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みんなで真夏の別荘! Ⅲ : ノーサイド
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ブラジルの反「虎」の軍勢力を亜紀ちゃんと柳が潰し、ひとまずは平和になった。
もちろん政府はまだまだ弱く、派閥同士で水面下の争いが絶えない。
うちの外務担当のウィルソンが調整中だ。
問題は軍だった。
俺たち「虎」の軍が介入し、反「虎」の軍の勢力は反対者の指揮官は更迭したが、上官の命令に従っていただけの兵士は身分を保証し、軍へ戻った。
しかし、実際に戦闘を繰り広げた同士の確執は深く、そこからまた反乱勢力が生まれる可能性もあった。
俺は一計を案じ、ウィルソンにサッカーの試合を提案した。
「サッカーですか?」
「ああ、ブラジル人でサッカー嫌いはいないだろう?」
「そういうものですかね」
「ラグビーではよ」
「え、ラグビーですか?」
「ノーサイドってあるじゃん」
「ああ、ありますね」
「お前、ノリが悪いな!」
「すいません」
ウィルソンは中南米はもとより、亜紀ちゃんと柳が荒らし周ったアフリカの後始末で疲れ切っていた。
「とにかくよ、二つの勢力でチームを編成させて、試合をさせろ」
「まあ、分かりました」
ウィルソンは部下に命じ、俺の指示通りにチームを2つずつ編成させた。
4チームが補欠を入れて20名ほど、総勢80人の代表選手が選抜される。
俺は全員のプロフィールを作成させ、氏名、所属と階級、戦闘時の配属を公開し、最初に顔合わせをさせた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
私は首都ブラジリア北部の戦線で戦っていた。
軍部は二分し、互いに熾烈に戦うようになっていた。
「虎」の軍と「業」の軍との代理戦争の状態だ。
オリヴェイラ大佐率いる陸軍第5師団がブラジリア防衛任務を担い、同じ陸軍第1師団の襲撃を迎え撃っていた。
ブラジリアの政府施設を守る戦いであり、「虎」の軍に味方した第5師団が首都ブラジリアを防衛していた。
しかし敵は空軍の支援を受け、爆撃機が飛び立ったと連絡が来た。
こちらの対空戦力は乏しく、編隊で来ると予想された爆撃機の攻撃はいかんともしがたい。
オリヴェイラ大佐は前線死守の命を降し、私の率いる第3小隊は退避する場所もなく、死を覚悟した。
「ソウザ軍曹! ここは退却すべきでは!」
部下が叫ぶ。
しかし、ここは岩場であり遮蔽物は無い。
今から森の中へ入るにしては、もう時間がわずかしかない。
すぐに支援戦闘機が来て、我々を機銃掃射で全滅させるだろう。
そこで生き残っても、その後に来る爆撃機と第1師団に蹂躙されるだけだ。
「無駄だ。爆撃機は必ず戦闘機を伴っている。私たちに逃げる場所はない」
部下の一人がブローニングの機関砲を地面に置いた。
こんなものでは、とても防ぎきれないが、とにかくやれることをやるしかない。
予想通りに支援戦闘機が来て、地上に機銃掃射を見舞った。
我々は逃げまどい、ブローニングは1発も発射されなかった。
次いで爆撃機が来た。
全員が地面にひざまずき、自然に手を組んで祈りの姿勢になった。
もうそれしか出来なかったのだ。
地上で命令に従いながら、無慈悲に殺されるしかない。
先ほどの戦闘機のパイロットも、今爆弾を投下しようとしているパイロットも、我々のことなど何ほどのものでもないのだろう。
悔しく悲しかったが、これが戦争だ。
その時、爆撃機が突如空中で二つに分かれ、地上に落ちて行った。
何人かが爆撃機から脱出し、パラシュートで降下するのが見えた。
次々と爆撃機の編隊が撃墜され、支援戦闘機もパイロットの脱出の後で爆散していった。
何が起きたのか分からない。
そして我々の頭上には数人の人間が空中に浮かんでいるのが見えた。
大音量でポルトガル語の通達が聴こえた。
「「虎」の軍、ディアブロ・アキとドラゴンレディ・リュウです! 爆撃機は先ほど撃墜しました!」
突然空中から拡声器のような大音量の言葉が響き渡った。
「進軍中の敵の包囲は全て投降させました。今、こちらへ向かっていますので捕虜として迎えてください」
「捕虜の扱いについては、十分に考慮下さい。非人道的な扱いがあった場合は「虎」の軍が介入することを明言しておきます」
しばらくの間、空中で繰り返される通達を聞いていた。
しかし、事態の急変に思考が麻痺していた。
音声は何度も繰り返され、指示の徹底を促された。
少し前まで絶体絶命の危機だったのだ。
それが、突然戦闘が終了したのか。
しばらく後で、オリヴェイラ大佐の指示で、捕虜の受け入れが始まった。
