38 / 49
第三十八話『王宮の決断と姫の同行』
しおりを挟む
マスティアから俺たちは帰った。
「あの国はどうなるんですか......」
レンドが聞いた。
「王が死にグラウニーもいなくなったからな。 知られれば混乱は必死だ。 だからゼノフォスはその前にルードランドに帰り王へ相談に向かった」
「少なくとも前の王よりはましじゃない」
「かもしれないが...... ただ宝玉の行方だ」
「ええ、もう考えられるのはゼアルードしかないですね」
(ファラドの持ち出したものが、何かはわからないが、冒険者だとするなら隠し部屋にあった終焉の宝玉《ヴァラム・オーブ》の可能性が高いな...... ゼアルードのダンジョンならリゼルダインが待ち構えている可能性もあるが」
俺たちはゼアルードに向かうことにした。
「しかし、どうやって向かう。 敵対してるなら、入国もままならないだろう? 転移の指輪は距離も決まっているし、何度も連発できないぞ」
「冒険者としてならはいれるわよ。 あそこにも支部はあるから」
「でも、あのリゼルダインとかいうやつらが来たら厄介です。 あの青い剣はなくなっても、とてつもなく強いことには変わりはない...... 正直剣技じゃかないませんよ」
レンドが自信なさげに言う。
「そうだな。 あのリゼルダインたちの装備から国が絡んでいるかもしれない。
ただこの宝玉はどうする?」
「国の方が安全でしょうね」
ディルセアがそう言った。
(ひとつの国に巨大な力を与えるのは危険だが...... 俺も終焉の宝玉を持っているから、少なくとも二つ持つよりは安全か。 もし裏切られるようなことがあっても、最悪は避けられるはず......)
「......そうだな。 宝玉は預けておこう。 いいかレンド」
「そうっすね。 グラウニーがいないなら、襲われる心配はないですし......」
レンドも意図を理解したようでうなづいている。
俺たちはルードランドの王宮に向かった。
「お久しぶりです! カイトさま!」
満面の笑みでイオリシアは出迎えてくれた。 俺たちはルードランドの王宮に来ていた。 ゼノフォスは話をするため先に帰っていた。
「ああ...... いや、お久しぶりです。 イオリシアさま」
「やめてください。 そんな言い方、今までと同じでお願いします」
悲しそうにイオリシアが言う。
「わかった。 イオリシア、久しぶり」
「久しぶりっす。 イオリシアの姉さん」
「ええ、レンド君も久しぶり」
「ひ、姫様、はじめましてディルセアです」
「あなたがヒュライドさまのお孫さんですね。 カイトさまたちを助けていただいてありがとうございます」
「は、はい」
珍しくディルセアが緊張している。
「それで、先に帰ったゼノフォスから話は聞いているか」
「......はい、まさか宝玉が関係するとは......」
「知っていたのか」
「とてつもない力を持つものだとは父に聞いていました。 まずは父にお会いください」
そう言って王宮を案内してくれた。
謁見の間で俺たちは王と王妃に謁見した。 その隣にはゼノフォスとイオリシアも立つ。
「君がカイトどのか。 イオリシア、ゼノフォスから聞いている。 私はこのルードランドの王、【トレイル】だ。 遅くなったがそなたにはディセンタの野心をくじいてくれて感謝している」
玉座の精悍な顔のトレイル王はそう言い、横に座る王妃は優しく微笑んだ。
「トレイル王、お忙しいところお会いしていただいてありがとうございます。 それで早速でもうしわけありませんが、宝玉のことを詳しくお話いただけますか?」
「うむ、私も先代の王である父から聞いた話だ。 かつて文明が滅んだあと、この地に強いモンスターが現れ、崩壊後生き残った人々を蹂躙した。 その時、我が祖先が人々を率い多大な犠牲を払って、モンスターを討伐した。 そのモンスターが持っていたのが、この宝玉だという」
そういって衛兵に守られた従者が持ってきた小箱を開ける。 そこには透明な黄色い宝玉があった。
「これが始祖の宝玉《ファースト・オーブ》」
「そうだ。 かつての王国にあったとされるが、ヴェルザグに奪われたという。 とはいえ、モンスターが所有するその異様さに、我が一族はこれを封印し守ってきた」
