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《オペレーション・ゴルディアス》 XⅤ : 《オペレーション・オロチ》 2
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何もかもが分からない中で、私の知らない作戦が起動している。
参謀本部の誰もが混乱していた。
参謀本部に続く部屋で忙しく指示を出していたレンカが入って来た。
レンカも《オペレーション・オロチ》の発動を聞いたのだろう。
短い距離なのだが、体力の無いレンカは息を切らしている。
「《ウラノス》、《オペレーション・オロチ》とは何だ? 我々は知らないぞ!」
《《オペレーション・オロチ》はタイガーが準備していた極秘作戦です。全世界で《ニルヴァーナ》の同時攻撃が始まった時点で発動することになっています。この作戦の発動にタイガーの承認は必要ありません》
「なんだと!」
ようやく落ち着いたレンカが説明した。
「武神」や極秘の最高機密に通じているレンカは知っていたようだ。
「《オペレーション・オロチ》は、世界中に配置している50億のデュールゲリエたちを総動員する迎撃作戦です。《ディラック・クラウド》への「オロチ・ストーム」を開始します」
「50億だと!」
デュールゲリエが2億体いることは知っている。
各地の都市や「虎」の軍の基地にも駐留させているが、それがいつ50億体にもなったのだ!
「重慶に石神様が建設された生産工場で創り出されました」
「重慶の工場が稼働したのは数か月前ではないですか!」
「はい。石神様とルー様、ハー様が本気を出したのでございます」
「いや、本気って!」
「オホホホホホホホ!」
レンカが嬉しそうに笑った。
「ロシアに《ディラック・クラウド》が発生した時から、石神様はあれが全世界で同時多発的に展開されることを予期していらっしゃいました。戦争は相手が嫌がることをやるものだと。我々の味方の数では賄えない物量で来ることが、この戦争の極みです。ですので石神様はその対処をなさったのです」
「タイガーは一体どこまで考えているのだ!」
我々にも秘密にしていた理由は分かる。
この迎撃態勢は、絶対に敵に知られてはならなかったのだ。
「カルマ」は完璧に人類を滅ぼせると信じて5000万カ所もに密かに《ディラック・クラウド》を設置したのだ。
タイガーはそれを予期して、対応策を用意した。
我々の動きから、万一にも敵に気付かれないように、タイガーも極秘に行なったのだ。
「重慶で生まれたデュールゲリエは全員が人間の容姿をしております。様々な人種で、各地に配置し、今回のような《ディラック・クラウド》や《ニルヴァーナ》のパンデミックに備えて、石神様が極秘に配置しておりました」
「タイガーはこの事態を予想していたんですか!」
「はい、石神様は本当に様々なことを考えられ、用意しておられました。人間のいる場所には全て、そうでない場所にもおります。「業」の拠点で観測出来ないものがあることを石神様は憂いておられました。ですから、逆にどのような場所でも即座に対応出来る体制を整えられたのでございます」
「なるほど! しかし何という壮大なことを!」
今作戦行動中の《オペレーション・ゴルディアス》も、だからこそロシア全土の徹底的な破壊をしているのだ。
見つけ出せない「業」の拠点の全てを潰すための作戦だった。
だが、まさか世界中に5000万以上の場所に既に用意されていたとは……
タイガーが準備していなければ、本当に危なかった。
10分後、《ウラノス》が報告して来た。
《デュールゲリエが87%の《ディラック・クラウド》を消滅させました。発生源と思われる未知の妖魔も駆逐しています》
想像以上に早い。
これもタイガーの準備の凄まじさだ。
《ニューヨークでの大規模な《ディラック・クラウド》は《ドラゴンレディ》が迎撃に向かい、全汚染を解消。《ドラゴンレディ》は引き続き《ディラック・クラウド》の規模の大きな都市に向かっています》
「そうか」
《オペレーション・オロチ》は、我々の手を離れて進行していた。
徐々に我々も各地の状況を把握して行き、ようやく全貌が見えて来た。
