最強魔王の背後霊

のぞ

文字の大きさ
27 / 36
勇者と伝説の島

勇者、研究される。

しおりを挟む


弘太は子供と一緒に山に来た。

「弘太!鬼ごっこしよう!最初は弘太の鬼な!」

<<<< 無色魔法 電光石火 >>>>
そう言うと4人は弘太の返事を聞かず、すごいスピードで走り去っていった。

(今のは、魔法!?)

<どうやら、弘太の使っている魔法と同じ系統のようだな。魔力が足に集中しておる。それもだいぶスムーズにだ。熟練度で言ったら弘太よりだいぶ上だな。>
魔王は嬉しそうに笑いながら、そう言った。

(なんですって!こんな子供たちがですか!?)


<あぁ、そうだ。流石、勇者の伝説が残る島だな。弘太の魔法を強化するヒントが何かあるかもな。>

魔王から、子供たちよりも劣っているといわれて弘太は燃えていた。

(僕も魔法を使います!)

< 黄魔法 雷装 >

弘太はそのまま、4人を探す。
「くそ!どこに行った!」

「弘太さんこっちですよ!」
声のするほうを見ると、木の上には魔法を纏った陸の姿があった。

弘太は、陸の声を聞くと、最高速度で陸のほうに向かうが避けられてしまう。

そのまま、足だけでなく、柔軟に移動をし、両腕も使って木を登ったりしながら縦横無尽に逃げていき、全然追いつけなかった。





結局、途中で魔力も切れて、4人とも捕まえることができずに夕暮れを迎え、4人は家に帰ることになった。

「弘太はまだまだだな!」
健は勝ち誇った顔で弘太に言ってきた。

「でも、弘太さんの魔法はバチバチしてかっこよかったです!」
「・・・。かっこよかった・・・。」
陸たち兄弟がすかさずフォローをする。

「明日こそ、リベンジするから!」
弘太は悔しがりながら4人に言った。

「それなら、晩御飯の時にでもコツを教えてあげますよ!」
愛が、笑顔で語りかけてきた。

「あぁ、お願いしようかな。」

弘太のその言葉に、4人は嬉しそうに笑った。






宿に帰ると、背の高い男の人がこちらに来た。

「君が弘太くんだね!僕はこの宿の主人で、この島では博士って呼ばれているから、君もそう呼んでくれ!」

「はい!博士さんって、勇者について詳しいからそう呼ばれてるんですか?」

そういうと、博士は笑った。
「僕はもともとこの宿の客だったんだけど、彼女とこの島の魅力に引き込まれて住んでいるんだ。この島には勇者についての研究の一環で来たからみんなからは博士って呼ばれているんだ。」
そういうと、博士は座り直した。

「勇者について知りたいんだってね。それじゃあ、僕が15年間の研究で知ったことや考察でいいかな?」

「はい!十分です!お願いします。」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる

家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。 召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。 多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。 しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。 何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

スライム退治専門のさえないおっさんの冒険

守 秀斗
ファンタジー
俺と相棒二人だけの冴えない冒険者パーティー。普段はスライム退治が専門だ。その冴えない日常を語る。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

処理中です...