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第54話 たまきとの別れ
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「佑介。私達、別れましょ。いえ、別れてあげる。」
そうたまきに言われたのはクリスマス直前の日曜日のデートであった。
明日香と亜紀がマンションに来た夜の後。佑介はたまきと平凡な生活で少しずつ彼女との思い出を積み重ねていた。そしてデートも重ねた。今後はこの女性と生きていくんだと決心したところ、デートで行った臨海公園の桟橋でそうたまきが言ったのである。
「え?たまき。いきなりどうしたの?僕、変な事しちゃった?ごめんさい、」
「そうよ、あなたが悪いの。私とデートしてるのにあなたの心は私のところに無いわ。他の・・・そう・・・二人のところにあなたの心はあるわ。」
「そんなことは無いよ。たしかに上の空だったのは認めるけど・・・。」
「うふふ、年上女性の女の感を舐めない事ね。あなたは12月初めからずーとあの2人に心を奪われているわ。本当にめっよ。」
「ううう・・・・・ごめんなさい・・・・・。」
「はあ~。やっぱり無理だったか・・・最初はあの2人に勝ったと思ったのに。悔しいわー。」
「悔しいからこれからしばらくは寝る前にあなたのこと考えながら泣いてやる!うふふ。」
「ごめんんさい・・・・。」
「だけど、私は佑介の事心配なの。あの2人に佑介がされたこと、あれは許せないわ。あんな餓死寸前までなったこと忘れないわよ。」
「たまき。あの時、助けてくれてありがとう。本当に命の恩人だ。そして、あんなにおかしくなった僕の心を癒してくれてありがとう。僕はその・・・どうお返しすればいいか分からないんだ。」
「ふふふ。そしたら二つお願いがあるの。一つはあの二人の連絡先を教えて。あの時、なにがあったかあの2人に説教するわ。」
「そ。それは・・・」
「あら?叶てくれないの?二つ目も無理かしら・・・私達は恋人としては今日でおわりだけど・・・友人になりたいの。そして友人としてあの2人には話しときたいの。」
「あああ。本当にたまき。君はいい人だ。僕になんかにはもったいないよ。うん・・・たまきが僕を許してくれるなら・・・友達になってください。」
「はい、友達になりましょう。うふふ」
そして、佑介の恋は終わったのであった。
「たまきさん・・・今日、あんなことになったのに普通に電話してくるんだね・・・。」
「え?友人になったじゃない。友人だから電話するわよ。」
「うっ。本当にごめんね・・・たまきさん。」
「うふふ。それでね、あの2人にはよく聞かせたから。途中から泣き崩れちゃったけど・・・。」
「え?もしかして、二人に会ったの?。」
「ええ、あなたと別れてすぐに連絡したら喫茶店で会いましょうってなってね。さっき、戻ってきたところよ。」
「はい?え?もう二人と接触するなんて・・・。」
「失恋した私にはきつかったわ!今度、なにか美味しい物おごってね。もちろん、彼女達と一緒にね。」
「本当に申し訳ないです。文字通り好きなものを奢ります。なんだったらシェフを呼びますから・・・。」
「うふふ。なにそれ。まあ期待しとくわ。じゃ、今日はその報告だったから。おやすみ。」
そうたまきに言われたのはクリスマス直前の日曜日のデートであった。
明日香と亜紀がマンションに来た夜の後。佑介はたまきと平凡な生活で少しずつ彼女との思い出を積み重ねていた。そしてデートも重ねた。今後はこの女性と生きていくんだと決心したところ、デートで行った臨海公園の桟橋でそうたまきが言ったのである。
「え?たまき。いきなりどうしたの?僕、変な事しちゃった?ごめんさい、」
「そうよ、あなたが悪いの。私とデートしてるのにあなたの心は私のところに無いわ。他の・・・そう・・・二人のところにあなたの心はあるわ。」
「そんなことは無いよ。たしかに上の空だったのは認めるけど・・・。」
「うふふ、年上女性の女の感を舐めない事ね。あなたは12月初めからずーとあの2人に心を奪われているわ。本当にめっよ。」
「ううう・・・・・ごめんなさい・・・・・。」
「はあ~。やっぱり無理だったか・・・最初はあの2人に勝ったと思ったのに。悔しいわー。」
「悔しいからこれからしばらくは寝る前にあなたのこと考えながら泣いてやる!うふふ。」
「ごめんんさい・・・・。」
「だけど、私は佑介の事心配なの。あの2人に佑介がされたこと、あれは許せないわ。あんな餓死寸前までなったこと忘れないわよ。」
「たまき。あの時、助けてくれてありがとう。本当に命の恩人だ。そして、あんなにおかしくなった僕の心を癒してくれてありがとう。僕はその・・・どうお返しすればいいか分からないんだ。」
「ふふふ。そしたら二つお願いがあるの。一つはあの二人の連絡先を教えて。あの時、なにがあったかあの2人に説教するわ。」
「そ。それは・・・」
「あら?叶てくれないの?二つ目も無理かしら・・・私達は恋人としては今日でおわりだけど・・・友人になりたいの。そして友人としてあの2人には話しときたいの。」
「あああ。本当にたまき。君はいい人だ。僕になんかにはもったいないよ。うん・・・たまきが僕を許してくれるなら・・・友達になってください。」
「はい、友達になりましょう。うふふ」
そして、佑介の恋は終わったのであった。
「たまきさん・・・今日、あんなことになったのに普通に電話してくるんだね・・・。」
「え?友人になったじゃない。友人だから電話するわよ。」
「うっ。本当にごめんね・・・たまきさん。」
「うふふ。それでね、あの2人にはよく聞かせたから。途中から泣き崩れちゃったけど・・・。」
「え?もしかして、二人に会ったの?。」
「ええ、あなたと別れてすぐに連絡したら喫茶店で会いましょうってなってね。さっき、戻ってきたところよ。」
「はい?え?もう二人と接触するなんて・・・。」
「失恋した私にはきつかったわ!今度、なにか美味しい物おごってね。もちろん、彼女達と一緒にね。」
「本当に申し訳ないです。文字通り好きなものを奢ります。なんだったらシェフを呼びますから・・・。」
「うふふ。なにそれ。まあ期待しとくわ。じゃ、今日はその報告だったから。おやすみ。」
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