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始まりは異国の風と共に
プロローグ3
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辺りを包み込む光が徐々に落ち着き、視界がクリアになっていく。元々いた廃墟の輪郭が映し出され、元の世界に戻ってきたと理解した。
最初に目に入ったのは調理場で、さっき私が巨大蜘蛛に襲われた場所だった。
そこは先程までの血が散乱していた凄惨な調理場ではなく、閑散として長いこと使われていない、ただの古びた調理場だった。
調理場に足を踏み入れるが、それは床がギシギシと音を立てるだけで何かが襲ってくるような気配は無かった。
……やはり全部夢だったのか、そう思い私は安堵した。しかし、それは一瞬でそれは破られることになる。
調理場の中の物置の影、そこは砕かれて飛び散った床の木片が散乱していた。鋭いものに勢いよく突き刺されたような傷を負った床、そこに空いた穴の中には先程まで私が吸っていたタバコの残骸が落ちていた。
わずかに煙を上げながら、それは原型が分かる程度で木っ端微塵になっていた。
先程の巨大蜘蛛の行動を思い出す。床に空いた穴の位置と巨大蜘蛛が捕食したはずのタバコの位置は、同じ場所だった。
嫌な予感が脳裏によぎった———
バタン!!
「———大丈夫か⁉︎」
「ひぁっ!?」
勢いよく開けられたドア。巨大蜘蛛が戻ってきたのかと思ったが、ドアの前にいたのは息を切らしている秋斗だった。
秋斗は血相を変えた表情で部屋の中に飛び込んできて、私の姿を確認するなり肩をガシッと掴んできた。
「ど、どうしたの」
困惑しながら私は聞くと、秋斗は息切れ切れながら言った。
「お前が集合時間を1時間過ぎても、連絡が一切取れなかったから、心配したんだよ!!」
「1時間…?」
ハッとしたようにスマホを確認する。
画面の砂嵐は消えており、正常に動作するようだった。時間を確認すれば、夜中の1時を回っており不在着信が何十件も来ていた。
みんなからメッセージも来ていて、それを見るとかなり心配させていたことが分かった。
スマホを見て唖然としている私に、秋斗は絞り出すように言う。
「何回電話かけてもさ、繋がらなくて。本当に、ほんとに心配したんだからな」
目を赤くして涙目になりながら、少し震えた声で、しかし力強くそう言った。どれだけ心配してくれたのか、私は多分嬉しかった。
(私の分まで泣いてくれるのか)
ふと、そう思った。
私は涙が枯れている。酷い環境で生活しているうちに涙腺が閉じてしまったのか。
段々感情が麻痺していき、どれが正しい気持ちなのか分からなくなった。あの日、彼女が助けてくれなかったら——
「っ……」
私の胸に、何かが込み上げる。
苦しいような、詰まるような、でも心地いいような何かが。
ギュッと目を閉じて、私はそのなにかを否定する。受け止めていいのか、きっと受け止めるべきでないはずだ。
「勝手にいなくなるなよ、もう」
目の前で涙を流す秋斗は私の頭の後ろに手を回して、自らの胸に抱き寄せた。
これでクールに決めていれば最高だったのに、涙を流して鼻を啜りながらだから台無しだ。
クスッと笑いながらも、私は彼の胸の温かさに体と心を寄せた。
「あっいた…!」
「オイ秋斗、見つけたなら連絡しやがれ!!」
開いた調理場の入り口から龍二とミクが飛び込んでくる。二人とも相当焦っていたようで、龍二なんか上半身裸だった。
汗が月明かりに反射して煌めいている。
「……龍二、服はどうしたの」
「暑いから脱いだ!!」
そう言ってマッスルポーズをキメる龍二の隣で、若干恥ずかしそうに頬を赤らめているミク。
そんな二人をジト目で見ていると、アズサが遅れて駆け込んできた。
「ちょ、いた!!めっちゃ心配したんだから連絡の一つくらいしなさい!!」
髪は乱雑になっており、顔を真っ赤にして部屋に入ってくる。着飾っていた装飾品は所々崩れていて、必死に走り回っていてくれたことが分かった。
ズンズンと歩みを私の方へ進めると、何も言わずに私を抱きしめた。
「あ、アズサ?」
「バカ。また独りでいなくなるのかと思った」
私の耳元でそう言って、ギュッと抱きしめる。肌の温もりは心地よくて、やっと現実に戻ってきたのだと実感した。
数秒抱きしめたあと、アズサはそっと離れた。
みんなの方へと向き返り、パンっと手を叩くとニコッと笑顔を作る。
「なんだかんだあったけど立花が無事でよかった!もう夜も遅いから、撮れた動画は明日集めましょ」
