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ヴァリエンテ領・大規模氾濫掃討戦編~街(前哨基地)建設~
大体村とオードゥスとの中間地点
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~村を出て1時間程~
『『『タッタッタッタッタ…』』』
ハッハッハッ…(ブラッツ)
「いやー、嵐の様な村でしたな。(クリストフ)」
「ホントだよ…
僕がいうのもあれだけど、本当に子供は容赦無いよね…」
~容赦無かった子供達~
「ねぇ、ノア兄ちゃんにはもう抱かれたの?」
「み、未遂…(ミダレ)」
「意気地無ぇー。」
「ふぐぅ。」
「プロポーズみたいなモノはされましたか?」
「け、決定的なのは無いっちゃけど、不意打ちみたいなモノは毎日…(ミダレ)」
「「「「「フゥウウウウッ!」」」」」
「止めろーっ!止めてくれぇ! 」
『『『タッタッタッタッタ…』』』
「私の姿を見ても誰1人驚かぬとは、逞しい子達でしたしな。(クリストフ)」
「まぁ村には見た目殆ど熊のマドリックさんも居るし、週2回の戦闘訓練で心身共に鍛えられてるからちょっとした事じゃ動じないよ。」
先にヴァリエンテ領へと向かう様に促されたノアは、クリストフやブラッツと共にアルバラストへと向けて北上。
前日の様なペースだとブラッツが潰れてしまうので、ジョギング程度(常人にはダッシュ)のスピードで走っていた。
なので道中ノアとクリストフは談笑しながら。
ブラッツは
ハフッ、ハフッ。(口に咥えた棒をノアに差し出す。)
「よーし、『タタッ』そら!『バヒュッ!』
取ってこーい!」
ワゥッ!
ノアが投げた棒を取りに行ったりして遊んでいた。
「おや?あの集まりは何でしょう?
祭りか何かでしょうか。(クリストフ)」
「ん?
あぁ、そっかこの時期にやってたのか。
あれはこの辺で年2回催されているバザーだよ。」
「バザー?ほぅ。
それであの賑わいなのですな。(クリストフ)」
駆け足で道を進んでいると、道の真ん中に大きな人だかりがあった。
この辺の事を知らない者からすれば何かの騒ぎかと勘違いしそうだが、ノア曰くこの地域で夏と冬に行われる『バザー』なのだと言う。
普通に買い物するも良し、食を楽しむも良し、旅芸人や主催した村による催し物を楽しむも良しな一種のイベント事である。
往来のど真ん中でこんな事をされては、ここを通り掛かる冒険者や商人の通行の邪魔になるのでは、と思われるかもしれないが、田畑の収穫や、新人冒険者の旅立ちが終わり、一段落ついたこの時期と雪が降り積もる春前の人通りの少ない時季に行うのが毎年の恒例となっている。
とは言え、バザーを知っている者達や商人等で辺りはごった返しているので、そこは道を譲りながら通る様にしている。
王都等で行われるモノと比べれば流石に規模が小さいが、それでも周辺の村々の人達にとっては楽しみにしているイベント事である。
『『『ワイワイ、ガヤガヤ!』』』
ハッハッ…(肩車されるブラッツ)
「すいませーん、通りまーす。」
「通りますぞー。(クリストフ)」
(キノコ?)
((キノコだ…))
(新品種のエリンギかな…?)
(あの赤黒い…狼?何処の種だろ…)
((バター焼き何人分になるかな…))
(キノコ…)
ノア(inブラッツ)とクリストフはバザーで賑わう人だかりの中を進む。
この際影移動をした方が早いんじゃないかと、人だかりに入ってから気付くノアであった。
と
「あー!もしかしてアンタが急遽派遣されてきた【旅芸人】かい?」
「「え?」」
~見世物台の裏手~
「いやいやいやいや!私は大道芸なぞこれっぽっちもやった事ありませんぞ!?(クリストフ)」
「どう見てもその道のモンだろう?
まぁそのキグルミは出落ち感が強ぇけどな。」
「酷っ!(クリストフ)」
人だかりで【旅芸人】クランのリーダーに捕まり、何だかんだ言いくるめられて舞台裏まで連れてこられるクリストフとノア。
「まぁそう言わず、その格好でボケたり転んだりするだけでも盛り上がっから少しの間頼むよ。」
「しかしですな…(クリストフ)」
と渋るクリストフに
「クリストフなら大丈夫だよ。」
「うむむ…ノア殿に言われては…
分かりました。微力ながら尽力致しましょう…(クリストフ)」
『『ズンドコズンドコズンドコドコドコ♪』』
『『『ゴォオオオオオオッ!』』』(燃え盛る炎)
「よぉおおしっ!次1.5メル行きますぞぉっ!!(クリストフ)」
「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!」」」」」」
「凄ぇぞあのエリンギ!」
「燃え盛る棒を3本操りながら無茶な体勢でバーを潜りやがった!」
「次は行けるのか!
