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ラストエピソード 〜last episode sakura〜
桜の追憶2 後編
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紗希とみやが懸命に桜を追っている時、先を行く桜にはもう一方の甲組と呼ばれた武士たち六人が取り囲んでいた。
「松平桜だな。お前に松平の姓など無用。ここで死んでもらう」
「何者だ?」
「これから死ぬ奴に名乗っても意味ないであろう」
相手が名乗らなくても桜には自分が松平の姓を名乗るのが気に入らない人間である事はすぐに察しが付いた。
「松平家の者か?」
「斬れ!」
桜の問いに誰も答えず武士たちは一斉に刀を抜く。
桜は無意識のうちに後ろに下がっていた。
初めての戦いに気持ちが引いてしまっていたのだ。
相手は六人。
桜は剣を抜いたが、恐怖から身体に震えが来ていた。
脳裏には師匠美村紗希の言葉がよぎっていた。
〔剣の道を行く以上、誰かを助けるために誰かを殺さなければならない場面が出でくる。お前が殿一人を守ろうと思ったら何十人、何百人もの人を斬らねばならなくなるかも知れないんだ。お前にその覚悟はあるか?〕
「うう。。」
「こいつ、怯えているぞ」
「こんなのに六人も必要だったのか?」
松平家の武士たちの嘲笑が飛び交う。
〔人を斬るには覚悟がいる。その覚悟なしに剣を学ぶなら身につけられるのは単なる剣舞だ。この道を歩むからには目の前の敵を斬る以外に先へは進めねえんだ〕
「うわああああ」
絶叫と共に桜は剣を振り下ろす。
突然の桜の絶叫に武士たちは追い詰められて気が触れたのだと思っていた。
「こいつ、恐怖からおかしくなったようだ」
「さっさとやっちまえ」
武士たちが一斉に桜に襲い掛かる。
桜は無我夢中で剣を振るい、無意識のうちに桜流抜刀術を繰り出していた。
「斬らなければ死ぬ。。斬らなければ。。」
紗希との十年は桜の身体の隅々まで染み込むようにその動きと技を体得していた。
「焔乃舞(ほむらのまい)」
「華一閃(はないっせん)」
「真空斬(しんくうざん)」
桜の剣が一閃する事に相手が一人、また一人と斬り倒されていく。
返り血を浴びて真っ赤に染まる腕と胸元。
顔にも返り血が降り掛かる。
その動きの速さ、剣の鋭さは武士たちの想像を遥かに超えていた。
「こんなバカな。。」
たかが十五歳の少女一人に六人も多すぎだとタカを括っていた武士たちは驚愕する。
すでに四人が倒され残るは二人であった。
「はあ。。はあ。。」
激しく肩で息をくる桜。
襲いくる恐怖と涙。
手と身体の震えが止まらず立ち尽くす。
胸が痛い。。ズキズキ痛む。。
「今だ!」
隙ありと残る二人が一斉に桜に襲いかかる。
〔斬れ!斬らなければ死ぬのはお前だ!〕
心の中でそんな声が聞こえたような気がした。
桜は小太刀を抜き放つ。
「銀龍牙(しろがねのりょうが)」
超神速の二刀流による六連撃。
紗希に認められた桜の必殺技であった。
二人の武士たちはそれぞれ袈裟斬りと真っ向斬りで斬られて血飛沫を上げて倒れた。
「はあ。。はあ。。」
汗と涙と返り血で桜の顔はぐしゃぐしゃであった。
この呼吸の激しさ身体を動かしたせいじゃない。
初めて人を斬った恐怖と極度の緊張からくる過呼吸であった。
桜はその場にうずくまり激しく嘔吐した。
身体の震えに手の震えが今だに止まらず、斬った時の手応えがまだ手に残る。
桜は自分を落ち着かせるために大きく深呼吸をした。
そしてようやく震えも収まり少しずつだが、呼吸も楽になってきた。
時間にしたらものの数分の出来事であったが、桜にはとてつもなく長い時間に感じた。
「桜。。」
血に染まった手と倒れている遺体にしばらく放心状態になっていた桜であるが、紗希の声にハッと気がつく。