空気を切り替えるためにアズサが言った。実のところ、明日は学校が休みとはいえ、龍二は部活があるし、ミクや秋斗もバイトがある。
もう夜もとっくに更けており、予定がある人は明日も動かなければいけない。明日のことを考えて憂鬱になるが、みんな各々の帰路に着くことだろう。
「りっちゃん、明日みんなに何があったのか教えてね?」
「…わかってる」
可愛らしくふりふりして言うアズサだが、その動きで崩れていた飾り付けがさらに崩れる。
私は何も見なかったことにして目を逸らし、そのまま帰路に着いた。
—————————
その帰り道、みんなと別れた私はアズサと同じ方面で道を歩いていた。
冷たい夜風と鈴虫の鳴声が静寂の間に流れ、私たちの間に奇妙な静寂が訪れる。アズサはそれを容易く破ってくる。
「それで、今日は一体何があったんだい。りっちゃん?」
「今は二人きりだし、ソレやめてくれない?」
「冗談だって」
私の反応を見て、ケタケタと笑うアズサ。
その目はどこか笑ってなくて、学校で見るような、あざとい雰囲気は無かった。外での顔と身内の顔で、アズサは顔をかなり変えているのだ。
彼女曰く「私は誰よりも可愛い。私を超える奴はいない」とのこと。
最初それを真正面から聞いた時は、思わず大爆笑した。
それについてアズサはめっちゃ怒ったが、私はそういう真っ直ぐな気持ちは嫌いじゃなかった。今思えば、それから彼女に興味を持ち始めたのかもしれない。
「はぁー。それで、本当は何があったの?」
そんなことを考えていると、アズサが聞いてきた。今度は普通に、シリアスな感じで。
巨大蜘蛛に襲われて天使と出会ったとは流石に言えないので、答えに悩む。しかし今回は迷惑をかけたので、あまり適当ことは言いたくない。
「あー……、そうだね、転けて頭を打ちました」
「嘘を吐くならもっと騙そうとする努力をして」
とりあえず雑に言ってみたが、当然通用しなかった。
ジト目で見つめてくるアズサに、一つ溜息をつくと本当のことを語る。
「今から訳分かんないこと言うから。調理場で巨大な蜘蛛に襲われて——」
~~~~~~~~~~~~
何とも言わずに私の話を全部聞き終えるアズサ。少しの間考える素振りを見せて、こう言い放った。
「やっぱ頭打った?」
温かい眼差しで優しく言ってきた。心が痛いしめっちゃムカつく。
私は「くっ」と歯を噛み締めて、手が出そうになる拳を抑える。厨二が震える右手を抑えるように。
「今すぐお前を殴りたいけど、嘘は言ってないから」
「はいはい、分かってますよー?」
嘘かほんとか分からない調子でアズサは言う。
そして束の間、二人の間にまた沈黙が流れる。
「ねぇ、立花」
「なに?」
「秋斗のこと、どう思う?」
何とも言わぬ様子で、アズサは語りかけた。
その様子は落ち着いていて、でも憂いがあるようにも見える。
「どうって、友達」
「…そう」
そして二人の間にまた沈黙が訪れる。
月明かりが二人を照らす。季節は夏のおわり、秋にかけて色が紅葉へと変化し始める時期。
舞い落ちる葉に視線を向けて、感傷に浸る。
別れ道に差し掛かり、私たちは別々の帰路につく。別れる際、私はアズサに声をかけた。
「また明日話すけど、邪魔するような形になってごめん」
「ああ、いいよ。きっと仕方のない事情があったんでしょう。……でも」
「でも?」
何かを口にしかけたアズサは口を閉じ、ニコッと笑って見せる。
「なんでもない。また明日ね」
「はいよ」
場を後にするアズサ。最後に見えた笑みは珍しく、少しぎこちのないように見えた。
(気にしすぎか)
そう言って自分の考えを一蹴し、私自身も帰路に着いた。
……その背後の陰で蠢く、凶悪な虫の存在を知る由はない。
最初に目に入ったのは調理場で、さっき私が巨大蜘蛛に襲われた場所だった。
そこは先程までの血が散乱していた凄惨な調理場ではなく、閑散として長いこと使われていない、ただの古びた調理場だった。
調理場に足を踏み入れるが、それは床がギシギシと音を立てるだけで何かが襲ってくるような気配は無かった。
……やはり全部夢だったのか、そう思い私は安堵した。しかし、それは一瞬でそれは破られることになる。
調理場の中の物置の影、そこは砕かれて飛び散った床の木片が散乱していた。鋭いものに勢いよく突き刺されたような傷を負った床、そこに空いた穴の中には先程まで私が吸っていたタバコの残骸が落ちていた。
わずかに煙を上げながら、それは原型が分かる程度で木っ端微塵になっていた。
先程の巨大蜘蛛の行動を思い出す。床に空いた穴の位置と巨大蜘蛛が捕食したはずのタバコの位置は、同じ場所だった。
嫌な予感が脳裏によぎった———
バタン!!