私もジャングルから次々と出て来る兵士たちを集め、しかるべき場所へ移動させた。
敵は誰も呆然としており、何人かは恐怖に顔を引きつらせていた。
最前までの我々だ。
絶望と諦念で打ちのめされている。
その顔をみながら、同じブラジル人が何を間違って殺し合っているのかと考えていた。
その後も国を二分する内戦状態は「虎」の軍によって鎮静化していった。
各地で聞かれたのは二人の若き女性戦士「ディアブロ・アキ」と「ドラゴンレディ・リュウ」の名前だった。
支援のデュールゲリエという機械兵士はいたものの、ほとんどの戦闘はこの二人の女性が停戦させたのだ。
驚くべき戦闘力と、鋼の精神、無辺の優しさ、そして神々しい美しさ。
決して大戦力で敵を殲滅することなく、多くは投降させて敵兵士の命を救っていた。
そういった戦闘記録は全軍に知らされ、敵だった兵士たちの中でも「ディアブロ・アキ」と「ドラゴンレディ・リュウ」の名は称賛されていくようになっていった。
反乱軍の指揮官たちは粛清、更迭され、ブラジル全土に平和が訪れた。
上官の命令で反乱軍に加担した兵士たちは身分を保証され、新たに軍の中へ編入されていった。
しかしもちろん、互いの確執は深く、反乱軍側の兵士たちへの風当たりは強く、彼らも次第に反発していった。
そんな中、正規軍と元反乱軍との間でサッカーの試合をすることになり驚いた。
「虎」の軍からの要請で、意図が分からない。
それでも上層部がそれを受け入れ、選抜チームの編成が始まった。
私も第一選抜のαチームに選ばれた。
両者各2チーム、20名ずつの計80名での試合になる。
僅か2週間ほどの間に、試合開催となった。
私自身に関してはそれなりにサッカー選手に憧れていた時期もあり、通じているのでメンバーに選ばれたのかと思った。
しかし、チームの他の人間を見ると、それほどサッカーをやったことも無い者もいることが分かった。
それに、中年の人間までいるし、何人かは確実に年配の年齢。
だから私は、これは実際の試合の勝敗ではなく、「虎」の軍の何らかの意図があってのことだと理解していた。
でも、スポーツの意義が分からないではないが、こんなことで果たして両者の確執が解消するものだろうか。
いがみ合っている敵同士がスポーツなどで何かが変わるというのだろうか。
それでも私は試合当日に向けて、チームメンバーと練習に励んだ。
このままではいけないことは、全員が感じていた。
私はあの日、我々に投降して来た絶望の兵士たちの顔を思い浮かべていた。
同じブラジル人同士が、どうしてこうなったのか。
今でもその答えを追い求めていたのだ。
もちろん政府はまだまだ弱く、派閥同士で水面下の争いが絶えない。
うちの外務担当のウィルソンが調整中だ。
問題は軍だった。
俺たち「虎」の軍が介入し、反「虎」の軍の勢力は反対者の指揮官は更迭したが、上官の命令に従っていただけの兵士は身分を保証し、軍へ戻った。
しかし、実際に戦闘を繰り広げた同士の確執は深く、そこからまた反乱勢力が生まれる可能性もあった。
俺は一計を案じ、ウィルソンにサッカーの試合を提案した。
「サッカーですか?」
「ああ、ブラジル人でサッカー嫌いはいないだろう?」
「そういうものですかね」
「ラグビーではよ」
「え、ラグビーですか?」
「ノーサイドってあるじゃん」
「ああ、ありますね」
「お前、ノリが悪いな!」
「すいません」
ウィルソンは中南米はもとより、亜紀ちゃんと柳が荒らし周ったアフリカの後始末で疲れ切っていた。
「とにかくよ、二つの勢力でチームを編成させて、試合をさせろ」
「まあ、分かりました」
ウィルソンは部下に命じ、俺の指示通りにチームを2つずつ編成させた。
4チームが補欠を入れて20名ほど、総勢80人の代表選手が選抜される。
俺は全員のプロフィールを作成させ、氏名、所属と階級、戦闘時の配属を公開し、最初に顔合わせをさせた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
私は首都ブラジリア北部の戦線で戦っていた。
軍部は二分し、互いに熾烈に戦うようになっていた。
「虎」の軍と「業」の軍との代理戦争の状態だ。
オリヴェイラ大佐率いる陸軍第5師団がブラジリア防衛任務を担い、同じ陸軍第1師団の襲撃を迎え撃っていた。
ブラジリアの政府施設を守る戦いであり、「虎」の軍に味方した第5師団が首都ブラジリアを防衛していた。
しかし敵は空軍の支援を受け、爆撃機が飛び立ったと連絡が来た。
こちらの対空戦力は乏しく、編隊で来ると予想された爆撃機の攻撃はいかんともしがたい。
オリヴェイラ大佐は前線死守の命を降し、私の率いる第3小隊は退避する場所もなく、死を覚悟した。
「ソウザ軍曹! ここは退却すべきでは!」
部下が叫ぶ。