「紗希さん。。」
紗希の声に桜はようやく自我を取り戻した。
まるで夢のような感覚から現実へと引き戻されたのだ。
桜の目の前にはさっきまで生きていた人間だった肉塊。
六人もの命を殺めた現実が胸に突き刺さる。
「私が昔話した事、覚えているか?誰かを守るためには誰かを斬らなくてはならない。その守る対象が将軍であれば何十、何百人という人をな。
この道を歩むからには目の前の敵を斬る以外に先へは進めねえんだ。その覚悟がなければ、ここで剣を置くがいい。今ならまだ新しい道を選べるだろう」
紗希にそう言われて、桜は血に染まった自分の手と刀を見つめていた。
そこにみやも追いついた。
そして状況を見て全てを察した。
「桜。。これ全てあなたが?」
みやの言葉に桜は返事をする事なくグッと刀を握りしめる。
「私は。。それでも御庭番になります。それ以外の選択肢が私にはありません。じゃなければ私のこれまでの人生はなかったものになってしまう。斬った人の人生を奪った罪はその数の分だけ私に返ってくるでしょうけど、それも覚悟の上です」
「鬼になるか?いや、なれるのか?」
「私は剣を抜いた時には人の心を捨てて鬼となり相手を情け無用で斬ります。それが出来なけれは死ぬのは自分です」
紗希は何も言わずに桜をじっと見つめる。
「いつか剣を置く時が来るでしょう。その時にこの命がまだあれば、その後の人生は殺めた人たちへの供養に捧げたいと思います。もう、泣きません」
涙を拭いて立ち上がる桜の目つきが変わっていたのを紗希は見ていた。
それは昨日までとは違う人を斬った人間の目つきであった。
「戻れない道を歩き始めたか。良かろう。お前の罪は私の罪だ。お前が人を斬った罪とその人たちの恨み辛みは私が半分引き受けてやる。思い切り江戸で暴れて来い。そして上様を守り抜いて見せろ」
「はい!」
〔。。にしても。予想以上だ。初めての実戦でこれだけの相手を全員斬り倒すとは。私はとんでもない剣客を育てたのかも知れないな〕
紗希は剣客としての桜の才能をこの時初めて見た。
〔こいつなら大丈夫。誰がきても上様を守る事が出来るだろう〕
ちょうど一段落した時に宗直の送った山田奉行所の同心たちが到着した。
「遅かったか。。紗希殿、桜殿。無事で何よりだ。後は我々に任せて殿がお呼びだ。和歌山城に向かうがよい」
「わかった、後は頼みます。桜、和歌山城に行こう。っとそのまえに風呂と着替えだな。その姿で殿に会うわけにはいかねえ」
「そうですね。出直しましょう」
「紗希さん、私は源心と長屋に戻ります」
「みや、ありがとうよ。源心にもお疲れ様と伝えてくれ」
その後、和歌山城に着いた紗希と桜は藩主徳川宗直から直接の謝罪を受け、非は襲った家臣たちにあると罪に問わない事を申し伝えられた。
さらに桜には松平の姓を堂々と名乗るが良いと改めて承認したのだ。
⭐︎⭐︎⭐︎
「紀州藩松平家の一部が紗希と桜を襲っただと?」
吉宗にもこの一件は報告されたが、藩主徳川宗直の知らないところで勝手に動いた者たちの謀反とわかり、宗直は監督不行き届きの厳重注意のみでお咎めを受けることはなかった。
しかし吉宗は今回の一件で六人もの相手を倒した桜の実力に驚き、御庭番として起用する事を決めていた。
「久通、松平桜を正式に御庭番として起用する。年が明けて十五歳になったら江戸に来るよう申し伝えよ」
「はっ!」
加納久通はついにこの日が来たのかと感慨深かった。
「あの時、どこの馬の骨ともわからぬなどと言った事を謝らねばならぬな」
⭐︎⭐︎⭐︎
一年後、江戸日本橋。
日本橋の上で桜は辻斬り犯と対峙する。
「何者だ?貴様」
「私は松平桜。将軍家御庭番」
桜は剣を居合い抜きの構えを取る。
ダン!という足音と共に一気に相手との間合いを詰め剣を抜く。
「迅速斬(じんそくざん)」
鞘から超神速で抜かれた刀は瞬きする間もない刹那の速さで一閃される。