「なるほど...... リゼルダインとガーランドと言うものが、四つの宝玉を狙っています。 この宝玉もお守りいただけますか」
俺は運命の宝玉《フォーチュン・オーブ》を差し出した。
「それが四大宝玉か...... しかし、それを私に預けてもよいのか。 自らの欲のために使うとも限らんぞ」
「......ですね。 ですが、我々が持ち続けるのは他の宝玉を手に入れるときに危険ですし、預ける場所も狙われるかもしれない。 少なくとも国が管理したほうが安全でしょう」
「それだけか?」
「イオリシアとゼノフォスは旅をした仲間です。 イオリシア、ゼノフォスとも自分の命を懸けて行動できるもの。 その両親ならば少なくとも他の国よりは信頼できます」
それを聞いてトレイル王は微笑む。
「ふふっ、そうか。 いつも勝手をして困ってはいたが、二人とも信頼を勝ち得ていたな。 よかろう、それは我が国で預かろう。 それでそなたたちはゼアルードに行くつもりだとか」
「はい、かつてのリサーラ国には宝玉があったらしく、今もゼアルードに宝玉があるかもしれません」
「ふむ、そんな話も、聞いたことがあったな...... 手紙を出した。 向こうにいる者たちを訪ねるがよい、力になってくれるだろう」
「ありがとうございます」
「では、父上、私も同行します」
ゼノフォスがいうと、側近らしき老人が手を上げた。
「なんだ【ブレイロ】大臣」
「ゼノフォスさまを、ゼアルードに向かわせるのはお止めください。 かの方は王家の跡取り、もし何事かあれば王家の存続に関わります、 それに王子は外遊で顔をしられていてもおかしくありません。 暗殺の危険すらあります」
「いや、しかし......」
ゼノフォスは反論しようとするも、言葉を見つけられなかった。
「ゼノフォスはここにいてくれ、それにマスティアのこともあるだろう」
「......そうですね。 私が利用されかけましたし......」
「うむ、そなたにはマスティアへの支援を頼みたい」
そう王から頼まれ無言でうなずいた。
「ならば、私が参りましょう」
イオリシアが手を上げる。
「イオリシアさま...... それは」
ブレイロは止めようとする。
「私はほとんど外遊に出ませんゆえ、顔も知られておりません。 冒険者としての実績もあります。 父上、宝玉を悪用されれば、かつてのような文明の破壊もあり得ます。 何卒同行をお許しくださいませ」
そう、深々と頭を下げた。
「わがままなどいわぬ、そなたが、そこまで言うか...... わかった、カイトどの我が娘を連れていってくれ、役には立とう」
そう王に直々に頼まれ、断れなかった。
「あの国はどうなるんですか......」
レンドが聞いた。
「王が死にグラウニーもいなくなったからな。 知られれば混乱は必死だ。 だからゼノフォスはその前にルードランドに帰り王へ相談に向かった」
「少なくとも前の王よりはましじゃない」
「かもしれないが...... ただ宝玉の行方だ」
「ええ、もう考えられるのはゼアルードしかないですね」
(ファラドの持ち出したものが、何かはわからないが、冒険者だとするなら隠し部屋にあった終焉の宝玉《ヴァラム・オーブ》の可能性が高いな...... ゼアルードのダンジョンならリゼルダインが待ち構えている可能性もあるが」
俺たちはゼアルードに向かうことにした。
「しかし、どうやって向かう。 敵対してるなら、入国もままならないだろう? 転移の指輪は距離も決まっているし、何度も連発できないぞ」
「冒険者としてならはいれるわよ。 あそこにも支部はあるから」
「でも、あのリゼルダインとかいうやつらが来たら厄介です。 あの青い剣はなくなっても、とてつもなく強いことには変わりはない...... 正直剣技じゃかないませんよ」
レンドが自信なさげに言う。
「そうだな。 あのリゼルダインたちの装備から国が絡んでいるかもしれない。
ただこの宝玉はどうする?」
「国の方が安全でしょうね」
ディルセアがそう言った。
(ひとつの国に巨大な力を与えるのは危険だが...... 俺も終焉の宝玉を持っているから、少なくとも二つ持つよりは安全か。 もし裏切られるようなことがあっても、最悪は避けられるはず......)
