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獣人国編~中級冒険者試験~
適正にも色々あります。
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ガギィンッ!
ズォオオオッ!
「ひっ!?『シュゥウ…』(リーパー)」
合計20回目ともなる攻撃を弾いたノアは、大分強めの<殺気放出>を発動。
あまりの殺気に、思わずリーパーが悲鳴を漏らすと共に、消していた姿が露見する。
ズズズ…
チンッ!ヒュババッ!
「ひっ『ゾリッ!』!?」ヘタ…
<殺気放出>を発動したまま荒鬼神ノ化身を鞘に収め、直ぐ様腕を振る。
その手には、スキル<無刀幻視>で形作られた半透明の刀が握られていた。
実際は何も持っていないのだが、戦闘経験豊富なノアが<無刀幻視>を発動して一連の動きを行うと、あたかも本当に刀を手にしているかの様に感じただろう。
リーパーは<無刀幻視>で首を両断(実際はしていない)されると、大量の脂汗を噴き出してその場に座り込んでしまった。
シャキィン!
「まだやりますか?」
「…も、もう…(リーパー)」
座り込んだリーパーに対し、ノアは<無刀幻視>では無く荒鬼神ノ化身を抜き、問い掛ける。
″次は本当に首を斬り飛ばすぞ!″という意思表示であるが、その行動にリーパーは声を震わせて降参した。
「そちらは目覚めたみたいですが、『チャキ…』どうですか?」
「…はは、片腕を潰され、奥の手を難無く突破されたんだ、もう敵い様が無い…
それに今更な話だが、【暗殺】行為を防がれた時点で仕事としては失敗だ。
素直に負けを認めるよ。(ジャック)」
と、さっきまで殺る気満々だったジャックは、腕を潰され、数発良いのを入れられた為か、既に戦意喪失していた。
「…で、最後は『暗殺対象』のミゼラさんを屠れば良いのですか?」
「あ、いや、もう【暗殺】の実地試験は終了しましたので、刀はお収め下さい。
と言うかあなたに勝てる気がしませんて。(ミゼラ)」
という訳でこれにて【暗殺】の実地試験は終了となり、ジャックの手当てはヴァンディットにお願いする事に。
残りの適正については翌日の実施となった。
「ふぇえええ~…漸く初日が終わった~…
中級冒険者試験って大変なんだな~…」
「いや、普通はここまで大変じゃないわよ…(ハクア)」
「私達、筆記試験~実地試験とパーティ行動込みで半日位で終わったよ…?(ユカリ)」
「普段の少年の行いだわね。(ポーラ)」
時刻は夜の8時。
【暗殺】実地試験を終えたノアの下にハクアやクロラ達が集まり、昼間の喫茶店に再び訪れていた。
筆記試験はまだしも、その後の実戦試験にてゴワスとゴザルとの戦闘。
そして職員約50人相手に蹂躙を行ったものの、体力的にはまだ余裕のあるノアではあったが、こんな事になると思っていなかった故、妙に気疲れしていた。
「残りは明日って言ってたけど、この街って宿とかあったりするのかな…」
「その辺は大丈夫。
何てったってこの街は『中級冒険者・【適正】試験街テスタ』よ?
色んな適正持ちが研修や試験に勤しむ為にこの街に訪れてるの。(ハクア)」
「この道をまーっすぐ行くと、【経営】持ちの人なんかの研修目的で建てられてる宿群があるからそこに泊まる事が出来るのよ。(ユカリ)」
と、ユカリが指し示したのは、試験会場とは逆方向の通りの奥、街を覆う防壁沿いに幾つも宿が建ち並んでいた。
「なる程、それなら安心ですね。
僕はこれから街を散策しつつ適当に食事済ませて何処かの宿にでも泊まる事にします。」
「それじゃ私達は食料等の買い物を済ませて宿へ向かうわ。(ポーラ)」
「買える時に買っとかないとね。(クロラ)」
(ん?食料を?何処かへ遠出でもするのかな…?)
ともあれ、街に来てから試験と戦闘づくめだったノアは、宿を探しつつ街を散策する事にした。
クンクン…(ん?何だろこの匂い…)
取り敢えずノアは街の奥から漂ってくる何とも言えない香りに誘われ、そちらの方へ歩いていった。
ぶらぶら…
(何と無く甘い香りが漂ってたからお菓子屋でもあるかと思ってこっちに来たけど…
それらしいお店は無いな…)
(『しかもこの匂い、菓子に使う砂糖や蜜とは違うぜ?
何というか、香油みたいな感じだな。』)
(うーん…一先ず元来た通りに戻るかな…)
甘い香りに誘われて街のとある1区画にやってきたノア。
だがその周辺の人通りは疎らで薄暗いし、漂う香りもどこか甘ったるい。
もしかしたらもう閉店したのでは?と思い、踵を返そうとすると、女性から声を掛けられた。
「お兄ーさん、さっきの試験見てたっちゃよ。
すごーく強いとね。(女性)」
「ん?あ、こんばんはぁっ!?」サッ!
