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ヴァリエンテ領・大規模氾濫掃討戦編~万死一生~
意味:ノアちゃん諸とも
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「繭から鳴動…
もう次のモンスターがお目見えか。
ノアは…まぁまだパラサイトタイタンの相手をしてるわな。
んじゃ次の波は俺が担うとしよう。
アミ、ここ任せるぞ。(レドリック)」
「えぇ良いわよ。(アミスティア)」
ノア、更にグリードの遥か後方に佇むレドリックは広域の感知スキルによって巨大な繭から次なる波の予兆を感知。
食事中のグリードを通して感知スキルで息子のノアの現況を確認したレドリックは、手一杯だと察し自ら動く事にした。
『ゴポ…』(繭から女鏖蜂【産卵期】)
「あれは女鏖蜂…腹部に産卵管があるから【産卵期】か…また面倒なのが出て来たな…
スロット:『バリスタ』。
古城ダンジョンで稼いでいたのが役立つな。(レドリック)」
『『『『ギュォンッ!』』』』(周囲にバリスタ展開)
ゴゴンッ!ゴンッ!ドゴゴンッ!(発射)
鳴動の直後巨大な繭から女鏖蜂【産卵期】の出現を確認し、昔『チャージ』していたバリスタを発射。
それは物凄い速度で突き進み、次々に出現している女鏖蜂【産卵期】を磔にしていくのだった。
ドゴン『グシャッ!』(頭部破壊)
ズドン!ドンッ!『グシャッ!』(頭部木っ端微塵)
ズドドッ!『メキャッ!』(頭部・胴体破壊)
ゥボォオオオ『ゾリンッ!』ズシャッ!(パラサイトタイタン撃破)
『おおお…やっぱ父さんの精密射撃は相変わらず凄いな…』
(『あの距離から完璧に頭部を捉えてっからな…』)
ノアが出現数の半数である11体目のパラサイトタイタンを撃破し終える頃、遥か後方に居るレドリックによる精密射撃で出現中の女鏖蜂【産卵期】が続々と出落ちを食らっている状態であった。
このままいけば今回の波は早々に決着が着くのだが、そう都合良くいかないのが今回の大氾濫。
~第5波主要モンスター~
鎧蜂×100
苦万蜂×300
鬼苦万蜂×100
滅殺蜂球密蜂(メッサツホウキュウミツバチ)×1000
『『『『ブワァアアアアアアア…』』』』(大量の蜂系モンスター噴出)
ドゴゴッ!『グチッ!』ドゴッ!『ギィンッ!』ズドドッ!『ゴギン!』『ゴギギギィンッ!』
「んなっ!?第5波だと!?
まだ第4波の途中だろ!(レドリック)」
巨大な繭から出現中の第4波主要モンスターの隙間を縫う様に第5波モンスターの鎧蜂や苦万蜂が出現。
絶賛出落ち狩り中の女鏖蜂【産卵期】へのバリスタ攻撃が鎧蜂に弾かれ、逸らされ遂に完全に出現を許してしまったのであった。
ガサガサガサガサ…(巨大な繭の陰に隠れる様に移動)
「チッ、護衛の鎧蜂が面倒だが…(レドリック)」
ブゥンッ!(光の弓が出現)
『『ミキミキミキ…』』(レドリックの右腕が力瘤で倍位に膨れ上がる)
ギュィイイイ…『『『『ゴッ!』』』』(弦を引き、超速のバリスタを発射)
~巨大な繭~
『『『ごぉおっ!』』』
ギ『ゴ『ゾリッ!』ドゴォンッ!(鎧蜂を貫通して女鏖蜂【産卵期】に命中)
『『『ブゥウウンッ!』』』(女鏖蜂を護衛する様に密集)
『ドパッ!』ズゴンッ!(鎧蜂を貫通して女鏖蜂【産卵期】に命中)
『ズバァッ!』ドズッ!(鎧蜂を貫通して女鏖蜂【産卵期】に命中)
『ギョリンッ!』ドゴッ!(鎧蜂を貫通して女鏖蜂【産卵期】に命中)
光の弓を出現させて発射したレドリックのバリスタは、先程とは打って変わって鎧蜂に弾かれる事無く貫通。
再び女鏖蜂の脅威となって襲い掛かる。
「ただ『チャージ』した矢だと鎧蜂には弾かれちまうから″自ら引いた″方が良いが、その代わり連射速度が下がっちまうのが痛い所だな…(レドリック)」
レドリックは普段から″矢″の代わりになる物を空間魔法で収納(『チャージ』)しており、戦闘の際にはそれを″通常威力″で発射している。
だが攻撃が通り難い・弾かれる等が起こった場合、自身が発射する事で″本来の威力″で発射する事が出来る。
その代わり、″通常威力″よりも連射力が落ちてしまうのが難点だとか。
ガギガガガギガガッ!(女鏖蜂【産卵期】の咆哮)
『『『ブゥウウンッ!』』』(苦万蜂、鬼苦万蜂飛翔)
「おっと、そりゃ狙ってくるわな。(レドリック)」
先程よりも連射力が落ちた為、無事であった女鏖蜂が口を鳴らして苦万蜂×200、鬼苦万蜂×100をレドリックへと向かわせる。
ここで手を止めて迎撃する事も容易だが、そうなると巨大な繭から出現する後続の女鏖蜂【産卵期】への対処が難しくなる。
『『『ブゥウウンッ!』』』(苦万蜂、鬼苦万蜂との距離約200メル)
「仕方無い、命中精度と連射力は落ちるが継続攻撃可能な『妖精弓子(フェアリー・アーチ)』でも喚んで
『ウォン…ウォン…ヴォン…』(魔力の集束)
…ん?(レドリック)」
作戦を画策するレドリックの後方から魔力の高鳴り、集束を感じ取る。
懐かしい感覚に一瞬何事か気付かなかったレドリックだが、直ぐにその答えがやって来た。
『『『ズンッ!』』』(陥没する地面)
「レド、あの蜂は私に任せて女鏖蜂の方ヨロシク。(アミスティア)」ズシンッ!
「良いのか?
まだ大氾濫始まって間も無い。
いきなりそんな大技使ってたら後が持たないぞ。(レドリック)」
「慣らしよ、慣らし。
最近碌に動けてなかったからね。(アミスティア)」ズシンッ!
レドリックの後方から魔力で形作られた刀身の幅は5メル以上、長さは100メルもあるだろう馬鹿デカい剣『断罪の剣(アポカリプス)』を担いだアミスティアが地面を踏み砕きながら歩いてきた。
『断罪の剣(アポカリプス)』…【殲滅剣士】専用の大技。
自身の持つ刀剣に魔力を籠める事で、魔力で形作った長大な刀身を出現させる。
刀身の幅や長さは自身の魔力量で自由自在に変更可能だが、その分重量は増す。
尚取得の為には相当量のSTR(物理攻撃力)が必要な為、取得している者自体少ない。
ジャキ…ンッ!『『ボゴボゴボゴ…』』(『断罪の剣(アポカリプス)』を水平に保つ&地面に足がめり込む)
「昔ながらのセオリー通りに行きましょう、″タンク兼前衛″の私と″後衛と至近距離″のレドで。(アミスティア)」
「あいよ、仰せのままに。(レドリック)」
『『『ブゥウウンッ!』』』(苦万蜂、鬼苦万蜂との距離約100メル)
<十連斬り><山切斬(ザンセツザン)><真空斬>発動!
「ノアちゃんこれ当たったら死んじゃうからねぇえええええぃっ!!(アミスティア)」
ゴバッ!バババッ!ズババッ!ドバババッ!ズバァッ!