しかし、ここは岩場であり遮蔽物は無い。
今から森の中へ入るにしては、もう時間がわずかしかない。
すぐに支援戦闘機が来て、我々を機銃掃射で全滅させるだろう。
そこで生き残っても、その後に来る爆撃機と第1師団に蹂躙されるだけだ。
「無駄だ。爆撃機は必ず戦闘機を伴っている。私たちに逃げる場所はない」
部下の一人がブローニングの機関砲を地面に置いた。
こんなものでは、とても防ぎきれないが、とにかくやれることをやるしかない。
予想通りに支援戦闘機が来て、地上に機銃掃射を見舞った。
我々は逃げまどい、ブローニングは1発も発射されなかった。
次いで爆撃機が来た。
全員が地面にひざまずき、自然に手を組んで祈りの姿勢になった。
もうそれしか出来なかったのだ。
地上で命令に従いながら、無慈悲に殺されるしかない。
先ほどの戦闘機のパイロットも、今爆弾を投下しようとしているパイロットも、我々のことなど何ほどのものでもないのだろう。
悔しく悲しかったが、これが戦争だ。
その時、爆撃機が突如空中で二つに分かれ、地上に落ちて行った。
何人かが爆撃機から脱出し、パラシュートで降下するのが見えた。
次々と爆撃機の編隊が撃墜され、支援戦闘機もパイロットの脱出の後で爆散していった。
何が起きたのか分からない。
そして我々の頭上には数人の人間が空中に浮かんでいるのが見えた。
大音量でポルトガル語の通達が聴こえた。
「「虎」の軍、ディアブロ・アキとドラゴンレディ・リュウです! 爆撃機は先ほど撃墜しました!」
突然空中から拡声器のような大音量の言葉が響き渡った。
「進軍中の敵の包囲は全て投降させました。今、こちらへ向かっていますので捕虜として迎えてください」
「捕虜の扱いについては、十分に考慮下さい。非人道的な扱いがあった場合は「虎」の軍が介入することを明言しておきます」
しばらくの間、空中で繰り返される通達を聞いていた。
しかし、事態の急変に思考が麻痺していた。
音声は何度も繰り返され、指示の徹底を促された。
少し前まで絶体絶命の危機だったのだ。
それが、突然戦闘が終了したのか。
しばらく後で、オリヴェイラ大佐の指示で、捕虜の受け入れが始まった。
私もジャングルから次々と出て来る兵士たちを集め、しかるべき場所へ移動させた。
敵は誰も呆然としており、何人かは恐怖に顔を引きつらせていた。
最前までの我々だ。
絶望と諦念で打ちのめされている。
その顔をみながら、同じブラジル人が何を間違って殺し合っているのかと考えていた。
その後も国を二分する内戦状態は「虎」の軍によって鎮静化していった。
各地で聞かれたのは二人の若き女性戦士「ディアブロ・アキ」と「ドラゴンレディ・リュウ」の名前だった。
支援のデュールゲリエという機械兵士はいたものの、ほとんどの戦闘はこの二人の女性が停戦させたのだ。
驚くべき戦闘力と、鋼の精神、無辺の優しさ、そして神々しい美しさ。
決して大戦力で敵を殲滅することなく、多くは投降させて敵兵士の命を救っていた。
そういった戦闘記録は全軍に知らされ、敵だった兵士たちの中でも「ディアブロ・アキ」と「ドラゴンレディ・リュウ」の名は称賛されていくようになっていった。
反乱軍の指揮官たちは粛清、更迭され、ブラジル全土に平和が訪れた。
上官の命令で反乱軍に加担した兵士たちは身分を保証され、新たに軍の中へ編入されていった。
しかしもちろん、互いの確執は深く、反乱軍側の兵士たちへの風当たりは強く、彼らも次第に反発していった。
そんな中、正規軍と元反乱軍との間でサッカーの試合をすることになり驚いた。
「虎」の軍からの要請で、意図が分からない。
それでも上層部がそれを受け入れ、選抜チームの編成が始まった。
私も第一選抜のαチームに選ばれた。
両者各2チーム、20名ずつの計80名での試合になる。
僅か2週間ほどの間に、試合開催となった。
私自身に関してはそれなりにサッカー選手に憧れていた時期もあり、通じているのでメンバーに選ばれたのかと思った。
しかし、チームの他の人間を見ると、それほどサッカーをやったことも無い者もいることが分かった。
それに、中年の人間までいるし、何人かは確実に年配の年齢。
だから私は、これは実際の試合の勝敗ではなく、「虎」の軍の何らかの意図があってのことだと理解していた。
でも、スポーツの意義が分からないではないが、こんなことで果たして両者の確執が解消するものだろうか。
いがみ合っている敵同士がスポーツなどで何かが変わるというのだろうか。
それでも私は試合当日に向けて、チームメンバーと練習に励んだ。
このままではいけないことは、全員が感じていた。
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