後ろから声を掛けられたので振り向きつつ挨拶をしたのだが、女性の姿を見て凄まじい速さで目を逸らした。
何故ならその女性の格好が、下着姿の上に隠すつもりの全く無い薄いレース生地のローブを纏っているだけだったのだ。
ノアは一先ず目を逸らしたまま女性に質問を投げ掛ける。
「あ、あのどうしたんですかその格好…
困ってるのなら、し、職員さん呼んで、来ま「んにゃぁ、安心しぃな。あっち(私)はこれでも適正の試験中っちゃね。
ちょっと待っててね~。(女性)」
シュゥウウ…ポワン。
「ほーら、これで良いっちゃが?(女性)」
「…さ、さっきよりはマシですが、それでもお腹とか太ももとか…(語彙力)」
あられもない格好の女性に気が動転したノアだが、女性は落ち着いた様子でノアに対応する。
少しすると謎の音と共に女性の周りにモヤが掛かると、胸や腰等の危うい箇所をターバン生地で隠した姿に変化した。
それでも引き締まったお腹やスラッとした綺麗な太もも等が露になっている為、ノアにとってはまだまだ刺激が強い。
「え?適正の試験中?
失礼ですがあなたの適正って?」
「あぁ、ごめんごめん。
あっち実は″サキュバス″でぇ、名前はミダレ。
適正は【娼婦】なのよん。よろしくね。」
「し、【娼婦】…」
サキュバス…別名女淫魔。
人間で言う食事に該当するモノを精気によって補う種族。
一応普通の食事も出来るが、効率は精気によるものが良いらしい。
体から常に甘い香りを発し、男を誘惑する。
精気を貰う方法は幾つかあるが、就寝中に夢を操作し、相手が高まった所で頂く。
もしくは直接。(重要)
「そ。【娼婦】。
でもあっち達サキュバスは定期的に精気を摂取せんと、生きていけんちゃね。
せやから人族の考える娼婦と一緒にしたらアカンよ?(ミダレ)」
「は、はぁ…」
(『ふむ、″~ちゃ″とか″~よ″とかの言葉遣い…
案外良いものだな。』)
中に居る鬼神も満更では無い様子である。
「試験中だったのならすみません。僕はここで「なぁお兄ーさん?(ミダレ)」
と、ここでサキュバスのミダレがとんでもない事を言い出した。
「ウチと遊んでいかへん?(ミダレ)」
「ぶふっ!」
ズォオオオッ!
「ひっ!?『シュゥウ…』(リーパー)」
合計20回目ともなる攻撃を弾いたノアは、大分強めの<殺気放出>を発動。
あまりの殺気に、思わずリーパーが悲鳴を漏らすと共に、消していた姿が露見する。
ズズズ…
チンッ!ヒュババッ!
「ひっ『ゾリッ!』!?」ヘタ…
<殺気放出>を発動したまま荒鬼神ノ化身を鞘に収め、直ぐ様腕を振る。
その手には、スキル<無刀幻視>で形作られた半透明の刀が握られていた。
実際は何も持っていないのだが、戦闘経験豊富なノアが<無刀幻視>を発動して一連の動きを行うと、あたかも本当に刀を手にしているかの様に感じただろう。
リーパーは<無刀幻視>で首を両断(実際はしていない)されると、大量の脂汗を噴き出してその場に座り込んでしまった。
シャキィン!
「まだやりますか?」
「…も、もう…(リーパー)」
座り込んだリーパーに対し、ノアは<無刀幻視>では無く荒鬼神ノ化身を抜き、問い掛ける。
″次は本当に首を斬り飛ばすぞ!″という意思表示であるが、その行動にリーパーは声を震わせて降参した。
「そちらは目覚めたみたいですが、『チャキ…』どうですか?」
「…はは、片腕を潰され、奥の手を難無く突破されたんだ、もう敵い様が無い…
それに今更な話だが、【暗殺】行為を防がれた時点で仕事としては失敗だ。
素直に負けを認めるよ。(ジャック)」
と、さっきまで殺る気満々だったジャックは、腕を潰され、数発良いのを入れられた為か、既に戦意喪失していた。
「…で、最後は『暗殺対象』のミゼラさんを屠れば良いのですか?」
「あ、いや、もう【暗殺】の実地試験は終了しましたので、刀はお収め下さい。
と言うかあなたに勝てる気がしませんて。(ミゼラ)」
という訳でこれにて【暗殺】の実地試験は終了となり、ジャックの手当てはヴァンディットにお願いする事に。
残りの適正については翌日の実施となった。
「ふぇえええ~…漸く初日が終わった~…
中級冒険者試験って大変なんだな~…」
「いや、普通はここまで大変じゃないわよ…(ハクア)」
「私達、筆記試験~実地試験とパーティ行動込みで半日位で終わったよ…?(ユカリ)」
「普段の少年の行いだわね。(ポーラ)」
時刻は夜の8時。
【暗殺】実地試験を終えたノアの下にハクアやクロラ達が集まり、昼間の喫茶店に再び訪れていた。
筆記試験はまだしも、その後の実戦試験にてゴワスとゴザルとの戦闘。
そして職員約50人相手に蹂躙を行ったものの、体力的にはまだ余裕のあるノアではあったが、こんな事になると思っていなかった故、妙に気疲れしていた。
「残りは明日って言ってたけど、この街って宿とかあったりするのかな…」
「その辺は大丈夫。
何てったってこの街は『中級冒険者・【適正】試験街テスタ』よ?
色んな適正持ちが研修や試験に勤しむ為にこの街に訪れてるの。(ハクア)」
「この道をまーっすぐ行くと、【経営】持ちの人なんかの研修目的で建てられてる宿群があるからそこに泊まる事が出来るのよ。(ユカリ)」
と、ユカリが指し示したのは、試験会場とは逆方向の通りの奥、街を覆う防壁沿いに幾つも宿が建ち並んでいた。
「なる程、それなら安心ですね。
僕はこれから街を散策しつつ適当に食事済ませて何処かの宿にでも泊まる事にします。」
「それじゃ私達は食料等の買い物を済ませて宿へ向かうわ。(ポーラ)」
「買える時に買っとかないとね。(クロラ)」
(ん?食料を?何処かへ遠出でもするのかな…?)
ともあれ、街に来てから試験と戦闘づくめだったノアは、宿を探しつつ街を散策する事にした。
クンクン…(ん?何だろこの匂い…)
取り敢えずノアは街の奥から漂ってくる何とも言えない香りに誘われ、そちらの方へ歩いていった。
ぶらぶら…
(何と無く甘い香りが漂ってたからお菓子屋でもあるかと思ってこっちに来たけど…
それらしいお店は無いな…)
(『しかもこの匂い、菓子に使う砂糖や蜜とは違うぜ?
何というか、香油みたいな感じだな。』)
(うーん…一先ず元来た通りに戻るかな…)
甘い香りに誘われて街のとある1区画にやってきたノア。
だがその周辺の人通りは疎らで薄暗いし、漂う香りもどこか甘ったるい。
もしかしたらもう閉店したのでは?と思い、踵を返そうとすると、女性から声を掛けられた。
「お兄ーさん、さっきの試験見てたっちゃよ。
すごーく強いとね。(女性)」
「ん?あ、こんばんはぁっ!?」サッ!
後ろから声を掛けられたので振り向きつつ挨拶をしたのだが、女性の姿を見て凄まじい速さで目を逸らした。
何故ならその女性の格好が、下着姿の上に隠すつもりの全く無い薄いレース生地のローブを纏っているだけだったのだ。
ノアは一先ず目を逸らしたまま女性に質問を投げ掛ける。
「あ、あのどうしたんですかその格好…
困ってるのなら、し、職員さん呼んで、来ま「んにゃぁ、安心しぃな。あっち(私)はこれでも適正の試験中っちゃね。
ちょっと待っててね~。(女性)」
シュゥウウ…ポワン。
「ほーら、これで良いっちゃが?(女性)」
「…さ、さっきよりはマシですが、それでもお腹とか太ももとか…(語彙力)」
あられもない格好の女性に気が動転したノアだが、女性は落ち着いた様子でノアに対応する。
少しすると謎の音と共に女性の周りにモヤが掛かると、胸や腰等の危うい箇所をターバン生地で隠した姿に変化した。
それでも引き締まったお腹やスラッとした綺麗な太もも等が露になっている為、ノアにとってはまだまだ刺激が強い。
「え?適正の試験中?
失礼ですがあなたの適正って?」
「あぁ、ごめんごめん。
あっち実は″サキュバス″でぇ、名前はミダレ。
適正は【娼婦】なのよん。よろしくね。」
「し、【娼婦】…」
サキュバス…別名女淫魔。
人間で言う食事に該当するモノを精気によって補う種族。
一応普通の食事も出来るが、効率は精気によるものが良いらしい。
体から常に甘い香りを発し、男を誘惑する。
精気を貰う方法は幾つかあるが、就寝中に夢を操作し、相手が高まった所で頂く。
もしくは直接。(重要)
「そ。【娼婦】。
でもあっち達サキュバスは定期的に精気を摂取せんと、生きていけんちゃね。
せやから人族の考える娼婦と一緒にしたらアカンよ?(ミダレ)」
「は、はぁ…」
(『ふむ、″~ちゃ″とか″~よ″とかの言葉遣い…
案外良いものだな。』)
中に居る鬼神も満更では無い様子である。
「試験中だったのならすみません。僕はここで「なぁお兄ーさん?(ミダレ)」
と、ここでサキュバスのミダレがとんでもない事を言い出した。
「ウチと遊んでいかへん?(ミダレ)」
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