「......そうだな。 宝玉は預けておこう。 いいかレンド」
「そうっすね。 グラウニーがいないなら、襲われる心配はないですし......」
レンドも意図を理解したようでうなづいている。
俺たちはルードランドの王宮に向かった。
「お久しぶりです! カイトさま!」
満面の笑みでイオリシアは出迎えてくれた。 俺たちはルードランドの王宮に来ていた。 ゼノフォスは話をするため先に帰っていた。
「ああ...... いや、お久しぶりです。 イオリシアさま」
「やめてください。 そんな言い方、今までと同じでお願いします」
悲しそうにイオリシアが言う。
「わかった。 イオリシア、久しぶり」
「久しぶりっす。 イオリシアの姉さん」
「ええ、レンド君も久しぶり」
「ひ、姫様、はじめましてディルセアです」
「あなたがヒュライドさまのお孫さんですね。 カイトさまたちを助けていただいてありがとうございます」
「は、はい」
珍しくディルセアが緊張している。
「それで、先に帰ったゼノフォスから話は聞いているか」
「......はい、まさか宝玉が関係するとは......」
「知っていたのか」
「とてつもない力を持つものだとは父に聞いていました。 まずは父にお会いください」
そう言って王宮を案内してくれた。
謁見の間で俺たちは王と王妃に謁見した。 その隣にはゼノフォスとイオリシアも立つ。
「君がカイトどのか。 イオリシア、ゼノフォスから聞いている。 私はこのルードランドの王、【トレイル】だ。 遅くなったがそなたにはディセンタの野心をくじいてくれて感謝している」
玉座の精悍な顔のトレイル王はそう言い、横に座る王妃は優しく微笑んだ。
「トレイル王、お忙しいところお会いしていただいてありがとうございます。 それで早速でもうしわけありませんが、宝玉のことを詳しくお話いただけますか?」
「うむ、私も先代の王である父から聞いた話だ。 かつて文明が滅んだあと、この地に強いモンスターが現れ、崩壊後生き残った人々を蹂躙した。 その時、我が祖先が人々を率い多大な犠牲を払って、モンスターを討伐した。 そのモンスターが持っていたのが、この宝玉だという」
そういって衛兵に守られた従者が持ってきた小箱を開ける。 そこには透明な黄色い宝玉があった。
「これが始祖の宝玉《ファースト・オーブ》」
「そうだ。 かつての王国にあったとされるが、ヴェルザグに奪われたという。 とはいえ、モンスターが所有するその異様さに、我が一族はこれを封印し守ってきた」
「なるほど...... リゼルダインとガーランドと言うものが、四つの宝玉を狙っています。 この宝玉もお守りいただけますか」
俺は運命の宝玉《フォーチュン・オーブ》を差し出した。
「それが四大宝玉か...... しかし、それを私に預けてもよいのか。 自らの欲のために使うとも限らんぞ」
「......ですね。 ですが、我々が持ち続けるのは他の宝玉を手に入れるときに危険ですし、預ける場所も狙われるかもしれない。 少なくとも国が管理したほうが安全でしょう」
「それだけか?」
「イオリシアとゼノフォスは旅をした仲間です。 イオリシア、ゼノフォスとも自分の命を懸けて行動できるもの。 その両親ならば少なくとも他の国よりは信頼できます」
それを聞いてトレイル王は微笑む。
「ふふっ、そうか。 いつも勝手をして困ってはいたが、二人とも信頼を勝ち得ていたな。 よかろう、それは我が国で預かろう。 それでそなたたちはゼアルードに行くつもりだとか」
「はい、かつてのリサーラ国には宝玉があったらしく、今もゼアルードに宝玉があるかもしれません」
「ふむ、そんな話も、聞いたことがあったな...... 手紙を出した。 向こうにいる者たちを訪ねるがよい、力になってくれるだろう」
「ありがとうございます」
「では、父上、私も同行します」
ゼノフォスがいうと、側近らしき老人が手を上げた。
「なんだ【ブレイロ】大臣」
「ゼノフォスさまを、ゼアルードに向かわせるのはお止めください。 かの方は王家の跡取り、もし何事かあれば王家の存続に関わります、 それに王子は外遊で顔をしられていてもおかしくありません。 暗殺の危険すらあります」
「いや、しかし......」
ゼノフォスは反論しようとするも、言葉を見つけられなかった。
「ゼノフォスはここにいてくれ、それにマスティアのこともあるだろう」
「......そうですね。 私が利用されかけましたし......」
「うむ、そなたにはマスティアへの支援を頼みたい」
そう王から頼まれ無言でうなずいた。
「ならば、私が参りましょう」
イオリシアが手を上げる。
「イオリシアさま...... それは」
ブレイロは止めようとする。
「私はほとんど外遊に出ませんゆえ、顔も知られておりません。 冒険者としての実績もあります。 父上、宝玉を悪用されれば、かつてのような文明の破壊もあり得ます。 何卒同行をお許しくださいませ」
そう、深々と頭を下げた。
「わがままなどいわぬ、そなたが、そこまで言うか...... わかった、カイトどの我が娘を連れていってくれ、役には立とう」
そう王に直々に頼まれ、断れなかった。
10
あなたにおすすめの小説
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生したので、文明レベルを21世紀まで引き上げてみた ~前世の膨大な知識を元手に、貧乏貴族から世界を変える“近代化の父”になります~
夏見ナイ
ファンタジー
過労死したプラントエンジニアの俺が転生したのは、剣と魔法の世界のド貧乏な貴族の三男、リオ。石鹸すらない不衛生な環境、飢える家族と領民……。こんな絶望的な状況、やってられるか! 前世の知識を総動員し、俺は快適な生活とスローライフを目指して領地改革を開始する!
農業革命で食料問題を解決し、衛生革命で疫病を撲滅。石鹸、ガラス、醤油もどきで次々と生活レベルを向上させると、寂れた領地はみるみる豊かになっていった。
逃げてきた伯爵令嬢や森のエルフ、ワケありの元騎士など、頼れる仲間も集まり、順風満帆かと思いきや……その成功が、強欲な隣領や王都の貴族たちの目に留まってしまう。
これは、ただ快適に暮らしたかっただけの男が、やがて“近代化の父”と呼ばれるようになるまでの物語。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる