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羞恥プレイなんですかね?
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犯人と疑われ、リーナが兵士二人に連行されると同時に、駆けつけた他の連中も客間を出た。
仮にリーナが犯人でなかった場合に備えて、客間の外には警備が配置された。
真犯人がいたとして、証拠隠滅のために死体に偽装工作や死体消滅させないためにだ。
事件のあった客間には呼吸の音を立てず、白目をむいて横たわる人間の少女が一人、残された。
「グカカッ! うぇ?」
自分のいびきに驚いて目を覚ませば、見慣れぬゴージャスな天井があった。
「あ、そういえば‥‥‥」
転移したんだっけ?
口の端にあたるヒヤリとした空気の感触に違和感がある。
手の甲でそれを拭った。
ヨダレかと思ったのだが、違ったようだ。
「血?」
記憶にある血のイメージよりも、どろっとしていて、匂いをかいだ。
「あぁ~」
昨日の昼に食べたミネストローネか。
手の甲についたミネストローネを拭くものがないかとむくりと身体を起こした。
「いたたたた‥‥‥‥」
背中の痛みに思わず腰を押さえる。
立ち上がってはじめて気がつく。
「あれ?」
眠っていた場所がベッドではなく床であることに。
スプリングの効いた極上のベッドはどうやら私には合わなかったらしい。
家では敷布団だからな。
ベッドから落ちて腰を強く打ちつけたのか、ズキズキと腰が痛む。
腰に持っていった手が離せない。
「ティッシュないかティッシュ」
腰を曲げて老婆のような姿勢をとりながら見まわせばドレッサーのところにティッシュが置いてあるのを見つけた。
「あったあった」
ミネストローネを拭って近くのゴミ箱に捨てた。
たまたま目に入ったドレッサーの大きな鏡を二度見する。
昨日のままだ。
着ているパジャマは転移したときと同じパジャマだった。
そういえば風呂に入ってない。
それを自覚した瞬間、
「かゆいな」
ぼりぼりと後頭部をかく。
ぐうぅうううぅうううう~~~。
切なげにか細くお腹が鳴った。
昨日のドラゴン級の音でなくて安心した。
あれは、恥ずかしいからな。
はやく腹を満たさねば。
客間のドアをバンッと弾くように雑に開ける。
ゴン!
「「ブフッ!」」
「あっごめん」
ドアの前に誰かがいることを想定していなかった。
ドアに打ちつけた鈍い音と声に驚き反射的に謝った。
「だ、大丈夫か?」
ドアの前で頭を抱えて痛みを堪える二人の兵士に問いかけた。
「あぁ‥‥‥‥」
「なんとか、大丈夫だ」
二人の兵士は頭に置いた手を下ろし、顔を上げる。
瞬間、二人と目が合う。
「ん‥‥‥‥‥?」
「えぇ‥‥‥‥‥?」
「‥‥‥‥‥?」
二人がきょとんとした目で首を傾げてくるものだから、つられて首を傾げた。
「あんた、昨日、玉座の間でドラゴンの鳴き声みたいな腹をならしてた女の子か?」
事実だが、あらためてそれを言われると来るものがある。
羞恥心パラメータ、ただいま上昇中です。
いとはづかし。
「そうだけど」
恥ずかしいのを必死に堪え、平静を取り繕い真顔で答える。
「さっき死んでたよな?」
「死んだように寝てたけど、死んでない」
「じゃあ生き返ったのか!?」
「えぇっ!? なんでそんな解釈になるの!?」
「えっ! じゃあ最初から生きてたのか!?」
「生きてたよ! 勝手に殺すなよ! マジで泣くよ!? 新手のいじめなのかよコレ!? なんでそんなことになってんのさ‥‥‥‥」
「それはあんたが────────」
それから、兵士二人にそうなった経緯を聞いた。
昨日、世話をしてくれていたリーナというメイドが朝食のために客間へ入った。
リーナは床に倒れている私を見つけ、叫び声を上げた。
それを聞きつけ、客間に入ってきた皆が驚いた。
人間の少女が白目をむいて、開いた口からは血が流れていたことに。
呼吸の確認をしたリーナは私が呼吸をしていなかったため、死んだと思った。
周囲もリーナの曇った表情を見て、それを悟ったらしい。
リーナが犯人になったのは、昨夜、私の寝言で早とちりして敵と勘違いし、短剣を私に向け、タイミングの悪いことに短剣をしまう前に他のメイドに見られてしまったのだという。
うわあぁ~~~~~~~~~~~~。
またやっちまったよ。
お腹の音に引き続き、第二弾、第三弾と恥ずかしいことを色々やらかしちまったよ。
「──────というわけだよ。ま、あのメイドが正しいこと言ってんのかわかんねーが」
リーナの証言は正しい。
さっきの「客間、殺人事件」に関しては、白目むいてるのはいつものことだし、呼吸止まってんのも日常茶飯事だ。
何でわかるかって?
