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メイド長の娘!その名も獅子王奏

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6歳のお誕生日に私はとても大きなお屋敷のメイド見習いとして働き始めました。

内容は、お掃除とお洗濯とお食事など大変だけどやりがいもあって何より大好きなお母さんが一緒だったから、楽しかったんです!

そのお屋敷の奥様もお母さんととっても仲良くて、わたしにも良くしてくれて、たまに着せ替え人形のように私で遊ぶ事もあったけど綺麗なお洋服着れるの楽しかったから、別に苦しくなんてなかったんです!

だから、たまにお勉強させてもらったり、お裁縫習わせていただいたり、
お子さんと(同じくらい)遊ばせてもらったり、

私はあくまでメイド見習だから、そこまで体力なくてよくバテてました。
奥様のお子さんと一緒に
奥様は「女の子は、やっぱいいわねぇ。将来この子ちょうだいよ」

「将来って。庶民の子と貴族の子なんて差がありすぎて将来この子たちが苦労するわよ」

「んもう!そんな事知ってるわよ。ねぇ、梓!」

「なぁに?エミリー」

奥様は、メイド長(お母さん)に耳打ちしました

お母さんは、私を見て一瞬辛い顔をしたけど

「全くあんたは!私の宝物さえ奪っていくのね?」

「大好きなものは全てね、だから梓、仕事が終わったら戻ってきてよね」




次に目覚めた時はお母さんは別のどこかに派遣に出てました。
いつも一緒だったのに、私は   奥様のお顔を拝見して、気がつきました。

「あはは、その顔は気がついちゃった顔だねぇー。私と梓は双子なのさ!梓は私の大切な姉。ずっと近くに置いときたいけれど世間がそれを許さないからねぇ。
だから梓の代わり私の愛情をたくさん奏に受けてもらわなきゃってお話。」

「いっ、いっぱいうけます!頑張ります!」

昔私の母は、庶民の父と恋に落ちメイドとして生活を立ててました。気立てもよく顔立ちも良いためどんどん評判になり


その時姉を探していた妹のもとにも情報が行ったため、今回のことが起きたらしいんです。

因みに獅子王は母の旧制なのです。


でも、私にとってはとっても
幸運です!めっちゃくちゃ幸運です!
だから、この学校にも入学できた。前はお屋敷の中でお勉強していたからなんですけどスカウトとか、興味ないのにめっちゃ来る!
まあ、お断りさせてもらってますけれど。

司書の資格でもとってお屋敷に戻りたいなぁって思ってます。いつか奥様に恩返ししたいし。

奥様のお子さんとも仲良くしてたけど、かーくん元気かな?

奥様の苗字そういえば教えてくれなかったなぁ。

「乙女の秘密よ」とかなんかで、はぐらかされてなぁ。

まあ、入学前に うちの子もその学園の生徒になる予定だから仲良くね とは言われたけど誰が誰だか。




しばらくして友達ができた。3人も。
一人は姫宮財閥のご令嬢 夏樹ちゃん、めっちゃくちゃ、しっかりしてて頼れるお姉さん(同い年)最初の女の子の友達

二人目 なっちゃん(夏樹のこと)と一緒行動してた 桂木総合医院の息子の
桂木圭太くん。 なっちゃんのこと夏樹様呼びしてた。 崇拝してるのかな?

3人目 鬼龍院和也くん、和君と呼んでって初っ端言われて和くんって呼んでる。

雰囲気的になんか、かーくん思い出す。そういえば奥様言ってたな うちの子も入学するて、和くんがかーくんならいいのにな

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