松平桜。吉宗配下の御庭番史上最強と言われた剣客。
僅か一年半足らずの活動期間で数々の武功を立て、その名を歴史に刻んだ。
「松平桜だな。お前に松平の姓など無用。ここで死んでもらう」
「何者だ?」
「これから死ぬ奴に名乗っても意味ないであろう」
相手が名乗らなくても桜には自分が松平の姓を名乗るのが気に入らない人間である事はすぐに察しが付いた。
「松平家の者か?」
「斬れ!」
桜の問いに誰も答えず武士たちは一斉に刀を抜く。
桜は無意識のうちに後ろに下がっていた。
初めての戦いに気持ちが引いてしまっていたのだ。
相手は六人。
桜は剣を抜いたが、恐怖から身体に震えが来ていた。
脳裏には師匠美村紗希の言葉がよぎっていた。
〔剣の道を行く以上、誰かを助けるために誰かを殺さなければならない場面が出でくる。お前が殿一人を守ろうと思ったら何十人、何百人もの人を斬らねばならなくなるかも知れないんだ。お前にその覚悟はあるか?〕
「うう。。」
「こいつ、怯えているぞ」
「こんなのに六人も必要だったのか?」
松平家の武士たちの嘲笑が飛び交う。
〔人を斬るには覚悟がいる。その覚悟なしに剣を学ぶなら身につけられるのは単なる剣舞だ。この道を歩むからには目の前の敵を斬る以外に先へは進めねえんだ〕
「うわああああ」
絶叫と共に桜は剣を振り下ろす。
突然の桜の絶叫に武士たちは追い詰められて気が触れたのだと思っていた。
「こいつ、恐怖からおかしくなったようだ」
「さっさとやっちまえ」
武士たちが一斉に桜に襲い掛かる。
桜は無我夢中で剣を振るい、無意識のうちに桜流抜刀術を繰り出していた。
「斬らなければ死ぬ。。斬らなければ。。」
紗希との十年は桜の身体の隅々まで染み込むようにその動きと技を体得していた。
「焔乃舞(ほむらのまい)」
「華一閃(はないっせん)」
「真空斬(しんくうざん)」
桜の剣が一閃する事に相手が一人、また一人と斬り倒されていく。
返り血を浴びて真っ赤に染まる腕と胸元。
顔にも返り血が降り掛かる。
その動きの速さ、剣の鋭さは武士たちの想像を遥かに超えていた。
「こんなバカな。。」
たかが十五歳の少女一人に六人も多すぎだとタカを括っていた武士たちは驚愕する。
すでに四人が倒され残るは二人であった。
「はあ。。はあ。。」
激しく肩で息をくる桜。
襲いくる恐怖と涙。
手と身体の震えが止まらず立ち尽くす。
胸が痛い。。ズキズキ痛む。。
「今だ!」
隙ありと残る二人が一斉に桜に襲いかかる。
〔斬れ!斬らなければ死ぬのはお前だ!〕
心の中でそんな声が聞こえたような気がした。
桜は小太刀を抜き放つ。
「銀龍牙(しろがねのりょうが)」
超神速の二刀流による六連撃。
紗希に認められた桜の必殺技であった。
二人の武士たちはそれぞれ袈裟斬りと真っ向斬りで斬られて血飛沫を上げて倒れた。
「はあ。。はあ。。」
汗と涙と返り血で桜の顔はぐしゃぐしゃであった。
この呼吸の激しさ身体を動かしたせいじゃない。
初めて人を斬った恐怖と極度の緊張からくる過呼吸であった。
桜はその場にうずくまり激しく嘔吐した。
身体の震えに手の震えが今だに止まらず、斬った時の手応えがまだ手に残る。
桜は自分を落ち着かせるために大きく深呼吸をした。
そしてようやく震えも収まり少しずつだが、呼吸も楽になってきた。
時間にしたらものの数分の出来事であったが、桜にはとてつもなく長い時間に感じた。
「桜。。」
血に染まった手と倒れている遺体にしばらく放心状態になっていた桜であるが、紗希の声にハッと気がつく。
「紗希さん。。」
紗希の声に桜はようやく自我を取り戻した。
まるで夢のような感覚から現実へと引き戻されたのだ。
桜の目の前にはさっきまで生きていた人間だった肉塊。
六人もの命を殺めた現実が胸に突き刺さる。