家には一回り上の兄がいる。
その兄にいつも注意されるのだ。
「おい、あの白目どうにかならないのか? 朝、スゲーびびったんだけど‥‥‥」、「おいっ、また呼吸とまってたぞ。おまえ、睡眠時無呼吸症候群じゃねーのか? いい加減、病院行ってこいよ」
おわかりだろうが、私は兄と一緒に寝ている。
決してブラコンではないし、あちらもシスコンのロリコンではない、決して。
昔は、頻繁に兄の布団に潜り込んで一緒に寝てはいたが、兄離れをしてからは一人で寝ていた。
だが、とある日のことである。
私がリビングで昼寝をしていたら、兄が焦った顔で思い切り身体を揺らしてきた。
何事かと思って聞けば、「白目むいて、呼吸してなかったから死んでんのかと思った」と言われた。
まさに、今回と同じ状況だ。
それからというものの、兄は私の隣で寝るようになった。
呼吸が止まれば、そのたびに身体を揺さぶられて起こされる。
白目になれば、そのたびに身体を揺さぶられて起こされる。
その繰り返し。
だが、起こされたこと自体、あまり覚えていないので睡眠妨害にはならない。
私は将来、兄に介護されて死ぬのかもしれないなと思い兄によくこう言ったものだ。
「お兄ちゃん、将来介護ヨロシク☆」
「それはよろしくしないでほしい‥‥‥‥」
兄が『冗談はやめてくれよ』と顔を引きつらせていたのを、鮮明に覚えている。
一回り下の妹の介護をする気持ちとはどんな心境なのだろうか?
寝言もそうだが、あれも兄に驚かれた。
深夜に布団から私が起き上がったため、その時はトイレにでも行くのだろうと思ったのだそうだ。
しかし次の瞬間、大きく目を見開き、兄の胸ぐらを掴み、こう叫んだそうだ。
「奥歯ガタガタ言わしたろかゴルラアアアアァアァァァァァーーーーーーー」
兄はその瞬間、意識を飛ばしたという。
なんか、ごめんなさい。
一体、なんの夢を見ていたのだろうか?
今回の寝言?の内容はまったく覚えていないが、恐らく昨夜も私がやらかしたのだろう。
「で、今、リーナはどこなんだ?」
「もう陛下に死刑宣告を言い渡された頃だろうよ」
「つーか、もう死んでるかもな」
「はあ!? リーナは犯人じゃねーぞ!?」
「何だって!?」
「じゃあ一体、誰が!?」
「話しは後だ! リーナと陛下のいるところへ案内しろ!」
「わかった! こっちだ!」
兵士二人は走って案内する。
私はその後に続いて走るが、鍛えられているであろう兵士二人には距離を離されていく。
『けいどろ』の泥棒で一度も捕まったことのない私の速さなめんなよ! と意地になって走れば、どうにか追いついた。
あとはこのペースを維持しなければ。
ひえええぇぇぇぇ~~~~~~、広すぎるだろこの城。
大変な時によそ事を考えてしまうのは私の悪い癖だ。
兵士二人が足を止めた。
「着いたぞ! この中だ!」
「ここは───────」
足を止めてそこを見れば、ドラゴンに最初に連れてこられた場所だということに気がついた。
玉座の間のドアが勢いよくバダーンと音を立てて開く。
「勝手に殺すなあああぁああぁあぁぁぁあぁぁぁぁーーーーーーーーー!」
怒号が部屋に響き渡った。
怒号のつもりはなかったが、しっかり伝わるようにと声を張ったらそんな声になってしまったのだ。
勘違いしないでほしい。
決して怒っているわけでもなければ、喧嘩を売っているわけではない。
とにかく必死だったんだ。
だって勘違いで死刑とか胸くそ悪いじゃん?
