが、皆様の心に届きますように」
私が祈りを込めながら瓶を揺らすと、果汁の中に、私の魔力が無数の小さな光の粒――『銀泡』となって生まれ、キラキラと舞い踊り始めた。それは科学的なガスではなく、私の「楽しい」という想いそのものが形を成した、幸福の泡だった。
さらに、サトウ様の「夜を照らす明かり」というヒントから、私はお庭の『月光草』に魔力を分け与え、テラス全体を淡く輝くランタンのように仕立て上げた。
*
夜。聖域のテラスは、夢のような光景に包まれていた。
空中に浮かぶ月光草が、蛍のような優しい光を振りまき、サトウ様の魔導書から流れる弦楽の調べが、森のざわめきと溶け合っている。
「皆様、お待たせいたしました。『銀泡の祝杯』ですわ」
私が運び出したのは、細長いグラスの中で、絶え間なく銀色の星が立ち上る、黄金色の飲み物。
最初に口へ運んだのは、アルリック様だった。
「――っ!!」
一口。銀泡が舌の上で弾けた瞬間、アルリック様は目を見開いた。
海が、止まった。兵の足が、竦んだ。あの日の戦場で感じた圧倒的な力は、今、彼の中で最高の癒やしへと変わっていた。
「……なんだ、これは。……身体の中で、妖精たちが踊っているようだ。……戦いの中で凝り固まった筋肉が、嘘のように解けていく」
「……驚いたな」
セドリック様も、その喉越しの爽快さに、感銘を受けたように微笑んだ。
「……エリアナ様の『喜び』の魔力そのものが、身体を浄化してくれている。……一杯飲むごとに、魂が新しく生まれ変わるようだ」
サトウ様も、自分が教えた「シードル」が、エリアナの手によって「精神を再定義する聖水」へと昇華された様子を見て、感動で震えていた。
やがて、音楽に合わせてダンスが始まった。
セドリック様が、独占欲を隠そうともしない熱い視線で私の手を取り、アルリック様がその騎士としての誇りを胸に、優しく私の腰を支える。ミランダ様とセラフィナ様も、楽しそうに手を取り合ってステップを踏んでいた。
そして、その中心にはいつも、ラピスがいた。
ラピスは、私のドレスの裾を邪魔しないように、けれど片時も離れないように、誇らしげに周囲を跳ね回っている。私が回るたびに、ラピスの毛から銀色の光が舞い、テラス全体をよりいっそう幻想的に彩っていく。
「ふふ、とっても楽しいわ。……ねえ、皆様。明日もまた、こうして一緒に笑い合えますわね?」
私の問いかけに、守護者たちは、同時に深く、深く頭を下げた。
「「「「――生涯を賭して。必ずや」」」」
聖域の夜は、優雅な銀泡と、もふもふのぬくもりとともに更けていく。
外の世界でどれほど巨大な歴史の歯車が回り、国々の運命が書き換えられていようとも。
この聖域にあるのは、ただ、甘い林檎の香りと、心を通わせる旋律。
そして、私を愛してくれる皆様の、どこまでも優しく、熱い眼差し。
異世界の知恵は、エリアナの慈愛という名の色に染まり、この世界を「至福」へと塗り替える新しい神話のページを、確実にめくっていた。
聖域の朝は、かつてないほどの清澄な空気に満たされている。窓を開ければ、境界の拡張によって新しくお庭に加わった「銀鈴の花」たちが、風に揺れてチリンと涼やかな音を奏でていた。
「ふふ。ラピス、今日もとってもいい音ですわね」
私は、白雪のような『真綿のクッション』に腰を下ろし、ラピスのブラッシングを始めた。
ラピスは私の膝の上に顎を乗せ、「ふんふん」と鼻を鳴らしながら、うっとりと瞳を閉じている。彼の黒い毛並みにブラシを通すと、指を沈めるたびに「むぎゅっ」と幸せな弾力で私を包み込み、そこには確かな命の温もりが宿っていた。
ふとした瞬間、その温もりがあまりに尊くて、胸の奥を小さな不安が通り過ぎる。
