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期末試験編
32話 小テストですが脈ありでしょうか?
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昼休み、俺達は屋上に集まっていた。
弁当を食べながら、神奈月さんが勉強会の説明を始めた。
「という訳で、勉強会をここにいるみんなでします」
「いやだぁ!!」
全力で拒否をする桔梗。
体を震わせ、俺に抱きついている。
一体何があったんだ?
「......一応勉強会だから、過度な事はしないわ、安心しなさい」
「本当か?」
「本当よ、小テストで赤点を取らなければね」
「小テスト?」
「そう、私と蓮華君と向日葵ちゃんで考えた小テストで50点を赤点として設定するわ」
「私もですか?」
「うん、蓮華君から向日葵ちゃんに勉強を教えてもらったって聞いたし、私達の分のテストを別の内容で作ってくれてもいい?」
「はい!私でよければお手伝いします」
「あの~」
「どうしたの?」
「そのテストで赤点を取るとどうなるんですか?」
「赤点を取ると、黒歴史を公開します」
「それってどういうこと?」
「例えば、これとか」
神奈月さんは、黒いボイスレコーダーをスカートのポケットから取り出した。
桔梗の体が震えだす。
「ちょちょま、まて」
「大丈夫よ、あんたのじゃないから」
「え?」
神奈月さんが、ボイスレコーダーのスイッチを押すと、可愛らしい歌声が聞こえる。
えらいノリノリで、アドリブをきかせている。
すると、紫陽花がものすごい勢いで神奈月さんのボイスレコーダーを奪う。
「ちょっと!ちょっと!なんてもん流してんの、こんな学校で!」
「あれなに?」
「中学の頃、紫陽花がyou tubeに投稿しようとしてた歌」
「なるほど、素晴らしいものを持っているね」
「貴方なら分かってくれると信じてたわ」
神奈月さんと笑顔で握手をする。
「こらそこ!勝手に人の黒歴史で絆深めるんじゃありません!」
「とまぁこんな感じで、赤点取ったら、私は紫陽花の黒歴史、蓮華くんは桔梗の黒歴史を暴露してもらうわ」
2人とも、絶望して目が虚になっている。
「でもまぁそれだけだと、やる気が起きないだろうし、点数が良かった時のご褒美もあるわよ」
2人は、わかりやすく目に活力が戻った。
「ご褒美とは、なんでしょうか?」
「お金がかかるのは無理だけど、これをあげます。」
神奈月さんは、なんでも券と書かれた紙をみんなに見せた。
「小テストで2人で対決して、勝ってなおかつ赤点じゃない人にこれをあげます」
「それは、どういう券なんだ?」
「書いてる通りよ、なんでもしてあげる」
「......なんでも?」
「うん、私と蓮華君でできる範囲でお金がかからない事なら」
「......なるほど、いいね」
「セクハラしそうな目ね、......いいけど」
「何がセクハラしそうな目だ!こら!つーかいいんかい!」
「つまり、あんな事やこんな事も出来るってことか!いいね!」
「こっちも方が、セクハラしそうね」
「文句は無いな、放課後、教室でやるぞ」
2人「はーい!」
放課後、予定通り勉強会が始まった。
桔梗と紫陽花に、並々ならぬやる気を感じる。
そこまでして、やりたい事があるんだ。
なんだろう?ちょっと怖いな。
「絶対に負ける訳には、いかない!覚悟してね桔梗!」
「ふふっふ、中間の順位を忘れたか紫陽花よ、あの圧倒的な大差を」
「確かに、絶望的な差だったが諦める理由にはならない、私は諦めない!」
「精々来るがいい、紫陽花よ」
なんか、バトル漫画みたいな会話だな。
そんな事をしつつ、勉強して3時間程経った。
2人は、集中力が切れに切れまくっていた。
たった3時間で、2人とも真っ白に燃え尽きているかのような顔をしている。
「はい、集中力切れたみたいだし、テストするわよ」
神奈月さんが、プリントを2人に配る。
「楓さん、......蓮華様できましたよ」
「ありがと、じゃあテスト開始」
弁当を食べながら、神奈月さんが勉強会の説明を始めた。
「という訳で、勉強会をここにいるみんなでします」
「いやだぁ!!」
全力で拒否をする桔梗。
体を震わせ、俺に抱きついている。
一体何があったんだ?