仮にリーナが犯人でなかった場合に備えて、客間の外には警備が配置された。
真犯人がいたとして、証拠隠滅のために死体に偽装工作や死体消滅させないためにだ。
事件のあった客間には呼吸の音を立てず、白目をむいて横たわる人間の少女が一人、残された。
「グカカッ! うぇ?」
自分のいびきに驚いて目を覚ませば、見慣れぬゴージャスな天井があった。
「あ、そういえば‥‥‥」
転移したんだっけ?
口の端にあたるヒヤリとした空気の感触に違和感がある。
手の甲でそれを拭った。
ヨダレかと思ったのだが、違ったようだ。
「血?」
記憶にある血のイメージよりも、どろっとしていて、匂いをかいだ。
「あぁ~」
昨日の昼に食べたミネストローネか。
手の甲についたミネストローネを拭くものがないかとむくりと身体を起こした。
「いたたたた‥‥‥‥」
背中の痛みに思わず腰を押さえる。
立ち上がってはじめて気がつく。
「あれ?」
眠っていた場所がベッドではなく床であることに。
スプリングの効いた極上のベッドはどうやら私には合わなかったらしい。
家では敷布団だからな。
ベッドから落ちて腰を強く打ちつけたのか、ズキズキと腰が痛む。
腰に持っていった手が離せない。
「ティッシュないかティッシュ」
腰を曲げて老婆のような姿勢をとりながら見まわせばドレッサーのところにティッシュが置いてあるのを見つけた。
「あったあった」
ミネストローネを拭って近くのゴミ箱に捨てた。
たまたま目に入ったドレッサーの大きな鏡を二度見する。
昨日のままだ。
着ているパジャマは転移したときと同じパジャマだった。
そういえば風呂に入ってない。
それを自覚した瞬間、
「かゆいな」
ぼりぼりと後頭部をかく。
ぐうぅうううぅうううう~~~。
切なげにか細くお腹が鳴った。
昨日のドラゴン級の音でなくて安心した。
あれは、恥ずかしいからな。
はやく腹を満たさねば。
客間のドアをバンッと弾くように雑に開ける。
ゴン!
「「ブフッ!」」
「あっごめん」
ドアの前に誰かがいることを想定していなかった。
ドアに打ちつけた鈍い音と声に驚き反射的に謝った。
「だ、大丈夫か?」
ドアの前で頭を抱えて痛みを堪える二人の兵士に問いかけた。
「あぁ‥‥‥‥」
「なんとか、大丈夫だ」
二人の兵士は頭に置いた手を下ろし、顔を上げる。
瞬間、二人と目が合う。
「ん‥‥‥‥‥?」
「えぇ‥‥‥‥‥?」
「‥‥‥‥‥?」
二人がきょとんとした目で首を傾げてくるものだから、つられて首を傾げた。
「あんた、昨日、玉座の間でドラゴンの鳴き声みたいな腹をならしてた女の子か?」
事実だが、あらためてそれを言われると来るものがある。
羞恥心パラメータ、ただいま上昇中です。
いとはづかし。
「そうだけど」
恥ずかしいのを必死に堪え、平静を取り繕い真顔で答える。
「さっき死んでたよな?」
「死んだように寝てたけど、死んでない」
「じゃあ生き返ったのか!?」
「えぇっ!? なんでそんな解釈になるの!?」
「えっ! じゃあ最初から生きてたのか!?」
「生きてたよ! 勝手に殺すなよ! マジで泣くよ!? 新手のいじめなのかよコレ!? なんでそんなことになってんのさ‥‥‥‥」
「それはあんたが────────」
それから、兵士二人にそうなった経緯を聞いた。
昨日、世話をしてくれていたリーナというメイドが朝食のために客間へ入った。
リーナは床に倒れている私を見つけ、叫び声を上げた。
それを聞きつけ、客間に入ってきた皆が驚いた。
人間の少女が白目をむいて、開いた口からは血が流れていたことに。
呼吸の確認をしたリーナは私が呼吸をしていなかったため、死んだと思った。
周囲もリーナの曇った表情を見て、それを悟ったらしい。
リーナが犯人になったのは、昨夜、私の寝言で早とちりして敵と勘違いし、短剣を私に向け、タイミングの悪いことに短剣をしまう前に他のメイドに見られてしまったのだという。
うわあぁ~~~~~~~~~~~~。
またやっちまったよ。
お腹の音に引き続き、第二弾、第三弾と恥ずかしいことを色々やらかしちまったよ。
「──────というわけだよ。ま、あのメイドが正しいこと言ってんのかわかんねーが」
リーナの証言は正しい。
さっきの「客間、殺人事件」に関しては、白目むいてるのはいつものことだし、呼吸止まってんのも日常茶飯事だ。
何でわかるかって?