――こんなに温かくて、幸せな時間が、本当にずっと続くのかしら。
もし、皆様がどこか遠くへ行ってしまったら。もし、この光が消えてしまったら。
王宮の地下で凍えていた頃には知るはずもなかった『失う怖さ』。私はラピスの柔らかな肉球のぷにぷにとした感触を確かめるように強く握り、少しだけ、彼を抱きしめる腕に力を込めた。
「きゅうん?」
ラピスが不思議そうに顔を上げ、私の頬を優しく舐める。大丈夫ですよ、と励ましてくれるようなその温もりに、私は小さく笑って頷いた。
「お、おはようございます……エリアナさん。……今日も、平和ですね」
客間から現れたサトウ様が、銀色の魔導書を片手にテラスへやってきた。彼の顔には、もうかつての悲壮感はない。
「おはようございます、サトウ様。ええ、とっても。……あ、ラピス、サトウ様にもご挨拶を」
ラピスはちらりとサトウ様を盗み見たが、すぐに「今は僕の時間だから」と言わぬばかりに、私の懐に深く頭を埋めた。それを見たサトウ様は、「相変わらずガードが固いなぁ」と苦笑いしながら、テーブルの上に魔導書を置いた。
そこへ、背後に幾人もの従者を従えたセドリック様が、颯爽と現れた。
「エリアナ様。……先日の『不躾な訪問者』について、ご報告に参りました」
セドリック様は、私の前で優雅に跪き、その指先にそっと唇を寄せた。
「セドリック様。あの方たち、無事にお家に帰れたのかしら?」
「ええ。物理的には、ですが。……あちらの国、ザルヴァード帝国ですが、今朝をもちまして、我がヴァレンタイン商会がその『富の循環』をすべて掌握させていただきました。……今やあの国の金貨の一枚、パンの一片に至るまで、私の……いえ、エリアナ様の許しなくば動かすことは叶いません」
「…………えっ?」
サトウ様が、もはや突っ込む気力すら失ったような顔で天を仰いだ。
「……平和って、こんな音を立てて壊れる……いや、作られるもんなんだな。……怖ろしい経済力だ」
セドリック様は、サトウ様が以前こぼした『数字による支配』という知恵の断片を、魔法と権力によって完璧に実行したのだ。帝国は滅びてはいない。だが、その国のすべては今や、エリアナを守るための巨大な『装置』へと作り替えられていた。
「……さすがはセドリックじゃ。仕事が早いのう」
ミランダ様が、いつの間にかラピスの反対側の膝に手を置いて現れた。
「……おかげで、あちらの国に眠っていた古代の薬草園も、すべて我が聖域の理へと書き換えられた。……エリアナ様、後で新しいお茶を淹れましょう」
「……私は、帝国の騎士たちに『礼儀』というものを教えてやった」
アルリック様が、銀色の鎧を鳴らして続けた。
「……彼らには、二度と不浄な意志を持たぬよう、聖域の外周を耕す任を与えた。……エリアナ様の視界に、汚れが入らぬようにな」
守護者たちの、徹底しすぎた「ざまぁ」の完遂。
本人は「みんな仲良くなって良かったわ」と平和的に解釈しているが、外の世界では一つの超大国が、一晩にして「聖域の庭師」に成り下がっていた。
「ふふ、皆様が仲良しなのが一番ですわね。……あ、そうだわ。サトウ様、こんなに良いお天気ですもの、何か皆様で楽しめることはないかしら?」
私が提案すると、サトウ様は魔導書を操作し、ひとつの『記憶』を示してくれた。
「……それなら、俺の世界の『ダンスパーティー』はどうでしょう? 美しい音楽に合わせて、冷たくてシュワシュワする『銀泡の飲み物(シードル)』を楽しみながら、みんなで踊るんです」
「銀泡の飲み物……。なんだか、お星様を飲んでいるみたいで素敵ね!」
私が目を輝かせると、サトウ様は少しだけ目を伏せ、独り言のように呟いた。