タイガーは《ドラゴンレディ》の出撃すら、《オペレーション・オロチ》に組み込んでいたのだろう。
「カルマ」はこの作戦で人類を確実に滅亡させようとしていたようだ。
確かにこれほどの大規模な一斉攻撃は、多大な被害を及ぼしたはずだった。
「虎」の軍のソルジャーやデュールゲリエたちが駐留していた場所はまだしも、そうでない地域では恐らく対応が間に合わなかっただろう。
恐らく人類は半減以上の被害を被ったに違いない。
更に、この規模の《ディラック・クラウド》の一斉発生は、ソルジャーたちの駐留していた基地すら危うかった可能性もある。
《「トラキリー」が「Ωワクチン」を各地に運搬中。ルートの指示の承認を申請します》
「承認する!」
《「トラキリー」に最適ルートを指示。13グループに分散します。護衛に「クリムゾン・リッカ」を要請》
「それも承認する!」
予想外の「カルマ」の総攻撃が、もう終息しつつある。
私はタイガーの準備に感謝していた。
我々に話さなかったのも、万一にも「カルマ」たちに知られないためだろう。
漏洩の問題もあるが、デュールゲリエの配置を知った我々の動きから予測される可能性もある。
重慶のデュールゲリエ生産拠点も《ルイン・ツインズ》だけの管理であり、生産ラインやシステムに誰も関わってはいなかった。
あそこに「虎」の軍最強の《ラヴァーズ》を配置したタイガーの意図がようやく納得できた。
《ラヴァーズ》は強襲作戦で運用することをタイガーに何度も進言していたのだが。
今から思えば、《ラヴァーズ》を西安の防衛任務に就け、過酷な防衛戦を経験させていたことも、このためだったと分かる。
それにクレナイに規格外の防衛拠点装備《ガイア》を与えたこともそうだったか。
更に言えば、基地建設にあたって「虎」の軍の有数の頭脳のレオール・リルケ博士を早々に派遣していたことも、そういう理由だったか。
生産過程の全てが《ルイン・ツインズ》と《ロータス》、そして製造機械だけだったことも理解した。
最高機密とされていたのは、こういうことだったか。
《ルイン・ツインズ》によって、「Ωワクチン」の大増産が進められたのもそうだ。
全てのことをタイガーは読んで備えてくれていたのだ。
タイガーは決して独裁的な人間ではない。
むしろ、私が知っているどんな上官よりも周囲の人間の話を聞き、逆に心配や気遣いでタイガーから声を掛けられる。
だからタイガーが我々に隠している事項というのは、必ず必要な意味があることは知っていた。
まあ、石神家の人間と付き合うようになってからは、石神家はあまり説明しないのだということも理解したのだが。
しかし、この《オペレーション・オロチ》に関しては、タイガーが密かに準備する必要があったことは確信している。
突如勃発した致命的だったはずの攻撃が、急速に終息に向かっている。
《ウラノス》が人間には不可能な合理性でデュールゲリエたちの再配置を指示しているお陰だ。
各地で「ゲート」による攻撃もあるが、全軍は余裕をもって対応出来ていた。
参謀本部はそれなりに忙しくなっているが、我々にも余裕があった。
あとはタイガーたちが「業」を斃すだけだ。
全員で絶え間なく動く戦況に対応しながら、その時を待っていた。
参謀本部の誰もが混乱していた。
参謀本部に続く部屋で忙しく指示を出していたレンカが入って来た。
レンカも《オペレーション・オロチ》の発動を聞いたのだろう。
短い距離なのだが、体力の無いレンカは息を切らしている。
「《ウラノス》、《オペレーション・オロチ》とは何だ? 我々は知らないぞ!」
《《オペレーション・オロチ》はタイガーが準備していた極秘作戦です。全世界で《ニルヴァーナ》の同時攻撃が始まった時点で発動することになっています。この作戦の発動にタイガーの承認は必要ありません》
「なんだと!」
ようやく落ち着いたレンカが説明した。
「武神」や極秘の最高機密に通じているレンカは知っていたようだ。
「《オペレーション・オロチ》は、世界中に配置している50億のデュールゲリエたちを総動員する迎撃作戦です。《ディラック・クラウド》への「オロチ・ストーム」を開始します」
「50億だと!」
デュールゲリエが2億体いることは知っている。
各地の都市や「虎」の軍の基地にも駐留させているが、それがいつ50億体にもなったのだ!