家には一回り上の兄がいる。
その兄にいつも注意されるのだ。
「おい、あの白目どうにかならないのか? 朝、スゲーびびったんだけど‥‥‥」、「おいっ、また呼吸とまってたぞ。おまえ、睡眠時無呼吸症候群じゃねーのか? いい加減、病院行ってこいよ」
おわかりだろうが、私は兄と一緒に寝ている。
決してブラコンではないし、あちらもシスコンのロリコンではない、決して。
昔は、頻繁に兄の布団に潜り込んで一緒に寝てはいたが、兄離れをしてからは一人で寝ていた。
だが、とある日のことである。
私がリビングで昼寝をしていたら、兄が焦った顔で思い切り身体を揺らしてきた。
何事かと思って聞けば、「白目むいて、呼吸してなかったから死んでんのかと思った」と言われた。
まさに、今回と同じ状況だ。
それからというものの、兄は私の隣で寝るようになった。
呼吸が止まれば、そのたびに身体を揺さぶられて起こされる。
白目になれば、そのたびに身体を揺さぶられて起こされる。
その繰り返し。
だが、起こされたこと自体、あまり覚えていないので睡眠妨害にはならない。
私は将来、兄に介護されて死ぬのかもしれないなと思い兄によくこう言ったものだ。
「お兄ちゃん、将来介護ヨロシク☆」
「それはよろしくしないでほしい‥‥‥‥」
兄が『冗談はやめてくれよ』と顔を引きつらせていたのを、鮮明に覚えている。
一回り下の妹の介護をする気持ちとはどんな心境なのだろうか?
寝言もそうだが、あれも兄に驚かれた。
深夜に布団から私が起き上がったため、その時はトイレにでも行くのだろうと思ったのだそうだ。
しかし次の瞬間、大きく目を見開き、兄の胸ぐらを掴み、こう叫んだそうだ。
「奥歯ガタガタ言わしたろかゴルラアアアアァアァァァァァーーーーーーー」
兄はその瞬間、意識を飛ばしたという。
なんか、ごめんなさい。
一体、なんの夢を見ていたのだろうか?
今回の寝言?の内容はまったく覚えていないが、恐らく昨夜も私がやらかしたのだろう。
「で、今、リーナはどこなんだ?」
「もう陛下に死刑宣告を言い渡された頃だろうよ」
「つーか、もう死んでるかもな」
「はあ!? リーナは犯人じゃねーぞ!?」
「何だって!?」
「じゃあ一体、誰が!?」
「話しは後だ! リーナと陛下のいるところへ案内しろ!」
「わかった! こっちだ!」
兵士二人は走って案内する。
私はその後に続いて走るが、鍛えられているであろう兵士二人には距離を離されていく。
『けいどろ』の泥棒で一度も捕まったことのない私の速さなめんなよ! と意地になって走れば、どうにか追いついた。
あとはこのペースを維持しなければ。
ひえええぇぇぇぇ~~~~~~、広すぎるだろこの城。
大変な時によそ事を考えてしまうのは私の悪い癖だ。
兵士二人が足を止めた。
「着いたぞ! この中だ!」
「ここは───────」
足を止めてそこを見れば、ドラゴンに最初に連れてこられた場所だということに気がついた。
玉座の間のドアが勢いよくバダーンと音を立てて開く。
「勝手に殺すなあああぁああぁあぁぁぁあぁぁぁぁーーーーーーーーー!」
怒号が部屋に響き渡った。
怒号のつもりはなかったが、しっかり伝わるようにと声を張ったらそんな声になってしまったのだ。
勘違いしないでほしい。
決して怒っているわけでもなければ、喧嘩を売っているわけではない。
とにかく必死だったんだ。
だって勘違いで死刑とか胸くそ悪いじゃん?
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