「......一応勉強会だから、過度な事はしないわ、安心しなさい」
「本当か?」
「本当よ、小テストで赤点を取らなければね」
「小テスト?」
「そう、私と蓮華君と向日葵ちゃんで考えた小テストで50点を赤点として設定するわ」
「私もですか?」
「うん、蓮華君から向日葵ちゃんに勉強を教えてもらったって聞いたし、私達の分のテストを別の内容で作ってくれてもいい?」
「はい!私でよければお手伝いします」
「あの~」
「どうしたの?」
「そのテストで赤点を取るとどうなるんですか?」
「赤点を取ると、黒歴史を公開します」
「それってどういうこと?」
「例えば、これとか」
神奈月さんは、黒いボイスレコーダーをスカートのポケットから取り出した。
桔梗の体が震えだす。
「ちょちょま、まて」
「大丈夫よ、あんたのじゃないから」
「え?」
神奈月さんが、ボイスレコーダーのスイッチを押すと、可愛らしい歌声が聞こえる。
えらいノリノリで、アドリブをきかせている。
すると、紫陽花がものすごい勢いで神奈月さんのボイスレコーダーを奪う。
「ちょっと!ちょっと!なんてもん流してんの、こんな学校で!」
「あれなに?」
「中学の頃、紫陽花がyou tubeに投稿しようとしてた歌」
「なるほど、素晴らしいものを持っているね」
「貴方なら分かってくれると信じてたわ」
神奈月さんと笑顔で握手をする。
「こらそこ!勝手に人の黒歴史で絆深めるんじゃありません!」
「とまぁこんな感じで、赤点取ったら、私は紫陽花の黒歴史、蓮華くんは桔梗の黒歴史を暴露してもらうわ」
2人とも、絶望して目が虚になっている。
「でもまぁそれだけだと、やる気が起きないだろうし、点数が良かった時のご褒美もあるわよ」
2人は、わかりやすく目に活力が戻った。
「ご褒美とは、なんでしょうか?」
「お金がかかるのは無理だけど、これをあげます。」
神奈月さんは、なんでも券と書かれた紙をみんなに見せた。
「小テストで2人で対決して、勝ってなおかつ赤点じゃない人にこれをあげます」
「それは、どういう券なんだ?」
「書いてる通りよ、なんでもしてあげる」
「......なんでも?」
「うん、私と蓮華君でできる範囲でお金がかからない事なら」
「......なるほど、いいね」
「セクハラしそうな目ね、......いいけど」
「何がセクハラしそうな目だ!こら!つーかいいんかい!」
「つまり、あんな事やこんな事も出来るってことか!いいね!」
「こっちも方が、セクハラしそうね」
「文句は無いな、放課後、教室でやるぞ」
2人「はーい!」
放課後、予定通り勉強会が始まった。
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そこまでして、やりたい事があるんだ。
なんだろう?ちょっと怖いな。
「絶対に負ける訳には、いかない!覚悟してね桔梗!」
「ふふっふ、中間の順位を忘れたか紫陽花よ、あの圧倒的な大差を」
「確かに、絶望的な差だったが諦める理由にはならない、私は諦めない!」
「精々来るがいい、紫陽花よ」
なんか、バトル漫画みたいな会話だな。
そんな事をしつつ、勉強して3時間程経った。
2人は、集中力が切れに切れまくっていた。
たった3時間で、2人とも真っ白に燃え尽きているかのような顔をしている。
「はい、集中力切れたみたいだし、テストするわよ」
神奈月さんが、プリントを2人に配る。
「楓さん、......蓮華様できましたよ」
「ありがと、じゃあテスト開始」
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