檻から抜け出せない

かえねこ

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8 輪姦

 今回と次回は地雷まみれなので、NGな方は跳ばしてください。
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「ぅ・・・は、ぁ・・・あっ、あん」
 もう何人目になるか判らない男のモノで正輝は穿たれていた。
 両手両足を縛られて頭上の鉄の棒に繋がれている。
 でんぐり返しのような状態で、上から男に貫かれている。

「ハッ、ハッ、・・・うぅっ!」
「あぁぁぁっ」
 男の熱い迸りを受けて、正輝の中襞がうねりをあげ、キュウキュウと男を絞り上げた。

「こいつは、すげぇ・・・。会長さんが囲いたくなるの分るよな」
 正輝の中に欲望を吐き出した男が、上気した声を上げた。

「次は俺の番だろ、早くどけよ」
 いつまでも正輝から離れようとしない男に焦れ、別の男が押しのけた。
 次の男が正輝の後孔に一物を押し込むと、グシュッと卑猥な音が漏れる。

「んあぁぁぁ・・・」
 男を迎え入れただけで達ってしまった。
 感じたくはないのに、男を咥えるたびに中の襞が男に吸い付くのが判る。

「もう中グジョグジョじゃねぇか。何人ここで貪ったんだよ」
 正輝の中を掻き回しながら、男が嘲る。

「俺たちも交代してるしな、一回で終わってないだろうからかなり咥えこんでんじゃねぇか?」
 カメラを回している男が投げやりに言う。
 男たちは交代しながら正輝を輪姦し、その様をずっと撮影していた。


「ちょっと緩くなってきたみたいだしよ、アレ入れとくか」
「ああ、これ。前のやつらも使ったみたいだな。どうせ最後は殺るつもりなんだろ? 壊れても構わないって言ってたし」
 先に正輝から離れていた男が部屋の隅のテーブルに置いてあったグラスを取り上げ、中の液体を針のない注射器で吸い取った。
 それを正輝を犯している最中の男に渡す。

「んじゃあ、刑事デカさんよ。もっと楽しもうな」
 男は自身を抜き出したばかりの正輝のソコに注射器を挿し込んだ。

 それがヤクだということは解っていたが、抵抗するすべのない正輝はぼんやりとそれを眺めるしかなかった。




 -------

 話は半日ほど遡る。



「おい、起きろ」
 ペシペシと頬を叩かれて、正輝は目を覚ました。

 目の前には見知らぬ男・・・。

 ・・・なんだ・・・?

 自分の置かれている状況が呑み込めない。

 正輝はゆっくりと周りを見渡し、ここが海棠に囚われていた部屋ではないことに気づく。

 部屋の中には撮影機材らしきものが置いてあり、窓はない。
 周りを取り囲んでいる男たちは五人くらいか。

 正輝自身はマットの上に寝かされ、両手を縛られて頭上の鉄の棒に繋がれている。
 両足は拘束されてはいないが、足枷が残っており、その先の鎖が途中で焼き切られている。

「霧島さんよ。あんたのおかげでうちの組は危機的状況に陥ってんだよ」

「・・・あんたら、沢渡組か?」

「そうだよ。てめぇのせいでここしばらくのヤクの取引は全部おじゃんだ。うちの金蔓なのによ。
 おまけに、黄龍会に目をつけられちまった」
「うちの組長がお冠でな。てめぇを見つけて、ボコらなきゃ腹が収まらねぇって探し回ってたんだがよ。
 まさか黄龍会の会長さん自ら囲ってたとはな」
「初めは単なる噂かと思ってたんだが・・・随分と会長に可愛がられてるみたいだな」

 素っ裸に剥かれた正輝の裸体のあちこちに鬱血痕が散らばっているのを見て、男は嘲るような視線を向けてきた。

「身内のシマを荒らしたデカを簀巻きにせずに飼うなんざ、会長もヤキがまわったもんだ」


「組長からの命令でな。あんたを輪姦まわした映像を会長さんに送れってさ」
 この状況からみて危機感はあったが、男たちの口から出た言葉に正輝は青ざめる。

「そんなことをしたら、あんたらも致命的なんじゃないのか?」
 黄龍会の会長のもとから拉致した正輝を輪姦したとなれば、面目を潰された海棠が黙ってはいないだろう。


「既に黄龍会に沢渡組の居場所はねぇんだよ。だから、腹いせにあんたを滅茶苦茶にして会長に意趣返ししたいんだとさ」
「組長、今の会長に代替わりしてからヤクを禁止されて不満だらけでしたからね。
 おまけに組をコケにした刑事を囲ってたんだから」
 兄貴分らしい男の言葉に、格下らしい若い男が追従する。

「こんなことしたところで、海棠への意趣返しにもならないだろう? あいつにとっちゃ、俺は単なる玩具だろうさ」

「んなこたぁ、組長も解ってるさ。誰も会長が本気であんたに入れ込んでるとは思っちゃいない。所詮は住む世界が違う天敵同士だからな。
 だが、自分の手元に置いていた玩具おもちゃが他人に横取りされて壊されたとなっちゃぁ、面白くねぇだろ?」

「さあ、グダグダ余計なお喋りは止めて、準備しようぜ」

 若いチンピラ風の男二人が正輝に近づくと、正輝の足を抱え上げた。
「おい、やめろっ!」
 正輝は足をじたばたさせて抵抗するが、それぞれ片足を押さえつけられて身動き取れなくされる。
「暴れられても面倒だ。足も繋いどけ」
 両足首を開いたまま頭上の鉄の棒に縛り付けられ、でんぐり返しのような格好にされた。

「いい格好だな。刑事デカさんよ」
 はしたない恰好をさらけ出されて、正輝は羞恥に顔を染めた。

「黄龍会の会長さんに可愛がられてるなら、あまり慣らす必要はないか」
 男はおもむろに後孔に指を突っ込んできた。

「うっ!」
 流石にローションもなしに指を入れられて、引き攣った痛みに思わず呻き声が漏れた。
「や・・・めろっ!」
 最悪だ。捕まったらリンチされて最悪殺されるかも…とは予測していたが、輪姦されるのは想定外だ。
 しかも、四肢を拘束されていては逃げることも出来ない。

「んー、やっぱりそのままじゃ滑りが悪そうだな。ローション使うか。こっちも痛いのは嫌だしな」
「『ノンケ殺し』でも使うか? ヒイヒイ喜ぶぜ」
「いや、既に会長にこんだけ可愛がられてんだったら意味ないだろ。それよりアレ使え」
「ああ、アレか」

 男たちは水を入れたコップに白い粉末を溶かし、針のない注射器で吸い上げた。
 それを見た正輝は顔面蒼白になる。

「ま・・・さか」
「そうさ、あんたが追っかけてたヤクだよ。これをここに入れたら、天国が見られるぜ」
 そう言って男は剥き出しの正輝の後蕾に注射器の先を差し込んだ。

「や、めっ! それは・・・」
 正輝はなすすべもなく、ヤクが己の中に流し込まれるのを絶望的な顔でみつめた。

 薬物中毒で死んだ親友の青白く痩せた死に顔が目に浮かんだ。



 直腸に直接流し込まれた液体を男の指で襞に塗り込められるうちに、ジンジンとそこが熱を持ち出した。
「効いてきたみたいだな。ヒクヒクしてる」

「くそったれ! どいつもこいつも、変態だらけかよ」
 かぁっと赤くなりながら、正輝は怒鳴った。

「フン。黄龍会の会長さんに可愛がられてるあんたはどうなんだ?」
「好きで犯られてねーよ」
「俺たちも本当は女のほうがいいんだがな、組長がてめぇをグチョグチョに犯して壊れてるところを撮影して会長さんに送れってさ」

「黄龍会の会長さんに可愛がられたケツを、俺たちも可愛がってやるよ」
 そう言って男は一物を取り出すと、正輝の後孔に宛がった。

「よ、せっ!」
 正輝は身体を捩って逃れようとしたが、複数の男に抑えられて動けず、一気に貫かれた。
「ぐぁぁ・・・」
 男を受け入れるのは初めてではないとはいえ、圧迫感と異物感は拭えない。

「す…げぇ、吸い付いてくる」
 男は興奮を滲ませながら腰をグラインドさせると、あっさりと中に吐き出した。

「お前、早すぎないか」
「いや、こいつの中すげぇって。会長さんが囲ってたっていうのも解る気がする」
「そんなにいいのか? よし、次は俺だ」
 最初の男を押しのけるようにして、別の男が正輝にのしかかった。

 さっきの男より小ぶりのものはスムーズに正輝の中に飲み込まれていった。
 最初の直截な動きをした男とは違い、ゆっくりと廻すように入ってきた男が、的確に前立腺を掠めた。

「んん・・・ぁっ」  
「おっ、ここか。すげぇな……女にしゃぶられてるみたいだ」
「ふっ・・・あっ」
 海棠によって開発されたそこは、正輝の意思を無視して男に纏わりつき、絞るように収縮する。

「正直、男は趣味じゃなかったんだがよ……こいつは病みつきになるな」
 そう言いつつ男は激しく腰を打ち付けてきた。
 ただでさえ敏感な粘膜にヤクを直接吸収させられて、そこを男の剛直で擦られたら堪ったものではない。
「はっ、アッ・・・ぁっ・・・あぁっ!」
 上から強く男根を押し込まれ、奥に激しく打ち付けられた瞬間、正輝は達ってしまった。

 正輝が達った瞬間にキュウキュウと締め付けられた男も、我慢できずに欲望を吐き出した。
「ふぅぅ・・・すげえ、持っていかれちまった」


 ち・・・くしょう!
 こんな連中に犯されて、イかされるなんて。
 男に掘られて感じたくはないが、身体は勝手に熱を孕んで快楽を貪ろうとする。
 そんな自分自身に嫌悪を抱くが、どうしようもなかった。


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