「私が昔話した事、覚えているか?誰かを守るためには誰かを斬らなくてはならない。その守る対象が将軍であれば何十、何百人という人をな。
この道を歩むからには目の前の敵を斬る以外に先へは進めねえんだ。その覚悟がなければ、ここで剣を置くがいい。今ならまだ新しい道を選べるだろう」
紗希にそう言われて、桜は血に染まった自分の手と刀を見つめていた。
そこにみやも追いついた。
そして状況を見て全てを察した。
「桜。。これ全てあなたが?」
みやの言葉に桜は返事をする事なくグッと刀を握りしめる。
「私は。。それでも御庭番になります。それ以外の選択肢が私にはありません。じゃなければ私のこれまでの人生はなかったものになってしまう。斬った人の人生を奪った罪はその数の分だけ私に返ってくるでしょうけど、それも覚悟の上です」
「鬼になるか?いや、なれるのか?」
「私は剣を抜いた時には人の心を捨てて鬼となり相手を情け無用で斬ります。それが出来なけれは死ぬのは自分です」
紗希は何も言わずに桜をじっと見つめる。
「いつか剣を置く時が来るでしょう。その時にこの命がまだあれば、その後の人生は殺めた人たちへの供養に捧げたいと思います。もう、泣きません」
涙を拭いて立ち上がる桜の目つきが変わっていたのを紗希は見ていた。
それは昨日までとは違う人を斬った人間の目つきであった。
「戻れない道を歩き始めたか。良かろう。お前の罪は私の罪だ。お前が人を斬った罪とその人たちの恨み辛みは私が半分引き受けてやる。思い切り江戸で暴れて来い。そして上様を守り抜いて見せろ」
「はい!」
〔。。にしても。予想以上だ。初めての実戦でこれだけの相手を全員斬り倒すとは。私はとんでもない剣客を育てたのかも知れないな〕
紗希は剣客としての桜の才能をこの時初めて見た。
〔こいつなら大丈夫。誰がきても上様を守る事が出来るだろう〕
ちょうど一段落した時に宗直の送った山田奉行所の同心たちが到着した。
「遅かったか。。紗希殿、桜殿。無事で何よりだ。後は我々に任せて殿がお呼びだ。和歌山城に向かうがよい」
「わかった、後は頼みます。桜、和歌山城に行こう。っとそのまえに風呂と着替えだな。その姿で殿に会うわけにはいかねえ」
「そうですね。出直しましょう」
「紗希さん、私は源心と長屋に戻ります」
「みや、ありがとうよ。源心にもお疲れ様と伝えてくれ」
その後、和歌山城に着いた紗希と桜は藩主徳川宗直から直接の謝罪を受け、非は襲った家臣たちにあると罪に問わない事を申し伝えられた。
さらに桜には松平の姓を堂々と名乗るが良いと改めて承認したのだ。
⭐︎⭐︎⭐︎
「紀州藩松平家の一部が紗希と桜を襲っただと?」
吉宗にもこの一件は報告されたが、藩主徳川宗直の知らないところで勝手に動いた者たちの謀反とわかり、宗直は監督不行き届きの厳重注意のみでお咎めを受けることはなかった。
しかし吉宗は今回の一件で六人もの相手を倒した桜の実力に驚き、御庭番として起用する事を決めていた。
「久通、松平桜を正式に御庭番として起用する。年が明けて十五歳になったら江戸に来るよう申し伝えよ」
「はっ!」
加納久通はついにこの日が来たのかと感慨深かった。
「あの時、どこの馬の骨ともわからぬなどと言った事を謝らねばならぬな」
⭐︎⭐︎⭐︎
一年後、江戸日本橋。
日本橋の上で桜は辻斬り犯と対峙する。
「何者だ?貴様」
「私は松平桜。将軍家御庭番」
桜は剣を居合い抜きの構えを取る。
ダン!という足音と共に一気に相手との間合いを詰め剣を抜く。
「迅速斬(じんそくざん)」
鞘から超神速で抜かれた刀は瞬きする間もない刹那の速さで一閃される。
松平桜。吉宗配下の御庭番史上最強と言われた剣客。
僅か一年半足らずの活動期間で数々の武功を立て、その名を歴史に刻んだ。
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