「———大丈夫か⁉︎」
「ひぁっ!?」
勢いよく開けられたドア。巨大蜘蛛が戻ってきたのかと思ったが、ドアの前にいたのは息を切らしている秋斗だった。
秋斗は血相を変えた表情で部屋の中に飛び込んできて、私の姿を確認するなり肩をガシッと掴んできた。
「ど、どうしたの」
困惑しながら私は聞くと、秋斗は息切れ切れながら言った。
「お前が集合時間を1時間過ぎても、連絡が一切取れなかったから、心配したんだよ!!」
「1時間…?」
ハッとしたようにスマホを確認する。
画面の砂嵐は消えており、正常に動作するようだった。時間を確認すれば、夜中の1時を回っており不在着信が何十件も来ていた。
みんなからメッセージも来ていて、それを見るとかなり心配させていたことが分かった。
スマホを見て唖然としている私に、秋斗は絞り出すように言う。
「何回電話かけてもさ、繋がらなくて。本当に、ほんとに心配したんだからな」
目を赤くして涙目になりながら、少し震えた声で、しかし力強くそう言った。どれだけ心配してくれたのか、私は多分嬉しかった。
(私の分まで泣いてくれるのか)
ふと、そう思った。
私は涙が枯れている。酷い環境で生活しているうちに涙腺が閉じてしまったのか。
段々感情が麻痺していき、どれが正しい気持ちなのか分からなくなった。あの日、彼女が助けてくれなかったら——
「っ……」
私の胸に、何かが込み上げる。
苦しいような、詰まるような、でも心地いいような何かが。
ギュッと目を閉じて、私はそのなにかを否定する。受け止めていいのか、きっと受け止めるべきでないはずだ。
「勝手にいなくなるなよ、もう」
目の前で涙を流す秋斗は私の頭の後ろに手を回して、自らの胸に抱き寄せた。
これでクールに決めていれば最高だったのに、涙を流して鼻を啜りながらだから台無しだ。
クスッと笑いながらも、私は彼の胸の温かさに体と心を寄せた。
「あっいた…!」
「オイ秋斗、見つけたなら連絡しやがれ!!」
開いた調理場の入り口から龍二とミクが飛び込んでくる。二人とも相当焦っていたようで、龍二なんか上半身裸だった。
汗が月明かりに反射して煌めいている。
「……龍二、服はどうしたの」
「暑いから脱いだ!!」
そう言ってマッスルポーズをキメる龍二の隣で、若干恥ずかしそうに頬を赤らめているミク。
そんな二人をジト目で見ていると、アズサが遅れて駆け込んできた。
「ちょ、いた!!めっちゃ心配したんだから連絡の一つくらいしなさい!!」
髪は乱雑になっており、顔を真っ赤にして部屋に入ってくる。着飾っていた装飾品は所々崩れていて、必死に走り回っていてくれたことが分かった。
ズンズンと歩みを私の方へ進めると、何も言わずに私を抱きしめた。
「あ、アズサ?」
「バカ。また独りでいなくなるのかと思った」
私の耳元でそう言って、ギュッと抱きしめる。肌の温もりは心地よくて、やっと現実に戻ってきたのだと実感した。
数秒抱きしめたあと、アズサはそっと離れた。
みんなの方へと向き返り、パンっと手を叩くとニコッと笑顔を作る。
「なんだかんだあったけど立花が無事でよかった!もう夜も遅いから、撮れた動画は明日集めましょ」
空気を切り替えるためにアズサが言った。実のところ、明日は学校が休みとはいえ、龍二は部活があるし、ミクや秋斗もバイトがある。
もう夜もとっくに更けており、予定がある人は明日も動かなければいけない。明日のことを考えて憂鬱になるが、みんな各々の帰路に着くことだろう。