『ねぇそういうのは放つ前に教えてくれるもんじゃないのっ!?(ノアちゃん)』
(『一応放つ前ではあったぞ。』)
怒声にも似たアミスティアの咆哮と共に、全長100メルを超える『断罪の剣(アポカリプス)』の刀身から放たれた超速の<十連斬り>と<真空斬り>にて生じた衝撃波は、目と鼻の先に居る蜂の群れ所か、その後ろに控える巨大な繭やパラサイトタイタン(withノアちゃん)をもぶった斬る巨大な斬撃となって襲い掛かる事になる。
もう次のモンスターがお目見えか。
ノアは…まぁまだパラサイトタイタンの相手をしてるわな。
んじゃ次の波は俺が担うとしよう。
アミ、ここ任せるぞ。(レドリック)」
「えぇ良いわよ。(アミスティア)」
ノア、更にグリードの遥か後方に佇むレドリックは広域の感知スキルによって巨大な繭から次なる波の予兆を感知。
食事中のグリードを通して感知スキルで息子のノアの現況を確認したレドリックは、手一杯だと察し自ら動く事にした。
『ゴポ…』(繭から女鏖蜂【産卵期】)
「あれは女鏖蜂…腹部に産卵管があるから【産卵期】か…また面倒なのが出て来たな…
スロット:『バリスタ』。
古城ダンジョンで稼いでいたのが役立つな。(レドリック)」
『『『『ギュォンッ!』』』』(周囲にバリスタ展開)
ゴゴンッ!ゴンッ!ドゴゴンッ!(発射)
鳴動の直後巨大な繭から女鏖蜂【産卵期】の出現を確認し、昔『チャージ』していたバリスタを発射。
それは物凄い速度で突き進み、次々に出現している女鏖蜂【産卵期】を磔にしていくのだった。
ドゴン『グシャッ!』(頭部破壊)
ズドン!ドンッ!『グシャッ!』(頭部木っ端微塵)
ズドドッ!『メキャッ!』(頭部・胴体破壊)
ゥボォオオオ『ゾリンッ!』ズシャッ!(パラサイトタイタン撃破)
『おおお…やっぱ父さんの精密射撃は相変わらず凄いな…』
(『あの距離から完璧に頭部を捉えてっからな…』)
ノアが出現数の半数である11体目のパラサイトタイタンを撃破し終える頃、遥か後方に居るレドリックによる精密射撃で出現中の女鏖蜂【産卵期】が続々と出落ちを食らっている状態であった。
このままいけば今回の波は早々に決着が着くのだが、そう都合良くいかないのが今回の大氾濫。
~第5波主要モンスター~
鎧蜂×100
苦万蜂×300
鬼苦万蜂×100
滅殺蜂球密蜂(メッサツホウキュウミツバチ)×1000
『『『『ブワァアアアアアアア…』』』』(大量の蜂系モンスター噴出)
ドゴゴッ!『グチッ!』ドゴッ!『ギィンッ!』ズドドッ!『ゴギン!』『ゴギギギィンッ!』
「んなっ!?第5波だと!?
まだ第4波の途中だろ!(レドリック)」
巨大な繭から出現中の第4波主要モンスターの隙間を縫う様に第5波モンスターの鎧蜂や苦万蜂が出現。
絶賛出落ち狩り中の女鏖蜂【産卵期】へのバリスタ攻撃が鎧蜂に弾かれ、逸らされ遂に完全に出現を許してしまったのであった。
ガサガサガサガサ…(巨大な繭の陰に隠れる様に移動)
「チッ、護衛の鎧蜂が面倒だが…(レドリック)」
ブゥンッ!(光の弓が出現)
『『ミキミキミキ…』』(レドリックの右腕が力瘤で倍位に膨れ上がる)
ギュィイイイ…『『『『ゴッ!』』』』(弦を引き、超速のバリスタを発射)
~巨大な繭~
『『『ごぉおっ!』』』
ギ『ゴ『ゾリッ!』ドゴォンッ!(鎧蜂を貫通して女鏖蜂【産卵期】に命中)
『『『ブゥウウンッ!』』』(女鏖蜂を護衛する様に密集)
『ドパッ!』ズゴンッ!(鎧蜂を貫通して女鏖蜂【産卵期】に命中)
『ズバァッ!』ドズッ!(鎧蜂を貫通して女鏖蜂【産卵期】に命中)
『ギョリンッ!』ドゴッ!(鎧蜂を貫通して女鏖蜂【産卵期】に命中)
光の弓を出現させて発射したレドリックのバリスタは、先程とは打って変わって鎧蜂に弾かれる事無く貫通。
再び女鏖蜂の脅威となって襲い掛かる。