「……俺の世界では、こういう知識も、ただの商売の道具だったんです。……でも、ここでは……こんなに優しく、誰かを喜ばせるために使える。……それが、一番信じられない奇跡ですよ」
サトウ様の言葉に、私は胸の奥が温かくなるのを感じた。
*
お昼過ぎ。聖域のキッチンには、搾りたての「黄金の林檎」と、清らかな湧き水の香りが満ちていた。
サトウ様に教わった「泡の飲み物」という知恵。
私は、林檎の果汁を透き通ったガラスの瓶に入れ、そこに指先から溢れ出す『再生』と『浄化』の魔力をそっと込めていく。
「美味しくなあれ。弾けるような楽しさが、皆様の心に届きますように」
私が祈りを込めながら瓶を揺らすと、果汁の中に、私の魔力が無数の小さな光の粒――『銀泡』となって生まれ、キラキラと舞い踊り始めた。それは科学的なガスではなく、私の「楽しい」という想いそのものが形を成した、幸福の泡だった。
さらに、サトウ様の「夜を照らす明かり」というヒントから、私はお庭の『月光草』に魔力を分け与え、テラス全体を淡く輝くランタンのように仕立て上げた。
*
夜。聖域のテラスは、夢のような光景に包まれていた。
空中に浮かぶ月光草が、蛍のような優しい光を振りまき、サトウ様の魔導書から流れる弦楽の調べが、森のざわめきと溶け合っている。
「皆様、お待たせいたしました。『銀泡の祝杯』ですわ」
私が運び出したのは、細長いグラスの中で、絶え間なく銀色の星が立ち上る、黄金色の飲み物。
最初に口へ運んだのは、アルリック様だった。
「――っ!!」
一口。銀泡が舌の上で弾けた瞬間、アルリック様は目を見開いた。
海が、止まった。兵の足が、竦んだ。あの日の戦場で感じた圧倒的な力は、今、彼の中で最高の癒やしへと変わっていた。
「……なんだ、これは。……身体の中で、妖精たちが踊っているようだ。……戦いの中で凝り固まった筋肉が、嘘のように解けていく」
「……驚いたな」
セドリック様も、その喉越しの爽快さに、感銘を受けたように微笑んだ。
「……エリアナ様の『喜び』の魔力そのものが、身体を浄化してくれている。……一杯飲むごとに、魂が新しく生まれ変わるようだ」
サトウ様も、自分が教えた「シードル」が、エリアナの手によって「精神を再定義する聖水」へと昇華された様子を見て、感動で震えていた。
やがて、音楽に合わせてダンスが始まった。
セドリック様が、独占欲を隠そうともしない熱い視線で私の手を取り、アルリック様がその騎士としての誇りを胸に、優しく私の腰を支える。ミランダ様とセラフィナ様も、楽しそうに手を取り合ってステップを踏んでいた。
そして、その中心にはいつも、ラピスがいた。
ラピスは、私のドレスの裾を邪魔しないように、けれど片時も離れないように、誇らしげに周囲を跳ね回っている。私が回るたびに、ラピスの毛から銀色の光が舞い、テラス全体をよりいっそう幻想的に彩っていく。
「ふふ、とっても楽しいわ。……ねえ、皆様。明日もまた、こうして一緒に笑い合えますわね?」
私の問いかけに、守護者たちは、同時に深く、深く頭を下げた。
「「「「――生涯を賭して。必ずや」」」」
聖域の夜は、優雅な銀泡と、もふもふのぬくもりとともに更けていく。
外の世界でどれほど巨大な歴史の歯車が回り、国々の運命が書き換えられていようとも。
この聖域にあるのは、ただ、甘い林檎の香りと、心を通わせる旋律。
そして、私を愛してくれる皆様の、どこまでも優しく、熱い眼差し。
異世界の知恵は、エリアナの慈愛という名の色に染まり、この世界を「至福」へと塗り替える新しい神話のページを、確実にめくっていた。
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