森の王は何を思う？

第1章〜ウルフの成長〜

エジスの戦い〜人間目線〜

三人称視点です。
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冒険者達

「はあ～ダルいぜ」

「文句言わないの！最近、魔物が減ってる理由を探すんでしょ！」

「それにしても俺らじゃなくても良いだろうが」

「まあまあ報酬もたんまりともらえるんですし頑張りましょうや」

　この2人の男と1人の女の冒険者達のパーティーは実力で言えばA級の冒険者達だ。グルミア王国では、1番の冒険者達だと言っても過言ではない。

　今回の依頼はギルドマスターが直々にこのパーティーへ調査の依頼をしたのだった。

　元々、この大森林は浅いところでは弱い魔物しか出ず、初心者にオススメの場所として知られていた。しかし、最近魔物が急激に減った事から、近くに強い魔物が現れたのではないかと警戒して今回の依頼に至ったのだった。

　その時だった、草陰から勢いよく魔物が飛び出してき、女の冒険者が慌てて、守護を発動させた事により、事なきを得たが魔物がC級に相当すると分かり、最大限の警戒をし、男2人が剣と槍で狼を追い詰めていくのだった。

「おい、そっちに行ったぞ」

「わかってますぜ」

「第二位階　水槍」

　男が魔物を追い詰め、女が魔術で仕留めにかかる。長年の経験により、洗練された動きは、徐々に魔物を追い詰めていくのだった。

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戦闘が始まりましたね！
しかも、最初からA級の冒険者3人のパーティーです。普通であれば絶対に勝てない差があるのですがどうなるのでしょうか。