「ただ『チャージ』した矢だと鎧蜂には弾かれちまうから″自ら引いた″方が良いが、その代わり連射速度が下がっちまうのが痛い所だな…(レドリック)」
レドリックは普段から″矢″の代わりになる物を空間魔法で収納(『チャージ』)しており、戦闘の際にはそれを″通常威力″で発射している。
だが攻撃が通り難い・弾かれる等が起こった場合、自身が発射する事で″本来の威力″で発射する事が出来る。
その代わり、″通常威力″よりも連射力が落ちてしまうのが難点だとか。
ガギガガガギガガッ!(女鏖蜂【産卵期】の咆哮)
『『『ブゥウウンッ!』』』(苦万蜂、鬼苦万蜂飛翔)
「おっと、そりゃ狙ってくるわな。(レドリック)」
先程よりも連射力が落ちた為、無事であった女鏖蜂が口を鳴らして苦万蜂×200、鬼苦万蜂×100をレドリックへと向かわせる。
ここで手を止めて迎撃する事も容易だが、そうなると巨大な繭から出現する後続の女鏖蜂【産卵期】への対処が難しくなる。
『『『ブゥウウンッ!』』』(苦万蜂、鬼苦万蜂との距離約200メル)
「仕方無い、命中精度と連射力は落ちるが継続攻撃可能な『妖精弓子(フェアリー・アーチ)』でも喚んで
『ウォン…ウォン…ヴォン…』(魔力の集束)
…ん?(レドリック)」
作戦を画策するレドリックの後方から魔力の高鳴り、集束を感じ取る。
懐かしい感覚に一瞬何事か気付かなかったレドリックだが、直ぐにその答えがやって来た。
『『『ズンッ!』』』(陥没する地面)
「レド、あの蜂は私に任せて女鏖蜂の方ヨロシク。(アミスティア)」ズシンッ!
「良いのか?
まだ大氾濫始まって間も無い。
いきなりそんな大技使ってたら後が持たないぞ。(レドリック)」
「慣らしよ、慣らし。
最近碌に動けてなかったからね。(アミスティア)」ズシンッ!
レドリックの後方から魔力で形作られた刀身の幅は5メル以上、長さは100メルもあるだろう馬鹿デカい剣『断罪の剣(アポカリプス)』を担いだアミスティアが地面を踏み砕きながら歩いてきた。
『断罪の剣(アポカリプス)』…【殲滅剣士】専用の大技。
自身の持つ刀剣に魔力を籠める事で、魔力で形作った長大な刀身を出現させる。
刀身の幅や長さは自身の魔力量で自由自在に変更可能だが、その分重量は増す。
尚取得の為には相当量のSTR(物理攻撃力)が必要な為、取得している者自体少ない。
ジャキ…ンッ!『『ボゴボゴボゴ…』』(『断罪の剣(アポカリプス)』を水平に保つ&地面に足がめり込む)
「昔ながらのセオリー通りに行きましょう、″タンク兼前衛″の私と″後衛と至近距離″のレドで。(アミスティア)」
「あいよ、仰せのままに。(レドリック)」
『『『ブゥウウンッ!』』』(苦万蜂、鬼苦万蜂との距離約100メル)
<十連斬り><山切斬(ザンセツザン)><真空斬>発動!
「ノアちゃんこれ当たったら死んじゃうからねぇえええええぃっ!!(アミスティア)」
ゴバッ!バババッ!ズババッ!ドバババッ!ズバァッ!
『ねぇそういうのは放つ前に教えてくれるもんじゃないのっ!?(ノアちゃん)』
(『一応放つ前ではあったぞ。』)
怒声にも似たアミスティアの咆哮と共に、全長100メルを超える『断罪の剣(アポカリプス)』の刀身から放たれた超速の<十連斬り>と<真空斬り>にて生じた衝撃波は、目と鼻の先に居る蜂の群れ所か、その後ろに控える巨大な繭やパラサイトタイタン(withノアちゃん)をもぶった斬る巨大な斬撃となって襲い掛かる事になる。
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(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
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