「りっちゃん、明日みんなに何があったのか教えてね?」
「…わかってる」
可愛らしくふりふりして言うアズサだが、その動きで崩れていた飾り付けがさらに崩れる。
私は何も見なかったことにして目を逸らし、そのまま帰路に着いた。
—————————
その帰り道、みんなと別れた私はアズサと同じ方面で道を歩いていた。
冷たい夜風と鈴虫の鳴声が静寂の間に流れ、私たちの間に奇妙な静寂が訪れる。アズサはそれを容易く破ってくる。
「それで、今日は一体何があったんだい。りっちゃん?」
「今は二人きりだし、ソレやめてくれない?」
「冗談だって」
私の反応を見て、ケタケタと笑うアズサ。
その目はどこか笑ってなくて、学校で見るような、あざとい雰囲気は無かった。外での顔と身内の顔で、アズサは顔をかなり変えているのだ。
彼女曰く「私は誰よりも可愛い。私を超える奴はいない」とのこと。
最初それを真正面から聞いた時は、思わず大爆笑した。
それについてアズサはめっちゃ怒ったが、私はそういう真っ直ぐな気持ちは嫌いじゃなかった。今思えば、それから彼女に興味を持ち始めたのかもしれない。
「はぁー。それで、本当は何があったの?」
そんなことを考えていると、アズサが聞いてきた。今度は普通に、シリアスな感じで。
巨大蜘蛛に襲われて天使と出会ったとは流石に言えないので、答えに悩む。しかし今回は迷惑をかけたので、あまり適当ことは言いたくない。
「あー……、そうだね、転けて頭を打ちました」
「嘘を吐くならもっと騙そうとする努力をして」
とりあえず雑に言ってみたが、当然通用しなかった。
ジト目で見つめてくるアズサに、一つ溜息をつくと本当のことを語る。
「今から訳分かんないこと言うから。調理場で巨大な蜘蛛に襲われて——」
~~~~~~~~~~~~
何とも言わずに私の話を全部聞き終えるアズサ。少しの間考える素振りを見せて、こう言い放った。
「やっぱ頭打った?」
温かい眼差しで優しく言ってきた。心が痛いしめっちゃムカつく。
私は「くっ」と歯を噛み締めて、手が出そうになる拳を抑える。厨二が震える右手を抑えるように。
「今すぐお前を殴りたいけど、嘘は言ってないから」
「はいはい、分かってますよー?」
嘘かほんとか分からない調子でアズサは言う。
そして束の間、二人の間にまた沈黙が流れる。
「ねぇ、立花」
「なに?」
「秋斗のこと、どう思う?」
何とも言わぬ様子で、アズサは語りかけた。
その様子は落ち着いていて、でも憂いがあるようにも見える。
「どうって、友達」
「…そう」
そして二人の間にまた沈黙が訪れる。
月明かりが二人を照らす。季節は夏のおわり、秋にかけて色が紅葉へと変化し始める時期。
舞い落ちる葉に視線を向けて、感傷に浸る。
別れ道に差し掛かり、私たちは別々の帰路につく。別れる際、私はアズサに声をかけた。
「また明日話すけど、邪魔するような形になってごめん」
「ああ、いいよ。きっと仕方のない事情があったんでしょう。……でも」
「でも?」
何かを口にしかけたアズサは口を閉じ、ニコッと笑って見せる。
「なんでもない。また明日ね」
「はいよ」
場を後にするアズサ。最後に見えた笑みは珍しく、少しぎこちのないように見えた。
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