殆ど傘と同じ大きさだぞ??」
「何であの短い足であんな低く仰け反れるんだ!?」
「…にしてもあれ本当にキグルミか?
継ぎ目無いし本物のキノコみてぇだ…(本物のキノコです。)」
見世物台に上がったクリストフは、何処から用意したのかは不明だが、木の棒数本とバーを用意し、木の棒に着火した後器用に回してリンボーダンスを開始した。
確かに出落ち感が凄かったがクリストフの実力は本物で、適当に振り回すのでは無く、速度に強弱を付けて観客達の目を楽しませつつ、どうやったら潜れるのか全く理解出来ないまま設定された高さのバーをクリアしていく。
それによって現在観客達は全員熱を帯び、拍手喝采、絶賛の嵐となっていた。
「…本当にどうにかなりましたね…(ヴァンディット)」
「流石つかえるキノコ…逆に何出来ないんだろ…(ラインハード)」
「周りに居る人全員見てますよ…うわぁ、凄…(ミリア)」
「…何かクリストフさんって、何処に行っても困らないっちゃね…
ね、ノア君。…ノア君?(ミダレ)」
「ん?んー。」
クリストフリンボーダンスを離れた所で観覧する一行。
隣に居るノアに話を振るミダレだが、何故か懐かしむ様な目で物思いに耽つつ見世物台を眺めるノアの姿があった。
「ミダレさん、あの見世物台に見覚え無い?」
「え?あっち、ここに来るのは初めてっちゃよ?(ミダレ)」
「ほら、病弱だった僕が両親と一緒にバザー来てた夢があったでしょ?
その夢に出てきたバザーがここなのさ。」
「え!?あの″クロラちゃんと初めて会った時″の夢の!?(ミダレ)」
「「「何何?」」」
「厳密には会って無いよ。
幼かった頃のクロラさんが大食い大会に出てた所を僕が目撃しただけ。
当時は匂いを嗅ぐだけでも吐き気を催してたのに、何故かクロラさんが美味しそうに食事してる所を見たら不思議と食欲が湧いたのさ。」
「あら~良いお話じゃないですか~。
何か運命の様なモノを感じますね~。(ヴァンディット)」
「恩人でもあり運命の人だよ。」
昔見た思い出の光景を噛み締めるかの様にその後も見世物台の方を眺めるノア。
クリストフの出し物は30分程で終わり、その後【旅芸人】のクランリーダーが目を離した隙にその場を後にした。
蛇足だが、今回の件で冬のバザーのハードルが無茶苦茶上がったという。
すいません、下書きのままにしてました。
『『『タッタッタッタッタ…』』』
ハッハッハッ…(ブラッツ)
「いやー、嵐の様な村でしたな。(クリストフ)」
「ホントだよ…
僕がいうのもあれだけど、本当に子供は容赦無いよね…」
~容赦無かった子供達~
「ねぇ、ノア兄ちゃんにはもう抱かれたの?」
「み、未遂…(ミダレ)」
「意気地無ぇー。」
「ふぐぅ。」
「プロポーズみたいなモノはされましたか?」
「け、決定的なのは無いっちゃけど、不意打ちみたいなモノは毎日…(ミダレ)」
「「「「「フゥウウウウッ!」」」」」
「止めろーっ!止めてくれぇ! 」
『『『タッタッタッタッタ…』』』
「私の姿を見ても誰1人驚かぬとは、逞しい子達でしたしな。(クリストフ)」
「まぁ村には見た目殆ど熊のマドリックさんも居るし、週2回の戦闘訓練で心身共に鍛えられてるからちょっとした事じゃ動じないよ。」
先にヴァリエンテ領へと向かう様に促されたノアは、クリストフやブラッツと共にアルバラストへと向けて北上。
前日の様なペースだとブラッツが潰れてしまうので、ジョギング程度(常人にはダッシュ)のスピードで走っていた。
なので道中ノアとクリストフは談笑しながら。
ブラッツは
ハフッ、ハフッ。(口に咥えた棒をノアに差し出す。)
「よーし、『タタッ』そら!『バヒュッ!』
取ってこーい!」
ワゥッ!
ノアが投げた棒を取りに行ったりして遊んでいた。
「おや?あの集まりは何でしょう?
祭りか何かでしょうか。(クリストフ)」
「ん?