「重慶に石神様が建設された生産工場で創り出されました」
「重慶の工場が稼働したのは数か月前ではないですか!」
「はい。石神様とルー様、ハー様が本気を出したのでございます」
「いや、本気って!」
「オホホホホホホホ!」
レンカが嬉しそうに笑った。
「ロシアに《ディラック・クラウド》が発生した時から、石神様はあれが全世界で同時多発的に展開されることを予期していらっしゃいました。戦争は相手が嫌がることをやるものだと。我々の味方の数では賄えない物量で来ることが、この戦争の極みです。ですので石神様はその対処をなさったのです」
「タイガーは一体どこまで考えているのだ!」
我々にも秘密にしていた理由は分かる。
この迎撃態勢は、絶対に敵に知られてはならなかったのだ。
「カルマ」は完璧に人類を滅ぼせると信じて5000万カ所もに密かに《ディラック・クラウド》を設置したのだ。
タイガーはそれを予期して、対応策を用意した。
我々の動きから、万一にも敵に気付かれないように、タイガーも極秘に行なったのだ。
「重慶で生まれたデュールゲリエは全員が人間の容姿をしております。様々な人種で、各地に配置し、今回のような《ディラック・クラウド》や《ニルヴァーナ》のパンデミックに備えて、石神様が極秘に配置しておりました」
「タイガーはこの事態を予想していたんですか!」
「はい、石神様は本当に様々なことを考えられ、用意しておられました。人間のいる場所には全て、そうでない場所にもおります。「業」の拠点で観測出来ないものがあることを石神様は憂いておられました。ですから、逆にどのような場所でも即座に対応出来る体制を整えられたのでございます」
「なるほど! しかし何という壮大なことを!」
今作戦行動中の《オペレーション・ゴルディアス》も、だからこそロシア全土の徹底的な破壊をしているのだ。
見つけ出せない「業」の拠点の全てを潰すための作戦だった。
だが、まさか世界中に5000万以上の場所に既に用意されていたとは……
タイガーが準備していなければ、本当に危なかった。
10分後、《ウラノス》が報告して来た。
《デュールゲリエが87%の《ディラック・クラウド》を消滅させました。発生源と思われる未知の妖魔も駆逐しています》
想像以上に早い。
これもタイガーの準備の凄まじさだ。
《ニューヨークでの大規模な《ディラック・クラウド》は《ドラゴンレディ》が迎撃に向かい、全汚染を解消。《ドラゴンレディ》は引き続き《ディラック・クラウド》の規模の大きな都市に向かっています》
「そうか」
《オペレーション・オロチ》は、我々の手を離れて進行していた。
徐々に我々も各地の状況を把握して行き、ようやく全貌が見えて来た。
タイガーは《ドラゴンレディ》の出撃すら、《オペレーション・オロチ》に組み込んでいたのだろう。
「カルマ」はこの作戦で人類を確実に滅亡させようとしていたようだ。
確かにこれほどの大規模な一斉攻撃は、多大な被害を及ぼしたはずだった。
「虎」の軍のソルジャーやデュールゲリエたちが駐留していた場所はまだしも、そうでない地域では恐らく対応が間に合わなかっただろう。
恐らく人類は半減以上の被害を被ったに違いない。
更に、この規模の《ディラック・クラウド》の一斉発生は、ソルジャーたちの駐留していた基地すら危うかった可能性もある。
《「トラキリー」が「Ωワクチン」を各地に運搬中。ルートの指示の承認を申請します》
「承認する!」
《「トラキリー」に最適ルートを指示。13グループに分散します。護衛に「クリムゾン・リッカ」を要請》
「それも承認する!」
予想外の「カルマ」の総攻撃が、もう終息しつつある。
私はタイガーの準備に感謝していた。
我々に話さなかったのも、万一にも「カルマ」たちに知られないためだろう。
漏洩の問題もあるが、デュールゲリエの配置を知った我々の動きから予測される可能性もある。
重慶のデュールゲリエ生産拠点も《ルイン・ツインズ》だけの管理であり、生産ラインやシステムに誰も関わってはいなかった。
あそこに「虎」の軍最強の《ラヴァーズ》を配置したタイガーの意図がようやく納得できた。
《ラヴァーズ》は強襲作戦で運用することをタイガーに何度も進言していたのだが。
今から思えば、《ラヴァーズ》を西安の防衛任務に就け、過酷な防衛戦を経験させていたことも、このためだったと分かる。
それにクレナイに規格外の防衛拠点装備《ガイア》を与えたこともそうだったか。
更に言えば、基地建設にあたって「虎」の軍の有数の頭脳のレオール・リルケ博士を早々に派遣していたことも、そういう理由だったか。
生産過程の全てが《ルイン・ツインズ》と《ロータス》、そして製造機械だけだったことも理解した。
最高機密とされていたのは、こういうことだったか。
《ルイン・ツインズ》によって、「Ωワクチン」の大増産が進められたのもそうだ。
全てのことをタイガーは読んで備えてくれていたのだ。
タイガーは決して独裁的な人間ではない。
むしろ、私が知っているどんな上官よりも周囲の人間の話を聞き、逆に心配や気遣いでタイガーから声を掛けられる。
だからタイガーが我々に隠している事項というのは、必ず必要な意味があることは知っていた。
まあ、石神家の人間と付き合うようになってからは、石神家はあまり説明しないのだということも理解したのだが。
しかし、この《オペレーション・オロチ》に関しては、タイガーが密かに準備する必要があったことは確信している。
突如勃発した致命的だったはずの攻撃が、急速に終息に向かっている。
《ウラノス》が人間には不可能な合理性でデュールゲリエたちの再配置を指示しているお陰だ。
各地で「ゲート」による攻撃もあるが、全軍は余裕をもって対応出来ていた。
参謀本部はそれなりに忙しくなっているが、我々にも余裕があった。
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