あぁ、そっかこの時期にやってたのか。
あれはこの辺で年2回催されているバザーだよ。」
「バザー?ほぅ。
それであの賑わいなのですな。(クリストフ)」
駆け足で道を進んでいると、道の真ん中に大きな人だかりがあった。
この辺の事を知らない者からすれば何かの騒ぎかと勘違いしそうだが、ノア曰くこの地域で夏と冬に行われる『バザー』なのだと言う。
普通に買い物するも良し、食を楽しむも良し、旅芸人や主催した村による催し物を楽しむも良しな一種のイベント事である。
往来のど真ん中でこんな事をされては、ここを通り掛かる冒険者や商人の通行の邪魔になるのでは、と思われるかもしれないが、田畑の収穫や、新人冒険者の旅立ちが終わり、一段落ついたこの時期と雪が降り積もる春前の人通りの少ない時季に行うのが毎年の恒例となっている。
とは言え、バザーを知っている者達や商人等で辺りはごった返しているので、そこは道を譲りながら通る様にしている。
王都等で行われるモノと比べれば流石に規模が小さいが、それでも周辺の村々の人達にとっては楽しみにしているイベント事である。
『『『ワイワイ、ガヤガヤ!』』』
ハッハッ…(肩車されるブラッツ)
「すいませーん、通りまーす。」
「通りますぞー。(クリストフ)」
(キノコ?)
((キノコだ…))
(新品種のエリンギかな…?)
(あの赤黒い…狼?何処の種だろ…)
((バター焼き何人分になるかな…))
(キノコ…)
ノア(inブラッツ)とクリストフはバザーで賑わう人だかりの中を進む。
この際影移動をした方が早いんじゃないかと、人だかりに入ってから気付くノアであった。
と
「あー!もしかしてアンタが急遽派遣されてきた【旅芸人】かい?」
「「え?」」
~見世物台の裏手~
「いやいやいやいや!私は大道芸なぞこれっぽっちもやった事ありませんぞ!?(クリストフ)」
「どう見てもその道のモンだろう?
まぁそのキグルミは出落ち感が強ぇけどな。」
「酷っ!(クリストフ)」
人だかりで【旅芸人】クランのリーダーに捕まり、何だかんだ言いくるめられて舞台裏まで連れてこられるクリストフとノア。
「まぁそう言わず、その格好でボケたり転んだりするだけでも盛り上がっから少しの間頼むよ。」
「しかしですな…(クリストフ)」
と渋るクリストフに
「クリストフなら大丈夫だよ。」
「うむむ…ノア殿に言われては…
分かりました。微力ながら尽力致しましょう…(クリストフ)」
『『ズンドコズンドコズンドコドコドコ♪』』
『『『ゴォオオオオオオッ!』』』(燃え盛る炎)
「よぉおおしっ!次1.5メル行きますぞぉっ!!(クリストフ)」
「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!」」」」」」
「凄ぇぞあのエリンギ!」
「燃え盛る棒を3本操りながら無茶な体勢でバーを潜りやがった!」
「次は行けるのか!
殆ど傘と同じ大きさだぞ??」
「何であの短い足であんな低く仰け反れるんだ!?」
「…にしてもあれ本当にキグルミか?
継ぎ目無いし本物のキノコみてぇだ…(本物のキノコです。)」
見世物台に上がったクリストフは、何処から用意したのかは不明だが、木の棒数本とバーを用意し、木の棒に着火した後器用に回してリンボーダンスを開始した。
確かに出落ち感が凄かったがクリストフの実力は本物で、適当に振り回すのでは無く、速度に強弱を付けて観客達の目を楽しませつつ、どうやったら潜れるのか全く理解出来ないまま設定された高さのバーをクリアしていく。
それによって現在観客達は全員熱を帯び、拍手喝采、絶賛の嵐となっていた。
「…本当にどうにかなりましたね…(ヴァンディット)」
「流石つかえるキノコ…逆に何出来ないんだろ…(ラインハード)」
「周りに居る人全員見てますよ…うわぁ、凄…(ミリア)」
「…何かクリストフさんって、何処に行っても困らないっちゃね…
ね、ノア君。…ノア君?(ミダレ)」
「ん?んー。」
クリストフリンボーダンスを離れた所で観覧する一行。
隣に居るノアに話を振るミダレだが、何故か懐かしむ様な目で物思いに耽つつ見世物台を眺めるノアの姿があった。
「ミダレさん、あの見世物台に見覚え無い?」
「え?あっち、ここに来るのは初めてっちゃよ?(ミダレ)」
「ほら、病弱だった僕が両親と一緒にバザー来てた夢があったでしょ?
その夢に出てきたバザーがここなのさ。」
「え!?あの″クロラちゃんと初めて会った時″の夢の!?(ミダレ)」
「「「何何?」」」
「厳密には会って無いよ。
幼かった頃のクロラさんが大食い大会に出てた所を僕が目撃しただけ。
当時は匂いを嗅ぐだけでも吐き気を催してたのに、何故かクロラさんが美味しそうに食事してる所を見たら不思議と食欲が湧いたのさ。」
「あら~良いお話じゃないですか~。
何か運命の様なモノを感じますね~。(ヴァンディット)」
「恩人でもあり運命の人だよ。」
昔見た思い出の光景を噛み締めるかの様にその後も見世物台の方を眺めるノア。
クリストフの出し物は30分程で終わり、その後【旅芸人】のクランリーダーが目を離した隙にその場を後にした。
蛇足だが、今回の件で冬のバザーのハードルが無茶苦茶上がったという。
すいません、下書きのままにしてました。
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